Users Guide
useradd -d ホームディレクトリ -g グループ ユーザー名
この グループ は root 以外のものです。
2. passwd ユーザー名を入力し、<Enter> を押します。
3. プロンプトで、新しいユーザーのパスワードを入力します。
重要なシステムコンポーネントへのアクセスを保護するには、Dell OpenManage ソフトウェアにアクセスできるユーザーアカウントのすべてにパスワードを割り当てる必要があります。
これで、新しいユーザーはユーザーというグループ特権で Dell OpenManage ソフトウェアにログインできます。
パワーユーザー特権を持つユーザーの作成
1. コマンドラインから次のコマンドを実行します。
useradd -d ホームディレクトリ -g root ユーザー名
2. passwd ユーザー名を入力し、<Enter> を押します。
3. プロンプトで、新しいユーザーのパスワードを入力します。
重要なシステムコンポーネントへのアクセスを保護するには、Dell OpenManage ソフトウェアにアクセスできるユーザーアカウントのすべてにパスワードを割り当てる必要があります。
これで、新しいユーザーはパワーユーザーというグループ特権で Dell OpenManage ソフトウェアにログインできます。
Microsoft Active Directory
Active Directory サービスソフトウェアを使用している場合は、ネットワークへのアクセス制御を設定できます。 デルではこの Active Directory データベースを変更して、リモート管理の認証と許可をサポ
ートできるようにしています。 Active Directory は現在 IT Assistant と Server Administrator のほか、Dell Remote Access Controller と連動できます。 このツールを使用すると、中央のデータベース
からユーザーや特権を追加して制御できます。 Active Directory を使用してネットワークへのユーザーアクセスを制限するときは、「Microsoft® Active Directory® の使い方」を参照してください。
SNMP エージェントの設定
Dell OpenManage ソフトウェアは、サポートするすべてのオペレーティングシステムにおいて SNMP システム管理規格をサポートしています。 オペレーティングシステムによって、またオペレーティング
システムのインストール方法によってSNMP サポートがインストールされていない場合があります。 SNMP などのサポートしているシステム管理プロトコル規格のインストールは、Dell OpenManage を
インストールする前に必要です。 詳細については、「インストール要件」を参照してください。
SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。 IT Assistant のような管理アプリケーションと正しく相互作用
するように SNMP エージェントを設定するには、以下の手順に従います。
以下に、各対応オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する手順を説明します。
l Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定
l Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定
l SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定
Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定
Dell OpenManage ソフトウェアは Windows SNMP エージェントが提供する SNMP サービスを使用します(SNMP は System Administrator のセッションに接続できる 2 通りの方法の 1 つです。もう
一つは CIM/WMI です。) SNMP エージェントを設定すると、コミュニティ名を変更したり、Set 操作を有効にしたり、管理ステーションにトラップを送ることができます。 IT Assistant のような管理アプリケ
ーションと正しく相互作用するように SNMP エージェントを設定するには、以下の手順に従います。
メモ:グループ が存在しない場合は、groupadd コマンドを使って作成する必要があります。
メモ:プライマリグループとして root を設定する必要があります。
メモ:Server Administrator を実行しているシステムから IT Assistant が管理情報を取得するには、IT Assistant が使用しているコミュニティ名が Server Administrator を実行しているシステ
ムのコミュニティ名と一致する必要があります。 Server Administrator を実行しているシステムで IT Assistant が情報を変更したり処置を実行したりするには、IT Assistant で使用しているコミ
ュニティ名が、Server Administrator のシステムで Set 操作を可能にするコミュニティ名と一致する必要があります。 Server Administrator を実行しているシステムから IT Assistant がトラップ
(非同期イベント通知)を受け取るには、IT Assistant を実行しているシステムにトラップを送信するように Server Administrator を設定する必要があります。 詳細に関しては、『Dell
OpenManage IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ:SNMP の設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。