Users Guide
3. 各リモートシステムを再起動して、Server Administrator を有効にします。
ログファイルの場所の指定
管理したシステム MSI のインストールでは、次のコマンドを実行して、無人インストールを実行すると共に次のようにログファイルの場所を指定します。
msiexec.exe /i SysMgmt.msi /l*v "C:\openmanage\logs\SysMgmt.log"
無人インストール機能
無人インストールには次の機能があります。
l 無人インストールをカスタマイズするオプションのコマンドライン設定
l 特定のソフトウェア機能のインストールを指定するカスタマイズパラメータ
l 実際のインストールを実行せずに、選択したソフトウェア機能の依存関係を調べる必要条件チェッカープログラム
オプションのコマンドライン設定
表6-1 は、msiexec.exe MSI インストーラで使用できるオプション設定です。コマンドラインで msiexec.exe の後に各オプション設定をスペースで区切って入力します。
表 6-1MSI インストーラのコマンドライン設定
メモ: Windows インストーラツールの全コマンドラインスイッチの詳細については、 support.microsoft.com を参照してください。
設定
結果
/i <Package|Product Code>
このコマンドで製品をインストールまたは設定します。
/i SysMgmt.msi - Server Administrator ソフトウェアをインストールします。
/i SysMgmt.msi /qn
このコマンドは バージョン 5.4.の新規インストールを実行します。このコマンドはバージョン 4.3 から 5.4 へのメジャーアップグレードも実行します。
Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティングシステムを実行しているシステムをお使いの場合は、このコマンドを実行する前に
MSI エンジンをアップデートする必要はありません。MSI エンジンのアップグレードおよびシステム管理ソフトウェアのインストール/アップグレードの情報
については、『MSI エンジンのアップグレード』 を参照してください。
/i SysMgmt.msi REINSTALL=ALL
REINSTALLMODE=vomus /qn
このコマンドは バージョン 4.3 から 4.4 へのマイナーアップグレードを実行します。Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティング
システムを実行しているシステムをお使いの場合は、このコマンドを実行する前に MSI エンジンをアップデートする必要はありません。MSI エンジンのアッ
プグレードおよびシステム管理ソフトウェアのインストール/アップグレードの情報については、『MSI エンジンのアップグレード』 を参照してください。
/x <Package|Product Code>
このコマンドで製品をアンインストールすることができます。
/x SysMgmt.msi - Server Administrator ソフトウェアをアンインストールします。
/q[n|b|r|f]
ユーザーインタフェース(UI)のレベルを設定します。
/q または /qn - UI なし。このオプションは無人のサイレントインストールに使用されます。
/qb - 基本 UI。このオプションはサイレントでない無人インストールに使用されます。
/qr - 縮約 UI。このオプションは無人インストールに使用されますが、インストールの進行状況を示す様相ダイアログボックスを表示します。
/qf - 完全 UI。このオプションは標準的な有人インストールに使用されます。
/f[p|o|e|d|c|a|u|m|s|v]<パッケ
ージ|製品コード>
このコマンドで製品を修復することができます。
/fp - このオプションはファイルが不在の場合にのみ、製品を再インストールします。
/fo - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの古いバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。
/fe - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの古いまたは同じバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールしま
す。
/fd - このオプションはファイルが不在の場合、またはファイルの古いバージョンや違うバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストール
します。
/fc - このオプションはファイルが不在の場合、または保存されているチェックサムの値が計算値と一致しない場合に、製品を再インストールします。
/fa - このオプションで全ファイルを強制的に再インストールします。
/fu - このオプションは必要なユーザー指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。
/fm - このオプションは必要なシステム指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。
/fs - このオプションは既存のショートカットのすべてを上書きします。
/fv - このオプションはソースから実行され、ローカルパッケージを再キャッシュします。アプリケーションや機能の初回インストールには /fv の再インスト
ールオプションを使用しないでください。
INSTALLDIR=<パス>
指定した場所に製品をインストールします。このスイッチでインストールディレクトリを指定した場合、CLI インストールコマンドの実行前に手動で作成してお
く必要があります。これを行わないと、実行は失敗し、その失敗の理由を示すエラーやメッセージも表示されません。