Users Guide
1. グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。
プリファランス ホームページが表示されます。
2. 一般設定 と Web Server タブをクリックします。
3. サーバープリファランス ウィンドウで、必要に応じてオプションを設定します。
l セッションのタイムアウト 機能を使用すると、セッションがアクティブでいられる時間を制限できます。指定した時間(分単位)内にユーザー操作がない場合のタイムアウトを有効にする
には、有効 ラジオボタンを選択します。セッションタイムアウトになったユーザーが続行するには、再ログインする必要があります。Server Administrator のセッションタイムアウト機
能を無効にするには、無効 ラジオボタンを選択します。
l HTTPS ポート フィールドでは、Server Administrator のセキュアポートを指定します。Server Administrator のデフォルトのセキュアポートは 1311 です。
l IP アドレスのバインド先 フィールドで、セッション開始時に Server Administrator がバインドする管理下システムの IP アドレスを指定します。システムに該当するすべての IP
アドレスをバインドする場合は、すべて ラジオボタンを選択します。特定の IP アドレスにバインドする場合は、特定 ラジオボタンを選択します。
l SMTP サーバー名 フィールドと SMTP サーバーの DNS サフィックス フィールドでは、組織の SMTP とドメイン名サーバー(DNS)のサフィックスを指定します。Server
Administrator で電子メール送信を有効にするには、適切なフィールドに所属会社または組織の SMTP サーバーの IP アドレスと DNS サフィックスを入力する必要があります。
l コマンドログサイズ フィールドでは、コマンドログファイルの最大ファイルサイズを MB 単位で指定します。
l サポートリンク フィールドに、管理下システムのサポートを提供する事業体のウェブアドレスを指定します。
l カスタム区切り文字 フィールドでは、エクスポート ボタンを使用して作成されたファイルでデータフィールドを区切る文字を指定します。; 文字はデフォルトの区切り文字です。その他
のオプションは !、 @、 #、 $、 %、 ^、 *、 ~、 ?、 :、|、 および 、 です。
4. サーバープリファランス ウィンドウのオプション設定が完了したら、 変更 の適用 をクリックします。
X.509 証明書の管理
リモートシステムの身元を確認し、リモートシステムとやり取りする情報を他の人が閲覧したり変更したりできないようにするには、ウェブ証明書が必要です。システムのセキュリティを確保するには、新し
い X.509 証明書を生成するか、既存の X.509証明書を再利用するか、あるいは認証局(CA)からルート証明書または証明書チェーンをインポートすることをお勧めします。
プリファランス ウェブページから、Server Administrator と IT Assistant の X.509 証明書を管理できます。一般設定 クリックし、Web Server タブをクリックした後、X.509 証明書 をクリ
ックします。X.509 証明書ツールを使用して、新しい X.509 証明書を作成、既存の X.509 証明書を再利用、あるいは CA からのルート証明書または証明書チェーンをインポートします。承認されて
いる CA には、VeriSign、Entrust、Thawte があります。
X.509 証明書の管理におけるベストプラクティス
Server Administrator の使用中、システムのセキュリティが危険にさらされないように、以下の点に留意してください。
l 固有のホスト名:Server Administrator がインストールされているすべてのシステムに固有のホスト名を付けます。
l 「localhost」を固有の名前に変 更:ホスト名を「localhost」に設定しているシステムはすべて固有のホスト名に変更する必要があります。
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メモ: ポート番号を、無効な番号または使用中のポート番号に変更すると、その他のアプリケーションまたはブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなく
なる可能性があります。
メモ: システム管理者特権を持つユーザーは、リモートからシステムにログインする際、Server Administrator を使用できません。
メモ: IP アドレスのバインド先 の値を すべて 以外の値に変更すると、他のアプリケーションやブラウザが管理下システムの Server Administrator にリモートからアクセスできな
くなる可能性があります。
メモ: セキュリティ上の理由から、SMTP サーバーから外部アカウントへの電子メール送信を許可していない会社や組織もあります。
メモ: 証明書を管理するには、システム管理者特権でログインする必要があります。