Users Guide
Server Administrator 認証スキームは、アクセスタイプが正しいユーザー特権に割り当てられているかどうか確認します。また、CLI の起動時に、現在のプロセスが実行しているコンテキストを
Server Administrator 認証スキームが検証します。この認証スキームは、アクセス元が Server Administrator ホームページか CLI かを問わず、すべての Server Administrator 機能が
正しく認証されていることを確認します。
Microsoft Windows 認証
サポートされている Windows オペレーティングシステムの場合、Server Administrator の認証は、Integrated Windows Authentication(旧称NTLM)を使用して行われます。この認証シ
ステムは、Server Administrator のセキュリティをネットワークの全体的なセキュリティスキームに組み込むことができます。
Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server 認証
対応 Red Hat®Enterprise Linux®および SUSE®Linux Enterprise Server オペレーティングシステムの場合、Server Administrator 認証は Pluggable Authentication
Modules (PAM) ライブラリに基づいて行われます。この文書化された関数ライブラリを使用すると、管理者は個々のアプリケーションのユーザー認証方法を決定できます。
暗号化
Server Administrator へのアクセスは、SSL(Secure Socket Layer)技術を使用した安全な HTTPS 接続を介して有効化され、 管理するシステムの身元を確認して保護します。対応する
Windows、Red Hat Enterprise Linux、および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、ユーザーが Server Administrator にアクセスしたときに ソケット接続を介
して転送されるログイン情報や機密データを保護するために JSSE(Java Secure Socket Extension)を使用しています。
Microsoft Active Directory
Active Directory Service (ADS) ソフトウェアは、ネットワークセキュリティの中心権威として機能します。ADSによってオペレーティングシステムは、ユーザー ID の照合、ユーザーのネットワーク
リソースへのアクセス管理ができます。サポートされている Windows プラットフォームで実行している Dell OpenManage アプリケーションでは、スキーマ拡張が提供されるため、顧客側で
Active Directory データベースを変更してリモート管理の認証と許可をサポートできます。Active Directory は現在 IT Assistant、Server Administrator、および Dell Remote Access
Controller と連動して、中央の単一のデータベースからユーザーと権限の追加や制御ができます。Active Directory の使用方法の詳細については、「Microsoft Active Directory の使用.」を参
照してください。
Linux オペレーティングシステム用の認証プロトコル
Dell OpenManage アプリケーション(バージョン 5.2 以降)はNetwork Information Services (NIS)、Winbind、Kerberos、および Linux オペレーティングシステム用の Lightweight
Directory Access Protocol (LDAP) 認証プロトコルをサポートしています。
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