Users Guide
たとえば、 msiexec.exe /i SysMgmt.msi /qn を実行すると、システムのハードウェア構成に基づいて、各リモートシステムに Server Administrator の機能がインストールされます。このイン
ストールは無人でサイレントに行われます。
カスタマイズパラメータ
ADDLOCAL、 REINSTALL および REMOVE のカスタマイズ CLI パラメータを使用すると、インストール、再インストール、またはアンインストールをサイレントまたは無人で実行するときに、ソフ
トウェア機能を指定してカスタマイズできます。カスタマイズパラメータでは、同じ無人インストールパッケージを使って、異なるシステムでソフトウェア機能を選択的にインストール、再インストール、アン
インストールできます。たとえば、特定のサーバーグループでは Server Administrator をインストールしても Remote Access Service をインストールせず、別のサーバーグループでは Server
Administrator をインストールして Storage Management Service をインストールしないなどの選択ができます。また、特定のサーバーグループから 1 つまたは複数の機能をアンインストール
することもできます。
表 6-2ソフトウェア機能 ID
設定
結果
/i <Package|Product Code>
このコマンドで製品をインストールまたは設定します。
/i SysMgmt.msi - Server Administrator ソフトウェアをインストールします。
/i SysMgmt.msi /qn
このコマンドは バージョン 5.5 の新規インストールを実行します。このコマンドはバージョン 4.3 から 5.5 へのメジャーアップグレードも実行します。
Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティングシステムを実行しているシステムをお使いの場合は、このコマンドを実行する前に、
MSI エンジンをアップデートする必要があります。MSI エンジンのアップグレードおよびシステム管理ソフトウェアのインストール / アップグレードについて
は、『MSI エンジンのアップグレード』 を参照してください。
/i SysMgmt.msi REINSTALL=ALL
REINSTALLMODE=vomus /qn
このコマンドは バージョン 4.3 から4.4 へのマイナーアップグレードを実行します。Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティング
システムを実行しているシステムをお使いの場合は、このコマンドを実行する前に、MSI エンジンをアップデートする必要があります。MSI エンジンのアッ
プグレードおよびシステム管理ソフトウェアのインストール / アップグレードについては、『MSI エンジンのアップグレード』 を参照してください。
/x <Package|Product Code>
このコマンドで製品をアンインストールすることができます。
/x SysMgmt.msi - Server Administrator ソフトウェアをアンインストールします。
/q[n|b|r|f]
ユーザーインタフェース(UI)のレベルを設定します。
/q または /qn - UI なし。このオプションは無人のサイレントインストールに使用されます。
/qb - 基本 UI。このオプションはサイレントでない無人インストールに使用されます。
/qr - 縮約 UI。このオプションは無人インストールに使用されますが、インストールの進行状況を示すモーダル様相ダイアログボックスを表示します。
/qf - 完全 UI。このオプションは標準的な有人インストールに使用されます。
/f[p|o|e|d|c|a|u|m|s|v]<パッケ
ージ|製品コード>
このコマンドで製品を修復することができます。
/fp - このオプションはファイルが不在の場合にのみ、製品を再インストールします。
/fo - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの古いバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。
/fe - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの古いバージョンや同じバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストール
します。
/fd - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの違うバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。
/fc - このオプションはファイルが不在の場合、または保存されているチェックサムの値が計算値と一致しない場合に、製品を再インストールします。
/fa - このオプションで全ファイルを強制的に再インストールします。
/fu - このオプションは必要なユーザー固有のレジストリエントリのすべてを書き換えます。
/fu - このオプションは必要なシステム固有のレジストリエントリのすべてを書き換えます。
/fs - このオプションは既存のショートカットのすべてを上書きします。
/fv - このオプションはソースから実行され、ローカルパッケージを再キャッシュします。アプリケーションや機能の初回インストールには、再インストール
オプション /fv は使用しないでください。
INSTALLDIR=<パス>
指定した場所に製品をインストールします。このスイッチでインストールディレクトリを指定する場合は、CLI インストールコマンドの実行前にこれを手動で
作成しておく必要があります。これを行わないと、実行は失敗し、その失敗の理由を示すエラーやメッセージも表示されません。
/i SysMgmt.msi INSTALLDIR=c:\OpenManage /qn -インストール先としてc:\OpenManage を使用して特定の場所に製品をインストー
ルします。
メモ: 大文字と小文字が区別されるため、ADDLOCAL、REINSTALL、REMOVE CLI の各パラメータを大文字で入力します
機能 ID
説明
BRCM
Broadcom NIC エージェント
INTEL
Intel NIC エージェント
IWS
Server Administrator Web Server
OMSM
Storage Management(ストレージ管理)
RAC3
Remote Access Controller (DRAC III)
RAC4
Remote Access Controller (DRAC 4)
RAC5
Remote Access Controller (DRAC 5)