Users Guide
Tools and Documentation DVD』から srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを実行し、以下の手順に従って適切なバージョンをインストールしてください。
1. srvadmin/linux/supportscripts または SYSMGMT/srvadmin/linux/supportscripts（DVD を使用している場合）を開きます。
2. 下に表示される srvadmin-openipmi.sh シェルスクリプトを実行します。
sh srvadmin-openipmi.sh install
システムの OpenIPMI デバイスドライバが適切かどうか確信がない場合は、代わりに srvadmin-openipmi.sh status コマンドを実行します。srvadmin-openipmi.sh install コマンドのよ
うに必要に応じて OpenIPMI デバイスドライバをインストールまたはアップグレードするのではなく、srvadmin-openipmi.sh status コマンドはシステムの OpenIPMI デバイスドライバが適切
かどうかを知らせる情報を表示します。srvadmin-openipmi.sh ステータスコマンドを実行したら、 srvadmin-openipmi.sh install コマンドを実行する必要があるかどうかを判断できます。
Managed System Software のインストールとアップグレード
この項では、以下のインストールオプションを使用して Managed System Software のインストールとアップグレード行う方法を説明します。
l インタラクティブまたは無人モードでの簡易設定インストールまたはカスタムインストールには srvadmin-install.sh シェルスクリプトを使用します。
l インタラクティブまたは無人モードでのカスタムインストールには RPM コマンドを使用します。
Managed System Software のインストール前の必要条件
l root としてログインする必要があります。
l 実行中のカーネルで、ロード可能なモジュールサポートが有効になっている必要があります。
l /opt ディレクトリには 250 MB 以上、/tmp ディレクトリと /var ディレクトリにはそれぞれ 20 MB 以上の空き容量が必要です。デフォルト以外のディレクトリにインストールする場合は、そ
のディレクトリにも 250 MB 以上の空き容量が必要になります。
l SNMP を使用してサーバーを管理する場合、オペレーティングシステムに付属する ucd-snmp または net-snmp パッケージをインストールする必要があります。ucd-snmp または
net-snmp エージェントのサポートエージェントを使用する場合は、Server Administrator をインストールする前に、オペレーティングシステムの SNMP 規格のサポートをインストールする
必要があります。SNMP のインストール方法については、システムで実行しているオペレーティングシステムのインストール手順を参照してください。
rpm --import /mnt/cdrom/srvadmin/linux/RPM-GPG-KEY
l インストールに成功するには、必要な RPM をすべてインストールします。
システムが出荷時インストールの Red Hat Enterprise Linux（バージョン 4 および 5）または SUSE Linux Enterprise Server（バージョン 9 および 10）オペレーティングシステムに搭
載されている場合、Managed System Software をインストールする前に手動でインストールする RPM については、『Dell Systems Console and Agent CD』または『Dell Systems
Management Tools and Documentation DVD』に収録されている Server Administrator インストールの readme ファイル（readme_ins.txt）を参照してください。ほとんどの場
合は、RPM を手動でインストールする必要はありません。詳細については、readme ファイルを参照してください。
システムが出荷時インストールの Linux オペレーティングシステムに搭載されておらず、Dell システムビルドとアップデートユーティリティを使用して Red Hat Enterprise Linux（バージョン
4 および 5）または SUSE Linux Enterprise Server（バージョン 9 および 10）オペレーティングシステムをインストールしていない場合は、Managed System Software をインストール
する前に必要な RPM を手動でインストールする必要があります。これらの RPM ファイルは『DellSystemsConsoleandAgent CD』と『Dell Systems Management Tools and
Documentation DVD』に収録されています。CD の /srvadmin/linux/RPMS/supportRPMS/ または DVD の SYSMGMT/srvadmin/linux/RPMS/supportRPMS/
を開き、使用している Linux オペレーティングシステムに適した RPM ファイルを探してください。rpm -ivh * を実行し、Managed System Software をインストールする前にこれらの
RPM ファイルをインストールします。
デル提供のメディアを使用した Managed System Software のインストール
Dell OpenManage インストーラは RPM を使用して各コンポーネントをインストールします。メディア（CD または DVD）は簡単にカスタムインストールができるようにサブディレクトリに分かれていま
す。
インストールする前にソフトウェアを確認したい場合は、以下の手順に従います。
1. 『Dell Systems Console and Agent CD』または『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』をシステムの CD ドライブにロードします。
2. 必要に応じて、次のようなコマンドラインで CD または DVD をマウントします。
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
3. CD または DVD をマウントしたら、
cd /mnt/cdrom/srvadmin/linux/ または cd /mnt/cdrom/SYSMGMT/srvadmin/linux/ を開きます（DVD を使用している場合）。
4. ls コマンドを使ってディレクトリのリストを表示します。
Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server に関するメディア上のディレクトリは次のとおりです。
メモ： RPM パッケージを Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server にインストールする場合は、RPM–GPG キーに関する警告を回避するために、次
のようなコマンドでキーをインポートしてください。
メモ： Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、CD は -noexec マウントオプションによって自動マウントされます。このオプションでは CD から実行可能ファイルを実
行できません。CD-ROM を手動でマウントしてから、実行可能ファイルを実行する必要があります。