Install Guide
• RPM コマンドの使用
Managed System Software をインストールするための必要条件
必要条件は次のとおりです。
• root としてログインします。
• 実行中のカーネルで、ロード可能なモジュールサポートが有効になっている(必須)。
• /opt ディレクトリには 250 MB 以上の空き容量、/tmp ディレクトリ、/etc ディレクトリ、および /var ディレクトリにはそれぞれ 20 MB 以上の空き容
量が必要です。
• サーバの管理に SNMP を使用する場合は、OS に付属している net-snmp パッケージをインストールします。ucd-snmp または net-snmp エージェ
ントに対応したエージェントを使用する場合は、Server Administrator をインストールする前に、SNMP 標準用のオペレーティングシステムサポートを
インストールする必要があります。
SNMP のインストールの詳細に関しては、システムで実行中のオペレーティングシステムのインストール手順をお読
みください。
メモ
: RPM パッケージのインストール時に、RPM-GPG キーに関する警告メッセージを回避するには、次のコマンドでキーをインポートします。
rpm --import <OM DVD mountpoint>/SYSMGMT/srvadmin/linux/RPM-GPG-KEY
メモ: Server Administrator を SLES15 にインストールする前に、insserv-compact パッケージをインストールする必要があります。さもなけれ
ば、インストールは失敗します。
• Red Hat Enterprise Linux 以上および SLES の場合、オペレーティングシステムの DVD から wsman および sblim パッケージをインストールします。
「
wsman パッケージおよび sblim パッケージのインストール」を参照してください。
• インストールを正常に終了するために、必要な RPM をすべてインストールします。
工場出荷時にシステムに Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server がインストールされている場合は、Managed System
Software をインストールする前に、手動インストールが必要なすべての RPM に関する情報を「Remote Enablement 用の依存 RPM」の項で参照
してください。通常は、
RPM を手動でインストールする必要はありません。
wsman および sblim パッケージのインストール
1 [パッケージの選択]で、[基本サーバー]を選択します。
2 [今すぐカスタマイズ]を選択し、[次へ]をクリックします。
3 [システム管理]グループを選択します。
4 サブ カテゴリから、[Web-based Enterprise Management] > [オプション パッケージ]オプションを選択します。デフォルトで選択されているパ
ッケージは、openwsman-client、sblim-sfcb、sblim-wbemcli、wsmancli です。
リストから選択されている sblim-wbemcli パッケージをクリアします。
5 [openwsman-server]を選択し、[次へ]をクリックします。
6 オペレーティング システムのインストール後、libcmpiCppImpl0 パッケージを、オペレーティング システムの DVD からインストールするか、または
Yum ユーティリティーを使用してインストールします。
提供されたメディアを使用した Managed System Software のイン
ストール
インストーラは RPM を使用して各コンポーネントをインストールします。ソフトウェア(DVD)は、カスタムインストールを容易にするためにサブディレクトリに
分割されます
インストール前にソフトウェアを確認するには、次の手順を実行します。
1 DVD ドライブに Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアをロードします。
2 必要に応じて DVD をマウントします。
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対応 Linux および VMware ESXi への Managed System Software のインストール