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対応 Linux オペレーティングシステムへの 管理下システムソフトウェアのインストール
Dell™OpenManage™ServerAdministratorバージョン 6.2 インストールガイド
概要
Dell™OpenManage™インストーラは、お使いのオペレーティングシステムに Dell OpenManage Server Administrator やその他の管理下システムソフトウェアコンポーネントをインストー
ル / アンインストールするためのインストールスクリプトと RPM パッケージを提供します。これらのインストールスクリプトおよび RPM は、SYSMGMT/srvadmin/linux/RPMS/<オペレーティ
ングシステム> ディレクトリにあります。
srvadmin-install.sh のカスタムのインストールスクリプトは、対話式のカスタムインストールを可能にします。Linux スクリプトに srvadmin-install.sh スクリプトを含めることで、Server
Administrator を単一または複数のシステムにローカルに、またはネットワーク経由でインストールできます。
2 番目のインストール方法では、カスタムディレクトリに入っている Server Administrator RPM パッケージと Linux rpm コマンドを使用します。Server Administrator を単一または複数のシス
テムにローカルに、またはネットワーク経由でインストールする Linux スクリプトを作成することもできます。
2 つのインストール方法を組み合わせることはお勧めできません。カスタムディレクトリにある Server Administrator RPM パッケージを Linux rpm コマンドを使用して手動でインストールしなけれ
ばならない可能性があります。
サポートされているプラットフォームおよびオペレーティングシステムの詳細については、デルサポートサイトの
http://support.dell.com/support/edocs/software/omswrels/index.htm にある『Dell システムソフトウェア サポートマトリックス』を参照してください。
ソフトウェアライセンス契約
Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server バージョンの Dell OpenManage ソフトウェアのライセンスは、『Dell Systems Management Tools and
Documentation DVD』に保存されています。license.txt ファイルをお読みください。Dell 提供メディアのファイルをインストールまたはコピーした場合は、このファイルの条件に合意したものと見な
されます。このファイルは、Dell OpenManage ソフトウェアのインストール先となるソフトウェアツリーのルートにもコピーされます。
Server Administrator のデバイスドライバ
Server Administrator には、Systems Management Base Driver(dcdbas)と BIOS Update Driver(dell_rbu)の 2 つの Linux 用デバイスドライバが含まれています。Server
Administrator は、これらのドライバを使用して、サポートされている Linux オペレーティングシステム上でシステム管理機能を実行します。システムによっては、必要に応じて、Server
Administrator は一方または両方のドライバを読み込みます。
Linux 用のデバイスドライバは、GNU の一般公有使用許諾(GPL)v2.0 の下でオープンソースとして公開されています。これらのドライバは、kernel 2.6.14 で始まる Linux カーネルに含まれてお
り、kernel.org から入手できます。
Server Administrator ドライバがお使いのオペレーティングシステムにある場合、Server Administrator はそれらのドラババージョンを使用します。Server Administrator ドライバがオペレー
ティングシステムにない場合、Server Administrator は自身のダイナミック カーネルサポート(DKS)機能を使用して、必要なドライバをビルドします。DKS の詳細については、「ダイナミックカーネル
サポート」の項を参照してください。
Server Administrator ドライバは、VMware ESX 3.5 を除くすべてのサポートされている Linux オペレーティングシステムに用意されています。VMware ESX 3.5 用のドライバは、Server
Administrator は自身の DKS 機能を使用してビルドします。
ダイナミックカーネルサポート
Server Administrator には、実行しているカーネル用に自動的にデバイスドライバをビルドするための DKS 機能が搭載されています。
Server Administrator デバイスドライバの起動中に次のようなメッセージが表示された場合は、必要条件の一部が満たされていないので、Server Administrator が DKS 機能を使用できなかっ
たことを示します。
Building <ドライバ> using DKS... [FAILED]
(DKS を使用して <ドライバ> の構築中... [失敗])
<ドライバ> は dcdbas または dell_rbu
DKS を使用するには、管理下システムで実行中のカーネルを識別して、DKS の必要条件をチェックします。
概要
ソフトウェアライセンス契約
Server Administrator のデバイスドライバ
ダイナミックカーネルサポート
OpenIPMI デバイスドライバ
管理下システムソフトウェアのインストール
リモートの有効化用の依存 RPM
リモートの有効化機能のインストール後の設定
管理下システムソフトウェアのアンインストール
Dell OpenManage の CitrixXenServerDellEdition™との併用
サードパーティの導入ソフトウェアを利用した管理下システムソフトウェアのインストール
メモ:Server Administrator はメッセージを /var/log/messages ログファイルに記録します。