Users Guide
仮想メモリ
ハードディスクドライブを使用して、アドレシング可能な RAM を増加させる技法。たとえば、16 MB の RAM を搭載したコンピュータのハードディスクドライブに 16 MB の仮想メモリを設定した場合、オ
ペレーティングシステムでは、32 MB の物理 RAM が存在する場合と同様の方法でシステムメモリが管理されます。
ウイルス
システムに危害を加えるように設計された自己起動型プログラム。ウイルスプログラムは、ハードディスクドライブに格納されたファイルを破壊したり、システムやネットワークがメモリ不足になるまで自己
増殖したりすることが知られています。一般に、ウイルスプログラムは「感染した」ディスケットから自分自身をハードディスクドライブにコピーしながら、数多くのシステムに感染していきます。ウイルスか
らシステムを保護するために、次のような対策を講じてください。
l コンピュータのハードディスクドライブに定期的にウイルス検査ユーティリティを実行します。
l ディスケット(市販のソフトウェアも含みます)を使用する前に、そのディスケットに必ずウイルス検査ユーティリティを実行します。
VMS
仮想メディアサーバー(Virtual Media Server)の略語。
VNC
仮想ネットワークコンピューティング(Virtual Network Computing)の略語。VNC システムでは、サーバーがアプリケーション、データ、デスクトップ環境を提供し、これらはすべてインターネットか
らアクセスできます。
VRAM
ビデオランダムアクセスメモリ(video random-access memory)の略語。ビデオアダプタの中には、VRAM チップ(または VRAM と DRAM の組み合わせ)を使用してビデオ性能の向上を図って
いるものがあります。VRAM はデュアルポートであるため、ビデオアダプタで画面の更新と新しい画像データの受信を同時に実行できます。
W
ワット(watt)の略語。
Wakeup on LAN
クライアントステーションの電源をネットワークでオンにできる機能。リモートウェイクアップを使うと、営業時間後にユーザーのマシンにソフトウェアのアップグレードやその他の管理タスクを実行できま
す。また、オフになっているマシンにリモートユーザーがアクセスすることもできます。Intel ではリモートウェイクアップを「Wake-on-LAN」と呼んでいます。
ウェブサーバー
HTTP プロトコルを使って、ウェブページをウェブブラウザで表示可能にするアプリケーション。
Winbind
異種ネットワークのユーザーが UNIX または Windows オペレーティングシステムを搭載しているワークステーションを使ってログインできるプログラム。このプログラムを使うと、各 UNIX ワークス
テーションで Windows が UNIX のように表示されるため、UNIX を使用しているワークステーションを Windows ドメインで機能させることができます。
win.ini ファイル
Windows オペレーティングシステム用の起動ファイル。Windows を起動すると、win.ini ファイルが参照されて、Windows 操作環境のさまざまなオプションが設定されます。win.ini ファイル
には主に、Windows にインストールされているプリンタとフォントが記録されています。また、win.ini ファイルには、ハードディスクドライブにインストールされた Windows アプリケーションプログラ
ムのオプション設定を記載したセクションがあります。コントロールパネルまたは Windows セットアッププログラムを実行すると、win.ini ファイルのオプションを変更できます。それ以外の場合は、メ
モ帳などのテキストエディタを使用して、win.ini ファイルのオプションの変更や追加を手動で行う必要があります。
Windows NT
サーバーとワークステーション用に Microsoft が開発した高性能なオペレーティングシステム。科学技術や財務アプリケーションの実行に適しています。
書き込み禁止
読み取り専用ファイルは書き込み禁止と言われます。3.5 インチのディスケットを書き込み禁止にするには、ディスケットの書き込み禁止タブをスライドして開くか、セットアップユーティリティで書き込み
禁止機能を設定します。