Users Guide
● HTTPS ポート フィールドは、Server Administrator のポートを指定します。Server Administrator のデフォルトセキュアポート
は 1311 です。
メモ: ポート番号を無効または使用中のポート番号に変更すると、他のアプリケーションまたはブラウザが管理下システ
ムの Server Administrator にアクセスできなくなる場合があります。デフォルトポートのリストについては、dell.com/
openmanagemanuals で入手できる『Server Administrator インストールガイド』を参照してください。
● IP アドレスのバインド先 フィールドは、セッション開始時に Server Administrator がバインドする管理下システムの IP アド
レスを指定します。すべて を選択して、システムに該当するすべての IP アドレスにバインドします。特定の IP アドレスに
バインドするには 特定 を選択します。
メモ: バインド先の IP アドレス 値を すべて 以外の値に変更すると、他のアプリケーションまたはブラウザが管理下シ
ステムの Server Administrator にアクセスできなくなる場合があります。
● 宛先 フィールドは、デフォルトでアップデートについての電子メールを送信する電子メールアドレスを指定します。複数の
電子メールアドレスを設定し、コンマで区切ることができます。
● SMTP サーバ名(または IP アドレス) フィールドおよび SMTP サーバの DNS サフィックス フィールドは、会社または組
織の Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)およびドメイン名サーバ(DNS)のサフィックスを指定します。Server Administrator
の電子メール送信を有効にするには、該当するフィールドに会社または組織の SMTP サーバの IP アドレスと DNS サフィッ
クスを入力します。
メモ: セキュリティ上の理由から、SMTP サーバから外部アカウントへの電子メール送信を許可していない会社や組織も
あります。
● コマンドログサイズ フィールドは、コマンドログファイル の最大ファイルサイズを MB 単位で指定します。
メモ: Server Administrator Web Server を管理するためにログインした場合にのみ、このフィールドが表示されます。
● サポートリンク フィールドでは、管理下システムのサポートを提供する事業体の URL を指定します。
● カスタム区切り文字 フィールドは、エクスポート ボタンを使用して作成されるファイルのデータフィールドを区切るために
使用される文字を指定します。; 文字がデフォルトの区切り文字です。この他のオプションは、!、@、#、$、%、^、*、
~、?、|です。
● [SSL 暗号]フィールドは、Web サーバーとブラウザー間のセキュアな接続を指定します。設定時には、Web サーバーをサ
ポートする暗号を選択してください。無効な暗号スイートが設定されると、接続サービスは起動しません。デフォルトでは、
以下が暗号スイートの値です。
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256
TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,
TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,
TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,
TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,
TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
メモ: 誤った暗号値が設定されており、接続サービスの開始が失敗する場合は、CLI コマンドプロンプトを使用する、ま
たは手動で有効な暗号を設定し、接続サービスを再度開始してください。
メモ: セキュリティ上の理由で、Server Administrator 9.1 へのアップグレードでは既存の Web サーバー暗号設定は保持さ
れません。
● [SSL プロトコル]フィールドを使用すると、Web サーバーから一覧表示されている SSL プロトコルを設定して、HTTPS 接
続を確立することができます。可能な値は、 TLSv1.1、 TLSv1.2 および (TLSv1.1, TLSv1.2)です。デフォルトで
は、SSL プロトコルの値は(TLSv1.1, TLSv1.2)に設定されています。変更は Web サーバーの再起動後に有効になりま
す。
メモ: プロトコルがデフォルト構成でサポートされていない場合、ブラウザ設定から SSL プロトコルを有効にします。
● キー署名アルゴリズム(自己署名の証明書向け) — 対応する署名アルゴリズムを選択できます。SHA 512 または SHA 256
を選択する場合、お使いのオペレーティングシステム/ブラウザがこのアルゴリズムをサポートすることを確認してくださ
い。必要なオペレーティング システム/ブラウザーのサポートなしでこれらのオプションのいずれかを選択すると、Server
Administrator に「cannot display the webpage」というエラーが表示されます。このフィールドは、Server Administrator
Server Administrator の使用 33