Users Guide
Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを使用すると、RAC、関連付け、特権の各オブジェクトを作成して DRAC、Server Administrator、IT Assistant などのユーザーと特権を
追加できます。 オブジェクトを追加するには、該当する項の手順に従ってください。
製品オブジェクトの作成
コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。
1. 新規作成 を選択します。
2. インストールしたコンポーネントに応じて、RAC、Server Administrator、または IT Assistant のオブジェクトを選択します。
新規オブジェクト ウィンドウが開きます。
3. 新しいオブジェクトの名前を入力します。 racadm CLI を使用した DRAC 4 Active Directory オプションの設定」に記載されるように、この名前は Active Directory の製品名 と同一のもの、あ
るいは RAC デバイスに対しては「システムまたはデバイスの設定」のステップ 4 で入力した名前、あるいは IT Assistant に対しては「IT Assistantを実行しているシステムでの Active Directory
の設定」に記載される名前である必要があります。
4. 該当する 製品オブジェクト を選択します。
5. OK をクリックします。
特権オブジェクトの作成
特権オブジェクトは、それを関連付ける関連オブジェクトと同じドメインで作成する必要があります。
1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。
2. 新規作成 を選択します。
3. インストールしたコンポーネントに応じて、RAC、Server Administrator、または IT Assistant のオブジェクトを選択します。
新規オブジェクト ウィンドウが開きます。
4. 新しいオブジェクトの名前を入力します。
5. 該当する 特権オブジェクト を選択します。
6. OK をクリックします。
7. 作成した特権オブジェクトを右クリックして プロパティ を選択します。
8. 適切な 特権 タブをクリックして、ユーザーに与える特権を選択します(詳細については、表 8-1 および 表 8-10 を参照してください)。
関連オブジェクトの作成
関連オブジェクトはグループから導出され、グループの種類が含まれていなければなりません。 関連スコープは関連オブジェクトのセキュリティグループの種類を指定します。 関連オブジェクトを作成
するたびに、追加したいオブジェクトの種類に適用する関連スコープを選択する必要があります。 たとえば、ユニバーサル を選択すると、Active Directory ドメインがネイティブモード以上で機能してい
る場合にのみ関連オブジェクトを使用できます。
1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。
2. 新規作成 を選択します。
3. インストールしたコンポーネントに応じて、RAC、Server Administrator、または IT Assistant のオブジェクトを選択します。
新規オブジェクト ウィンドウが開きます。
4. 新しいオブジェクトの名前を入力します。
メモ:Server Administrator と IT Assistant はユニバーサル製品グループを使用して、その製品オブジェクトのドメインをスパンする必要があります。
メモ:ユニバーサルタイプの製品グループを別のドメインから追加するときは、ユニバーサルスコープで関連オブジェクトを作成する必要があります。 Dell Schema Extender ユーティリティによ
って作成されるデフォルトの関連オブジェクトは、ドメインのローカルグループであり、他のドメインからのユニバーサルタイプの製品グループと連動しません。