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仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 2)
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード - <コントローラ名> ページに、選択した RAID レベルの属性概要が表示されます。属性には、バスプロトコ
ル
、ストライプエレメントサイズ、読み取りポリシー、および選択した物理ディスクが含まれます。選択した RAID レベルには、仮想ディスク属性のデフォル
ト値(RAID レベルを除く)が推奨されます。
1 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。
仮想ディスクの名前には英数字、スペース、ダッシュ、およびアンダースコアのみを使用できます。最大文字数はコントローラによって異なります。多く
の場合、最大文字数は 15 文字です。仮想ディスク名の始めと終わりにスペースを使用することはできません。
メモ: 仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を付けることが推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成されたアラートの
区別が困難になります。
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。SMART アラートに関する詳細につい
ては、「
RAID コントローラにおけるディスク信頼性の監視」を参照してください。
2 サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。仮想ディスクの最大サイズの
算出方法については、「最大仮想ディスクサイズの計算」を参照してください。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可
状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
3 終了 をクリックして仮想ディスクの作成を完了します。
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態である場合、次のメッセージが表示されま
す。
The below listed physical drive(s) are in the Spun Down state. Executing this task on these
drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up.
PERC S140 コントローラで、仮想ディスクを作成するためにリムーバブルおよび非リムーバブルデバイスが使用されている場合は、次のメッセージが表
示されます。
A combination of removable and non-removable NVMe devices have been used to create this
virtual disk. Are you sure you want to procered?
終了 をクリックして仮想ディスクを作成します。
選択を変更したい場合は、前のページに戻る をクリックし、仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード ページに戻ります。
仮想ディスクの作成をキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。
仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシー、および仮想ディスクの RAID レベル、バスプロト
コル、メディアタイプ、暗号化ディスクなどのパラメータを指定できます。物理ディスクとコントローラコネクタを選択することもできます。詳細設定ウィザードを
使用するには、RAID レベルとハードウェアについてよく理解しておく必要があります。ウィザードで推奨仮想ディスク設定を選択する場合は、簡易設定ウ
ィザード
オプションを選択します。
仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」も確認してください。
メモ
: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
仮想ディスク
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