Users Guide
• バックアップ操作がエラーなしで完了する。これは、仮想ディスク上の書き込まれた部分に不良ブロックがないことを示します。
この後も引き続き不良ブロック警告を受け取る場合、不良ブロックは非データ領域にあります。手順 2 に進みます。
2 巡回読み取り を実行し、システムイベントログをチェックして新しい不良ブロックが検出されないことを確認します。
不良ブロックが引き続き存在する場合は、手順 3 に進みます。存在しない場合は、状態が解決しているので手順 3 に進む必要はありません。
3 これらの不良ブロックをクリアするには、仮想ディスクの不良ブロックのクリア タスクを実行します。
この 仮想ディスクの不良ブロックのクリア 機能は、PERC H730P MX および PERC H745P MX に適用されます。
仮想ディスクプロパティおよびタスク
仮想ディスクのプロパティとタスクウィンドウを使用して、仮想ディスクについての情報を表示し、仮想ディスクタスクを実行します。
オプションメニューで次を行います:
パーティションの更新:使用可能仮想ディスク用にオペレーティングシステムコマンドを使ってパーティションが作成されたら、クリックして仮想ディスクパーテ
ィションデータを更新します。
仮想ディスクの作成ウィザードに進む:仮想ディスクの作成ウィザードを起動します。
仮想ディスクのプロパティ
仮想ディスクのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。
表 39. 仮想ディスクのプロパティ
プロパティ 定義
ステータス これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度または正常性を示します。
- 正常 / OK
- 警告 / 非重要
— 重要 / 失敗 / エラー
詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。
名前 仮想ディスク名を表示します。
仮想ディスクを構成していないディスクはすべて、拡張 HBA モードで実行されるシステムの非 RAID
ディスクとして表示されます。ホットプラグ対応ディスクも非 RAID ディスクとして表示されます。
状態 仮想ディスクの状態が表示されます。以下の値があります。
• 準備完了 - 仮想ディスクが正常に機能しています。
• 劣化 — 冗長仮想ディスクの物理ディスクはオンラインになっていません。
• 再同期中 — 整合性チェックが仮想ディスクで実行されています。
再同期中状況の間に仮想ディスクで 整合性チェックのキャンセル を実行すると、仮想ディスクは
冗長性失敗 状況になる原因となります。
• 再同期の一時停止 — 仮想ディスクの整合性チェックが一時停止されています。
• 再生成中 — 仮想ディスク内の物理ディスクが再構築中です。
• 再構成中 — 仮想ディスクの設定が変更されています。仮想ディスクに含まれる物理ディスクは
新しい設定をサポートするように変更されています。
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仮想ディスク