Users Guide
関連オブジェクトの作成
関連オブジェクトはグループから導出され、グループのタイプが含まれていなければなりません。関連スコープは関連オブジェクトのセキュリティグループのタイプを指定します。関連オブジェクトを作成
する場合、追加しようとするオブジェクトの種類に適用される関連スコープを選択する必要があります。たとえば、ユニバーサル を選択すると、Active Directory ドメインがネイティブモード以上で機
能している場合にのみ関連オブジェクトを使用できます。
1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。
2. 新規作成 を選択します。
3. インストールしたコンポーネントに応じて、RAC、Server Administrator、または IT Assistant のオブジェクトを選択します。
新規オブジェクト ウィンドウが表示されます。
4. 新しいオブジェクトの名前を入力します。
5. 関連 オブジェクト を選択します。
6. 関連 オブジェクト のスコープを選択します。
7. OK をクリックします。
関連オブジェクトへのオブジェクトの追加
関連オブジェクトのプロパティ ウィンドウを使用して、ユーザーやユーザーグループ、特権オブジェクト、システム、RAC デバイス、システムやデバイスグループを関連付けることができます。
ユーザーグループと製品を追加することもできます。Dell に関連したグループを、他のグループを作成したのと同じ方法で作成できます。
ユーザーまたはユーザーグループを追加するには
1. 関連 オブジェクト を右クリックし、プロパティ を選択します。
2. ユーザー タブを選択して、追加 を選択します。
3. ユーザーまたはユーザーグループの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。
特権オブジェクト タブをクリックして、システムで認証するときにユーザーまたはユーザーグループの特権を定義する関連を特権オブジェクトに追加します。
特権を追加するには
1. 権限 オブジェクトタブを選択し、追加 をクリックします。
2. 特権オブジェクトの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。
製品 タブをクリックして、1 つまたは複数のシステムあるいはデバイスを関連に追加します。関連オブジェクトは、ネットワークに接続している製品のうち、定義したユーザーやユーザーグループが使用
できるものを指定します。
製品を追加するには
1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。
2. システム、デバイス、またはグループ名を入力して、OK をクリックします。
3. プロパティ ウィンドウで、適用、OK の順にクリックします。
システムまたはデバイスの設定
Server Administrator または IT Assistant のシステムを CLI コマンドを使用して設定する方法については、「Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active
Directory を設定する方法」および「IT Assistant を実行しているシステムでの Active Directory の設定」を参照してください。DRAC ユーザーの場合は、『Dell Remote Access Controller 4
ユーザーズガイド』または『Dell Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』を参照してください。iDRAC ユーザーの場合は、『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザー
ズガイド』を参照してください。
Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active Directory を設定する方法
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用します。すると、productoem.ini ファイルが変更されて、変更が反映されます。
adproductname が productoem.ini ファイルにない場合は、デフォルト名が割り当てられます。デフォルト値は システム名-ソフトウェア-製品名 です。システム名 は Server
Administrator を実行しているシステムの名前、ソフトウェア製品名 は omprv32.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を指します。
表12-13 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
メモ: RAC ユーザーがそのユーザーや RAC オブジェクトのドメインをスパンするには、ユニバーサルグループを使用する必要があります。
メモ: 関連オブジェクトに追加できる特権オブジェクトは 1 つだけです。
メモ: 関連オブジェクトには、複数のシステムまたは RAC デバイスを追加できます。
メモ: Server Administrator または IT Assistant がインストールされているシステムは、Active Directory ドメインの一部であり、ドメインにコンピュータアカウントがある必要がありま
す。
メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムにのみ適用できます。
メモ: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。










