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必要条件チェッカー
バージョン 6.3 インストールガイド
必要条件チェッカーのコマンドライン操作
必要条件チェッカーのコマンドライン操作
必要条件チェッカーをサイレントに実行するには、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』の SYSMGMT\srvadmin\windows\PreReqChecker ディレクト
リにある runprereqchecks.exe /s を実行します。必要条件チェッカーを実行すると、HTML ファイル(omprereq.htm)が %Temp% ディレクトリに作成されます。このファイルには必要条件チ
ェッカーの結果が含まれます。Temp ディレクトリは、通常は X:\Temp ではなく、X:\Documents and Settings\username\Local Settings\Temp です。%TEMP% を見つけるに
は、コマンドラインプロンプトで echo %TEMP% と入力します。
結果は管理下システムの次のキーに書き込まれます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\DellComputerCorporation\OpenManage\PreReqChecks\MN\
必要条件チェッカーをサイレントに実行する場合、runprereqchecks.exe から返されるコードは、すべてのソフトウェア製品の状態のうち最も重大度が高いものに対応した番号になります。戻りコー
ド番号はレジストリで使用される番号と同じです。 表10-1は、返されたコードの詳細情報です。
表 10-1必要条件チェッカーがサイレントに実行されている間の戻りコード
必要条件チェッカーを実行すると、各ソフトウェア製品には値が関連付けられます。表10-2 は、各ソフトウェア機能の機能 ID のリストです。機能 ID は 2~5 文字で指定されます。
表 10-2管理下システムソフトウェアのソフトウェア機能 ID
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戻りコー
ド
説明
0
状態がソフトウェアに関連付けられていません。
1
情報としての状態がソフトウェアに関連付けられていません。これが原因でソフトウェアのインストールが妨げられることはありません。
2
警告すべき状態がソフトウェアに関連付けられていません。ソフトウェアのインストールを進める前に、警告の原因となっている状態を解決することをお勧めします。
3
エラー状態がソフトウェアに関連付けられています。ソフトウェアのインストールを進める前に、エラーの原因となっている状態を解決する必要があります。問題を解決しなければ、ソフトウ
ェアがインストールされません。
1
A Microsoft
®
Windows
®
Script Host (WSH) エラー。必要条件チェッカーが実行されません。
-2
オペレーティングシステムがサポートされていません。必要条件チェッカーが実行されません。
-3
ユーザーに管理者権限がありません。必要条件チェッカーが実行されません。
-4
実装された戻りコードではありません。
-5
ユーザーが作業ディレクトリを %TEMP% に変更しませんでした。必要条件チェッカーが実行されません。
-6
インストール先ディレクトリが存在しません。必要条件チェッカーが実行されません。
-7
内部エラーが発生しました。必要条件チェッカーが実行されません。
-8
ソフトウェアはすでに実行されています。必要条件チェッカーが実行されません。
-9
Windows Script Host が破損しているか、バージョンが間違っているか、インストールされていません。必要条件チェッカーが実行されません。
-10
スクリプト環境でエラーが発生しました。必要条件チェッカーが実行されません。
メモ: 「表10-2」で言及されるソフトウェア機能 ID は、大小文字が区別されます。
機能 ID
説明
ALL
すべての機能
BRCM
Broadcom NIC エージェント
INTEL
Intel®NIC エージェント
IWS
Dell OpenManage Server Administrator Web Server
OMSM
Server Administrator Storage Management Service
RAC4
Remote Access Controller 4(DRAC 4)
RAC5
Dell Remote Access Controller (DRAC 5)
iDRAC
iDRAC(Integrated Dell Remote Access Controller)
SA
Server Administrator
RmtMgmt
リモートの有効化