Users Guide

H740P アダプタ、PERC H740P ミニモノリシック、PERC H830 アダプタ、PERC H730P MXPERC H745P MXPERC H840 アダプタ、および
PERC FD33xD/FD33xS
暗号化に対応しているPERC H730P MX および PERC H745P MX
暗号化キーがある
自己暗号化ドライブSED仮想ディスクがある
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
使用しているコントローラはこの機能をサポートしていますか対応機能」を参照してください。
仮想ディスクの作成ウィザード では、ウィザードの種類と RAID レベルを選択できます。仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード では、使用可能な容
量とコントローラの考慮事項に基づいて適切な仮想ディスク設定を算出します。仮想ディスクの設定を独自で選択するには、
詳細設定ウィザード オプ
ションを選択します。
仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」も確認してください。
メモ
: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
1 Server Administrator ウィンドウで、システム > ストレージ の順に展開します
2 コネクタ 0 RAID をクリックします。
コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。
3 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。
仮想ディスクの作成ウィザード手順 1<コントローラ名> ページが表示されます。
4 簡易設定ウィザード オプションを選択し、ドロップダウンリストから RAID レベル を選択します。
コントローラによっては、連結 で複数のディスクのストレージ容量を組み合わせたり、1 台の物理ディスクを使用して仮想ディスクを作成したりで
きます。連結 を使用する際にサポートされる物理ディスクの数の詳細については、「仮想ディスクあたりのディスク数」を参照してください。連結
では、データの冗長性を提供したり、読み取り / 書き込みの性能に影響を及ぼしたりしません。
ストライピング用の RAID 0 を選択します。この選択は、n 台のディスクを n 台分のディスク容量を持つ 1 台の大容量仮想ディスクとしてグルー
プ化します。データは交互にディスクに保管されるため、均等に配分されます。データ冗長性はこのモードでは使用できません。読み取り
/ 書き
込み性能が向上します。
ディスクのミラーリング用の RAID 1 を選択します。この選択は、2 台のディスクを 1 台分のディスク容量を持つ 1 台の仮想ディスクとしてグループ
化します。データは両方のディスクに複製されます。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、データの冗長性および良
好な読み取り性能を提供しますが、書き込み性能が若干低下します。
RAID 1 を使用するには、システムに 2 台以上の物理ディスクが必要で
す。
分散パリティを用いたストライピング用の RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n-1
台分のディスクの容量を持つ 1 台の大容
量仮想ディスクとしてグループ化します。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、より良いデータ冗長性と読み取り性
能を提供しますが、書き込み性能は遅くなります。
RAID 5 を使用するには、システムに 3 台以上の物理ディスクが必要です。
追加の分散パリティを用いたストライピング用の RAID 6 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n- 2
台分のディスクの容量を持つ 1
の大容量仮想ディスクとしてグループ化します。この仮想ディスクは、最大
2 台のディスク障害時にも機能します。RAID 6 は、読み取り性能が
向上しますが、書き込み性能は遅くなります。RAID 6 を使用するには、4 台以上の物理ディスクがシステムに必要です。
ミラーセットにまたがったストライピング用の RAID 10 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n/2
台分のディスクの容量を持つ 1 台の大
容量仮想ディスクとしてグループ化します。データは、複製されたミラー型ペアディスク全体でストライプされます。ディスクが故障しても仮想ディス
クは機能し続けます。データは、動作しているミラー型ペアディスクから読み取られます。この機能は、最高のエラー保護と読み書き性能を提供
します。RAID 10 を使用するには、4 台以上の物理ディスクがシステムに必要です。
複数の物理ディスクのスパンにストライピングを実装するには、RAID 50 を選択します。RAID 50 は、n×s 台のディスクを
n-1
台分のディ
スク容量を持つ 1 台の大きな仮想ディスクとしてグループ化します。ここで、s はスパン数、n は各スパン内のディスク数を表します。
複数の RAID 6 のスパンにストライピングを実装するには、RAID 60 を選択します。RAID 60 は、n×s 台のディスクを
n-2
台分のディスク
容量を持つ 1 台の大きな仮想ディスクとしてグループ化します。ここで、s はスパン数、n は各スパン内のディスク数を表します。RAID 60 では、
データ保護と読み込み性能は向上しますが、書き込み性能は遅くなります。
5 Continue続行をクリックします。
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