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表 32. 物理ディスクのプロパティー (続き)
プロパティ 定義
残留定格書き込み耐久性 書き込み作業負荷の量に基づいた SSD 更新 / 交換についての情報を表示します。
このフィールドは、SSD の NAND(否定論理積)型フラッシュチップの合計数の累
積仕様を基に、SSD で使用可能な残りのプログラムまたは消去サイクルの合計を示
します。
メモ: このオプションは Micron PCIe SSD、非揮発性メモリ Express(NVMe)
PCIe SSD、M.2 デバイス、および SAS/SATA SSD に該当します。
使用されている RAID ディスク容量 このプロパティには、コントローラの仮想ディスクが使用している物理ディスクま
たはデバイスの容量が表示されます。このプロパティは、非 RAID コントローラに
取り付けられた物理ディスクまたはデバイスには 適用されません。
場合によっては、物理ディスクまたはデバイスの容量の一部が使用されているにも
かかわらず、使用されている RAID ディスク容量の値にゼロが表示されることがあ
ります。この現象は使用容量が 0.005 GB 以下の場合に発生します。使用されたデ
ィスク容量を計算するアルゴリズムは 0.005 GB 以下の数値を 0 に丸めます。
0.006 GB から 0.009 GB の間の使用ディスク容量は 0.01 GB に丸められます。
使用できる RAID ディスク容量 ディスク上の使用できる容量が表示されます。このプロパティは、非 RAID コント
ローラに取り付けられた物理ディスクには 適用されません。
ホットスペア ディスクがホットスペアに割り当てられているかどうかが表示されます。このプ
ロパティは、非 RAID コントローラに取り付けられた物理ディスクには 適用されま
せん。
ベンダー ID ディスクのハードウェアベンダが表示されます。
製品 ID デバイスの製品 ID を表示します。
ファームウェア リビジョン 物理デバイスのファームウェアバージョンを表示します。
シリアル番号 ディスクのシリアル番号が表示されます。
パーツ番号 物理ディスクの PPID(Piece Part Identification)を表示します。
T10 保護情報機能 物理ディスクがデータ整合性をサポートしているかどうかを示します。可能な値は
はい と いいえ です。
セクター サイズ 物理ディスクのセクタサイズが表示されます。可能なオプションは 512B および
4KB です。
PCIe のネゴシエートされたリンク速度 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後の転送速度を GT/s で示します。
PCIe 最大リンク速度 物理デバイスの、可能な転送速度を GT/s で示します。
製造日 物理ディスクが製造された月日を表示します。
製造週 物理ディスクが製造された週を表示します。
製造年 物理ディスクが製造された年を表示します。
SAS アドレス 物理ディスクの SAS アドレスが表示されます。SAS アドレスは各 SAS ディスクに
固有です。
PCIe ネゴシエート済みのリンク幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリンク幅を表示します。
PCIe 最大リンク幅 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。
非 RAID ディスクキャッシュポリシー 非 RAID ディスクのキャッシュポリシーを表示します。非 RAID 物理ディスクの場
合、非 RAID ディスクキャッシュポリシーのプロパティは変更なし、有効、無効の
いずれかに変更できます。
メモ: この機能は、PERC 10 以降では使用できません。
使用可能なスペア すべての SSD(SAS / SATA)に対して設定された利用可能なスペアの値を表示しま
す。新しいディスクには使用量に応じて 100% のスペアが用意されます。
暗号的消去に対応 暗号的消去またはサニタイズ暗号的消去がサポートされている場合は、[はい]と表
示されます。
110 物理ディスクまたは物理デバイス