Users Guide
不良ブロックのクリアに関する推奨事項
Storage Management では、不良ブロックの警告をクリアすることができます。不良ブロックをクリアするには、次の手順を推奨し
ます。
1. 検証 オプションを選択した状態で仮想ディスクのバックアップを行います。
次の 2 つのシナリオが発生する可能性があります。
● バックアップ操作が 1 つ、または複数のファイルで失敗する。この場合は、前回のバックアップからファイルを復元しま
す。ファイルを復元した後、手順 2 に進みます。
● バックアップ操作がエラーなしで完了する。これは、仮想ディスク上の書き込まれた部分に不良ブロックがないことを示し
ます。
この後も引き続き不良ブロック警告を受け取る場合、不良ブロックは非データ領域にあります。手順 2 に進みます。
2. 巡回読み取り を実行し、システムイベントログをチェックして新しい不良ブロックが検出されないことを確認します。
不良ブロックが引き続き存在する場合は、手順 3 に進みます。存在しない場合は、状態が解決しているので手順 3 に進む必要
はありません。
3. これらの不良ブロックをクリアするには、仮想ディスクの不良ブロックのクリア タスクを実行します。
この 仮想ディスクの不良ブロックのクリア 機能は、PERC H730P MX および PERC H745P MX に適用されます。
仮想ディスクプロパティおよびタスク
仮想ディスクのプロパティとタスクウィンドウを使用して、仮想ディスクについての情報を表示し、仮想ディスクタスクを実行し
ます。
オプションメニューで次を行います:
仮想ディスクの作成ウィザードに進む:仮想ディスクの作成ウィザードを起動します。
仮想ディスクのプロパティ
仮想ディスクのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。
表 36. 仮想ディスクのプロパティ
プロパティ 定義
ステータス これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度または正常性を示します。
- 正常/OK
- 警告/非重大
- 重大/失敗/エラー
詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。
名前 仮想ディスク名を表示します。
仮想ディスクを構成していないディスクはすべて、拡張 HBA モードで実行されるシス
テムの非 RAID ディスクとして表示されます。ホットプラグ対応ディスクも非 RAID デ
ィスクとして表示されます。
状態 仮想ディスクの状態が表示されます。以下の値があります。
● 準備完了 - 仮想ディスクが正常に機能しています。
● 劣化 — 冗長仮想ディスクの物理ディスクはオンラインになっていません。
● 再同期中 — 整合性チェックが仮想ディスクで実行されています。
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