Users Guide
3. CD がマウントされたら、次のコマンドと同類のコマンドを使用して RPMS ディレクトリを開きます。
cd /media/cdrom/srvadmin/linux/RPMS/<os> または
cd /media/cdrom/SYSMGMT/srvadmin/linux/RPMS/<os> (DVD を使用している場合)
この場合、<os> は RHEL4、RHEL5、SLES9、または SLES10 です。システムに適用される適切なディレクトリ名を入力します。
4. 単一の長いコマンドまたは個別の RPM を使用して Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server システムをアップグレードします。1 つの長いコマンドは RPM
の組み合わせで、コマンドを 1 つ入力するだけで実行できます。
バージョン 5.0 からアップグレードする場合は、次のコマンドを使用してアップグレードします。
rpm -Uhv `rpm -q --queryformat "%{NAME}* " ¥`rpm -qa | grep srvadmin¥``
4.x からアップグレードする場合は、次のコマンドまたは同類のコマンドを使用します。
rpm -Uhv openipmi/openipmi*.rpm srvadmin-ipmi*.rpm `rpm -q --queryformat "%{NAME}* " ¥`rpm -qa | grep srvadmin¥``
以前にインストールされている全パッケージを個々の RPM でアップグレードするには、次の手順を実行してください。
a. 次のように入力して、インストールされているすべての srvadmin パッケージについて rpm データベースにクエリします。
rpm -qa | grep srvadmin
既存のバージョンや古いバージョンも含め、インストールされているパッケージがすべて表示されます。
例:
srvadmin-omilcore-4.3.0-1.386
.rpm srvadmin-hapi-4.3.0-1.386
.rpm srvadmin-deng-4.3.0-1.386
.rpm srvadmin-isvc-4.3.0-1.386
.rpm
b. stepa で返されたパッケージを含んだ RPM アップグレードコマンドを入力します。このコマンドによって、インストールされている Dell OpenManage ソフトウェアのコンポーネントが
アップグレードされます。
例:
rpm -Uhv srvadmin-omilcore-4.3.0-1.386.rpm srvadmin-hapi-4.3.0-1.386.rpm srvadmin-deng-4.3.0-1.386.rpm srvadmin-isvc-4.3.0-1.386.rpm
OpenIPMI ドライバが現在システムにインストールされていない場合、またはシステムにインストールされる OpenIPMI ドライバのバージョンが Server Administrator に最低必要バージョンより
古い場合は、srvadmin-hapi RPM のアップグレードに失敗し、OpenIPMI ドライバをインストール / アップグレードする必要があることを示すエラーメッセージが表示されます。その場合は、
srvadmin-hapi RPM に依存する RPM もインストールに失敗します。このような場合は、以下の追加手順を実行して OpenIPMI ドライバをインストール / アップグレードする必要があります。
1. CD の srvadmin/linux/supportscripts ディレクトリを開きます。 DVD を使用している場合は SYSMGMT/srvadmin/linux/supportscripts ディレクトリを開きます。
2. 以下の srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを実行します。
sh srvadmin-openipmi.sh install
srvadmin-hapi RPM および srvadmin-hapi RPM に依存しているためにアップグレードに失敗したその他の RPM のアップグレードを再試行します。以下の手順を実行してください。
1. 前のディレクトリに戻ります。
2. 次のコマンドを実行して、前に Server Administrator パッケージのアップグレードに成功しているかどうかを確認します。
rpm -qa | grep srvadmin
クエリにはインストールされているすべての Server Administrator パッケージのリストが表示されます。アップグレードされたものは新しいバージョン番号が表示されます。アップグレードされ
ていないものは古いバージョン番号が表示されます。
3. srvadmin-hapi RPM が前にアップグレードに失敗したため、次のコマンドを実行して、まだアップグレードされていないディレクトリ内のすべての RPM をアップグレードします。
rpm –Uhv srvadmin-hapi*.rpm srvadmin-isvc*.rpm srvadmin-omhip*.rpm srvadmin-<その他のパッケージ>*.rpm
Server Administrator に必要な OpenIPMI ドライバの最小バージョンを満たす OpenIPMI ドライバのバージョン用の OpenIPMI RPM が現在システムにインストールされていても、kernel-
source RPM が必要なのに現在インストールされていないために OpenIPMI ドライバの適切なバージョン用の OpenIPMI のドライバモジュールが構築されてインストールされていない場合は、
srvadmin-hapi RPM はアップグレードに失敗し、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージには kernel-source RPM をインストールし、OpenIPMI ドライバを構築する必要があること
が通知されます。この場合、srvadmin-hapi RPM に依存する RPM もインストールに失敗します。以下の追加手順を実行して、kernel-source RPM をインストールし、OpenIPMI ドライバモジ
ュールを構築してインストールする必要があります。
1. Red Hat Enterprise Linux(バージョン 4)や SUSE Linux Enterprise Server を実行しているシステムは、kernel*-devel RPM にカーネルモジュールの構築に必要なソースがあり
ます。 RPM を見つけた場所またはコピーした場所から次のコマンドを実行して、kernel-source RPM または kernel*-devel RPM をインストールします。
メモ: コマンドはシステムの既存の Server Administrator RPM パッケージをアップグレードします。バージョン 5.0 以降は、openipmi および srvadmin-ipmi パッケージが
Server Administrator の新しい要件となります。openipmi サブディレクトリ下の dkms RPM パッケージは openipmi パッケージに依存しています。システム上のこれらのパッ
ケージの状態に応じて、コマンドを調整しなければならない可能性があります。