Users Guide
サイレントモードで必要条件の確認作業を行う場合、RunPreReqChecks.exe /s コマンドを実行します。詳細については、「必要条件チェッカー」を参照してください。
Management Station Software のインストールとアップグレード
この章では、Management Station Software のインストールとアップグレードの方法を説明します。このインストールのオプションは次のとおりです。
l ITAssistantや他の Management Station Software をインストールまたはアップグレードするには、『Dell システム管理ツールおよびマニュアル DVD』に入っているセットアッププロ
グラムを使用します。
l Windows インストーラエンジン (see表5-1) msiexec.exe を使った無人インストールの方法で、IT Assistant やその他の Management Station Software を複数のシステム
にインストールします。
標準インストールとカスタムインストール
Management station インストーラでは次のセットアップオプションが提供されています。 標準セットアップ および カスタムセットアップ。
セットアッププログラムは、必要条件 チェッカー を実行してハードウェアおよびソフトウェアのシステム情報(インストールと操作の機能に影響するなど)を提供します。
システムで Management station software をインストールするには次の手順を実行してください。
1. Management Station のインストール を起動します。
2. Click Management Station のインストール、変更、修復、削除 を クリックして、 次へをクリックします。
3. 標準セットアップ オプションを選択します。
必要条件が満たされている場合、ITAssistant、DRAC ツール、および BMC ユーティリティはデフォルトでインストールされます。 Active Directory スナップインユーティリティはデフォルトで選択
されませんがインストールのためカスタムセットアップ オプションを使用できます。標準セットアップ の実行方法については、『ソフトウェアクイックインストールガイド』を参照してください。このマニュア
ルには、セットアッププログラム内でタスクバーの 情報 をクリックするとアクセスできます。
カスタムセットアップ オプションを選択すると、セットアッププログラムでシステムに適切なインストールオプションとして識別されたソフトウェア機能の選択を解除できます。標準セットアップ では、ハ
ードウェア構成に適した機能はすべて事前に選択されているため、インストールする機能のリストに追加することはできません。
以下に、カスタムセットアップ オプションについて IT Assistant のインストールとアップグレードを例にとって説明します。他の Management Station Software もカスタムセットアップ オプシ
ョンを使ってインストールできます。
カスタムインストール
カスタムインストールを使用すると、インストールしたい特定のソフトウェア機能を選択できます。
Management Station のインストール
システムの DVD ドライブに『Dell システム管理ツールおよびマニュアル DVD』を挿入すると、Microsoft Windows オペレーティング システムに autorun ユーティリティが表示されます。
autorun ユーティリティでは、システムにインストールする Systems Management Software を選択できます。
1. Management Station Software 機能をインストールするシステムに、システム管理者権限を使ってログインします。
2. すべての開いたアプリケーションを閉じます。
3. システムの DVD ドライブに『Dell システム管理ツールおよびマニュアル DVD』を挿入してください。autorun メニューが表示されます。
4. Dell OpenManage Management Stationを選択して、インストールをクリックします。
autorun プログラムは自動的に開始しない場合、『Dell システム管理ツールおよびマニュアル』DVD の SYSMGMT\ManagementStation\windows ディレクトリに移動して、
setup.exe ファイルを実行してください。
この Dell OpenManage Management Station の必要条件ステータス画面が表示され、Management Station の必要条件の確認作業が実行されます。必要条件ステータス
メモ: Windows Server 2008 Core オペレーティング システムで Management station software のインストールに関する情報については、『Microsoft Windows Server
2008 コアに Dell OpenManage ソフトウェアのインストール』 を参照してください。
メモ: 標準インストール中、個々の Management Station サービスはそのサービスのハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていない管理したシステムにはインストールされません。
たとえば、DellOpenManageServerAdministratorRemoteAccessServiceソフトウェアモジュールは、管理下システムに Remote Access Controller がインストールされてい
なければ、標準 インストール中にインストールされません。ただし、カスタムセットアップ で Remote Access Service ソフトウェアモジュールを選択するとインストールできます。
メモ: 管理ステーションおよび管理したシステムのサービスは、同じディレクトリか別のディレクトリにインストールできます。インストール先ディレクトリを選択できます。
メモ: IT Assistant には、システムにインストールするデータベースのデフォルトインスタンスが必要です。IT Assistant はデータベースの名前の付いたインスタンスを使用できません。
メモ: Microsoft SQL Server 2005 Express には、Microsoft Data Access のコンポーネント 2.8(MDAC 2.8)および .NET2.0Runtimeをインストールする必要があります。これ
らがシステムにインストールされていない場合、必要条件 チェッカー ユーティリティによって MDAC 2.8 および .NET2.0Runtimeのインストールが求められます。