Install Guide
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対応 Linux および VMware ESX への Managed System Software のインストール
WSMan 用のサーバー証明書の作成
WSMan 用の証明書を作成したり、既存の証明書を再利用したりすることができます。
新しい証明書の作成
WSMan 用の新しいサーバー証明書は、owsmangencert.sh スクリプト(/etc/openwsman)を実行して作成します。
OpenWSMAN RPM はスクリプトを提供します。ウィザードの手順に従って、サーバー証明書を作成します。
メモ: RHEL8 では、ssleay. cnf で RANDFILE をコメントにし、ビット数を 2048 に変更してから、openwsman 用の
owsmangencert.sh を実行してください。
既存の証明書の再利用
自己署名証明書または CA 署名証明書がある場合は、/etc/openwsman/openwsman.conf の[server]タグの下にグループ化され
ている、ssl_cert_file および ssl_key_file の値を既存の証明書の値で更新することにより、openwsman サーバーに同じ証
明書を使用できます。
openwsman クライアント用の CRL の設定
Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定するには、次の手順に従います。
1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。
2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。
メモ: CRL サポートは、サポート対象の SUSE Linux Enterprise Server および Red Hat Enterprise Linux Server にだけ存在しま
す。その他のオペレーティングシステムの場合は、オペレーティングシステムのベンダーに問い合わせて、CRL サポートの
ある必要な CURL ライブラリを準備します。
sfcb および openwsman の実行
sfcb および openwsman を実行するには、次のコマンドを使用します。
● /etc/init.d/sfcb start
● /etc/init.d/openwsmand start
メモ: Red Hat Enterprise Linux 6 では、「sfcb」を「sblim-sfcb」に置き換えます。
Red Hat Enterprise Linux 6 で、再起動後に sblim-sfcb および openwsman を自動的に開始するには、chkconfig ユーティリテ
ィーを使用してランレベルを変更する必要があります。たとえば、sblim-sfcb をランレベル 3 および 5 で実行する場合は、次の
コマンドを使用します。
#chkconfig sblim-sfcb on --level 35
メモ: chkconfig およびその使用方法の詳細については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
管理下システムは設定され、Server Administrator Web Server によって使用される準備が整いました。
Red Hat Enterprise Linux オペレーティング システム向け
の openwsman および sfcb の Winbind 設定
openwsman および sfcb を設定するには、次の手順を実行します。
14 インストール前のセットアップ