Install Guide
iDRAC サービス モジュール(iSM)は、オペレーティング システム(OS)関連の機能が iDRAC とより適切に統合された、第 12 世代以降の Dell
EMC PowerEdge
サーバーにインストール可能な軽量ソフトウェア サービスです。iSM は、Dell EMC OpenManage Server Administrator
(OMSA)などの帯域内エージェントに比べるとメモリーや CPU への影響が小さいため、iDRAC の管理を対応ホスト オペレーティング システムに拡
張できます。
13 完了 をクリックして Server Administrator のインストールを終了します。
システムを再起動するよう求められた場合は、インストールされた Managed System Software サービスを使用可能にするために次の再起動オプ
ションのいずれかを選択します。
• 今すぐ再起動する
• 後で再起動する
メモ: インストール中に[Remote Enablement]を選択した場合は、「A provider, WinTunnel, has been registered in
the Windows Management Instrumentation namespace ROOT\dcim\sysman to use the LocalSystem
account. This account is privileged and the provider may cause a security violation if it
does not correctly impersonate user requests.
」というエラー メッセージが Windows イベント ログに記録されます。このメ
ッセージは無視しても、安全にインストールを続行できます。
関連リンク:
インストール失敗後のシステム回復
Managed System Software の無人インストールの実行
Systems Management インストーラには、 無人インストール用に 標準セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションが用意されています。
無人インストールでは、複数のシステムに Server Administrator を同時にインストールできます。無人インストールは、必要な Managed System
Software ファイルを含むパッケージを作成することによって実行します。また、無人インストールオプションにより、無人インストールに関する情報を設定、
確認、および表示できる複数の機能が提供されます。
無人インストールパッケージは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のソフトウェア配布ツールを使用してリモートシステムに配布されます。パッケージが配
布されると、ソフトウェアをインストールするインストールスクリプトが実行されます。
標準無人インストールパッケージの作成と配布
標準セットアップ の無人インストールオプションは、無人インストールパッケージとして『Dell EMC Systems Management Tools and Documentation』
DVD を使用します。msiexec.exe /i <SysMgmtx64>.msi /qn コマンドが DVD にアクセスしてソフトウェアライセンス契約に同意し、選択し
たリモートシステムで必要な Server Administrator 機能をすべてインストールします。これらの機能は、システムのハードウェア構成に基づいて、リモートシ
ステムにインストールされます。
メモ
: 無人インストールが完了した後、Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)機能を使用するためには、新しいコンソー
ルウィンドウを開き、そこから CLI コマンドを実行する必要があります。Server Administrator をインストールしたコンソールウィンドウと同じコン
ソールウィンドウからの
CLI コマンドの実行は、動作しません。
DVD の全コンテンツを配布するか、ターゲットシステムから DVD イメージの場所にドライブをマッピングすると、リモートシステムで DVD のイメージを使用で
きるようになります。
標準無人インストールパッケージとして使用するためのドライブのマッピング
1 Server Administrator のインストール先となる各リモートシステムと、Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアのイメージを
共有できます。
このタスクは、ソフトウェアを直接共有するか、ISO イメージ全体をドライブにコピーしてコピーを共有することで実行できます。
2 リモートシステムから、手順 1 で説明した共有ドライブへドライブをマップするスクリプトを作成します。このスクリプトは、ドライブがマップされた後に、
msiexec.exe /i Mapped Drive\<64–bit MSI path on the DVD>/qn を実行する必要があります。
3 ISV 配布ソフトウェアを設定して、手順 2 で作成したスクリプトを配布して実行します。
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Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール