Users Guide
6. 依存 RPM をインストールします。
すべての RPM を一つのコマンドでインストールできます。
rpm -ivh rpm1 rpm2 rpm3 rpm4 ... rpmN
また、RPM を個別にインストールすることも可能です。
rpm -ivh sblim-sfcb-x.x.x.rpm
rpm -ivh sblim-sfcc-x.x.x.rpm
rpm -ivh libwsman1-x.x.x.rpm openwsman-client-x.x.x.rpm
rpm -ivh openwsman-server-x.x.x.rpm
リモートの有効化機能のインストール後の設定
本項では、リモートの有効化機能がインストールされている場合に依存 RPM を設定する手順について詳しく説明します。
インストール後の設定スクリプトは、『DellSystemsManagementToolsandDocumentation DVD』にある /opt/dell/srvadmin/etc/ から入手できます。
すべての依存 RPM とリモートの有効化機能をインストールした後、autoconf_cim_component.sh スクリプトを実行します。
autoconf_cim_component.sh スクリプトを実行する前に、DellOpenManageがインストールされていることを確認してください。DellOpenManageのインストールの詳細については、「管
理下システムソフトウェアのインストール」を参照してください。
sfbc と openwsman をデフォルト設定でもって設定するには、以下のコマンドを実行します。
./ autoconf_cim_component.sh
WSMAN 用サーバー証明書の作成
WSMAN 用に新しい証明書を作成するか、既存の証明書を再利用することができます。
新しい証明書の作成
/etc/openwsman ディレクトリにある、owsmangencert.sh を実行することにより、WSMAN サーバー用の新しいサーバー証明書を作成できます。このスクリプトは、openwsman RPM に
よって提供されます。ウィザードの手順に従い、サーバー証明書を作成します。
既存の証明書の再利用
自己署名または CA 署名された証明書がある場合、/etc/openwsman/openwsman.conf 内の [server] タグの下でグループ化された ssl_cert_file と ssl_key_file の値を既存
の証明書の値で更新することにより、openwsman サーバーに対して同じ署名書を使用できます。
openwsman クライアント用の CRL を設定する
Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定する必要があります。これには、次の操作を行います。
1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。
2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。
sfcb および openwsman の実行
メモ:RPM を個別にインストールする場合は、以下の順序に従ってください。
メモ:libwsman および openwsman クライアント RPM は循環依存があるため、同時にインストールします。
メモ:CRL は、SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11 のみでサポートされています。その他のオペレーティングシステムを使用する場合は、オペレーティングシステムのベンダー
に問い合わせて、CRL サポートに必要な CURL ライブラリを入手してください。