Users Guide
SNMP サービスが IT Assistant システムにインストールされ、実行されている必要があります。SNMP(または CIM)は検出と管理の対象となるシステムにもインストールされている必要があります。
SNMP のないシステムに ITAssistantをインストールしようとすると、インストールプログラムが停止して SNMP のインストールを要求します。また、SNMP サービスを停止すると、IT Assistant の
サービスも停止します。
IT Assistant 管理ステーションで SNMP をインストールする詳細については、『DellOpenManageITAssistantユーザーズガイド』を参照してください。
対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの管理ステーションソフトウェアの
インストール、アップグレード、アンインストール
ここでは、対応 Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムで管理ステーションソフトウェアをインストール、アップグレード、アンインストールする方法について説明します。システムの
必要条件が満たされている場合にインストールされるデフォルトの機能は、IT Assistant、BMC Utilities、および RemoteAccessControllerConsoleです。
必要条件チェッカー
セットアッププログラムは、必要条件 チェッカー を実行して、実際のインストールを起動せずに、ソフトウェアの必要条件を調べます。この 必要条件チェッカー は、ソフトウェア機能のインストールや
動作に影響する可能性のあるハードウェアとソフトウェアの情報をステータスウィンドウに表示します。
必要条件チェッカー は、情報、警告、エラーの 3 種類のメッセージを表示します。
l 情報メッセージは状況を説明するもので、機能のインストールを妨げることはありません。
l 警告メッセージは、標準 インストール中にソフトウェア機能をインストールできなくなる状況を説明するものです。警告の原因を解明してから、ソフトウェアのインストールを進めることをお勧めし
ます。続行する場合は、カスタムインストールを使ってソフトウェアを選択的にインストールできます。
l エラーメッセージは、ソフトウェア機能のインストールを妨げる状況を説明するものです。エラーの原因を解明してから、そのソフトウェア機能のインストールを進める必要があります。問題を解
決しなければ、ソフトウェア機能はインストールされません。
サイレントモードで必要条件の確認作業を行う場合は、RunPreReqChecks.exe /s コマンドを実行します。詳細については、「必要条件チェッカー」を参照してください。
管理ステーションソフトウェア のインストールとアップグレード
この章では、管理ステーションソフトウェア のインストールとアップグレードの方法を説明します。このインストールのオプションは次のとおりです。
l ITAssistantや他の 管理ステーションソフトウェア をインストールまたはアップグレードするには、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に入っているセッ
トアッププログラムを使用します。
l Windows インストーラエンジン (を参照)表5-1 msiexec.exe を使った無人インストール方法で、IT Assistant やその他の 管理ステーションソフトウェア を複数のシステムにインスト
ールします。
標準インストールとカスタムインストール
管理ステーションインストーラでは次のセットアップオプションが提供されています。 標準セットアップ および カスタムセットアップ。
セットアッププログラムは、必要条件 チェッカー を実行してハードウェアおよびソフトウェアのシステム情報(インストールと操作の機能に影響するなど)を提供します。
システムに管理ステーションソフトウェア をインストールするには次の手順を実行してください。
1. 管理ステーションのインストール を起動します。
2. 管理ステーションのインストール、変更、修復、削除 を クリックして、次へをクリックします。
3. 標準セットアップ オプションを選択します。
必要条件が満たされている場合、ITAssistant、DRAC Tool、および BMC Utilities はデフォルトでインストールされます。Active Directory Snap-in Utility はデフォルトでは選択されません
が、カスタムセットアップ オプションを使用してインストールできます。標準セットアップ の実行方法については、『ソフトウェアクイックインストールガイド』を参照してください。このマニュアルには、セッ
トアッププログラム内でタスクバーの 情報 をクリックするとアクセスできます。
カスタムセットアップ オプションを選択すると、セットアッププログラムでシステムに適切なインストールオプションとして識別されたソフトウェア機能の選択を解除できます。標準セットアップ では、ハ
ードウェア構成に適した機能はすべて事前に選択されているため、インストールする機能のリストに追加することはできません。
以下に、カスタムセットアップ オプションについて IT Assistant のインストールとアップグレードを例にとって説明します。他の管理ステーションソフトウェア もカスタムセットアップ オプションを使っ
てインストールできます。
カスタムインストール
メモ: Windows Server 2008 Core オペレーティング システムでの管理ステーションソフトウェアのインストールに関する情報については、『MicrosoftWindowsServer2008Core
と Microsoft Hyper-V Server への Dell OpenManage ソフトウェアのインストール』 を参照してください。
メモ: 標準インストール中、個々の 管理ステーションサービスはそのサービスのハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていない管理下システムにはインストールされません。たとえば、
DellOpenManageServerAdministratorRemoteAccessServiceソフトウェアモジュールは、管理下システムに Remote Access Controller がインストールされていなければ、
標準 インストール中にインストールされません。ただし、カスタムセットアップ で Remote Access Service ソフトウェアモジュールを選択するとインストールできます。