Users Guide
IT Assistant を実行しているシステムでの Active Directory の設定
デフォルトでは、Active Directory 製品名は マシン名-ita で、マシン名 は ITAssistantがインストールされているシステムの名前です。違う名前に設定するには、インストールディレクトリにある
itaoem.ini ファイルを使用します。このファイルを編集して "adproductname=テキスト" の行を追加します。ここで、テキストは、Active Directory で作成した製品オブジェクトの名前です。たと
えば、Active Directory 製品名が mgmtStationITA と設定されている場合、itaoem.ini ファイルには次の構文が含まれます。
productname=IT Assistant
startmenu=Dell OpenManage アプリケーション
autdbid=ita
accessmask=3
startlink=ITAUIServlet
adsupport=true
adproductname=mgmtStationITA
ウェブインタフェースを使用した DRAC 4 の設定
1. デフォルトのユーザー、ルート、およびそのパスワードを使って、ウェブベースインタフェースにログインします。
2. 設定 タブをクリックし、Active Directory を選択します。
3. Active Directory を有効にする チェックボックスをオンにします。
4. DRAC 4 の 名前 を入力します。この名前は、ドメインコントローラで作成した RACオブジェクトの共通名と同じである必要があります (「Active Directory ユーザーとコンピュータスナップイ
ンへの Dell 拡張のインストール」を参照)。
5. ルートドメイン名 を入力します。ルートドメイン名 はフォレストのルートドメインの完全修飾名です。
6. DRAC 4 ドメイン名(たとえば drac4.com)を入力します。 NetBIOS名は使用しないでください。DRAC 4 ドメイン名 は、 RACデバイスオブジェクトがあるサブドメインの完全修飾ドメイン
名です。
7. 適用 をクリックして Active Directory の設定を保存します。
8. Active Directory CA 証明書をアップロードする をクリックして、ドメインフォレストのルート CA 証明書を DRAC 4 にアップロードします。ドメインフォレストのドメインコントローラの SSL 証
明書は、このルート CA 証明書に署名している必要があります。ルート CA 証明書を、使用しているローカルシステムで使用できるようにします( 「ドメインコントローラのルート CA 証明書のエク
スポート(RAC のみ)」を参照)。ルート CA 証明書のフルパスとファイル名を指定し、 アップロードをクリックしてルート CA証明書を DRAC 4 ファームウェアにアップロードします。アップロー
ド をクリックした後で、 DRAC 4 ウェブサーバーが自動的に再起動します。DRAC 4 Active Directory 機能の設定を完了するには、もう一度ログインする必要があります。
9. 設定 タブをクリックし、ネットワーク を選択します。
10. DRAC 4 NIC DHCP が有効になっている場合は、DHCP を使用して DNS サーバーのアドレスを取得する チェックボックスをオンにします。DNS サーバーの IP アドレスを手動で入力
したい場合は、DHCP を使用して DNS サーバーのアドレスを取得する チェックボックスをオフにし、プライマリおよび代替の DNS サーバーの IPアドレスを入力します。
11. 適用をクリックして、DRAC 4 Active Directory 機能の設定を完了します。
ウェブインタフェースを使用した DRAC 5 の設定
1. サポートされているウェブブラウザのウィンドウを開きます。
2. DRAC 5 ウェブインタフェースにログインします。
3. システム ツリーを拡張し、リモートアクセス をクリックします。
4. 設定 タブをクリックし、Active Directory を選択します。
5. Active Directory メインメニュー ページで、Active Directory の設定 を選択し、次へ をクリックします。
6. Active Directory を有効にする チェックボックスをオンにします。
prodname=<テキスト>
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。Prodname は、omprv32.ini で定義した製品の名前を指します。Server
Administrator の場合、これは omsa です。
enable=<true |
false>
true:Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。
false: Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。
adprodname=<text>
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の権限データに関連付けま
す。
メモ: itaoem.ini ファイルをディスクに保存してから IT Assistant サービスを再起動してください。