Users Guide

8. 終了 を選択し、<Enter> を押します
対応SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムをしているシステムでの SNMP エージェント
設定
Server Administrator ucd-snmp または net-snmp エージェントによって提供された SNMP サービスを使用しますリモートホストからの SNMP アクセスを有効にするための SNMP エー
ジェントの設定、コミュニティ名の変更、セット操作の有効化、および管理ステーションへのトラップの送信が可能ですITAssistantのようなシステム管理アプリケーションとしく相互作用するように
SNMP エージェントを設定するには、以下の項の手順に従ってください
Server Administrator SNMP インストール
Server Administrator SNMP は、SNMP MultiplexingSMUXプロトコルを使って SNMP エージェントと通信を行いますServer Administrator SNMP SNMP エージェントに接続すると
、自らを SMUX ピアとして識別するオブジェクト識別子SNMP エージェントに送信しますオブジェクト識別子SNMP エージェントで設定しなければならないためそれがない場合は、インストー
ル中Server Administrator SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmpd.conf または /etc/snmp/snmpd.conf 次の行を追加します
smuxpeer .1.3.6.1.4.1.674.10892.1
リモートホストからのSNMP アクセスをにする
SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムのデフォルトの SNMP エージェント設定ではパブリックコミュニティMIB ツリー全体への読み取り専用アクセスをローカルホストの
みから実行できますこの設定では、他のホストで実行している IT Assistant のような SNMP 管理アプリケーションが Server Administrator システムをしく検出して管理することができませ
ん。インストール中、Server Administrator がこの設定を検知するとメッセージをオペレーティングシステムのログファイル /var/log/messages にログしSNMP アクセスがローカルホストに
制限されていることをしますリモートホストから SNMP 管理アプリケーションを使ってシステムを管理する場合は、リモートホストからの SNMP アクセスを有効にするように SNMP エージェントを
する必要があります
特定のリモートホストから Server Administrator 実行中のシステムへの SNMP アクセスを有効にするにはSNMP エージェント設定ファイル /etc/snmpd.conf また
/etc/snmp/snmpd.conf を編集し、次の手順を実行してください
1. 次の行を見つけます
rocommunity public 127.0.0.1
2. 127.0.0.1 をリモートホストの IP アドレスに書き換えてこの行を編集またはコピーします。編集後の行は次のようになります
rocommunity public IP_address
3. SNMP 設定の変更を有効にするには、次のように入力して SNMP エージェントを再起動します
/etc/init.d/snmpd restart
すべてのリモートホストから Server Administrator 実行中のシステムへの SNMP アクセスを有効にするにはSNMP エージェント設定ファイル /etc/snmpd.conf また
/etc/snmp/snmpd.conf を編集し、次の手順を実行してください
1. 次の行を見つけます
rocommunity public 127.0.0.1
2. 127.0.0.1 を削除してこの行を編集します。編集後の行は次のようになります
rocommunity public
3. SNMP 設定の変更を有効にするには、次のように入力して SNMP エージェントを再起動します
/etc/init.d/snmpd restart
SNMP コミュニティ
SNMP コミュニティ名の設定によってどのシステムが SNMP を使ってシステムを管理できるかがまります。管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得できるように、管
アプリケーションが使用する SNMP コミュニティ名は、Server Administrator システムで設定されている SNMP コミュニティ名と一致する必要があります
メモSNMP 設定の詳細についてはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください
メモセキュリティ上の理由から、可能であればSNMP アクセスは、特定のリモートホストに制限することをおめします
メモリモートホストにrocommunity 指令を追加することにより、複数の特定リモートホストからの SNMP アクセスを有効にできます