Users Guide
5. Storage Management サービスコンポーネントをインストールするには、次のコマンドを入力します。
sh srvadmin-install.sh --storage --storage(長いオプション)
または
sh srvadmin-install.sh -s(短いオプション)
Server Administrator サービスは自動的には開始しません。
6. インストール後に次のコマンドを使って Server Administrator サービスを開始します。
shsrvadmin-services start
シェルスクリプトを使用してカスタムインストールをインタラクティブモードで実 行する方法
この手順では、インストールシェルスクリプトを使用して、インストール中に指定のコンポーネントをインストールするように指示します。
1. 管理下システムのコンポーネントをインストールする Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムに root とし
てログインします。
2. 『Dell Systems Console and Agent CD』または『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』を CD ドライブに挿入します。
3. 必要に応じて、mount/mnt/dev/cdrom/mnt/cdromコマンドまたは同類のコマンドを使って CD をマウントします。
4. CD 上の srvadmin/linux/supportscripts に移動します。DVD を使用している場合は、SYSMGMT/srvadmin/linux/supportscripts に移動します。
5. sh srvadmin-install.sh コマンドを使ってスクリプトを実行すると、コンポーネントオプションのリストが表示されます。コンポーネントが 1 つでもすでにインストールされている場合は、その
コンポーネントは別に表示されて、横にチェックマークが付きます。Server Administrator カスタムインストールのオプションが表示されます。
6. <c> でコピー、<i> でインストール、<r> でリセットして最初からやり直し、<q> で終了します。
l <c> を押すと、宛先の絶対パスの入力を求められます。
l <i> を押すと、RPM が /opt/dell/srvadmin ディレクトリにインストールされるというメッセージが表示されます。変更するには <y>、デフォルトのインストールパスを使用するに
は <Enter> を使用します。
インストールが完了したら、スクリプトにはサービスを起動するオプションが表示されます。
7. <n> を押して終了します。サービスは後で手動で開始できます。
Managed System Software の無人インストールの実行
Dell OpenManage インストーラには、無人インストール手順として、簡易設定インストール と カスタムインストール オプションがあります。
無人インストールを使用すると、Server Administrator を複数のシステムに同時にインストールできます。Managed System Software の必要ファイルすべてを含めた無人インストールパッケ
ージを作成して、無人インストールを実行します。
無人インストールパッケージは、ISV のソフトウェア配布ツールを使用して、リモートシステムに配布されます。パッケージが配布されると、RPM によってソフトウェアがインストールされます。
カスタム無人インストールパッケージは「シェルスクリプトを使用してカスタムインストールをインタラクティブモードで実行する方法」説明に従って作成したディレクトリにあります。このディレクトリには、配
布する Managed System Software コンポーネントの RPM がすべて含まれています。
1. 無人インストールパッケージの配布後、ISV ソフトウェア配布ソフトウェアを設定して、rpm –i *.rpm を実行します。
2. ISV 配布ソフトウェアを使用して、リモートシステムに無人インストールパッケージを配布します。RPM コマンドは、各リモートシステムに Server Administrator をインストールします。
依存性チェック
メモ: 長いオプションと短いオプションは相互に組み合わせて使用できます。
メモ: Server Administrator の RPM がインストールされる直前に、srvadmin-install.sh シェルスクリプトは自動的に srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを呼び出し
て、適切なバージョンの OpenIPMI ドライバがシステムにインストールされていることを確認します。適切なバージョンが検出されない場合は、srvadmin-install.sh シェルスクリプ
トが srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを呼び出して適切なバージョンをインストールします。何らかの理由でインストールに失敗した場合は、エラーの解決法を示すエラーメ
ッセージが表示されます。エラーを解決してから srvadmin-install.sh シェルスクリプトを再実行して、管理下システムのコンポーネントをインストールします。
メモ: Server Administrator の RPM がインストールされる直前に、srvadmin-install.sh シェルスクリプトが自動的に srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを呼び出し
て、適切なバージョンの OpenIPMI ドライバがシステムにインストールされていることを確認します。適切なバージョンが検出されない場合は、srvadmin-install.sh シェルスクリプ
トが srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを呼び出して適切なバージョンをインストールします。何らかの理由でインストールに失敗した場合は、エラーの解決法を記載した該当
エラーメッセージが表示されます。エラーを解決してから srvadmin-install.sh シェルスクリプトを再実行して管理下システムのコンポーネントをインストールします。