Users Guide
システムまたはデバイスの設定
Server Administrator または IT Assistant のシステムを CLI コマンドを使用して設定する方法については、「Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active
Directory を設定する方法」および「IT Assistant を実行しているシステムでの Active Directory の設定」を参照してください。DRAC ユーザーの場合は、『Dell Remote Access Controller 4
ユーザーズガイド』または『Dell Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』を参照してください。iDRAC ユーザーの場合は、『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザー
ズガイド』を参照してください。
Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active Directory を設定する方法
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用します。すると、productoem.ini ファイルが変更されて、変更が反映されます。
adproductname が productoem.ini ファイルにない場合は、デフォルト名が割り当てられます。デフォルト値は システム名-ソフトウェア-製品名 です。システム名 は Server Administrator
を実行しているシステムの名前、ソフトウェア製品名 は omprv32.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を指します。
表10-13 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表 10-13ActiveDirectoryサービスの設定パラメータ
IT Assistant を実行しているシステムでの Active Directory の設定
デフォルトでは、Active Directory 製品名は マシン名-ita で、マシン名 は ITAssistantがインストールされているシステムの名前です。違う名前に設定するには、インストールディレクトリにある
itaoem.ini ファイルを使用します。このファイルを編集して "adproductname=テキスト" の行を追加します。ここで、テキストは、Active Directory で作成した製品オブジェクトの名前です。たと
えば、Active Directory 製品名が mgmtStationITA と設定されている場合、itaoem.ini ファイルには次の構文が含まれます。
productname=IT Assistant
startmenu=Dell OpenManage アプリケーション
autdbid=ita
accessmask=3
startlink=ITAUIServlet
adsupport=true
adproductname=mgmtStationITA
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メモ: Server Administrator または IT Assistant がインストールされているシステムは、Active Directory ドメインの一部であり、ドメインにコンピュータアカウントがある必要がありま
す。
メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムにのみ適用できます。
メモ: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
「名前=値」のペア
説明
prodname=<テキスト>
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。Prodname は、omprv32.ini で定義した製品の名前を指します。Server
Administrator の場合、これは omsa です。
enable=<true |
false>
true:Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。
false: Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。
adprodname=<text>
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の権限データに関連付けま
す。
メモ: itaoem.ini ファイルをディスクに保存してから IT Assistant サービスを再起動してください。