Users Guide
メモ: この機能を使用するには、コントローラに接続された物理デバイスに最新のファームウェアが搭載されている必要があり
ます。最新のサポート対象ファームウェアについては、サービスプロバイダにお問い合わせください。
エンクロージャをホットプラグまたはホット再設定した後で左のツリーを更新すると、状態と設定の変更が表示されます。システ
ムを再起動する必要はありません。
メモ: Storage Management ではエンクロージャのホット取り外しはできません。システムをリブートすると Storage
Management でこの変更が反映されます。
メモ: ホットプラグ可能なデバイスの入出力操作には、最低 6 秒の間隔が必要です。
Storage Management は、アラートログに表示されるアラートでエンクロージャの状態変化を通知します。
次の項では、Storage Management が提供するエンクロージャコンポーネントおよび管理機能の詳細について説明しています。
● MX5016s
● エンクロージャ物理ディスク
● エンクロージャファン
● エンクロージャ電源装置
● エンクロージャ温度プローブ
● エンクロージャ管理モジュール(EMM)
● エンクロージャとバックプレーンの正常性
● エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク
MX5016s
MX5016s は、PowerEdge モジュラーサーバで使用可能な物理ストレージ以外の拡張ストレージアクセスを提供する、ブレードシャー
シに接続されているストレージスレッドです。これは、単一シャーシで最大 6 台の前面の PSU と最大 4 台のファンをサポートしま
す。最大 16 台の HDD(SAS / SED / SSD)を取り付けることができます。ブレードシャーシの背面には IO モジュールが接続されて
います。このプラットフォームでは、MX5016s に接続されているディスクにアクセスするために、これらの IO モジュールを活用し
ます。SATA ディスクは計算ノードのみをサポートします。
MX5016s に接続されたハードドライブは、次の 2 つの方法で PowerEdge モジュラーサーバにマップできます。
● スロットマッピング:スロットマッピングでは、ハードドライブを特定の PowerEdge モジュラーサーバのスロットにマップする
ことができます。MX5016s のスロットレベルマッピングは計算ノードから可能です。1 台の計算ノードと 3 台の MX5016s があ
る場合、MX5016s の任意の個別スロットを計算ノードにマッピングすることができます。Storage Management では、MX5016s
にハードドライブが存在するスロットのみを検出し、リストします。
メモ: このリリースではスロットレベルのマッピングをサポートします。
● エンクロージャマッピング:エンクロージャマッピングでは、Storage Management が完全なエンクロージャを検出し、リスト
します。
メモ: MX5016s が特定の PowerEdge モジュラーサーバにマップされていない場合は、Storage Management はインベントリを監
視しません。
メモ: 動的割り当てまたは割り当て解除が実行される前に、空の MX5016s またはドライブの動的割り当てまたは割り当て解除
が存在していない場合は、Storage Management がスロット情報を列挙しません。
メモ: 完全に埋まっている PowerEdge MX7000 シャーシの場合、Storage Management システムがストレージコンポーネントを
ロードために数分かかります。
メモ: MX5016s の複数ドライブを物理的にホットプラグインしている間は、各挿入アラートを待って、間違った列挙を回避し
てください。
エンクロージャ物理ディスク
エンクロージャ物理ディスクはツリービューのエンクロージャオブジェクト下に表示されます。ツリーからディスクを選択して状
態情報を表示します。
86 エンクロージャとバックプレーン