Users Guide
ミラーの解除 タスクを使用してミラーされたデータを分離し、その半分を復元して容量を解放します。RAID 1 または RAID 1 連結仮
想ディスクをミラー解除すると、単一の非冗長連結仮想ディスクが生成されます。RAID 10 仮想ディスクをミラー解除すると、単一
の非冗長 RAID 0 (ストライプ)仮想ディスクが生成されます。この操作中にデータが失われることはありません。
メモ: Linux オペレーティングシステムを実行するシステムでは、マウントされた仮想ディスクで ミラーの解除 を実行すること
はできません。
ミラーを解除するには
ミラーの解除 をクリックします。ミラー解除を行わずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。
注意: 仮想ディスクからは冗長性が失われています。
Storage Management でのミラーの解除の見つけ方
1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。
2. コントローラ オブジェクトを展開します。
3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。
4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから ミラーの解除 を選択します。
5. 実行 をクリックします。
専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
専用ホットスペアは、単一の仮想ディスクに割り当てられた未使用のバックアップディスクです。仮想ディスク内の物理ディスク
が故障すると、ホットスペアがアクティブ化されて故障した物理ディスクと交換されるため、システムが中断したり、ユーザー介
入が必要になることもありません。
サイズの要件を含むホットスペアの情報に関しては、「ホットスペアでの仮想ディスクの保護」を参照してください。コントローラ
BIOS を使用して作成される RAID 10 および RAID 50 仮想ディスクに関する考慮事項については、次を参照してください。
専用ホットスペアの割り当て
1. コネクタ(チャネルまたはポート)表から専用ホットスペアとして使用するディスクを選択します一部のコントローラでは、複
数のコントローラを選択することができます。専用ホットスペアとして選択したディスクは、現在専用ホットスペアとして設定
されているディスク 表に表示されます。
2. 準備が完了したら、変更の適用 をクリックします。
メモ: PERC H310 アダプター、PERC H310 ミニ モノリス型、PERC H310 ミニ ブレード、PERC H700、PERC H710 アダプタ
ー、PERC H710 ミニ ブレード、PERC H710 ミニ モノリス型、PERC H710P アダプター、PERC H710P ミニ ブレード、PERC
H710P ミニ モノリス型、PERC H730P MX、PERC H745P MX、PERC H800、PERC H810 アダプター、PERC H745、PERC
H345 アダプター、PERC H755、PERC H755 アダプター、PERC 755N コントローラーでは、選択した物理ドライブのいずれ
かがスピンダウン状態である場合、スピンダウンされた状態の ID とドライブにおけるタスク実行の遅延を示すメッセージ
が表示されます。
専用ホットスペアの割り当て解除
1. 専用ホットスペアとして現在設定されているディスク 表内のディスクをクリックし、割り当てを解除します。 コントローラに
よっては、複数のディスクを選択できる場合もあります。ディスクをクリックすると、現在専用ホットスペアとして設定され
ているディスク 表からディスクが削除され、コネクタ(チャネルまたはポート)表に戻されます。
2. 準備が完了したら、変更の適用 をクリックします。
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