Users Guide
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Unified Server Configurator を使用したオペレーティングシステムのインストール
Dell™OpenManage™インストールとセキュリティユーザーズガイド
概要
Unified Server Configurator の起動
Unified Server Configurator のアップデート
OS のインストール
概要
Dell OpenManage バージョン 6.0.1 以降では、Dell Systems Build and Update Utility(SBUU)とは別に、Dell™UnifiedServerConfigurator(USC)を使用してオペレーティングシス
テムをインストールできます。SBUU を使用してオペレーティングシステムをインストールする方法については、「Systems Build and Update ツールを使用したオペレーティングシステムのインスト
ール」を参照してください。
USC はプレインストールされている設定ユーティリティで、サーバーのライフサイクル中、組み込み環境からシステムやストレージの管理タスクを実行できます。
内蔵フラッシュカードメモリに常駐する USC は、起動シーケンス中に開始でき、オペレーティングシステム(OS)に依存せずに機能するという点で、BIOS ユーティリティに似ています。
USC を使用すると、 デルのサポートサイト(support.dell.com)で検索しなくても、システムアップデートを即座に識別し、ダウンロードして適用できます。また、オペレーティングシステムを導入した
り、RAID(Redundant Array of Independent Disks)を設定したり、診断を実行して、システムとそれに接続されているハードウェアを確認したりできます。
Unified Server Configurator の起動
システムを初めて起動するとき、USC の起動と共に ユーザー設定 ウィザードが表示されるので、使用する言語やネットワーク設定を指定できます。詳細については、『Dell Unified Server
Configurator ユーザーズガイド』を参照してください。
システムを再起動するときは、Dell のロゴが表示されて 10 秒以内に <F10> キーを押すと、 USC が再起動します。USC が起動し、右側のペインに ようこそ 画面が表示され ます。
Unified Server Configurator のアップデート
プラットフォームアップデート ウィザードを使用して、USC の次のバージョンにアップデートできます。プラットフォームアップデート ウィザードを定期的に実行して、使用可能になったアップデート
にアクセスすることをお勧めします。USC のアップデートの詳細については、『Dell Unified Server Configurator ユーザーズガイド』を参照してください。
OS のインストール
1. システムを起動し、Dell のロゴが表示されてから 10 秒以内に <F10> キーを押して、USC を起動します。
2. 左側のペインで OS 導入 をクリックします。
3. 右側のペインで OS の導入 をクリックします。
4. システムに RAID コントローラが装備されている場合は、 RAID 設定 ウィザードを起動し、仮想ディスクを起動デバイスとして設定するオプションがあります。システムに RAID コントローラが
装備されていない場合、オペレーティングシステム導入 ウィザードは RAID 設定オプションをバイパスし、手順 5 に直接進みます。USC を使用してシステムで RAID コントローラを設定する
には、 『Dell Unified Server Configurator ユーザーズガイド』を参照してください。
5. インストールするオペレーティングシステムを選択し、次へ をクリックします。
ドライバパックの抽出とコピーのプロセスが同時に進行しているので、しばらく時間がかかる場合があります。
6. OS のインストールメディアを挿入して 次へ をクリックします。
選択したオペレーティングシステムに適したインストールメディアかどうかが USC で確認されます。挿入したインストールメディアがオペレーティングシステムの選択と一致しない場合は、排出さ
れます。
7. 終了 をクリックしてシステムを再起動して OS のインストールを続けます。再起動すると、システムは OS インストールメディアから起動します。
メモ: USC バージョン 1.0 で使用可能なアップデートは、USC と診断とドライバのみです。その他のアップデート(デバイスファームウェアなど)は、今後のバージョンの USC で使用できるよ
うになる予定です。
メモ: OS 導入ウィザードによってコピーされたドライバは、すべて 18 時間後に削除されます。コピーされたドライバを使用可能にするには、OS のインストールを 18 時間以内に完了
する必要があります。18 時間が経過する前にドライバを削除するには、システムを再起動し、<F10> キーを押します。<F10> キーを押して OS のインストールをキャンセルするか、
再起動時に USC を再入力しても、18 時間以内にドライバを削除できます。