Users Guide
システムまたはデバイスの設定
CLI コマンドを使っての Server Administrator または IT Assistant systems using を設定は「Server Administrator の実行中でのCLI コマンドを使用した Active Directory の設定」および「 IT
Assistant が実行中での Active Directory の設定」を参照してください。 DRAC ユーザーの場合、DRAC 4 を設定する方法は 2 通りあります。 「ウェブインタフェースを使用した DRAC 4 の設定」また
は「racadm CLI を使用した DRAC 4 Active Directory オプションの設定」を参照してください。
Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active Directory を設定する方法
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用できます。 製品oem.ini ファイルの内容を変更することでこれらの変更を反映できます。
adproductname が
製品の
oem.ini ファイルにない場合は、デフォルト名が割り当てられます。 デフォルト値は system name-software-product nameで、system name は Server
Administrator を実行しているシステムの名前、software-product name は omprv32.ini(すなわち computerName-omsa)で定義されるソフトウェア製品の名前を示します。
表 8-16 はコマンドの有効なパラメータです。
表 8-16. Active Directory サービスの設定パラメータ
IT Assistantを実行しているシステムでの Active Directory の設定
デフォルトでは、Active Directory 製品名は、マシン名-ita で、マシン名は IT Assistant がインストールされているシステムの名前です。 違う名前に設定するには、インストールディレクトリにある
itaoem.iniファイルを見つけます。 このファイルを編集して "adproductname=テキスト" の行を追加します。テキスト は、Active Directory で作成した製品オブジェクトの名前です。 たとえば、Active
Directory 製品名が mgmtStationITA と設定されている場合、itaoem.ini ファイルには次の構文が含まれます。
productname=IT Assistant
startmenu=Dell OpenManage Applications
autdbid=ita
accessmask=3
startlink=ITAUIServlet
adsupport=true
adproductname=mgmtStationITA
ウェブインタフェースを使用した DRAC 4 の設定
1. デフォルトのユーザー、ルート、およびそのパスワードを使って、ウェブベースインタフェースにログインします。
2. 設定 タブをクリックし、Active Directory を選択します。
3. Active Directory を有効にする チェックボックスをオンにします。
4. DRAC 4 の 名前 を入力します。 この名前は、ドメインコントローラで作成した RAC オブジェクトの共通名と同じでなければなりません(「Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインへ
の Dell 拡張のインストール」を参照してください)。
5. ルートドメイン名 を入力します。 ルートドメイン名 はフォレストのルートドメインの完全修飾名です。
6. DRAC 4 ドメイン名(たとえば drac4.com)を入力します。 NetBIOS 名は使用しないでください。 DRAC 4 ドメイン名 は、RAC デバイスオブジェクトがあるサブドメインの完全修飾ドメイン名で
す。
7. 適用 をクリックして Active Directory の設定を保存します。
8. Active Directory CA 証明書をアップロードする をクリックして、ドメインフォレストのルート CA 証明書を DRAC 4 にアップロードします。 ドメインフォレストのドメインコントローラの SSL 証明
書は、この CA 証明書に署名している必要があります。 ルート CA 証明書をローカルシステムで使用できるようにします(「ドメインコントローラのルート CA 証明書のエクスポート(RAC のみ)」を
メモ: Server Administrator および / または IT Assistant がインストールされているシステムで、Active Directory ドメインはコンピュータアカウントに必要です。
メモ:このコマンドは、Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムにのみ適用できます。
メモ:Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
name=value pair
説明
prodname=<テキスト>
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。 Prodname は、omprv32.ini で定義されている製品の名前を指します。 Server Administrator で
は omsa です。
enable=<true | false>
true:Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。
false:Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。
adprodname=<テキスト
>
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。 この名前は製品を Active Directory の特権データに関連付けて、ユーザー認証に使用します。
メモ:itaoem.ini ファイルをディスクに保存後、IT Assistant サービスを再起動します。