Users Guide
3. Dell Server Administrator をクリックし、変更 をクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが表示されます。
4. 次へ をクリックします。
プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが表示されます。
5. 修復 オプションを選択して 次へ をクリックします。
プログラムの修復準備完了 ダイアログボックスが表示されます。
6. 選択したソフトウェア機能をインストールするには、インストール をクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator のインストール 画面が表示されます。インストール中のソフトウェア機能のステータスと進行状況を示すメッセージが表示されます。
選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。
7. 終了 をクリックして Server Administrator のインストールを終了します。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
l 今すぐ再起動する
l 後で 再起動する
インストール失敗時のシステム回復
Windows Microsoft Installer(MSI)は、インストールに失敗した場合にシステムを正常な状態に戻す機能も提供しています。MSI は、インストール、アップグレード、またはアンインストール中に実
行した 標準的な処理をすべて「元に戻す」操作ができる仕組みになっています。この操作には、削除または上書きされたファイル、レジストリキーや、その他のリソースの回復が含まれます。Windows
では、インストールや削除中に削除または上書きされたファイルを一時的に保存しているため、必要な場合はロールバックして復元できます。インストールが正常に完了した後、バックアップ用の一時フ
ァイルはすべて削除されます。
MSI(Microsoft Software Installer)の標準的な処理のロールバックのほか、Dell OpenManage ライブラリでは、ロールバックが発生した場合に各アプリケーションの INI ファイルに一覧にな
っているコマンドを元に戻すこともできます。ロールバックが発生すると、Dell OpenManage のインストール処理によって変更されたファイルがすべて元の状態に復元されます。
MSI エンジンはインストールシーケンスを実行する場合に、ロールバック処理としてスケジュールされている処理をすべて無視します。カスタム処理、MSI標準処理、または Dell OpenManage イン
ストール処理に失敗した場合は、ロールバックが開始します。
インストールが正常に完了したら、それをロールバックすることはできません。処理済みインストールはインストールセッション中にシステムを保護するための安全網として用意されているだけです。たと
えば、インストールしたアプリケーションを削除したい場合は、そのアプリケーションをアンインストールしてください。
アップデートの失敗
ベンダーが提供する Windows の MSI パッチやアップデートは、ベンダーのオリジナル MSI パッケージに適用する必要があります。故意または過失によって MSI をパッケージし直した場合や直接
MSI を変更した場合は、パッチやアップデートに失敗します。MSI パッケージを再パッケージしないでください。パッケージを変更すると、機能の構造や GUID が変わって、提供されたパッチやアップデ
ートを壊してしまいます。ベンダー提供の MSI パッケージに変更を加えなければならない場合は、常に .mst 変換ファイルを使用してください。
Windows インストーラのログ記録
Windows にはレジストリがアクティブにするログ記録サービスが含まれており、Windows インストーラの問題の診断に役立ちます。サイレントインストール中にこのログ記録サービスを有効にするに
は、レジストリエディタを開いて次のパスとキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer
Reg_SZ: Logging
Value: voicewarmup
値フィールドの文字の順序は自由です。文字によって、オンになるログモードが異なります。MSI バージョン 3.1 の場合、各文字の実際の機能は次のとおりです。
v - 冗長出力
o - ディスク容量不足メッセージ
i - ステータスメッセージ
c - 初期 UI パラメータ
e - すべてのエラーメッセージ
w - 致命的でない警告
a - 処置の開始
r - 処置に固有の記録
m - メモリ不足または致命的終了の情報
u - ユーザー要求
p - 端末のプロパティ
+ - 既存ファイルに追加
メモ:ドライバのインストールと削除はインストール処理の一部として実行されないため、実行中に致命的エラーが発生した場合はロールバックできません。
メモ:インストーラのクリーンアップ中やインストール処理の完了後にキャンセルしたインストール、アンインストール、アップグレードは、ロールバックされません。