Users Guide
account sufficient pam_winbind.so
Libssl 問題の回避策
openwsman が必要とする必須ライブラリがシステム上に存在する場合、autoconf_cim_component.sh スクリプトが libssl.so 問題を解決しようとします。ただし、同ライブラリが存在しない場
合、スクリプトは同じように問題を報告します。最新バージョンの libssl ライブラリがシステム上にインストールされているかチェックしてから、libssl.so でソフトリンクを作成します。
たとえば、32 ビット OpenManager インストールで libssl.so.0.9.8a と libssl.so.0.9.8b が /usr/lib 内に存在する場合は、最新の libssl.so.0.9.8b でソフトリンクを作成します。
l ln -sf /usr/lib/libssl.so.0.9.8b /usr/lib/libssl.so
l ldconfig
たとえば、64 ビット OpenManager インストールで libssl.so.0.9.8a と libssl.so.0.9.8b が /usr/lib 内に存在する場合は、最新の libssl.so.0.9.8b でソフトリンクを作成します。
l ln -sf /usr/lib64/libssl.so.0.9.8b /usr/lib64/libssl.so
l ldconfig
Managed System Software のアンインストール
Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、または VMware ESX のコマンドラインから Managed System Software をアンインストールできます。
Managed System Software をアンインストールするための必要条件
root としてログインする必要があります。
Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server のコマンドラインから Managed
System Software をアンインストールできます。
アンインストールスクリプトは Server Administrator のインストール時にインストールされます。srvadmin-uninstall.sh を入力して、<Enter> を押すと、スクリプトを実行できます。
特定コンポーネントのカスタムアンインストール
DellOpenManageのすべてをアンインストールせずに、コンポーネントを個別に選択してアンインストールすることもできます。次に例を示します。
Server Administrator Web Server のみをアンインストールする場合、次のコマンドを利用します。
rpm -e `rpm -qa | grep srvadmin-iws`
ストレージコンポーネントをアンインストールするには、次のコマンドを使用します。
rpm -e `rpm -qa | grep srvadmin-storage`
アンインストール中、ユーザー設定が行われたファイルは .rpmsave ファイル拡張子付きで保存されます。アンインストール後、ログファイルも保存されます。
Citrix XenServer の Dell OpenManage との併用
Dell OpenManage Server Administrator は、OpenManage Supplemental Pack を使用して Citrix® XenServer にインストールされます。XenServer 5.6 用の OpenManage
Supplemental Pack は、次の 2 つの方法でインストールできます。
l XenServer インストール中の場合
a. 通常通りに XenServer のインストールを開始し、画面の指示に従います。
b. XenServer インストールプロセスの初期に Supplemental Pack をインストールするかという質問が表示されるので、「はい」を選択してからインストールプロセスを続行します。
c. ベース XenServer イメージがインストールされた後(ご使用システムの速度によって異なりますが、5~10分かかります)、 Supplemental Pack CD を挿入するように指示されま
す。光ドライブから XenServer インストール CD を取り出して、『OpenManage Supplemental Pack CD』 を挿入し、OK を押します。「OpenManage Supplemental Pack
が検出されました」というメッセージが表示されます。インストールを確定するには、「使用」を選択してから OK をクリックします。
d. OpenManage Supplemental Pack のインストール完了後(ご使用システムの速度によって異なりますが、2.5 分程度かかります)、残りの Supplemental Pack をインストー
ルするように指示されます。インストールしない場合は、スキップ を選択して Enter を押します。これで XenServer が正常にインストールされました。
メモ: 複数の Supplemental Pack(Citrix またはサードパーティアプリケーションらの Linux Supplemental Pack)がある場合、任意の順にインストールすることもできますが、
OpenManage Supplemental Pack を最後にインストールするようにしてください。