Users Guide
VI リモート CLI を使用して CIM OEM プロバイダを有効にするには、VI リモート CLI ツールをインストールする必要があります。このツールは VMware ウェブサイト
http://www.vmware.com/go/remotecli/ からダウンロードしてインストールすることができます。
Windows 上で VI リモート CLI を使用して CIM OEM プロバイダを有効にするには:
1. コマンドプロンプトを開きます。
2. リモート CLI がインストールされたディレクトリに移動します。デフォルトの場所は C:\Program Files\VMware\VMware VI Remote CLI\bin です。
3. 次のコマンドを実行します。
vicfg-advcfg --server <IP アドレス> --username <ユーザー名> --password <パスワード> --set 1 Misc.CimOemProvidersEnabled
4. 再起動せずに変更を有効にするには、VMware ESXi システムのローカルコンソール上にあるダイレクトコンソールユーザーインターフェイス(DCUI)で、管理エージェントの再起動操作を使
用します。
5. 変更を適用するには、VMware ESXi システムを再起動します。
VI クライアントと VI リモート CLI の使用に関する詳細については、VMware のサポートサイト www.vmware.com/support を参照してください。
vSphere クライアントを使用して CIM OEM プロバイダ(VMware ESXi 4.0 用)を有効にする
VMware vSphere クライアントを使用して CIM OEM プロバイダを有効にするには、vSphere クライアントツールをインストールする必要があります。このツールは、https://<ESXi 4 ホストの
IP アドレス> からダウンロードしインストールできます。ここで、<IP アドレス> は VMware ESXi 4 システムの IP アドレスを表します。
vSphere クライアントを使用して、VMware ESXi 4 システム上で CIM OEM プロバイダを有効にするには:
1. vSphere クライアントを使用して VMware ESXi 4 ホストシステムにログオンします。
2. 設定 タブをクリックします。
3. 左側の ソフトウェア セクションの下で、詳細設定 を選択します。
4. 詳細設定 ダイアログボックスで、左ペインの UserVars をクリックします。
5. CIMOEMProvidersEnabled フィールドの値を 1 に変更します。
6. OK をクリックします。
7. 変更を適用するには、VMware ESXi 4 ホストシステムを再起動する必要があります。vSphere クライアントの 概要 タブを使用して、システムを再起動します。
VMware ESXi 4 を実行しているシステム上の SNMP エージェントの設定
Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータのステータス変更に対して、SNMP トラップを生成します。管理ステーションに SNMP トラップを送信するには、Server
Administrator を実行しているシステム上で 1 つ以上のトラップ先を設定しなければなりません。
Server Administrator は、VMware ESXi 4 上の SNMP トラップをサポートしていますが、VMware ESXi 4 が必要な SNMP サポートを提供していないため、SNMP Get および Set 操作は
サポートしていません。VMware vSphere CLI を使用して、VMware ESXi 4 を実行しているシステムから IT Assistant などの管理アプリケーションに SNMP トラップを送信するように設定でき
ます。
vSphre CLI を使用して管理ステーションにトラップを送信するためのシステム設定
1. VMware vSphere CLI をインストールします。
2. vSphere CLI をインストールしたシステム上で、コマンドプロンプトを開きます。
3. vSphere CLI がインストールされているディレクトリに移動します。デフォルトのインストール場所は、Linux では /usr/bin、Windows では C:\Program
Files\VMware\VMware vSphere CLI\bin です。
4. 次のコマンドを実行します。
vicfg-snmp.pl --server <サーバー> --username <ユーザー名> --password <パスワード> -c <コミュニティ> -t <ホスト名>/<コミュニティ>
メモ:ユーザー名とパスワードを指定しないと、入力を求めるプロンプトが表示されます。
メモ:VMware vSphere CLI の使用の詳細については、VMware サポートサイト www.vmware.com/support を参照してください。