Users Guide
7. DRAC 5 の 名前 を入力します。この名前は、ドメインコントローラで作成した RACオブジェクトの共通名と同じでなければなりません(「Active Directory ユーザーとコンピュータスナップイ
ンへの Dell 拡張のインストール」を参照)。
8. ルートドメイン名 を入力します。ルートドメイン名 はフォレストのルートドメインの完全修飾名です。
9. DRAC ドメイン名(たとえば drac5.com)を入力します。NetBIOS 名は使用しないでください。DRAC ドメイン名 は、RAC デバイスオブジェクトがあるサブドメインの完全修飾ドメイン名で
す。
10. タイムアウト の時間を秒単位で入力します。
11. 適用 をクリックして Active Directory の設定を保存します。
12. Active Directory メインメニューに戻る をクリックします。
13. ドメインフォレストのルート CA 証明書を DRAC 5 へアップロードします。
l Active Directory CA 証明書をアップロードする チェックボックスを選択し、次へ をクリックします。
l 証明書のアップロード ページで、証明書のファイルパスを入力するか、証明書ファイルの場所まで移動して、適用 をクリックします。
ドメインフォレストのドメインコントローラの SSL 証明書は、このルート CA 証明書に署名している必要があります。ルート CA 証明書を、使用しているローカルシステムで使用できるようにしま
す。 ドメインコントローラのルート CA 証明書のエクスポート(RAC のみ)を参照してください。
適用 をクリックすると、DRAC 5 ウェブサーバーが自動的に再起動します。
14. ログアウトしてからまた DRAC 5 にログインし、DRAC 5 Active Directory 機能の設定を完了します。
15. システム ツリーの リモートアクセス をクリックします。
16. 設定 タブをクリックし、ネットワーク をクリックします。
ネットワーク設定 ページが表示されます。
17. ネットワーク設定 で DHCP を使用(NIC IP アドレス用)が選択されている場合、DHCP を使用 を選択して DNS サーバーアドレスを取得します。
DNS サーバーの IP アドレスを手動で入力するには、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する の選択を解除し、プライマリおよび代替 DNS サーバーの IPアドレスを入力し
ます。
18. 変更の適用 をクリックします。
これで DRAC 5 Active Directory 機能の設定が完了します。
racadm CLI を使用した DRAC 4 および DRAC 5 Active Directory オプションの設定
ウェブインタフェースの代わりに racadm CLI を使って DRAC 4 の Active Directory 機能を設定するには、次のコマンドを使用します。
1. コマンドプロンプトを開き、次の racadm コマンドを入力します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRacDomain <完全修飾 RAC ドメイン名>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRootDomain <完全修飾ルードメイン名>
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADRacName <RAC 共通名>
racadm sslcertupload -t 0x2 -f<ADS ルート CA 証明書>
racadm sslcertdownload -t 0x1 -f <RAC SSL 証明書>
2. DHCP が有効になり、DHCP サーバーが提供する DNS を使用したい場合は、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 1
3. DHCP が無効になっている場合や、手動で DNS IP アドレスを入力したい場合は、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <プライマリ DNSIPアドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <セカンダリ DNSIPアドレス>
4. <Enter> を押して、Active Directory 機能の設定を完了します。
詳細に関しては、『Dell Remote Access Controller 4 ユーザーズガイド』または『Dell Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: ファイルパス 値にはアップロード中の証明書の対応ファイルパスが表示されます。正しいファイル名とファイル拡張子を含む完全なパスを入力する必要があります。