Users Guide
3. ユーザーまたはユーザーグループの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。
特権 オブジェクト タブをクリックして、システムで認証するときにユーザーまたはユーザーグループの特権を定義する関連付けに特権オブジェクトを追加します。
特権を追加するには、以下の手順を実行します。
1. 特 権オブジェクト タブを選択し、追加 をクリックします。
2. 特権オブジェクトの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。
製品 タブをクリックして、1 つまたは複数のシステムあるいはデバイスを関連付けに追加します。関連オブジェクトは、ネットワークに接続している製品のうち、定義したユーザーやユーザーグループが
使用できるものを指定します。
製品を追加するには、以下の手順を実行します。
1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。
2. システム、デバイス、またはグループ名を入力して、OK をクリックします。
3. プロパティ ウィンドウで、適用、OK の順にクリックします。
システムまたはデバイスの設定
CLI コマンドを使用した Server Administrator または IT Assistant システムの設定方法については、「Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使用して Active Directory
を設定する方法」を参照してください。DRAC ユーザーの場合は、『Dell Remote Access Controller 4 ユーザーズガイド』または『Dell Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』を参照
してください。iDRAC ユーザーの場合は、『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してください。
Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使用して Active Directory を設定する方法
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用します。product oem.ini ファイルがこれらの変更を反映して更新されます。
adproductname が productoem.ini ファイルにない場合は、デフォルト名が割り当てられます。デフォルト値は システム名-ソフトウェア-製品名 です。システム名 は Server Administrator
を実行しているシステムの名前、ソフトウェア製品名 は omprv32.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を指します。
表9-13 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表 9-13ActiveDirectoryサービスの設定パラメータ
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メモ: 関連オブジェクトに追加できる特権オブジェクトは 1 つだけです。
メモ: 関連オブジェクトには、複数のシステムまたは RAC デバイスを追加できます。
メモ: Server Administrator や IT Assistant がインストールされているシステムは、Active Directory ドメインに属しており、ドメインのコンピュータアカウントも必要です。
メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムが稼動するシステムにのみ適用できます。
メモ: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
「名前=値」 のペア
説明
prodname=<テキスト>
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。Prodname は、omprv32.ini で定義した製品の名前を指します。Server
Administrator の場合、これは omsa です。
enable=<true | false>
true: Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。
false: Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。
adprodname=<テキスト
>
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の特権データに関連付けま
す。