Users Guide
l Server Administrator Storage Management Service を使用する場合には、Dell OpenManage Server Administrator をシステムにインストールすると、正しく管理を行うこと
ができます。ソフトウェアとハードウェアの必要条件の詳細については『 DellOpenManageServerAdministratorStorageManagementユーザーズガイド』を参照してください。
l Microsoft Software Installer(MSI)バージョン 3.1 以降
リモート管理のシステム要件
l グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)からシステムをリモート管理するために、対応ウェブブラウザのいずれか。
l リモートシステムの管理を円滑に行うための、管理下システムとリモートシステム上の TCP/IP 接続。
l 最低 800 x 600 の画面解像度。推奨画面解像度設定は 1024 x 768 です。
対応システム管理プロトコル標準
管理ステーションや管理下システムソフトウェア をインストールする前に、サポートしているシステム管理プロトコルを管理下システムにインストールする必要があります。対応 Windows オペレーティ
ングシステムでは、Dell OpenManage ソフトウェア は Common Information Model/Windows Management Instrumentation(CIM/WMI)と シンプルネットワーク管理プロトコル
(SNMP)をサポートしています。Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server の対応 オペレーティングシステムでは、Dell OpenManage ソフトウェアは SNMP シス
テム管理規格をサポートしています。オペレーティングシステム付属の SNMP パッケージをインストールする必要があります。CIM と WMI はサポートされていません。
表5-1 は、各対応オペレーティングシステムで使用可能なシステム管理規格を示しています。
表 5-1オペレーティングシステム別システム管理プロトコルの使用可能状況
Windows Server 2003 R2 と R2 IPMI デバイスドライバ
本項にある情報は PowerEdge x8xx、x9xx、 xx0x 、xx1x および PowerVault x00 システムにのみ適用されます。
Windows Server 2003 R2 と Windows Storage Server R2 には、Hardware Management というオプションのコンポーネントがあります。このコンポーネントに IPMI ドライバが含まれ
ています。インストール中に、このコンポーネントが IPMI ドライバをインストールして有効にします。
Server Administrator は起動すると、まず WindowsServer2003R2IPMIドライバが有効になっているかどうかを確認します。ドライバが有効になっている場合は、 ServerAdministrator
は Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバを使用して IPMI ベースの機能を提供します。Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバが有効になっていない場合は、Server
Administrator は独自の内部 IPMI サポートを使用して IPMI ベースの機能を提供します。Server Administrator の場合、 この内部 IPMI サポートの代わりに、Windows Server 2003 R2
の IPMI ドライバを使用することをお勧めします。システムで Windows Server 2003 R2 または WindowsStorageServerR2が稼動している場合は、Server Administrator をインスト
ールした後、R2 のオプションの Hardware Management コンポーネントもインストールすることをお勧めします。
Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバを PowerEdge x8xx および PowerVault x00 システムにインストールするには、以下の追加ステップを実行してください。
l コマンドシェルから次のコマンドを実行します。
Rundll32 ipmisetp.dll, AddTheDevice
WindowsServer2003R2オペレーティング システムの Hardware Management コンポーネントをインストールし、追加ステップを実行して Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバを
PowerEdge x8xx システムにインストールしたら) 、Server Administrator の内部 IPMI サポートの使用から WindowsServer2003R2の IPMI ドライバの使用に切り替えるために、
DSM SA Data Manager サービスを再起動する必要があります。サービスを再起動するには、手動でサービスを再起動するか、システムを再起動します。
Windows Server 2003 R2 の IPMI ドライバを後に手動で直接アンインストールした場合や 、Hardware Management をコンポーネントごとアンインストールした場合は、Windows Server
2003 R2 IPMI ドライバの使用から Server Administrator 内部の IPMI サポートの使用に切り替えるために、DSM SA Data Manager サービスを再起動します。サービスを再起動するに
は、手動でサービスを再起動するか、システムを再起動します。
メモ: 管理下システムソフトウェアをインストールするとき、その管理下システムが RAC インストールのすべての必要条件を満たせば、RAC ソフトウェアは標準セットアップ の一部と
してインストールされます。ソフトウェアとハードウェアの全要件については、「Remote Access Service(リモートアクセスサービス)」と該当する 『Dell Remote Access Controller
ユーザーズガイド』 を参照してください。
メモ: Dell OpenManage ソフトウェアがシステムの MSI のバージョンを検出します。バージョンが 3.1 より古い場合は、必要条件チェッカー が MSI バージョン 3.1 にアップグレ
ードするように指示します。MSI をバージョン 3.1 にアップグレードした後、Microsoft SQL Server などその他のソフトウェアアプリケーションをインストールするために、システムを再
起動しなければならない場合があります。
メモ: 管理下システムに対応システム管理プロトコル標準をインストールする方法については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
オペレーティングシステム
SNMP
CIM/WMI
対応 Microsoft Windows オペレーティングシステム
オペレーティングシステムのインストールメディアから使用可
常にインストール済み
対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステム
オペレーティングシステム付属の SNMP パッケージをインストールする必要があります。
使用不可
対応 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステム
オペレーティングシステム付属の SNMP パッケージをインストールする必要があります。
使用不可
メモ: PowerEdge x8xx システムでは、ハードウェア管理 コンポーネントをインストールした後、R2 IPMI ドライバをインストールするためにもう 1 つのステップを実行する必要があります。
メモ: この手順は PowerEdge x9xx システムでは不要です。










