Dell EMC Server Administrator Storage Management 9.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 12 Rev.
目次 1 概要.............................................................................................................................................................. 13 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................13 Storage Management をインストールする前に.................................................................................................................
ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス................................................................................................ 31 ストレージの正常性............................................................................................................................................................ 31 ホットスペア保護ポリシー.................................................................................................................................................... 32 ストレージコンポーネントの重大度......................................
RAID コントローラ機能....................................................................................................................................................... 52 コントローラ — 対応 RAID レベル..................................................................................................................................... 53 コントローラ — 対応ストライプサイズ.................................................................................................................................
コントローラモードの変更.............................................................................................................................................. 84 RAID0 の自動設定操作.............................................................................................................................................85 システム設定のロックダウンモード....................................................................................................................................... 85 システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされるグローバルタスク....
コネクタ正常性................................................................................................................................................................... 111 コントローラ情報........................................................................................................................................................... 111 コネクタコンポーネント...................................................................................................................................................
15 仮想ディスク............................................................................................................................................... 132 仮想ディスクを作成する前の考慮事項............................................................................................................................133 コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項........................................................................................................... 133 PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項...........................
仮想ディスクタスク - 再設定(手順 1/3)..................................................................................................................... 153 仮想ディスクの再設定(手順 1/3)........................................................................................................................ 153 仮想ディスクタスク - 再設定(手順 2/3).................................................................................................................... 154 仮想ディスク容量拡張のための仮想ディスクの再設定 - 手順 2/3...............................................
グローバルホットスペア保護ポリシー............................................................................................................................166 ホットスペア保護ポリシーに関する考慮事項..............................................................................................................166 エンクロージャアフィニティの考慮事項......................................................................................................................... 167 専用ホットスペアに関する考慮事項.........................................................................
Storage Management で再起動後にストレージデバイス表示の遅延が生じる.......................................................179 リモートシステムにログインできない.............................................................................................................................. 179 Microsoft Windows Server 2003 を実行するリモートシステムに接続できない...................................................... 179 Mozilla ブラウザでの仮想ディスク表示エラーの再設定..............................................................................................
不揮発性メモリデバイスによる PERC S140 のサポート.............................................................................................205 PERC ソフトウェアコントローラ対応の仮想ディスクタスク........................................................................................... 206 PERC ソフトウェア RAID コントローラ用仮想ディスクの仕様.....................................................................................206 PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応の RAID レベル........................................................................................
1 概要 Server Administrator Storage Management は、システム上でローカルに接続された RAID および非 RAID ディスクストレージを設定するための拡張 機能を提供します。Storage Management では、すべての対応 RAID、非 RAID コントローラ、およびエンクロージャのためのコントローラおよびエンクロー ジャ機能を単一グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)から実行することを可能にします。GUI はウィザード 型で、初心者ユーザー向け、および上級ユーザー向け機能を備えています。CLI は機能が豊富でスクリプト可能です。Storage Management を使用す ることにより、データ冗長性の設定、ホットスペアの割り当て、または故障した物理ディスクの再構築によってデータを保護することができます。Storage Management のユーザーは、使用するストレージ環境と Storage Management を良く理解しておいてください.
メモ: サポートされるオペレーティングシステムおよびサーバのリストについては、dell.
メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプション ROM に表示される 順序と異なる場合があります。コントローラの順序が原因で制限が生じることはありません。 サポートされる非 RAID コントローラ Storage Management は次の非 RAID コントローラをサポートします。 • SAS 6 Gbps ホストバスアダプタ(HBA) • Broadcom SAS 9207-8e • Broadcom SAS 9300-8e • Broadcom SAS 9206-16e • SAS 12 Gbps HBA • HBA 330 メモ: Storage Management のみを列挙し、Broadcom SAS 9207-8e、SAS 9300-8e および SAS 9206-16e コントローラの PCI スロットに 関する情報を提供します。Storage Management は、これらの非 RAID コントローラをモニターしないため、これらのコントローラに接続された デバイスの列
2 はじめに Server Administrator Storage Management は、ハードウェア RAID ソリューションを実装し、中小企業のストレージ環境を把握しているシステム管理 者を対象としています。 Storage Management は、お使いのシステムに接続されているストレージコンポーネントの設定を可能にします。これらのコンポーネントには、RAID/ 非 RAID コントローラおよびコントローラに接続されるチャネル、ポート、エンクロージャ、ディスクが含まれます。Storage Management を使用することにより、 BIOS にアクセスせずにコントローラ機能の設定と管理を行うことができます。機能には、データ保護のための仮想ディスクの設定、RAID レベルとホットス ペアの適用機能が含まれます。再構築、トラブルシューティング、しきい値設定など、その他多くのコントローラ機能も開始することができます。ほとんどの 機能は、システムがオンラインのまま、要求の処理を継続しながら設定および管理することが可能です。 Storage Management はストレージコンポーネントの状態を報告
Linux を実行しているシステムとリモートシステムの場合 Linux またはリモートシステム上で Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップ上の Server Administrator アイコンをクリックし、システ ム管理者特権を持つアカウントでログインします。 または、ウェブブラウザを開き、アドレスフィールドに次のいずれかを入力して、 を押します。 https://<ローカルホスト>:1311 ここで <ローカルホスト> とは管理下システムに割り当てた名前で、1311 はデフォルトのポートを示します。 または https://:1311 ここで とは管理下システムの IP アドレスで、1311 はデフォルトのポートを示します。 メモ: ブラウザで有効な応答を受信するためには、アドレスフィールドに https:// (http:// ではない)を入力してください。 ユーザー権限 Server Administrator は、ユーザー、パワーユーザー、およびシステム管理者のユーザーグループを介してセキュリティを提供し
関連リンク ストレージの正常性 情報または設定 プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックして、ストレージオブジェクトのプロパティ情報を表示します。情報 / 設定 サブタブには、ストレージタスクの実 行やウィザードの起動のためのオプションもあります。 Storage Management コマンドラインインタフェースの使用 Storage Management は豊富な機能を持つコマンドラインインタフェース(CLI)を備えています。CLI の詳細については、『Server Administrator コマン ドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してください。 オンラインヘルプの表示 Storage Management には広範にわたるオンラインヘルプが用意されています。ストレージ または下位レベルのツリービューオブジェクト が選択されている と、このヘルプを Server Administrator グラフィカルユーザーインタフェースから使用することができます。 オンラインヘルプには次の種類があります。 • 状況依存ヘルプ — 各 Storage Management 画面には た
3 RAID の概念について Storage Management は、ストレージ管理機能を提供するために Redundant Array of Independent Disks(RAID)技術を使用します。Storage Management について理解するには、RAID についての概念の他、システムにおいて RAID コントローラとオペレーティングシステムがディスク容量をどのよ うに認識するかについてもある程度把握しておく必要があります。 トピック: • RAID • 可用性とパフォーマンスを高めるためのデータストレージの編成 • RAID レベルと連結の選択 • RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 • 非 RAID 関連リンク RAID 可用性とパフォーマンスを高めるためのデータストレージの編成 RAID レベルと連結の選択 RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 RAID RAID は、システム内に搭載または接続された物理ディスク上にあるデータのストレージを管理するためのテクノロジです。RAID の重要な要素は、複数の 物理ディスクのストレージ容量を組み合わ
RAID の概念 RAID では特定の方法を使用してデータをディスクに書き込みます。これらの方法を使うと、RAID でデータの冗長性またはパフォーマンスの向上を実現で きます。次の方法があります。 • ミラーリング — 1 つの物理ディスクから別の物理ディスクにデータを複製します。ミラーリングを行うと、同じデータの 2 つのコピーを異なる物理ディスクに 保管することでデータの冗長性が得られます。ミラーのディスクのうち 1 つが失敗すると、システムは影響を受けていないディスクを使用して動作を続 行できます。ミラーリングしたディスクの両方に常に同じデータが入っています。ミラーのいずれも動作側として機能します。ミラーリングされた RAID ディ スクグループは、読み取り操作で RAID 5 ディスクグループのパフォーマンスと同等ですが、書き込み速度はより高速です。 • ストライピング — 仮想ディスク内のすべての物理ディスク全体にわたって、データを書き込みます。各ストライプは、仮想ディスク内の各物理ディスクに シーケンシャルパターンを使用して固定サイズの単位でマップされた連続する仮想ディスクデータアドレスで構
• ボリューム — ボリュームは、単一ディスクによる非 RAID 仮想ディスクを指します。O-ROM などの外部ユーティリティを使ってボリュームを 作成できます。Storage Management はボリュームの作成をサポートしません。ただし、十分な空き容量がある場合は、ボリュームを表示し、これら のボリュームからドライブを使って新しいボリュームディスクや既存の仮想ディスクの Online Capacity Expansion(OCE)を作成できます。Storage Management ではこのようなボリュームの名前変更と削除を行うことができます。 RAID レベルと連結の選択 RAID または連結を使用して、複数のディスクのデータストレージをコントロールすることができます。それぞれの RAID レベルまたは連結には異なるパフォー マンスとデータ保護機能があります。 各 RAID レベルまたは連結でデータを保存する方法と、それぞれのパフォーマンスおよび保護機能について次のトピックで説明します。 • 連結 • RAID レベル 0(ストライピング) • RAID レベル 1
• n 個のディスク容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとして、n 個のディスクを連結します。 • データは最初のディスクがいっぱいになるまで書き込まれてから 2 番目のディスクに移ります。 • 冗長データは保存されません。ディスクに障害が発生すると、大容量の仮想ディスクにも障害が発生します。 • パフォーマンスは向上しません。 • 冗長性はありません。 RAID レベル 0(ストライピング) RAID 0 はデータのストライピングを使用します。つまり、複数の物理ディスクにわたり同じサイズのセグメントにデータを書き込みます。RAID 0 はデータの 冗長性を提供しません。 RAID 0 の特徴 • 22 n 個のディスクを、(最小ディスクサイズ)* n 個分のディスク容量を備えた 1 つの大容量仮想ディスクとしてまとめます。 RAID の概念について
• データは各ディスクに交互に保存されます。 • 冗長データは保存されません。1 つのディスクに障害が発生すると大容量仮想ディスクにもエラーが発生し、データを再構築する方法はなくなります。 • 読み書きのパフォーマンスが向上します。 RAID レベル 1(ミラーリング) RAID 1 は冗長データを維持する最もシンプルな方式です。RAID 1 では、データは 1 つ以上の物理ディスクにミラー化(複製)されます。1 台の物理ディ スクが故障すると、ミラーのもう一方からのデータを使用してデータを再構築することができます。 RAID 1 の特徴 • n + n 台のディスクを、n 台のディスク容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。Storage Management で現在サポートされているコント ローラでは、RAID 1 の作成時に 2 台のディスクを選択できます。これらのディスクはミラー化されるため、ストレージの総容量はディスク 1 台分に等しく なります。 • データは両方のディスクに複製されます。 • いずれかのディスクで障害が起きても、仮想ディスクの動作は中断され
RAID 5 の特徴 • n 個のディスクを(n-1)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • ディスクに障害が発生した場合でも仮想ディスクは機能し続けますが、劣化状態での動作となります。データは障害の発生していないディスクから再 構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 6(追加の分散パリティを用いたストライピング) RAID 6 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。RAID 5 と同様、パリティは各ストライプに分散され ます。ただし、RAID 6 では追加の物理ディスクを使用してパリティを維持し、ディスクグループ内の各ストライプがパリティ情報を持つ 2 つのディスクブロック を維持するようにします。追加パリティは、2 つのディスクに障害が発生した場合にデータを保護します。次の画像では、2 セットのパリティ情報が P と Q とし
RAID 6 の特徴 • n 個のディスクを(n-2)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 • 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 • 仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障害が発生するまで機能します。データは障害の発生していないディスクから再構築されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • データ保護の冗長性は強化されます。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 6 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 50(RAID 5 セット全体にわたるストライピング) RAID 50 は、複数の物理ディスクにわたってストライピングします。たとえば、3 つの物理ディスクを使用して実装した RAID 5 ディスクグループが、さらに 3 つの物理ディスクを持つディスクグループを加えて続行すると、RAID 50 になります。 ハードウェアで直接サポートされていなくても RAID 50 を実装することは可能です。このような場合、複数の
RAID 50 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-1)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のデ ィスク数を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 5 スパンの各ディスクに交互に保存されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 標準 RAID 5 と同量のパリティ情報が必要です。 • データはすべてのスパンにわたってストライピングされます。RAID 50 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 60(RAID 6 セット全体にわたるストライピング) RAID 60 は、RAID 6 として構成された複数の物理ディスクにわたってストライピングします。たとえば、4 つの物理ディスクを使用して実装した RAID 6 デ ィスクグループが、さらに 4 つの物理ディスクのあるディスクグループを加えて続行すると、RAID 60 になります。 26 RAID の概念について
RAID 60 の特徴 • n*s のディスクを s*(n-2)ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数を、n は各スパンの中のディスク数 を表します。 • 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 6 スパンのすべてのディスクに交互に保管されます。 • 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 • 冗長性の向上によって、RAID 50 よりも優れたデータ保護を提供します。 • RAID 6 と同量に比例するパリティ情報が必要です。 • パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 60 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 10(ストライプ化ミラー) RAB では、RAID レベル 10 は RAID レベル 1 の実装とみなされます。RAID 10 は物理ディスクのミラーリング(RAID 1)とデータストライピング(RAID 0) の組み合わせです。RAID 10 では、データは複数の物理ディスクにわたってストライピングされます。ストライピングされたディスクグル
RAID 10 の特徴 • n 個のディスクを(n/2)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。ここで n は偶数を表します。 • データのミラーイメージは物理ディスクのセット全体にストライピングされます。このレベルでは、ミラーリングを通じて冗長性が実現されます。 • いずれかのディスクで障害が発生しても、仮想ディスクの動作は中断されません。データは、ミラーリングされていて障害の発生していないディスクから 読み取られます。 • 読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上します。 • 冗長性でデータを保護します。 RAID レベル 1 - 連結ミラー RAID 1-連結は、複数の物理ディスクペアにわたってスパンされる RAID 1 ディスクグループです。この構成では、連結の利点と RAID 1 の冗長性が組み合 わされています。この RAID タイプではストライピングは行われません。 メモ: Storage Management では、RAID 1- 連結仮想ディスクの作成や、RAID 1- 連結への再構成はできません。Storage Management で
RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 次の表は、最も一般的な RAID レベルに関するパフォーマンスの特徴を比較したものです。この表は、RAID レベルを選択する際の一般的な指針です。 使用する環境条件を評価した後で RAID レベルを選択してください。 メモ: 次の表には、Storage Management でサポートされているすべての RAID レベルが表示されているわけではありません。Storage Management でサポートされるすべての RAID レベルの詳細に関しては、「RAID レベルと連結の選択」を参照してください。 表 1.
RAID レベル データの可用性 読み取りパフォー マンス 書き込みパフォー マンス 再構築パフォーマ ンス 必要な最小ディス ク数 使用例 タ量が多い場合に 使用。 RAID 6 優秀 連続読み取り: ライトバックキャッシ 不良 良。トランザクション ュを使用しない限り 読み取り:大変良 普通 好 N + 2(N = ディスク 重要情報。データ ベース、および読み が最低限 2 台) 取り量の多いトラン ザクションに使。用 RAID 60 優秀 大変良好 X x (N + 2)(N = 最低限 2 台) 普通 不良 重要情報。中規 模のトランザクショ ンまたはデータ量が 多い場合に使用。 N = 物理ディスク数 X = RAID セットの数 非 RAID Storage Management では、不明なメタデータの仮想ディスクは非 RAID ボリュームと見なされます。Storage Management はこのタイプの仮想ディスク をサポートしません。これらは、削除するか、物理ディスクを取り外す必要があります。Storage Management で非 RAID ボリ
4 ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス 本項では、お使いのシステムのストレージコンポーネントの状態または正常性を判定する様々な方法や、使用可能なコントローラタスクを素早く起動す る方法について解説します。 トピック: • ストレージの正常性 • ホットスペア保護ポリシー • ストレージコンポーネントの重大度 • ストレージプロパティおよび現在の動作 • アラートまたはイベント • RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ • アラームを使用したエラーの検知 • エンクロージャ温度プローブの使用 • 設定変更を表示する際の時間の遅延 関連リンク ストレージの正常性 ホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 ストレージプロパティおよび現在の動作 アラートまたはイベント RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ アラームを使用したエラーの検知 エンクロージャ温度プローブの使用 設定変更を表示する際の時間の遅延 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 ストレージの正常性 ストレージダッシュボード には、各コントローラお
低レベルのコンポーネントの状態が、どのようにコントローラ用に表示される状態にロールアップされるかの詳細については、「ストレージコンポーネントの正 常性状態の確認」を参照してください。 関連リンク 正常性 ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 タスクでは、仮想ディスクに割り当てるホットスペアの数を設定または変更できます。 割り当てるホットスペアの数を設定した後は、割り当て数が保護ポリシーのしきい値から外れると、設定した重大度レベルに基づいてアラートが発行され ます。 関連リンク ホットスペア保護ポリシーの設定 専用ホットスペア保護ポリシー グローバルホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 コンポーネントの状態は重大度別に表示されます。警告または重要 / エラー状態が示されたコンポーネントには可能であれば早急に対処し、データロス を防止する必要があります。コンポーネントの状態は、コンポーネントとその下位オブジェクトの状態を組み合わせたものが表示されます。 コンポーネントで警告または重要状態が報告された理由を見つけるには、アラートログ を調べると便利です。 表 2.
次項で各コンポーネントのプロパティについて説明します。 • ストレージ情報およびグローバルタスク • バッテリのプロパティおよびタスク • コネクタのプロパティおよびタスク • エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク • 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ • 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク • EMM プロパティ • ファンプロパティ • 電源装置プロパティ • 温度プローブプロパティおよびタスク • 仮想ディスクプロパティおよびタスク アラートまたはイベント ストレージ動作により、アラートログにアラートまたはイベントが生成されます。アラートには正常動作についての情報提供のみを目的とするものもあります が、それ以外のアラートは、すぐに対処を必要とする異常動作を示します。アラートと対応処置の詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリフ ァレンスガイド』を参照してください。 RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ Storage Management は SMART が有効になっている
することがあるため、SNMP トラップを受け取ってから Storage Management MIB でクエリを実行して設定の変更を認識できるまで、最大 5 分の遅延 時間が生じます。この遅延時間は、新しい仮想ディスクを作成しているとき、または RAID 1-連結仮想ディスクでミラー解除やミラー分割を実行していると きに顕著にみられます。 34 ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス
5 PCI Express ソリッドステートデバイスサポート 本項では、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)ソリッドステートドライブ(SSD)、およびそれに関連するバックプレーンやエクステンダ カードなどのデバイスに対する Storage Management デバイス管理サポートの概要を説明します。 Storage Management では、PCIe SSD はツリービューのストレージの下に表示されます。Storage Management は PCIe SSD デバイスとそれらの様々 なプロパティを報告します。 メモ: Storage Management は PCIe SSD サブシステムにおける RAID 管理または設定をサポートしません。 トピック: • PCIe SSD • PCIe SSD の機能 • PCIe SSD サブシステムプロパティ • PCIe エクステンダカード • 物理デバイスのプロパティ • 物理デバイスのタスク • スロット内の PCIe SSD カードのプロパティ • スロットカード
• PCIe ソリッドステートデバイス 表 3.
メモ: PCIe エクステンダカードにはプロパティやタスクはありません。 表 4.
プロパティ 説明 寿命に対する使用済み割合 — この属性は、使用開始からの経過時間 (最高 3 年)または、書き込み合計バイト(TBW)のパーセンテージによ って決定されます。 書き込み保護進行 — この属性は、使用可能なスペアセクタ数の減少 状況によって決定されます。使用可能なスペアセクタ数が元のプールの 10 パーセントを下回ると、ドライブは読み取り専用モードになります。 デバイスの寿命状況の可能値: ドライブ正常性良好 — ドライブは TBW 仕様以内で使用されています。 ドライブの正常性は、使用可能なスペアブロックが十分にあり、良好です。 寿命に対する使用済み割合と書き込み保護の進展の値が 100 パーセン トを下回っている場合、ドライブの正常性は良好と言えます。 保証期限満期真近 — ドライブは指定された TBW に近づいており、保 証期限満期が真近であることを示しています。ただし、使用可能なスペア ブロック数が読み取り専用モードに入るしきい値よりも上回っているため、 ドライブは機能します。寿命に対する使用済み割合が 90 パーセント以 上で、書き込み保護の進展がしきい値である 90 パーセントを
プロパティ 説明 Model number(モデル番号) PCIe SSD の PPID(Piece Part Identification)を表示します。 容量 デバイスの容量を表示します。 Vendor ID(ベンダー ID) デバイスのハードウェアベンダーを表示します。 Product ID(製品 ID) デバイスの製品 ID を表示します。 Serial No.
Micron PCIe SSD で完全初期化を有効にする お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 注意: 完全初期化では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。 注意: VMware ESXi ホストでは、Micron PCIe SSD の完全初期化を実行する前に、 まず最初にその中に保存されているすべてのデータを 削除することが重要です。それを怠ると、システムが不安定になる可能性があります。 暗合された物理デバイスを消去するには、完全初期化 タスクを選択します。このタスクは以下で使用可能です: • 未設定 SED ドライブ • 外部設定の暗号化ドライブ • 未設定の外部 SED ドライブ(暗号キーがコントローラにない場合も使用可) 関連タスク • Micron PCIe SSD での完全初期化の実行 Micron PCIe SSD での完全初期化の実行 Micron PCIe SSD で完全初期化を実行すると、すべてのブロックが上書きされて Micron PCIe SSD 上のすべてのデータが永久に失われる結果となり ま
メモ: 所定のホットスワップは、対応オペレーティングシステムを実行する対応システムに PCIe SSD が取り付けられている場合にのみサポートさ れます。PCIe SSD に対する設定が正しいことを確認するには、システムごとのオーナーズマニュアルを参照してください。 メモ: PCIe SSD の 取り外しの準備 タスクは、VMware vSphere(ESXi)6.
Storage Management での暗号消去の実行方法 メモ: 暗号消去は PERC S140 コントローラに接続されている NVMe デバイスではサポートされていません。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 4 物理デバイス オブジェクトを選択します。 5 クリアする物理デバイスの タスク ドロップダウンメニューから、暗号消去 を選択します。 6 実行 をクリックします。 関連リンク Storage Management での暗号消去の実行方法 NVMe PCIe SSD での暗号消去の実行 NVMe PCIe SSD での暗号消去の実行 Storage Management での暗号消去の実行方法 スロット内の PCIe SSD カードのプロパティ スロット内の PCIe SSD カードは、Storage Management 内の物理ディスクに似ています。こ
プロパティ 説明 劣化 — スロット内の PCIe SSD カードに障害が発生し、劣化状態で動 作しています。 故障 — スロット内の PCIe SSD カードで障害が発生し、機能しなくなっ ています。 Device Name(デバイス名) スロット内の PCIe SSD カードの名前を表示します。名前は、ベイ ID と、 スロット内の PCIe SSD カードが取り付けられているスロットで構成されて います。 Bus Protocol(バスプロトコル) PCIe SSD が使用しているテクノロジを表示します。 デバイスプロトコル 不揮発性メモリ(NVMe)など、スロット内の PCIe SSD カードのデバイス プロトコルが表示されます。 Media(メディア) デバイスのメディアタイプを表示します。 Driver Version(ドライババージョン) PCIe SSD サブシステムにインストールされているドライバのバージョンを表 示します。 メモ: Storage Management は、ドライババージョンを取得でき ないサブシステムについては 該当なし と表示します。 定格書き込
スロットカード内の PCIe SSD タスク スロットカード内の PCIe SSD では、次のタスクを実行できます。 • スロットカード内の PCIe SSD のログのエクスポート • スロットカード内の PCIe SSD での暗号消去の実行 スロットカード内の PCIe SSD タスクを実行するには、次の手順を実行します。 1 システム ツリーの Server Administrator ウィンドウで、ストレージ ツリーオブジェクトを展開してストレージコンポーネントオブジェクトを表示します。 2 PCIe SSD Subsystem(PCIe SSD サブシステム)オブジェクトを展開します。 3 スロット内の PCIe SSD オブジェクトを選択します。 4 Available Tasks(使用可能なタスク)ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 5 実行 をクリックします。 スロットカード内の PCIe SSD のログのエクスポート このエクスポートログには PCIe SSD のデバッグ情報が含まれ、トラブルシューティングに役立ちます。使用可能タスク のドロップダウンリ
スロット内の NVMe PCIe SSD カードでの暗号消去の実行 使用しているコントローラはこの機能をサポートしていますか?「対応機能」を参照してください。 メモ: NVMe PCIe SSD のホットプラグ後、NVMe PCIe SSD が Storage Management に表示されるまでには数秒かかる場合があります。 注意: 暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。 NVMe PCIe SSD で暗号消去を実行するとすべてのブロックが上書きされ、NVMe PCIe SSD 上のすべてのデータが恒久的に消失します。暗号消去 の実行中、ホストは NVMe PCIe SSD にアクセスできません。 次のエラーメッセージは、暗号消去の実行中に行われた処理に基づいて表示されます。 メモ: エラーメッセージは CLI モードでは表示されません。 • (ドライブがマウントされている場合)When you perform the 'Cryptographic Erase' operation, any data on the disk will be lost permanently.
バックプレーン PCIe SSD はシステムの PCIe SSD バックプレーンに接続されます。対応 PCIe SSD 数はシステムによって異なります。 メモ: PCIe SSD は PCIe SSD バックプレーンで使用する必要があります。SAS/SATA デバイスを PCIe SSD バックプレーンに挿入したり、 PCIe SSD デバイスを SAS/SATA バックプレーンに挿入したりしないでください。 関連リンク PCIe SSD サブシステムの正常性 バックプレーンファームウェアバージョン バックプレーンファームウェアバージョン情報は、PCIe SSD サブシステムの 情報 / 設定 ページに表示されます。 メモ: ファームウェアバージョンは PCIe SSD 用にサポートされる唯一のバックプレーンプロパティです。 関連リンク PCIe SSD サブシステムの正常性 46 PCI Express ソリッドステートデバイスサポート
6 ストレージ情報およびグローバルタスク ストレージ 情報および グローバルタスク ウィンドウを使用して、システムのストレージコンポーネントまたはデバイスの高レベル情報を確認します。これら のウィンドウでは、システムに接続された全コントローラに影響するグローバルタスクを起動することもできます。 トピック: • ストレージプロパティ • グローバルタスク • ストレージコントローラのプロパティ 関連リンク ストレージプロパティ グローバルタスク ストレージコントローラのプロパティ ストレージプロパティ ストレージのツリー表示オブジェクトには、次のプロパティが含まれています。 表 7.
残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 PCIe および SAS/SATA SSD では、残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 がサポートされています。残存する書き換え耐性の割合しきい値 の設定 オプションは、お使いのシステムの構成に基づいて、PCIe SSD のみ、SAS/SATA SSD のみ、またはそれら両方のしきい値レベルの管理における 追加機能を提供します。 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ ツリーオブジェクトを選択します。 ストレージの プロパティ ウィンドウが表示されます。 2 情報 / 設定 サブタブをクリックして詳細を表示します。 3 グローバルタスク 下で、ドロップダウンメニューから 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 を選択します。 メモ: ストレージダッシュボード にある 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 リンクをクリックすることでこの操作にアクセスす ることもできます。 4 Execute(実行)をクリックします。 次の
使用可能なスペアしきい値を設定するには、次の手順を実行します。 Server Administrator ウィンドウの システム ツリーで、ストレージ ツリーオブジェクトを選択します。 1 ストレージの プロパティ ウィンドウが表示されます。 2 正常性 サブタブをクリックして詳細を表示します。 3 ストレージダッシュボードにある 使用可能なスペアしきい値の設定 リンクをクリックすることでこの操作にアクセスすることができます。 メモ: デフォルトの警告しきい値は 10 % に設定され、デフォルトの重大しきい値は 5 % に設定されます。 メモ: 使用可能なスペアに警告しきい値が設定されている場合は、その値以下に達したときに、警告アラートメッセージが生成されま す。使用可能なスペアに重要しきい値が設定されている場合は、その値以下に達したときに、重要アラートメッセージが生成されま す。 メモ: 情報 / 設定 タブ > グローバルタスク からこのオプションを選択することもできます。 使用可能なスペアしきい値の設定 ウィンドウが表示されます。 4 PCIe SSD のしきい値の設定(1~99) で、適
プロパティ 定義 スロット ID コントローラが接続されているスロットが表示されます。Storage Management の表示は、スロット ID を表示できないコントローラは スロッ ト使用不可、内蔵コントローラは 内蔵 と表示されます。 メモ: スロット使用不可 と表示された場合、ツリービューで シス テム > メイン > システムシャーシ > スロット オブジェクトを選択し て 情報 タブを選択することによってスロット ID を確認することが できます。このタブの スロット ID プロパティに正しい情報が表示 されます。 State(状態) コントローラの状態が表示されます。可能な値は次のとおりです。 • 準備完了 — このコントローラは正常に機能しています。 • 劣化 — コントローラのコンポーネントに不具合が発生し、劣化状況 で動作しています。 故障 — コントローラの 1 つ、または複数のコンポーネントに不具合が 発生し、機能しなくなりました。 • Firmware Version(ファームウェアバージョン) コントローラで使用可能なファームウェアのバージョンを表示します。
7 コントローラ 本章は、Storage Management の対応コントローラおよびコントローラの機能について説明します。 トピック: • コントローラ • RAID コントローラテクノロジ - SATA および SAS • RAID コントローラ機能 • コントローラ — 対応 RAID レベル • コントローラ — 対応ストライプサイズ • RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化 • 非 RAID コントローラの説明 • ファームウェアまたはドライババージョン • コントローラの正常性 • コントローラプロパティとタスク • コントローラタスク • システム設定のロックダウンモード • 使用可能なレポートの表示 関連リンク RAID コントローラテクノロジ - SATA および SAS 搭載されているコントローラの識別方法 非 RAID コントローラの説明 コントローラ ほとんどのオペレーティングシステムでは、ディスクから直接データの読
RAID コントローラテクノロジ - SATA および SAS Storage Management は、SATA および SAS テクノロジを使用する RAID コントローラをサポートしています。ここでは、対応 RAID コントローラが使用す るテクノロジを説明します。これらのコントローラの詳細については、「対応機能」およびコントローラハードウェアマニュアルを参照してください。 SAS RAID コントローラ 次の RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラ • PERC H200、H700、および H800 コントローラ • PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモ ノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、および PERC H810 アダプタコン
コントローラ — 対応 RAID レベル RAID コントローラによって対応する RAID レベルが異なる場合があります。コントローラが対応している RAID レベルの詳細に関しては、「対応機能」を参 照して下さい。 コントローラ — 対応ストライプサイズ 仮想ディスクの作成時に、仮想ディスク用のストライプサイズを指定する必要があります。コントローラが異なれば、対応可能なストライプサイズの制限も 異なります。コントローラがサポートするストライプサイズの詳細に関しては、「対応機能」のコントローラの仮想ディスク仕様の項を参照してください。 RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、および ディスクキャッシュポリシー 仮想ディスクの作成時に、仮想ディスクの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーを指定できます。次のサブセクションでこれらのポリシーについて説 明しています。 関連リンク 仮想ディスクポリシーの変更 読み取りポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 読み取りポリシーは、コントローラがデータを探すときに、仮想ディ
メモ: PERC 10 コントローラの場合、「強制ライトバック」ポリシーは「ライトバック」ポリシーと同じです。 • ライトバック有効化 — コントローラのファームウェアが指定された期間内に充電済みバッテリの存在を検出しないと、書き込みキャッシュを無効にし ます。たとえば、一部のコントローラでは、ファームウェアが 72 時間以内に充電済みバッテリを検出しないと、書き込みキャッシュが無効になります。 • ライトスルー — コントローラはデータがディスクに書き込まれた後でのみ書き込み要求完了信号を送信します。ライトスルーキャッシングは、データが ディスクに書き込まれた後でのみ使用可能と見なされるため、ライトバックキャッシングより優れたデータセキュリティを提供します。 • ライトキャッシュ有効化保護 — コントローラは、物理ディスクにデータを書き込む前に書き込みキャッシュにデータを書き込みます。書き込みキャッシ ュにデータを書き込むのは、ディスクに書き込むより時間が少ないため、書き込みキャッシュを有効にするとシステムの性能が向上します。データが書き 込みキャッシュに書き込まれた後、システムは他の操作を続ける
メモ: 変更なし オプションは、ファームウェアバージョンが最新の PERC 9 ハードウェアコントローラでのみ適用可能です。 メモ: 物理ディスクのディスクキャッシュポリシー設定を工場 出荷時のデフォルト設定に復元したい場合は、サーバーを再起動する必要 があります。 ソフトウェア RAID S130 コントローラに接続されている RAID ディスクのディスクキャッシュポリシーのオプションは、次のとおりです。 • デフォルト — ディスクはデフォルトの書き込みキャッシュモードを使用します。 • 有効 — ディスクキャッシュポリシーは有効です。 • 無効 — ディスクキャッシュポリシーは無効です。 • 不整合 —- 仮想ディスク内のすべての物理ディスクでディスクキャッシュポリシーが統一されていません。たとえば、仮想ディスクが 3 台の物理ディスク で構成されている場合、最初の物理ディスクのディスクキャッシュポリシーは 有効、2 台目の物理ディスクは 無効、3 台目の物理ディスクは デフォル ト です。次に、仮想ディスクに対するディスクキャッシュポリシーの状態が 不整合 と表示されます。 メモ: SA
非 RAID SAS コントローラ 次の非 RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • SAS 6 Gbps ホストバスアダプタ(HBA) • Broadcom SAS 9207-8e • Broadcom SAS 9300-8e • Broadcom SAS 9206-16e • SAS 12 Gbps HBA • HBA 330 ミニ • HBA 330 アダプタ メモ: Storage Management のみを列挙し、Broadcom SAS 9207-8e および SAS 9300-8e コントローラの PCI スロットに関する情報を提 供します。Storage Management は、これらの非 RAID コントローラをモニターしないため、これらのコントローラに接続されたデバイスの列挙、 アラートのログ記録、SNMP トラップのコントローラへの送信は行われません。 メモ: Storage Management では、Broadcom SAS HBA コントローラページに ID、状態、名前、スロット ID、状況、ドライバ
プロパティ 定義 メモ: Storage Management は、ファームウェアバージョンを取得できない一部 のコントローラについて 該当なし と表示します。 必要最小限のファームウェアバージョン Storage Management が必要とする最小ファームウェアバージョンが表示されます。このプ ロパティは、コントローラのファームウェアが最小要件を満たしていない場合にのみ表示され ます。 Driver Version(ドライババージョン) コントローラにインストールされているドライバのバージョンが表示されます。 メモ: Storage Management は、ドライババージョンを取得できない一部のコ ントローラについて 該当なし と表示します。 必要最小限のドライババージョン Storage Management が必要とする最小ドライババージョンが表示されます。このプロパ ティは、コントローラのドライバが最小要件を満たしていない場合にのみ表示されます。 Storport ドライババージョン システムにインストールされている Storport ドライバのバージョンが表示されます。 必
表 11.
プロパティ 定義 必要最小限のファームウェアバージョン Storage Management が必要とする最小ファームウェアバージョンが表示 されます。このプロパティは、コントローラのファームウェアが最小要件を満た していない場合にのみ表示されます。 Driver Version(ドライババージョン) コントローラにインストールされているドライバのバージョンが表示されます。 メモ: Storage Management は、ドライババージョンを取得でき ない一部のコントローラについて 該当なし と表示します。 必要最小限のドライババージョン Storage Management が必要とする最小ドライババージョンが表示されま す。このプロパティは、コントローラのドライバが最小要件を満たしていない 場合にのみ表示されます。 コネクタ数 コントローラのコネクタ数が表示されます。各コネクタは物理ディスクまたは エンクロージャに接続できます。コネクタは、コントローラのタイプに応じて SCSI チャネルまたは SAS ポートにすることができます。 再構築率 再構築率は、必要な場合に障害のあるディス
プロパティ 定義 エンクロージャに接続されている場合に冗長パス構成を検出します。詳細 については、「冗長パス構成の設定」を参照してください。 暗号化対応 コントローラに暗号化対応機能があるかを示します。可能な値は はい ま たは いいえ です。 暗号化キーが存在 コントローラが暗号化キーを確立したかどうかを示します。可能な値は は い または いいえ です。 暗号化モード コントローラが ローカルキー管理(LKM) を使用している、または なし か を示します。詳細については、「暗号化キーの管理」を参照してください。 T10 保護情報機能 コントローラがデータ整合性をサポートしているかどうかを示します。可能な 値は はい または いいえ です。 キャッシュメモリサイズ コントローラのキャッシュメモリサイズが表示されます。 巡回読み取りモード コントローラの 巡回読み取りモード の設定が表示されます。可能な値は 次のとおりです。 • • 自動 — 巡回読み取りがシステム上で継続的に実行されます。巡回 読み取りが 1 回完了すると、次回の巡回読み取りがコントローラによっ て指定された
プロパティ 定義 • 能します。ドライブに外部データが含まれていると、そのデータは上書き されます。 無効 — ホットスペアドライブに対応するスロットが永続的ではありませ ん。ドライブがスロットから取り外され、任意のドライブが挿入されると、 そのスロットはホットスペアとして機能しなくなります。ドライブをもう一度 手動でホットスペアに割り当てる必要があります。 コントローラタスク コントローラの設定と管理が可能です。 使用可能なレポート 巡回読み取りレポート、整合性チェックレポート、スロット占有レポート、お よび物理ディスクファームウェアバージョンレポートを表示できます。使用可 能なレポートの詳細については、「使用可能なレポート」を参照してくださ い。 現在のコントローラモード 選択されているハードウェアコントローラのモードを表示します。可能な値は RAID または HBA です。コントローラモードを変更するには、「コントローラ モードの変更」を参照してください。 前面シャーシスロット 前面シャーシスロット番号が表示されます。このプロパティは、PowerEdge FD332 ストレージスレ
• コントローラログファイルのエクスポート • 外部設定操作 • 外部設定のインポート • 外部設定のインポートまたはリカバリ • 外部設定のクリア • バックグラウンド初期化率の設定 • 整合性チェック率の設定 • 再構成率の設定 • 巡回読み取りモードの設定 • 巡回読み取りの開始と停止 • 保存キャッシュの管理 • コントローラプロパティの変更 • 物理ディスク電源の管理 • 暗号化キーの管理 • RAID 対応ディスクへの変換 • 非 RAID ディスクへの変換 • コントローラモードの変更 • RAID0 の自動設定操作 仮想ディスクの作成 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード を起動するには、仮想ディスク作成 タスクを選択します。 関連リンク 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード コントローラアラームの有効化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 コントローラの
コントローラのアラームをオフにするには、アラームの静止 タスクを選択します。ただし、コントローラアラームはその後のデバイス障害に対して引き続き有 効となります。 コントローラアラームのテスト お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 コントローラのアラームが機能しているかをテストするには、アラームのテスト タスクを選択します。アラームが約 2 秒間鳴ります。 再構築率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構築率の設定 タスクにより、コントローラの再構築率を変更できます。 再構築中、物理ディスクの全内容が再構築されます。再構築率(0~100% に設定可能)は、故障した物理ディスクの再構築専用のシステムリソー スの割合を示します。0% では、コントローラでの再構築の優先順位は最下位となり、完了までにかかる時間は最長ですが、システムパフォーマンスへの 影響は最も低くなります。再構築率 0% は、再構築が停止または一時停止されるという意味ではありません。 100% では、コントロー
使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 再構築率の設定 を選択します。 4 実行 をクリックします。 5 コントローラプロパティの変更 ドロップダウンメニューからこのタスクを検索することもできます。 コントローラの設定のリセット お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 設定のリセット タスクでは、コントローラの全情報を消去し、新しい設定を実行できるようにします。この操作はコントローラの全データと仮想ディスクを破 壊し、ホットスペアの割り当ても全て解除します。 このリセット操作を行った後はストレージを完全に再設定する必要があります。 注意: 設定のリセットは、コントローラに接続されたすべての仮想ディスクにある全データを完全に破壊します。これらの仮想ディスクにシステム またはブートパーティションが存在する場合は、それも破壊されます。 メモ: コントローラ設定のリセットは外部設定を削除しません。外部設定を削除するには、外部設定のクリア タスクを選択します。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコント
Microsoft Windows が実行されるシステムでは、ログファイルは windows または winnt ディレクトリにエクスポートされます。Linux が実行されるシステム では、ログファイルは /var/log ディレクトリにエクスポートされます。 コントローラに応じて、ログファイル名は afa_.log または lsi_.log となります。ここで、 は 月と曜日です。 メモ: VMware ESXi 環境では、作成されるログファイル(lsiexport.
外部設定プレビュー ページでは、外部ディスクのプレビューが表示され、外部ディスクのインポート、リカバリ、クリアなどの操作を行うことができます。ロック された外部設定もインポートまたはクリアすることが可能です。 ローカルキー管理(LKM) を使用してロックされた外部設定が検出された場合、関連付けられた 暗号化キー識別子 が表示され、ドライブをロック解 除するためのパスフレーズを入力するよう求められます。 外部設定のロック解除をせずにロックされていない外部設定のプレビュー、インポート、またはクリアへ進むには、省略 または 続行 をクリックします。 外部設定をインポートまたはクリアしたくない、または対応する 暗号化キー識別子 に関連するパスフレーズを失くした場合は、その物理ディスクに 暗号 消去 タスクを実行してください。 注意: 暗号消去タスクを実行すると、その物理ディスク上のすべてのデータが消去されます。 非対応の RAID レベルや不完全ディスクグループなど、一部の条件下では外部仮想ディスクのインポートやリカバリが妨げられる場合があります。 関連リンク 外部設定プロパティ Storage Management
プロパティ 定義 • 欠落したスパン — ハイブリッド仮想ディスクの 1 つ、または複数のスパンが欠落しています。 • 古い物理ディスク — 構成内の 1 つ、または複数の物理ディスクに、仮想ディスク内の他のディスクに関連 のある古いデータが含まれている可能性があります。そのため、インポートした仮想ディスクのデータの整合 性が損なわれています。 仮想ディスクの非対応設定 — 仮想ディスクに非対応の RAID レベルが存在します。 • • • • インポートおよびエクスポート — インポートに使用できる仮想ディスクが、エクスポートに使用できる仮想デ ィスクの数を超えています。 互換性のない物理ディスク — 物理ディスクの設定が RAID ファームウェアによって認識されません。 孤立したドライブ — 外部設定内の物理ディスクには、既にアレイ(外部またはネイティブアレイ)の一部 である別の物理ディスクと一致する設定情報が含まれています。 メモ: その他の該当する物理ディスクのタスクおよびプロパティについては、「物理ディスクまたは物 理デバイスのプロパティ」および「物理ディスクまたは物理デバイスのタスク」
たとえば、外部設定に RAID 1 仮想ディスクのミラーリングの片方のみが含まれる場合、仮想ディスクは 劣化 状況なのでインポートできます。一方、元は 3 台の物理ディスクを使用する RAID 5 として設定された物理ディスク 1 台のみが外部設定に含まれる場合、RAID 5 仮想ディスクが 失敗 状況にあ り、インポートできません。 仮想ディスクの他に、コントローラには、1 台のコントローラでホットスペアとして割り当てられた後、別のコントローラに移動された物理ディスクが含まれる場 合があります。外部設定のインポート タスクは新しい物理ディスクをホットスペアとしてインポートします。物理ディスクが以前のコントローラで専用ホットス ペアとして設定されたがホットスペアが割り当てられた仮想ディスクが外部設定に存在しないという場合、物理ディスクはグローバルホットスペアとしてインポ ートされます。 コントローラが外部設定を検出した場合にのみ 外部設定のインポート タスクが表示されます。物理ディスクの状況をチェックして、物理ディスクに外部 設定(仮想ディスクまたはホットスペア)が含まれるかを識別することもできます。物理ディ
外部設定のクリア お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 物理ディスクを 1 つのコントローラから別のコントローラに移動した後で、物理ディスクに仮想ディスクのすべてまたは一部(外部設定)が含まれることが判 明する場合があります。以前使用した物理ディスクに外部設定(仮想ディスク)が含まれるかを識別するには、物理ディスク状況をチェックします。物理 ディスク状況が 外部 の場合は、物理ディスクに仮想ディスクのすべてまたは一部が含まれます。外部設定のクリア タスクを使用して、新しく接続した物 理ディスクから仮想ディスク情報をクリアまたは消去します。 メモ: 外部設定のクリア タスクは、コントローラに追加された物理ディスク上の全データを恒久的に破壊します。複数の外部仮想ディスクが存 在する場合、すべての設定が消去されます。データの破壊ではなく仮想ディスクのインポートが望ましい場合もあります。 外部設定をクリアするには、次の手順を実行します。 外部設定のクリア をクリックして、コントローラに追加された物理ディスク上のすべての仮想ディスクをクリアまたは消去します
プロパティ 定義 • — 警告 / 非重要 • — 重要 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 Name(名前) 物理ディスク名が表示されます。名前はコネクタ番号の後にディスク番号を付けたものです。 State(状態) 物理ディスクの現在の状況が表示されます。 インポート後の状況 物理ディスクのインポート後の状況が表示されます。物理ディスクは次のいずれかの状況でインポートができま す。 • オンライン — 物理ディスクはインポートされた仮想ディスクの一部であり、正常に機能します。 • オフライン — 物理ディスクは仮想ディスクへのインポート後、オフラインです。 • 外部 — 物理ディスクを含む仮想ディスクをインポートできず、物理ディスクは外部状態のままです。 • 再構築 — 仮想ディスクのインポート後に、物理ディスクは再構築されます。 • 交換 — メンバーディスクの交換 タスクが物理ディスクで実行されます。メンバーディスクの交換の詳細 に関しては、「メンバーディスクの交換」と「復帰可能ホットスペアの有効化」を参照
プロパティ 定義 • • • 使用されている RAID ディスク容量 HDD — ハードディスクドライブ。HDD は、磁性面を持つ高速回転プラッタ上にデジタル符号化データを 保存する、不揮発性ストレージデバイスです。 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメモリを使用して永続的なデータを保存するデ ータストレージデバイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを判断できません。 コントローラの仮想ディスクが使用している物理ディスク容量が表示されます。このプロパティは、非 RAID コン トローラに接続された物理ディスクには適用されません。 特定の状況では、物理ディスクの一部が実際に使用されていても、 使用されている RAID ディスク容量 に ゼロ(0)の値が表示されます。これは、使用されている容量が 0.005GB 以下の場合に起こります。使用さ れているディスク容量を計算するアルゴリズムは 0.005GB 以下の数字または 0 未満の数字を丸め、0.006 ~0.009GB の使用ディスク容量は 0.
プロパティ 定義 PCIe ネゴシエート済みのリンク幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリンク幅を表示します。 PCIe Maximum Link Width(PCIe 最大リンク幅) 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。 バックグラウンド初期化率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 バックグラウンド初期化率の設定 タスクは、バックグラウンド初期化タスク専用のシステムリソースの容量を変更します。 バックグラウンド初期化率は、バックグラウンド初期化実行専用のシステムリソースの割合を表し、0~100% に設定できます。0% では、コントローラでの バックグラウンド初期化の優先順位は最下位となり、完了までにかかる時間は最長ですが、システムパフォーマンスへの影響は最も低くなります。バックグ ラウンド初期化率 0% は、初期化が停止または一時停止されるという意味ではありません。 100% では、バックグラウンド初期化はコントローラに対して最優先になり、バックグラウンド初期化の時間が最短になりますが、システムパフォーマンス
100% では、整合性チェックはコントローラに対して最優先になり、整合性チェックの時間が最短になりますが、システムパフォーマンスに与える影響は最も 大きくなります。 関連リンク 整合性チェックの実行 コントローラの整合性チェック率の変更 1 新規整合性チェック率の設定(0~100) フィールドに数値を入力します。値は 0~100 の範囲内にする必要があります。 2 変更の適用 をクリックします。 終了して変更をキャンセルするには、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management での整合性チェック率の設定の検索方法 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラオブジェクトを選択します。 3 コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 整合性チェック率の設定 を選択します。 5 実行 をクリックします。 コントローラプロパティの変更 ドロップダウンメニューからこのタスク
Storage Management での再構成率の設定の検索方法 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラオブジェクトを選択します。 3 コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 再構成率の設定 を選択します。 5 実行 を選択します。 コントローラプロパティの変更 ドロップダウンメニューからこのタスクを検索することもできます。 関連リンク コントローラプロパティの変更 冗長パス構成の設定 使用しているコントローラはこの機能をサポートしていますか?「対応機能」を参照してください。 冗長パスは、ファームウェアバージョン 6.
表 14. コントローラとエンクロージャ 1 間のパス 論理コネクタの正常性 コントローラとエンクロージャ 1 間のパス コネクタ 0(C0) コネクタ 1(C1) 使用可能 使用可能 使用可能 Disconnected(切断) 切断 使用可能 ただし、任意の 2 台のエンクロージャ間の通信チャネルが切断された場合は、冗長パス構成が劣化し、論理コネクタの正常性も劣化状態として表示さ れます。このシナリオの概要は、次の表を参照してください。 表 15.
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの不具合とデータの損失または破壊を防止します。巡回読み取りの設定 タスクは、仮想ディスクまたは ホットスペアとして使用されるディスクにのみ適用可能です。 巡回読み取りの設定 タスクは、バックグラウンドで実行され、可能であれば修正を行います。巡回読み取りモードの設定 が 自動 に設定されている場 合、コントローラが一定時間アイドル状態で他のバックグラウンドタスクがアクティブではないときに、巡回読み取りが開始されます。このシナリオでは、ディス クでの入力 / 出力アクティビティがない間にディスクエラーの識別および修正を行えるため、巡回読み取りはシステムパフォーマンスを向上させます。 巡回読み取りタスクと競合するコントローラのアクティビティに基づいて、コントローラは巡回読み取り専用のシステムリソース量を調整します。コントローラ アクティビティが活発な場合、巡回読み取りタスクの専用システムリソースは少なくなります。 次の状況では、巡回読み取りが物理ディスク上で実行されませ
関連リンク コントローラプロパティの変更 巡回読み取りの開始と停止 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 メモ: ソリッドステートドライブ (SSD) では、巡回読み取り操作に対応していません。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 巡回読み取りの設定 モードが 手動 に設定されているときは、巡回読み取りタスクを開始、またはタスク実行中にタスクを停止することができます。 特定の状況下では 巡回読み取り タスクを実行できません。 巡回読み取りタスクを開始または停止をする には、次の手順を実行します。 巡回読み取りの開始 または 巡回読み取りの停止 をクリックします。 メモ: PERC 9 シリーズのハードウェアコントローラでは、巡回読み取りの停止 タスクに 巡回読み取りが中断されました が表示され、PERC 9 より前のコントローラでは、巡回読み取りの停止 タスクに 巡回読み取りが停止されました が表示されます。 巡回読み取りを開始または停止せずに終了するには、前のページ
• 整合性チェック率 • 再構成率 • エラー時の整合性チェックの中止 • 復帰可能なホットスペア • 負荷バランス • 予測エラー時のメンバーの自動交換 • 冗長パスビュー • 永続的なホットスペア メモ: これらのプロパティは、コマンドラインインタフェースを使って設定することも可能です。詳細については、『Server Administrator コマンドラ インインタフェースユーザーズガイド』を参照してください。 Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開します。 2 ストレージダッシュボード ページで、使用可能なタスク ドロップダウンメニューから コントローラプロパティの変更 を選択します。 3 実行 をクリックします。 Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 2 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで ストレージ を展開し、コントローラオブジェクト
2 設定済みドライブのスピンダウン オプションで 有効化 を選択します。 関連リンク 物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ 未設定ドライブおよびホットスペアの物理ディスク電源 カスタム省電力モードによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションの時間間隔の管理 物理ディスク電源の管理オプションのプロパティ 次の表では、物理ディスク電源の管理 オプションのプロパティを示します。 表 16.
カスタム省電力モードによる物理ディスク電源の管理 カスタム省電力モード で物理ディスクの電源管理を行うには、次の手順を実行します。 1 カスタム省電力モード オプションを選択します。 2 残りのパラメータを 物理ディスク電源の管理 ページで編集します。または次の項で説明するように QoS セクションでオプションを設定することもでき ます。 関連リンク 物理ディスク電源の管理 QoS オプションによる物理ディスク電源の管理 QoS オプションで物理ディスク電源を管理するには、次の手順を実行します。 1 カスタム省電力モード オプションを選択します。 2 設定済みドライブのスピンダウン ドロップダウンメニューで、有効 を選択します。 3 サービスの品質(QoS) オプションが有効化されます。 スピンアップの 開始時刻 および 時間間隔 を入力します。 4 適用 をクリックします。 関連リンク 物理ディスク電源の管理 QoS オプションの時間間隔の管理 QoS オプションの時間間隔を仮想ディスクレベルで管理するには、次の手順を実行します。 1 サービス品質(QoS) ページで、QoS
保存キャッシュの管理 保存キャッシュ管理 機能は、コントローラキャッシュデータを無視または復元するオプションを提供します。 ライトバックポリシーでは、データは物理ディスクに書き込まれる前にキャッシュに書き込まれます。仮想ディスクがオフラインになるか、何らかの理由で削除 されると、キャッシュ内のデータは失われます。 キャッシュ内のデータは、意図しないケーブル障害または停電によっても失われる場合があります。このような障害の場合、仮想ディスクのリカバリ、または キャッシュのクリアが行われるまで、Storage Management は保存キャッシュまたはダーティキャッシュに書き込まれたデータを保持します。 この機能はファームウェアバージョン 6.
暗号化キーの作成と LKM の有効化 選択したコントローラで暗号化キーを作成するには、次の手順を実行します。 1 ローカルキー管理(LKM)を有効にする オプションを選択します。 2 暗号化キー識別子 を入力します。 暗号化キー識別子 には、数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、英数字以外の文字、またはこれらの任意の組み合わせを使用で きます。 メモ: 暗号化キー識別子 と パスフレーズ のガイドラインについては、ページ上の 3 アイコンをクリックしてください。 パスフレーズ を入力します。 パスフレーズ には最低 1 文字の数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、および英数字以外の文字(スペースを除く)を含める必 要があります。 メモ: Server Administrator Storage Management では、パスフレーズ テキストボックスの下にパスフレーズ候補が表示されます。 4 暗号化キー資格情報を分散 Web サーバーを実行しているシステム上のファイルに保存する場合は、エスクロー チェックボックスを選択します。 パス フィールドが表示されます。ファイルを保存す
暗号化キーの管理 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 メモ: 暗号化の設定に SED は必須ではありません。暗号化設定は仮想ディスクおよび SED の設定に使用されます。 メモ: コントローラで暗号化が無効になっている場合、SED ドライブを使用して作成された仮想ディスクの暗号化を手動で有効にします。 コン トローラの暗号化が有効になった後で仮想ディスクが作成された場合でも、暗号化された仮想ディスクを作成するには、仮想ディスクの作成 中に詳細設定ウィザード で暗号化オプションを選択する必要があります。 暗号化対応コントローラでは、暗号化キーの管理 タスクによって LKM モードの暗号化を有効化できます。LKM を有効化すると、暗号化対応コントロ ーラで暗号化キーを作成してローカルに保存できます。暗号化キーの変更と削除も可能です。 メモ: このタスクは PERC H7x0 および H8x0 コントローラでのみ使用できます。 関連リンク パスフレーズ Storage Management の暗号化キーの管理タスク Storage Ma
5 変換するドライブを選択します。 6 適用 をクリックします。 ディスクが変換されたという確認が表示されます。 関連リンク RAID 対応ディスクへの変換 RAID 対応ディスクへの変換 対応 PERC アダプタで、次の手順を実行します。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで ストレージ を展開し、コントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラオブジェクトを選択します。 3 コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4 コントローラタスク ドロップダウンメニューで RAID 対応ディスクへの変換 を選択します。 非 RAID ディスクが表示されます。 5 変換するドライブを選択します。 6 適用 をクリックします。 ディスクが変換されたという確認が表示されます。 メモ: この操作は、
• コントローラ上に保存されたキャッシュが存在している間は、コントローラモードを変更できません。 - 保存されたキャッシュを削除してから、コ ントローラモードを変更する手順を繰り返します。 • コントローラに仮想ディスクが存在している間は、コントローラモードを変更できません。 - 仮想ディスクをすべて削除してから、コントローラモ ードを変更する手順を繰り返します。 • コントローラにホットスペアが存在している間は、コントローラモードを変更できません。 - ホットスペアをすべて削除してから、コントローラモー ドを変更する手順を繰り返します。 • 7 8 セキュリティキーがコントローラに割り当てられている間は、コントローラモードを変更できません。 - セキュリティキーを削除してから、コントロ ーラモードを変更する手順を繰り返します。 変更を適用するには、サーバーを再起動する必要があります。コントローラモードを変更してよろしいですか? というメッセージが表示されたら、 OK をクリックします。 サーバーを再起動して、コントローラモードを正常に変更します。 関連リンク • コントローラタスク RAI
iDRAC GUI から、ロックダウンモードを有効にすることができます。ロックダウンモードを有効にするためには、iDRAC ページの その他のアクション ドロップダ ウンメニューから システムロックダウンモードをオンにする オプションを選択する必要があります。変更が OMSS GUI で使用可能になるまでしばらく時間 がかかる場合があります。 メモ: OMSS は、GUI または CLI のいずれかによるロックダウンの構成または設定をサポートしていません。システム設定のロックダウンモードを 有効にするには、iDRAC GUI または同様のアプリケーションにアクセスする必要があります。 メモ: システムのロックダウンモードをオンに設定した後にデータ管理 / エンジンサービスを再起動すると、直ぐに OMSS ページに反映されます。 必要に応じて、再起動の後に OMSS GUI を更新する必要があります。 OMSS CLI:システムが「システム設定のロックダウン」モードにあるとき、GUI で使用可能またはサポートされているタスクのみが OMSS CLI で使用可能 またはサポートされます。サポート対象外の操作を実行
システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされるコント ローラタスク 表 18.
システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされる物理デ ィスクタスク 表 20. システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされる物理ディスクタスク 物理ディス クのタスク 名 PERC H730P アダ プタ / ミニモ ノリシック PERC H740P ア ダプタ / ミ ニモノリシッ ク PERC PERC H330 PERC PERC HBA H730 アダ アダプタ / ミニ H840 ア 330 アダプ プタ / ミニ モノリシック ダプタ タ / ミニ モノリシック PERC 12 GBPS SAS HBA PERC S140 点滅 有 有 有 有 有 有 有 有 有 点滅解除 有 有 有 有 有 有 有 有 有 ログのエク スポート 無 無 無 無 無 無 無 有 有 PCIe SSD (NVMe) システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされる仮想デ ィスクタスク 表 21.
• 整合性チェックレポートの表示 • スロット占有レポートの表示 • 物理ディスクファームウェアバージョンレポートの表示 巡回読み取りレポートの表示 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 巡回読み取りレポートは、コントローラで実行されたすべての巡回読み取りについての情報を時系列に沿って提供します。最終実行時刻や結果などの 情報を示します。巡回読み取りが失敗した場合は、その理由が表示されます。 関連リンク 巡回読み取りモードの設定 Storage Management での巡回読み取りレポートの表示の検索方法 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ をクリックします。 2 レポートの選択 ドロップダウンメニューから 巡回読み取りレポートの表示 を選択します。 3 実行 をクリックします。 整合性チェックレポートの表示 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックレポートは、コントローラで実行されたすべての
物理ディスクファームウェアバージョンレポートの表示 メモ: このオプションは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 物理ディスクファームウェアバージョンレポート は、現在のファームウェアと、現在使用可能なファームウェアおよびレガシードライブモデルのリストとを比較しま す。 メモ: HDD ファームウェアバージョンレポートを生成するには、ドライブのネゴシエート可能な速度とモデル番号が hddfwver.csv ファイルのエン トリ索引用キーとして使用されます。ドライブのネゴシエート可能な速度がコントローラから取得できない場合は、ドライブのモデル番号が hddfwver.
表 22.
8 PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコントローラの サポート PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズのエンタープライズクラスコントローラは、強化されたパフォーマンス、より優れた信頼性とフォールトトレラ ンス、およびシンプル化された管理のために設計されており、堅牢なインフラストラクチャを作成し、サーバの稼働時間の最大化を援助するための強力か つ管理しやすい方法を提供します。PERC 9 および PERC 10 シリーズのハードウェアコントローラの導入により、ストレージソリューションの向上も実現しま す。 新しい PERC 9 および PERC 10 シリーズのハードウェアコントローラは、次のストレージ拡張機能をサポートします。 • PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコントローラでの RAID レベル 10 仮想ディスクのサポート • アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドライブのサポート メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプ
• 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成 不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成機能は、Storage Management ユーザーインタフェース(UI)とコマンドラインインタフェース(CLI) で使用できます。Storage Management CLI の詳細については、『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくださ い。 • 選択された最小(および均等)数の物理ディスク数に基づいて、PERC 9 ハードウェアコントローラ上のファームウェアが、優先されるスパンのレイアウ トを推奨します。 メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 ハードウェアコントローラ上のオプシ ョンパラメータ [spanlength=] をサポートしません。 • 詳細設定ウィザード は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上での RAID レベル 10 仮想ディスクの作成でスパンの長さを
メモ: 4KB セクタハードディスクドライブは、PERC 9 シリーズハードウェアコントローラより前のコントローラではサポートされません。4KB セクタ ハードディスクドライブが PERC 9 より前のハードウェアコントローラに接続されると、4KB セクタハードディスクドライブは 非対応 として表示さ れます。 • • 詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するときは、セクタサイズ ドロップダウンリストから物理ディスクセクタを選択することができます。 使用できるオプションは次のとおりです。 • 512B • 4 KB ハードディスクドライブセクタの混在は Storage Management では許可されないため、仮想ディスクの作成に 4KB セクタハードディスクドライブと 512B セクタハードディスクドライブの両方を使用することはできません。 メモ: システムに 512e セクタハードディスクドライブがある場合、512e セクタハードディスクドライブは 512B セクタハードディスクドライ ブとして識別 / 報告され、512B セクタハードディスクドライブと同様に動作します。 ホッ
9 BOSS-S1 RAID コントローラのサポート BOSS-S1 RAID コントローラは、OM 9.0.1 と互換性のあるすべてのオペレーティングシステム(ESXi シリーズの OS を除く)をサポートします。 BOSS-S1 RAID コントローラは、次の列挙操作と監視操作をサポートします。 • 物理ディスク(M.2 デバイス)はコントローラに直接接続されます • 物理ディスク(M.2 デバイス)の列挙がサポートされます • M.
10 エンクロージャとバックプレーン 物理ディスクはエンクロージャに収容、またはシステムのバックプレーンに接続することができます。エンクロージャはシステムに外部接続されますが、バックプ レーンとその物理ディスクはシステム内蔵です。 トピック: • バックプレーン • エンクロージャ • 220S と 221S エンクロージャでのモードの変更 • エンクロージャ管理 • エンクロージャの空いているコネクタの特定 • エンクロージャコンポーネント 関連リンク エンクロージャ バックプレーン バックプレーン バックプレーン オブジェクトは、Storage Management ツリー表示でコントローラを展開することによって表示できます。Storage Management はバックプ レーンおよび接続された物理ディスクの状態を表示します。バックプレーンはエンクロージャに似ています。バックプレーンで、コントローラのコネクタと物理デ ィスクはエンクロージャに接続されますが、外部エンクロージャに関連付けられた管理機能(温度プローブ、アラームなど)はありません。 フレキシブルバックプレーンゾー
エンクロージャ Storage Management はさまざまなエンクロージャと、それらのコンポーネントの管理を可能にします。エンクロージャに収容された物理ディスクの管理に 加え、エンクロージャのファン、電源装置、温度プローブの状態も監視できます。これらのコンポーネントは、Storage Management ツリービューでコントロ ーラ、コネクタ、エンクロージャのオブジェクトを展開して表示できます。 Storage Management ではエンクロージャをホットプラグすることができます。ホットプラグとは、オペレーティングシステムの実行中に、コンポーネントをシス テムに追加することを意味します。 メモ: この機能を使用するには、物理デバイスが最新のファームウェアを搭載したコントローラに接続されている必要があります。最新の対応フ ァームウェアについては、サービスプロバイダにお問い合わせください。 エンクロージャをホットプラグまたはホット再設定した後で左のツリーを更新すると、状態と設定の変更が表示されます。システムを再起動する必要はあり ません。 メモ: Storage Management ではエンクロージ
プロパティ 定義 — 警告 / 非重要 — 重大 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 名前 ファンの名前が表示されます。 状況 ファンのステータスが表示されます。可能値には以下があります。 • 準備完了 — ファンは正常に機能しています。 • 劣化 — ファンに不具合が発生し、劣化モードで動作しています。 • オフライン — ファンまたは電源装置がエンクロージャから取り外されました。 • 故障 — ファンに不具合が発生し、機能しなくなっています。Storage Management は、 SES コマンドを使ったエンクロージャとの通信ができません。故障 状況は、エンクロージャが Storage Management からの状態クエリに応答しない場合(たとえば、ケーブルの切断など) に表示されます。 欠落 — ファンがエンクロージャに存在しません。 • パーツ番号 ファンのパーツ番号が表示されます。 このプロパティは、E.
プロパティ 定義 状況 電源装置の状態が表示されます。 • 準備完了 — 電源装置が正常に動作しています。 • 劣化 — 電源装置に不具合が発生し、劣化モードで動作しています。 • 故障 — 電源装置に不具合が発生し、機能しなくなっています。Storage Management は、SES コマンドを使ったエンクロージャとの通信ができません。故障 状況は、何らかの理由 でエンクロージャが Storage Management からの状態クエリに応答しない場合に表示されま す。例えば、ケーブルの接続が切断されると、この状況が表示されます。 欠落 — 電源装置がエンクロージャ内に存在しません。 • パーツ番号 電源装置のパーツ番号が表示されます。 このプロパティは、E.
表 25.
エンクロージャ管理モジュール エンクロージャにインストールされたエンクロージャ管理モジュール(EMM)は、ツリービューの EMM オブジェクトの下に表示されます。EMM オブジェクト を選択して、各 EMM モジュールと状態情報を表示することができます。 エクロージャには、1 つ以上の EMM が搭載されます。EMM モジュールはエンクロージャのコンポーネントを監視します。対象コンポーネントは次のとおりで す。 • ファン • 電源装置 • 温度プローブ • 物理ディスクの挿入または取り外し • エンクロージャの LED エンクロージャのアラームが有効な場合、特定の条件が発生すると EMM がアラームをアクティブ化します。アラームの有効化とアラームをアクティブ化する 条件の詳細については、「エンクロージャアラームの有効化」を参照してください。EMM の詳細については、エンクロージャのハードウェアマニュアルを参照 してください。 エンクロージャ内では、すべての EMM モジュールが同じファームウェアバージョンである必要があります。個々の EMM モジュールのプロパティを表示してフ ァームウェ
プロパティ 定義 — 不明 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 名前 EMM 名を表示します。 状況 EMM の現在の状況が表示されます。可能な値は次のとおりです。 • 準備完了 — EMM は正常に機能しています。 • 劣化 — EMM に不具合が発生し、劣化モードで動作しています。 • • 故障 — EMM に不具合が発生し、機能しなくなっています。Storage Management は、SES コマンドを使ったエンクロージャとの通信ができません。 故障 状況は、何らかの理由でエンクロージャが Storage Management からの 状態クエリに応答しない場合に表示されます。例えば、ケーブルの切断などで す。 欠落 — EMM がエンクロージャに存在しません。 • 未取り付け — EMM がエンクロージャ内に存在しません。 パーツ番号 EMM モジュールのパーツ番号が表示されます。 タイプ EMM が SCSI SES モジュール であるか、SCSI ターミネータ であるかを表示しま す。 SCSI SES モジュール — S
エンクロージャとバックプレーンのコンポーネント 接続されたコンポーネントについての情報は、「物理ディスクまたは物理デバイス」を参照してください。 エンクロージャおよびバックプレーンのプロパティおよびタスク エンクロージャまたはバックプレーンについての情報を表示し、エンクロージャタスクを実行することができます。 関連リンク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ エンクロージャおよびバックプレーンタスク エンクロージャとバックプレーンのプロパティ 表 27.
プロパティ 定義 号と同じです。コマンドラインインタフェースの詳細については、『Server Administrator コ マンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してください。 ターゲット ID バックプレーン(サーバー内蔵)またはコントローラコネクタが接続されているエンクロージ ャの SCSI ID が表示されます。デフォルト値は 6 です。 構成 エンクロージャの動作モードが表示されます。可能な値は次のとおりです。 • 結合 — エンクロージャが結合バスモードで動作していることを示します。 • 分割 — エンクロージャが分割バスモードで動作していることを示します。 • 統合 — エンクロージャが統合モードで動作していることを示します。 • クラスタ — エンクロージャがクラスタモードで動作していることを示します。クラスタモ ードはクラスタ対応 RAID コントローラでのみ使用可能です。詳細については、 「PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化」を参照してください。 結合、分割、クラスタモードの詳細については、エンクロージャのハードウェアマニュアルを 参
エンクロージャおよびバックプレーンタスク ドロップダウンメニューのエンクロージャタスクを実行するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ ダッシュボードを展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 エンクロージャオブジェクトを選択します。 4 ストレージの プロパティ 画面で 情報 / 設定 をクリックします。 5 エンクロージャタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 6 Execute(実行)をクリックします。 エンクロージャ — 使用可能なタスク ドロップダウンメニューのエンクロージャタスクは次のとおりです。 • コントローラアラームの有効化 • エンクロージャアラームの無効化 • アセットデータの設定 • エンクロージャの LED の点滅 • 温度プローブ値の設定 コントローラアラームの有効化 お使いのエンクロージャがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 アラームの有効化 タ
エンクロージャのアセットタグとアセット名の変更 エンクロージャのアセットタグおよびアセット名を変更するには、次の手順を実行します。 1 新規アセットタグ フィールドに新しいアセットタグ名を入力します。 使用している環境の、在庫番号またはその他の有用な情報を指定することができます。アセットタグは通常、エンクロージャハードウェアを示していま す。 2 新規アセット名 フィールドに新しいアセット名を入力します。 ストレージ環境を把握しやすい名前を指定することができます。たとえばアセット名で、エンクロージャに保管されているデータのタイプやエンクロージャ の場所を示すことができます。 3 変更の適用 をクリックします。 変更を保存せずに終了する場合は、エンクロージャ情報ページに戻る をクリックします。 関連リンク アセットデータの設定 Storage Management でのアセットデータの設定の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントロー
温度をチェックするには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ ダッシュボードをクリックします。 2 温度 オブジェクトが表示されるまで、ツリービューを展開します。 3 温度 オブジェクトを選択します。温度プローブによって報告された温度が、右ペインの 読み取り値 列に摂氏で表示されます。 関連リンク エンクロージャ温度プローブ 温度プローブプロパティおよびタスク 温度プローブの警告しきい値の変更 温度プローブは、温度プローブ セクションにリストされています。温度プローブの警告しきい値を変更するには、次の手順を実行します。 1 変更するプローブを選択します。 2 新規温度プローブ値の設定 ページで 新しい値の設定 を選択します。 3 最小警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最小許容温度を摂氏で入力します。このテキストボックスのラベルに指定可能な範囲が 表示されます。 4 最大警告しきい値 テキストボックスに、エンクロージャでの最大許容温度を摂氏で入力します。このテキストボックスのラベルに指定可能な
占有スロットレポートの表示 タスクでは、空のスロット、占有済みスロット、または選択されたエンクロージャのバックプレーンゾーニング機能で分割された スロットを表示できます。 このレポートには、物理ドライブスロットの占有状況を示す、ダイアグラムが表示されます。 各スロット上にマウスを移動させると、 物理ディスク ID 、状況、サイズなどの詳細を表示することができます。 フレキシブルバックプレーンゾーニングの詳細については、「バックプレーン」を参照して ください。 Storage Management でのスロット占有レポートの表示の検索方法 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 エンクロージャオブジェクトを選択します。 4 情報 / 設定 をクリックします。 5 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから スロット占有レポートの表示 を選択します。 6 Execute(実行)をクリックします。 バックプレーンがフレキシブルバックプレーンゾー
空いているコネクタにエンクロージャが接続されていない場合、この目的のために使用できるコントローラ上のコネクタを特定する必要があります。空いてい るコネクタを識別するには: 1 Server Administrator ウィンドウの システムツリー で、ストレージ を展開します。 2 コントローラオブジェクトを展開します。 使用可能なコネクタが表示されます。これらのコネクタにはゼロから始まる番号が付けられています。 3 ストレージに接続されていないコネクタを特定します。コネクタがストレージに接続されている場合、展開して、エンクロージャまたはバックプレーン、お よび接続されている物理ディスクを表示することができます。ツリービューで展開できないコネクタオブジェクトは、ストレージに現在接続されていない 空いているコネクタです。ストレージ管理には、各コネクタの番号が表示されます。この番号は、コントローラハードウェア上のコネクタ番号に対応して います。これらの番号を使用して、コントローラハードウェア上で空いているコネクタとツリービューに表示された空いているコネクタがどれかを特定する ことができます。 エンクロ
11 コネクタ コントローラには、ディスクを接続することが可能なコネクタ(チャネルまたはポート)が含まれます。エンクロージャ(外付けディスク用)をシステムに接続 してコネクタに外部からアクセスするか、またはシステムのバックプレーン(内蔵ディスク用)に接続して内部でコネクタにアクセスすることができます。ツリー ビューのコントローラオブジェクトを展開することで、コントローラのコネクタを表示できます。 トピック: • チャネル冗長性 • チャネル冗長仮想ディスクの作成 • コネクタ正常性 • コネクタのプロパティおよびタスク • 論理コネクタのプロパティとタスク チャネル冗長性 異なるコントローラチャネルに接続された物理ディスクを使用する仮想ディスクを作成することができます。物理ディスクは、外部エンクロージャまたはバック プレーン(内部エンクロージャ)にある場合があります。仮想ディスクが異なるチャネルに冗長データを維持している場合、これらの仮想ディスクはチャネル 冗長です。チャネル冗長性とは、いずれかのチャネルに障害が発生しても、別のチャネルに冗長データが存在するため、データが失われないことを
PERC コントローラにおけるチャネル冗長仮想ディスク用の物理ディス クの作成 次の項では、PERC コントローラ における RAID 10 または RAID 50 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの作成について説明します。 RAID 10 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの作成 RAID 10 を使用してチャネル冗長仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1 2 つのチャネルそれぞれに 1 台の物理ディスクを選択します。 2 2 つのチャネルそれぞれに追加ディスクを選択します。これで RAID 10 に必要な最小ディスク数が選択されています。 希望のディスク数を選択するまで、手順 2 を繰り返します。 3 続行 をクリックして終了します。 RAID 50 を使用したチャネル冗長仮想ディスクの作成 RAID 50 を使用してチャネル冗長仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1 3 つのチャネルそれぞれに 1 台の物理ディスクを選択します。 2 3 つのチャネルそれぞれに追加ディスクを選択します。これで RAID 10 に必要な最小ディスク数が選択されています。
表 28.
プロパティ 定義 — 警告 / 非重要 — 重要 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 重大度のうち警告または重要は、コネクタがエンクロージャなどの接続されているデ バイスと通信できない状態を示します。接続されているデバイスの状態をチェックし てください。詳細に関しては、「正しく接続されているケーブル」および「ハードウェア 問題の特定」を参照してください。 名前 コネクタ番号を表示します。デフォルト値は 0 です。 状況 コネクタの状態が表示されます。可能な値は次のとおりです。 コネクタタイプ • 準備完了 — このコネクタは正常に機能しています。 • 劣化 — コネクタに障害が発生しており、劣化した状態で動作しています。 • 故障 — コネクタに障害が発生し、機能しなくなっています。 コネクタが RAID モードで動作しているかどうかを表示します。コネクタは常に SAS コネクタです。 関連リンク パスの正常性 パスの正常性 コネクタのパスの正常性は、正常、警告、または重要として表されます。可能な値には、使用可能、劣化、
コネクタコンポーネント 接続されているコンポーネントの詳細に関しては、「エンクロージャとバックプレーンのプロパティとタスク」を参照してください。 114 コネクタ
12 テープドライブ テープドライブには、データをバックアップできるテープバックアップユニット(TBU)が複数搭載されています。Storage Management は、データバックアップ 用に使用される TBU を列挙します。特定のコントローラに関連付けられたテープドライブは、コントローラ ページの テープドライブ で表示できます。 テープドライブのプロパティ 表 30.
13 RAID コントローラバッテリ 一部の RAID コントローラにはバッテリが使用されています。コントローラにバッテリがあれば Storage Management でツリービューのコントローラオブジェク トにバッテリが表示されます。 停電が発生した場合、コントローラバッテリは、不揮発性キャッシュメモリ(SRAM)にはあってもディスクにはまだ書き込まれていないデータを保存します。 バッテリは最低 24 時間のバックアップを提供するように設計されています。 RAID コントローラをサーバーに初めて取り付けるときは、バッテリの充電が必要な場合があります。 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 トピック: • バッテリのプロパティおよびタスク • バッテリタスク • バッテリ — 使用可能なタスク • Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法 関連リンク バッテリのプロパティおよびタスク 学習サイクルの開始 バッテリの遅延学習サイクルの開始 バッテリのプロパティおよびタス
プロパティ 学習モード 定義 • 不在 — コントローラにバッテリがありません。 • 故障 — バッテリが故障したため、交換の必要があります。 バッテリの学習モードを表示します。可能値は次の通りです: • 自動 — Storage Management は、設定された時間に基づいて、自動的に学習サイクルを実行します。 • 警告 — 学習サイクルがデフォルトの 90 日間を過ぎています。 バッテリが 警告 モードの場合、コントローラの状況は劣化として表示されます。 メモ: 警告 はファームウェアバージョン 6.
学習サイクルではバッテリの内蔵回路を再調整し、コントローラがこのバッテリで電源喪失時にコントローラのキャッシュをあらかじめ指定された期間保持で きるかを判断できるようにします。 学習サイクルの進行中は、停電中にバッテリがキャッシュを維持できない場合があります。コントローラが ライトバックキャッシュ ポリシーを使用している場 合、コントローラは、学習サイクルが完了するまで ライトスルーキャッシュ ポリシーに変更されます。ライトスルーキャッシュポリシーはディスクに直接データを 書き込むため、停電時にキャッシュでのデータ損失リスクを低減します。 メモ: コントローラを 強制ライトバックキャッシュ ポリシーに設定している場合、キャッシュポリシーは学習サイクル中に変更されません。強制ライ トバックキャッシュ ポリシーを使用しているときは、学習サイクルの進行中における停電発生時にデータ損失が発生する可能性があります。 コントローラのファームウェアは、90 日ごとに学習サイクルを自動的に開始します。学習サイクルの開始時間をさらに 7 日間遅延させることができますが、 それを過ぎるとファームウェアは自動的に学習サイクルを開始
Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラオブジェクトを展開します。 3 バッテリオブジェクトを選択します。 4 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 学習サイクルの遅延 を選択します。 5 実行 をクリックします。 関連リンク バッテリのプロパティおよびタスク 学習サイクルの開始 バッテリの遅延学習サイクルの開始 RAID コントローラバッテリ 119
14 物理ディスクまたは物理デバイス 物理ディスクまたは物理デバイスは、エンクロージャ内にあるか、コントローラに接続されています。RAID コントローラでは、物理ディスクまたはデバイスを使 って仮想ディスクを作成します。 トピック: • 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライン • システムへの新しいディスクの追加 • SMART アラートを受けた物理ディスクの交換 • その他のディスク手順 • 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ • 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク • 物理ディスクタスク 関連リンク 物理ディスクタスク 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライ ン 交換用ディスクが、ストレージエンクロージャ内の物理ディスクまたはデバイスと常に同じモデルであるとは限りません。ディスクを交換する際は、次のガイド ラインに従ってください。 • アレイ内のドライブは、同じ容量またはそれ以上の容量のドライブと交換してください。 • ドライブを交換する際は、バス速度を考慮してください。同じアレイ内で、バス速度が同じまたはそれ以上のドライ
システムへの新しいディスクの追加 新しい物理ディスクをシステムに追加するには、次の手順を実行します。 1 新しい物理ディスク(単数か複数)または物理デバイスの取り付けまたは接続を行います。取り付けまたは接続の詳細に関しては、ディスク付属の マニュアルを参照してください。 2 次の手順を実行します。 SAS コントローラ向け SAS コントローラ向けの場合は、以下を実行する必要があります。 1 システムが新しいディスクを識別したことを確認するアラートを、アラートログでチェックします。2052 または 2294 アラートを受け取る場合があります。 アラートメッセージに関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 2 更新()をクリックするか、画面を変更して 表示内容を更新します。 メモ: 右ペインにある 更新 ボタンをクリックすると、右ペインのみが更新されます。左ペインのツリービューで新しい物理ディスクを表 示するには、左ペインの上部に表示されたシステム名をクリックするか、ブラウザで 表示 > 更新 とクリックします。 表示を更新すると
ディスクが冗長仮想ディスクの一部でない場合 1 仮想ディスクからデータをバックアップします。 2 仮想ディスクを削除します。 3 SMART アラートを受けたディスクを交換します。 4 新しい仮想ディスクを作成します。新しい仮想ディスクが元の仮想ディスクと同じサイズかそれ以上であることを確認します。仮想ディスクの作成に関 するコントローラ固有の情報については、「コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項」および「PERC S100、S110、および S300 コントローラの 仮想ディスクに関する考慮事項」を参照してください。 5 元の仮想ディスクにバックアップしたデータを新しく作成した仮想ディスクにリストアします。 関連リンク RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ その他のディスク手順 • 故障したディスクの交換 • 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ • システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動 • トラブルシューティング 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスについての情報を表示して物理
プロパティ 定義 Name(名前) 物理ディスクまたはデバイスの名前が表示されます。この名前には、コネクタ番号と、その後に続く ディスク番号が含まれています。 State(状態) 物理ディスクまたはデバイスの現在の状態が表示されます。可能な値は次のとおりです。 • • 準備完了 — 物理ディスクまたはデバイスが正常に機能しています。ディスクが RAID コントロ ーラに取り付けられている場合には、準備完了 はディスクが仮想ディスクで使用できることを 示します。物理ディスクまたはデバイスを仮想ディスクで使用すると、状況は オンライン に変 更されます。 オンライン — 物理ディスクが仮想ディスクの一部であり、正常に機能しています。詳細に関 しては、「オンラインとオフラインの設定」を参照してください。 • 劣化 — 物理ディスクまたはデバイスに障害が発生し、劣化 状況で稼働しています。 • 故障 — 物理ディスクまたはデバイスに障害が発生し、動作しなくなっています。この状態は、 冗長仮想ディスクの一部である物理ディスクまたはデバイスがオフラインになったか非アクティブ になったときにも表示され
プロパティ 定義 • 点滅または点滅停止操作の実行。 • ディスクの起動可能なデバイスとしての選択。 このディスクでは、次のタスクは実行できません。 • ディスクのオフラインまたはオンラインへの強制。 • 仮想ディスクの一部としての選択。 • ホットスペアの割り当て。 • 再構築、コピーバック、メンバー交換、または再構築のソースまたはターゲットとして選択。 • 節電のためのスピンダウン。 • 起動可能なデバイスとしての選択。 Certified(認定済み) 物理ディスクまたはデバイスがサービスプロバイダ認定のものかどうかを表示します。 ミラーセット ID 別の物理ディスクまたはデバイスからデータを複製したメンバー物理ディスクまたはデバイスの、ミラ ーセット ID を表示します。 容量 ディスクの容量が表示されます。 障害予測 物理ディスクまたはデバイスが SMART アラートを受信したかどうか、またその結果、障害が予測 されるかどうかを表示します。SMART 予測エラーの分析の詳細に関しては、「RAID コントローラ におけるディスク信頼性の監視」を参照してくだ
プロパティ 定義 • • • HDD — ハードディスクドライブ。HDD は、磁性面を持つ高速回転プラッタ上にデジタル符号 化データを保存する、不揮発性ストレージデバイスです。 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメモリを使用して永続的なデータを 保存するデータストレージデバイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクまたはデバイスのメディアタイプを判断できま せん。 Remaining Rated Write Endurance(残留定格 書き込み作業負荷の量に基づいた SSD 更新 / 交換についての情報を表示します。このフィー 書き込み耐久性) ルドは、SSD の NAND(否定論理積)型フラッシュチップの合計数の累積仕様を基に、SSD で 使用可能な残りのプログラムまたは消去サイクルの合計を示します。 メモ: このオプションは Micron PCIe SSD、非揮発性メモリ Express(NVMe)PCIe SSD および SAS/SATA SSD に該当します。 使用されている RAID ディスク容量 このプロパティには、コントロ
プロパティ 定義 PCIe Maximum Link Width(PCIe 最大リンク 幅) 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。 ISE 対応 物理ディスクまたはデバイスがインスタントセキュア削除(ISE)対応デバイスかどうかを表示しま す。可能な値は はい と いいえ です。 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク 物理ディスクまたは物理デバイスのタスクを実行するには、次の手順を行います。 1 ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 3 エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 4 物理ディスク または 物理デバイス オブジェクトを選択します。 5 コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 6 ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 7 実行 をクリックします。 メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。このため、
メモ: 点滅 および 点滅解除 タスクは、ホットスワップ物理ディスク(キャリア内のディスク)でのみサポートされています。Broadcom PCIe U320 コントローラを使用する場合、点滅および点滅解除 タスクは、サーバまたはエンクロージャに挿入可能なキャリアに含まれる物理ディスクに対し て使用できます。物理ディスクがキャリアに含まれておらず、SCSI ケーブル(通常はリボンケーブル)で接続するように設計されている場合、点 滅 および 点滅解除 タスクは使用できません。 不良セグメントの削除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 不良セグメントの削除 タスクを使って、使用できないディスク容量を回復します。不良 または 孤立 したディスクセグメントとは、次のいずれかの理由のた めに使用できない物理ディスクまたは物理デバイスの容量を指します。 • 不良セグメントは破損した物理ディスクまたは物理デバイスの容量である。 • 不良セグメントは仮想ディスクに含まれているが、仮想ディスクは物理ディスクまたは物理デバイスのこの容量を使用していない。
再構築のキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構築のキャンセル タスクを使用して進行中の再構築をキャンセルすることができます。再構築をキャンセルすると、仮想ディスクの状態は劣化のままに なります。さらに別の物理ディスクに障害が発生した場合、仮想ディスクにも障害が発生し、データを失う可能性があります。障害が発生した物理ディス クはすぐに再構築することをお勧めします。 メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元するには同じ物理ディスクの再構築を再初 期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホットスペアでデータ は再構築されません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。 グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用
オフライン タスクは、取り外し前にディスクを無効にする場合に使用します。オンライン タスクは、オフラインディスクを再度有効にする場合に選択します。 場合によっては、故障したディスクで オンライン タスクを使用して、ディスクのデータの回復を試みることができます。 関連リンク 一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマンドの使用 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにする 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します。 1 オンラインまたはオフラインにする必要のある物理ディスクを確認します。このタスクを実行するとデータが損失することがあります。必要に応じてデータ をバックアップします。物理ディスクを点滅させるには 点滅 をクリックします。 2 準備ができたら オンライン または オフライン をクリックするか、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management でオンラインまたはオフラインを見つけるには Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator
Storage Management でのクリアの実行方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 4 物理ディスク オブジェクトを選択します。 5 クリアする物理デバイスの タスク ドロップダウンメニューから、クリア を選択します。 6 Execute(実行)をクリックします。 復帰可能なホットスペアを有効にする お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 復帰可能なホットスペア タスクを選択して、ホットスペアから物理ディスクにデータをコピーします。 仮想ディスク内の物理ディスクが失敗すると、失敗したディスク内のデータは割り当てられたホットスペアにコピーされます。失敗したディスクを新しい物理 ディスクと交換し、かつ 復帰可能なホ
暗号消去の実行 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 注意: 暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。 暗号消去 タスクを選択して、暗号化されている物理ディスクを消去します。このタスクは以下に対して使用できます。 • インスタントセキュア削除(ISE)対応ドライブ • 未設定 SED ドライブ • 外部設定の暗号化ドライブ • 未設定の外部 SED ドライブ(暗号キーがコントローラにない場合も使用可) 関連リンク 暗号化キーの管理 Storage Management での暗号消去の実行方法 Storage Management での暗号消去の実行方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 コネクタ オブジェクトを展開します。 4 エンクロージャまたは バッ
15 仮想ディスク 仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから作成されたストレージを意味します。仮想ディスクは複数の物理ディスクか ら作成されますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。使用する RAID レベルによって、ディスク障害発生時に仮想ディスク が冗長データを保持したり、特定の性能属性を備えています。詳細に関しては、「RAID の概念についての理解」を参照してください。 メモ: 仮想ディスクは RAID コントローラでのみ作成できます。 トピック: • 仮想ディスクを作成する前の考慮事項 • 仮想ディスクの作成 • 仮想ディスクの再構築または移行 • 仮想ディスク再構成と容量拡張の開始とターゲット RAID レベル • 冗長仮想ディスクの整合性の維持 • 冗長情報の再構築 • 仮想ディスクの不良ブロックの管理 • 不良ブロックのクリアに関する推奨事項 • 仮想ディスクプロパティおよびタスク • 物理ディスク — 使用できるタスク • 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード • 仮想
関連リンク RAID の概念について 仮想ディスクの削除 仮想ディスクを作成する前の考慮事項 異なるコントローラでは仮想ディスクの実装方法にそれぞれ特徴があります。これらの特徴には、ディスク容量の使用方法、コントローラごとの仮想ディス ク数などがあります。コントローラで仮想ディスクを作成する前にこれらの特徴について理解しておくと役立ちます。 次の項目では、仮想ディスクに適用されるコントローラ情報について説明します。 • コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 • 冗長仮想ディスクおよび非冗長仮想ディスクに同じ物理ディスクを使用することに関連する問題 • Linux を実行するシステムでの仮想ディスクに関する考慮事項 • 仮想ディスクあたりのディスク数 • コントローラごとの仮想ディスク数 • 仮想ディスクの最大サイズの計算 次の項目も参照してください。 • RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • ホットスペアについて • コントローラ - 対応ストライプサイズ • 設定変更を表示する際の時間の遅延 メモ: 本マニ
サイズが同じで 2 番目の仮想ディスクに残りの容量を使用する場合、この新しいディスクを拡張して元の仮想ディスクに含まれていない物理ディスク を含めることはできません。 • コントローラにおける仮想ディスクの削除および作成時の容量割り当て — 仮想ディスクを削除する際は、削除する仮想ディスクによって使用されて いた物理ディスク上で容量を解放するか、空き容量を作成します。ディスクグループにいくつかの仮想ディスクを作成した場合、仮想ディスクを削除す ると、物理ディスク上のさまざまな場所に空き容量ができることになります。新しい仮想ディスクを作成すると、コントローラでは物理ディスクの空き容 量のうちどれを新しい仮想ディスクに割り当てるか判断する必要があります。PERC コントローラは、最も大きい空き容量を見つけ、これを新しい仮想 ディスクに割り当てます。 • 2 TB の SCSI 制限 — PERC コントローラに作成する仮想ディスクは、合計サイズ 2 TB 以上の物理ディスクからは作成できません。これはコントロ ーラ実装に関する制限です。たとえば、最終的な仮想ディスクのサイズに関係なく、サイズが 73 GB
メモ: ソフトウェア RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成するときは、その仮想ディスクにリンクされている物理ディスクに関連する情 報が、短時間の遅延後、Storage Management に列挙または表示されます。情報表示の遅れは、機能制限の原因にはなりません。パーシャ ル仮想ディスクを作成している場合は、Storage Management で、各パーシャル仮想ディスクの作成プロセスの間に十分な時間の余裕を持 たせることが推奨されます。 メモ: ソフトウェア RAID S110 および S130 コントローラ上で、物理ディスク(SATA SSD または HDD)が仮想ディスクから削除され、同じ物理 ディスクが一瞬の間に即座に仮想ディスクに再挿入され(ホットプラグ)た場合、仮想ディスクの状態は 準備ができましたと表示され、物理デ ィスクの状態は オンラインとして表示されます。ただし、同じ物理ディスクが少しの遅延の後に再挿入されると、仮想ディスクの状態が 劣化と して表示され、物理ディスクの状態は準備ができましたと表示されます。 メモ: ソフトウェア RAID コントローラでは、仮想ディスクを作
仮想ディスクの最大サイズの計算 仮想ディスクの作成簡易設定ウィザード には、仮想ディスクサイズの最大および最小値が表示されます。本項では、仮想ディスクの最大サイズがコント ローラタイプに基づいて計算される方法について説明します。コントローラタイプを識別するには、「RAID コントローラテクノロジ:SATA および SAS」を参照 してください。 SATA RAID コントローラ SATA RAID コントローラの使用時は、コントローラが選択した RAID レベルと、コントローラに接続された適切な物理ディスクすべてによって提供される物 理ディスク容量に基づいて、仮想ディスクの最大サイズを算出します。たとえば、コントローラに空き容量のある 12 台の物理ディスクが含まれており、RAID 5 を指定した場合、RAID 5 には 12 台の物理ディスクを含むことが可能であることから、コントローラは 12 台の物理ディスクが提供する空き容量に基づ いて仮想ディスクの最大サイズを計算します。 SAS RAID コントローラ SAS コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルの作成に必要な最小
関連リンク RAID 仮想ディスクの削除 チャネル冗長性 仮想ディスクの再構築または移行 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード 仮想ディスクの再構築または移行 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスクを再構築または移行することで、仮想ディスクの容量を増やしたり RAID レベルを変更したりすることができます。 メモ: ソフトウェア RAID S110 および S130 コントローラ上で、物理ディスク(SATA SSD または HDD)を仮想ディスクから取り外し、同じ物理 ディスクを即座に仮想ディスクに再挿入した場合(ホットプラグ)、仮想ディスクの状態は 準備完了 と表示され、物理ディスクの状態は オンラ イン と表示されます。ただし、同じ物理ディスクを少し遅れて再挿入した場合、仮想ディスクの状態は 劣化 と表示され、物理ディスクの状態 は 準備完了 と表示されます。 仮想ディスクを再構築するには、次の手順を実行しま
コントローラ ド、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P スリム、PERC H740P アダ プタ、PERC H740P ミニモノリシッ ク、PERC H830 アダプタ、PERC H840 アダプタおよび PERC FD33xD/FD33xS PERC S100、S110、S130、および S300 開始 RAID レベル ターゲット RAID レベル Commnets(コメント) RAID 6 には最低 4 台のディスクが 必要です。 RAID 5 RAID 0 ディスクの追加あり、またはなし RAID 5 RAID 5、RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 6 には最低 4 台のディスクが 必要です。 RAID 6 RAID 0、RAID 5 ディスクの追加あり、またはなし RAID 6 RAID 6 ディスクを少なくとも 1 台追加 RAID 10 RAID 10 ディスクの追加なし RAID 0 RAID 0 追加ディスクあり、またはなし RAI
関連リンク 故障したディスクの交換 再構築率の設定 再構築が上手くいかない場合 仮想ディスクの不良ブロックの管理 仮想ディスクの不良ブロックとは、1 台または複数台のメンバー物理ディスクにある不良ブロックです。不良ブロックのある仮想ディスクでの読み取り操作は 失敗する場合があります。 Storage Management は重要アラート(2387)を生成し、仮想ディスク上に不良ブロックがあることを通知します。 仮想ディスクの不良ブロックは、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を行うときに検出されます。このアラートが生成される可能性のある操 作の例には次のようなものがあります。 • 整合性チェック • 再構築 • 仮想ディスクフォーマット • I/O • 巡回読み取り 物理ディスク不良ブロックのリカバリは、RAID レベルと仮想ディスクの状態によって異なります。仮想ディスクが冗長構成の場合は、コントローラは物理ディ スク上の不良ブロックを回復できます。仮想ディスクが冗長構成でない場合は、物理ディスクの不良ブロックが仮想ディスクの不良ブロックの原因になりま す。 表 34.
RAID レベル仮想ディスク 状況 シナリオ RAID 6 劣化(2 台の物理ディスクが故障 / 物理ディスク上に 1 つの不良ブロッ 欠落) クがある。 コントローラはピアディスクからデータ を再生成できません。この結果、仮 想ディスクの不良ブロックが発生しま す。 RAID 6 準備完了 コントローラは、ピアディスクからデー タを再生成して不良ブロックに書き 込みを送信します。その後ディスク は論理ブロックアドレッシング(LBA) を別の物理的な場所に再マップし ます。これで問題が解決します。 物理ディスク上に 1 つの不良ブロッ クがある。 結果 不良ブロックのクリアに関する推奨事項 Storage Management では、不良ブロックの警告をクリアすることができます。不良ブロックをクリアするには、次の手順を推奨します。 1 検証 オプションを選択した状態で仮想ディスクのバックアップを行います。 次の 2 つのシナリオが発生する可能性があります。 • バックアップ操作が 1 つ、または複数のファイルで失敗する。この場合は、前回のバックアップからファイルを復元します。ファイル
仮想ディスクのプロパティ 仮想ディスクプロパティは、コントローラのモデルに応じて異なる場合があります。 表 35.
プロパティ 定義 暗号化済み 仮想ディスクが暗号化されているかを表示します。可能な値は はい または いいえ です。 ホットスペアポリシー違反 ホットスペア保護ポリシーの違反があったかどうかが表示されます。 メモ: このプロパティは、ホットスペア保護ポリシーを設定した場合にのみ表示されます。詳 細に関しては、「ホットスペア保護ポリシーの設定」を参照してください。 レイアウト RAID レベルを表示します。 Size(サイズ) 仮想ディスクの合計容量が表示されます。 仮想ディスクサイズの計算アルゴリズムでは、0.005 以下の値が 0.00 に四捨五入され、0.006 から 0.009 の間の値は 0.01 にに四捨五入されます。たとえば、仮想ディスクサイズ 819.725 は 819.72 に 四捨五入されます。仮想ディスクサイズ 819.726 は 819.
メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。使用可能なタスク ドロップダウンボックスに表示されるタスクは、ツリービューで選 択したコントローラに応じて異なる場合があります。コントローラやシステムの設定制限のために実行できるタスクがない場合は、使 用可能なタスク ドロップダウンボックスに タスクなし と表示されます。 物理ディスク — 使用できるタスク 次のリストは、仮想ディスクの 使用可能なタスク ドロップダウンボックスに表示される使用可能なタスクの一覧です。 • 仮想ディスクの再設定 • フォーマット、初期化、低速および高速初期化 • バックグラウンドの初期化のキャンセル • 無効セグメントの回復 • 仮想ディスク上のデータの削除 • 専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除 • 整合性チェックの実行 • 整合性チェックのキャンセル • 整合性チェックの一時停止 • 整合性チェックの再開 • 仮想ディスクの点滅と点滅停止 • 仮想ディスクの名前変更 • ミラーの分割 • ミラーの解除 • 再構築のキャンセル • 仮想ディスクポリシーの変更
関連リンク 低速および高速初期化 低速初期化の考慮事項 バックグラウンドの初期化のキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 バックグラウンドの初期化のキャンセル タスクでは、仮想ディスクでのバックグラウンドの初期化をキャンセルすることができます。 PERC コントローラでは、仮想ディスクが作成されると、冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化が自動的に開始されます。初期化はバックグラウンド で実行されるため、初期化の実行中に他の処理を続行することができます。 冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、仮想ディスクをパリティ情報用に準備し、書き込みパフォーマンスを向上させます。バックグラウンド初期化 は最後まで完了させることが重要です。ただしバックグラウンド初期化をキャンセルすることもできます。キャンセルすると、コントローラは後でバックグラウンド 初期化を再開始します。 関連リンク PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化 無効セグメントの回復 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能
整合性チェックのキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックのキャンセル タスクは、進行中の整合性チェック操作を停止します。 整合性チェックの一時停止 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックの一時停止 タスクは、進行中の整合性チェックを一時停止します。 メモ: 整合性チェックの一時停止は、仮想ディスクの 状況 プロパティをただちに 再同期化一時停止 にアップデートします。進行状況 プロパテ ィは最大 3 秒まで進行し続ける場合があります。この遅延は、ポーリングタスクがタスク情報をクエリして表示をアップデートするのに最大 3 秒かかることがあるために発生します。 整合性チェックの再開 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックの再開 タスクは、一時停止された後に整合性チェックを再開します。 仮想ディスクの点滅および点滅解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどう
再構築のキャンセル タスクを使用して進行中の再構築をキャンセルすることができます。再構築をキャンセルすると、仮想ディスクの状態は劣化のままに なります。さらに別の物理ディスクに障害が発生した場合、仮想ディスクにも障害が発生し、データを失う可能性があります。障害が発生した物理ディス クはすぐに再構築することをお勧めします。 メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元するには同じ物理ディスクの再構築を再初 期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから別の物理ディスクをホットスペアに割り当てても、新しく割り当てたホットスペアでデータ は再構築されません。元のホットスペアの物理ディスクで再構築を再初期化する必要があります。 仮想ディスクポリシーの変更 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 ポリシーの変更 タスクでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更することができます。読み取り、書き込み、およびキャッ シュのポリシーへの変更は、選択した仮想ディスクにのみ適用されま
PERC H730 ミニブレード、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P スリム、PERC H740P アダプタ、PERC H740P ミニモノリシック、PERC H830 アダプタ、PERC H840 アダプタ、および PERC FD33xD/FD33xS) • 暗号化キーがある • 自己暗号化ドライブ(SED)仮想ディスクがある 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード 使用しているコントローラはこの機能をサポートしていますか?「対応機能」を参照してください。 仮想ディスクの作成ウィザード では、ウィザードの種類と RAID レベルを選択できます。仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード では、使用可能な容 量とコントローラの考慮事項に基づいて適切な仮想ディスク設定を算出します。仮想ディスクの設定を独自で選択するには、詳細設定ウィザード オプ ションを選択します。 仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」も確認してください。 メモ:
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 2) 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード - <コントローラ名> ページに、選択した RAID レベルの属性概要が表示されます。属性には、バスプロトコ ル、ストライプエレメントサイズ、読み取りポリシー、および選択した物理ディスクが含まれます。選択した RAID レベルには、仮想ディスク属性のデフォル ト値(RAID レベルを除く)が推奨されます。 1 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。 仮想ディスクの名前には英数字、スペース、ダッシュ、およびアンダースコアのみを使用できます。最大文字数はコントローラによって異なります。多く の場合、最大文字数は 15 文字です。仮想ディスク名の始めと終わりにスペースを使用することはできません。 メモ: 仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を付けることが推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成されたアラートの 区別が困難になります。 メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。SMART アラートに関する詳細につい ては、「RAID コントローラにおけるデ
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1 Server Administrator ページの左側で、ストレージ を展開します。 2 をクリックします。 3 仮想ディスク をクリックします。 コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。 4 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。 仮想ディスクの作成ウィザード(手順 1)<コントローラ名> ページが表示されます。 5 詳細設定ウィザード オプションを選択します。 6 仮想ディスクの作成に暗号化物理ディスクのみが使用されることを確実にするには、暗号化仮想ディスクの作成 ドロップダウンリストから はい を選 択してください。 RAID レベルの選択肢は、暗号化物理ディスクの台数に基づいて使用可能になります。 いいえ を選択する場合、RAID レベルはシステム上に存在する物理ディスクの合計台数に基づいて使用可能になります。 7 ドロップダウンリストから必要な RAID レベルを選択します。 • コン
• エンクロージャと同じレベルで同じサイズのコネクタ全体 • レベルは異なるがサイズが同じのエンクロージャ内のコネクタ全体 • 同じコネクタと同じサイズのディスクに接続されたエンクロージャ全体 • 許容範囲内のサイズ差がある物理ディスクを持つエンクロージャ内 • エンクロージャと同じレベルで許容範囲内のサイズ差があるコネクタ全体 • エンクロージャと同じレベルではないが、許容範囲内のサイズ差の物理ディスクを持ったエンクロージャ内のコネクタ全体 サイズ差が許容範囲外の場合は、ディスクはミラーされず、スパンからドロップされます。スパンの数とスパン内のディスクの数は再計算されます。 メモ: シンプルかつ最適な構成のため、エンクロージャ全体での RAID 10 の設定には インテリジェントミラーリング を使用する ことを推奨します。 メモ: インテリジェントミラーリング で構成したエンクロージャ全体における冗長性を表示するには、仮想ディスクをクリックし、 代替エンクロージャにある各スパンの物理ディスク ID を表示します。 • 複数の物理ディスクのスパンにストライピングを実装するには、RAI
• 物理ディスク 0:3 • 物理ディスク 0:4 選択した物理ディスク このページの 選択した物理ディスク のセクションには、選択したディスクが表示されます。この例では、2 台のディスクが選択されています。 • 物理ディスク 0:0 • 物理ディスク 0:1 それぞれの RAID レベルには、選択する必要のあるディスク数についての明確な要件があります。RAID 10、RAID 50、RAID 60 には、各ストライプまたは スパンに含める必要のあるディスク数の要件もあります。 コントローラがファームウェアバージョン 6.
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可 状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。 メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。 メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があります。 選択した RAID レベルと仮想ディスクのサイズに応じて、このページに仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネクタ(チャネルまたはポート)が 表示されます。 メモ: サイズ フィールドに、選択した RAID 設定に基づいた仮想ディスクのデフォルトサイズが表示されます。これには異なるサイズを 指定することができます。仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要 があります。場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディス ク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調
関連リンク 仮想ディスクの最大サイズの計算 RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ チャネル冗長性 RAID RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 書き込みポリシー スパン編集 スパンあたりの物理ディスクの数は、編集モードでは変更することはできません。利用可能な物理ディスクが十分ある場合、スパンを数を減らしたり、増や すことができます。また、スパンの内容は、スパンを削除して、スパンを構成する新しい物理ディスクを選択することによって変更することができます。 仮想ディスクを正しく作成するには、最低 2 つのスパンが常に存在する必要があります。 メモ: スパン編集 を選択すると、すでに適用されている インテリジェントミラーリング は無効になります。 仮想ディスクタスク - 再設定(手順 1/3) お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再設定 タスクでは、仮想ディスクの設定を変更できます。このタスクを使用して RAID レベルを変更したり、物理ディスクを追加して仮想ディスクのサイズ
メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があります。 メモ: PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシ ック、PERC H800、PERC H810 アダプタ、PERC H330 アダプタ、PERC H330 ミニモノリシック、PERC H330 ミニブレード、 PERC H330 内蔵、PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシック、PERC H730 ミニブレード、PERC H730P アダプタ、 PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P スリム、PERC H740P アダプタ、PERC H740P ミニモ ノリシック、PERC H830 アダプタ、PERC H840 アダプタ、および PE
• ディスクのミラーリング用 RAID 1 の選択 — この選択は、2 台のディスクを 1 台分のディスク容量を持つ 1 台の仮想ディスクとしてグループ化しま す。データは両方のディスクに複製されます。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、データの冗長性および良好な 読み取り性能を提供しますが、書き込み性能が若干低下します。RAID 1 を使用するには、システムに 2 台以上の物理ディスクが必要です。 • 分散パリティを用いたストライピング用 RAID 5 の選択 — この選択は、n 台のディスクを (n-1) 台分のディスク容量を持つ 1 台の大容量仮 想ディスクとしてグループ化します。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、より良いデータ冗長性と読み取り性能を 提供しますが、書き込み性能は遅くなります。RAID 5 を使用するには、システムに 3 台以上の物理ディスクが必要です。 • 追加パリティ情報を持つストライピング用 RAID 6 の選択 — この選択は、n 台のディスクを (n-2) 台分のディスク容量を持つ 1 台の大容量 仮想ディスクとし
仮想ディスク再設定手順 3 ページでは、仮想ディスク再設定を完了する前に行った変更を確認することができます。 1 変更内容を確認します。新しい仮想ディスク設定 表に仮想ディスクに行った変更が表示されます。以前の仮想ディスク設定 には再設定前の元 の仮想ディスクが表示されます。 2 終了 をクリックして仮想ディスクの再設定を完了します。元の仮想ディスクに変更を行わずに終了するには、ウィザードの終了 をクリックします。 メモ: 仮想ディスクの再設定のプロセスが開始された後で、読み取りおよび書き込みポリシーは、プロセスが完了するまで一時的にデ フォルト設定に戻ります。 関連リンク 仮想ディスクの再設定 低速および高速初期化 高速初期化の考慮事項 高速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。高速初期化 タスクは、物理ディスクのメタデータをアップデートして、す べてのディスク容量が今後の書き込み操作に使用できるようにします。この初期化タスクは、物理ディスク上の情報が消去されてないので迅速に終了し ますが、物理ディスク上の情報は今後の書き込み操作で上書きされます。 注意: 高速初
ディスクのフォーマットまたは初期化 ディスクをフォーマットまたは初期化するには、以下の手順を実行します。 1 フォーマットまたは初期化で破壊される仮想ディスクを確認し、重要なデータが失われないようにします。ページの最下部の 点滅 をクリックして、仮 想ディスクに含まれている物理ディスクを点滅させます。 2 開始するタスクに応じて、準備完了時に次のオプションをクリックします。 • フォーマット • 初期化 • 低速初期化 • 高速初期化 仮想ディスクをフォーマットまたは初期化しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 Storage Management での仮想ディスクタスクの見つけ方 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4 起動するタスクに応じて、使用できるタスクドロップダウンメニューから以下のいずれか 1 つを選択します。 5 • フォーマット •
• 仮想ディスクを削除した直後に、削除したディスクと特性がすべて同じ新規仮想ディスクを作成した場合、コントローラは最初の仮想ディスクが全く削 除されなかったかのようにデータを認識します。このような状況では、新規仮想ディスクの作成後に古いデータが必要なければ、仮想ディスクを再初 期化します。 Storage Management での削除の見つけ方 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 削除 を選択します。 5 実行 をクリックします。 仮想ディスクの名前変更 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスクの名前変更では、仮想ディスク名を変更することができます。仮想ディスクの番号付け形式は変更されません。 お使いのコントローラによって、コントローラ BIOS に関する異なった考慮事項が
ポリシーの変更 タスクを使って、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更します。 関連リンク RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはディスクキャッシュポリシー の変更 1 読み取りポリシー、書き込みポリシー、および ディスクキャッシュポリシー ドロップダウンメニューから新しいポリシーを選択します。 2 変更の適用 をクリックします。 仮想ディスクポリシーを変更せずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 Storage Management でのポリシーの変更の見つけ方 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2 コントローラ オブジェクトを展開します。 3 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4 使用可能なタスク ドロップダウンボックスから ポリシーの変更 を選択します。 5 実行 をクリックします。 ミラーの分割 お使いのコントローラがこの機
関連リンク 設定変更を表示する際の時間の遅延 ミラーの解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 ミラーの解除 タスクを使用してミラーされたデータを分離し、その半分を復元して容量を解放します。RAID 1 または RAID 1 連結仮想ディスクをミラー解 除すると、単一の非冗長連結仮想ディスクが生成されます。RAID 10 仮想ディスクをミラー解除すると、単一の非冗長 RAID 0 (ストライプ)仮想ディス クが生成されます。この操作中にデータが失われることはありません。 メモ: Linux オペレーティングシステムを実行するシステムでは、マウントされた仮想ディスクで ミラーの解除 を実行することはできません。 ミラーを解除するには ミラーの解除 をクリックします。ミラー解除を行わずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 注意: 仮想ディスクからは冗長性が失われています。 Storage Management でのミラーの解除の見つけ方 1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、スト
専用ホットスペアの割り当て 1 コネクタ(チャネルまたはポート)表から専用ホットスペアとして使用するディスクを選択します一部のコントローラでは、複数のコントローラを選択す ることができます。専用ホットスペアとして選択したディスクは、現在専用ホットスペアとして設定されているディスク 表に表示されます。 2 準備が完了したら、変更の適用 をクリックします。 メモ: PERC H310 アダプタ、PERC H310 ミニモノリシック、PERC H310 ミニブレード、PERC H700、PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシ ック、PERC H800、および PERC H810 アダプタコントローラでは、選択した物理ドライブのいずれかが スピンダウン 状態である場 合、スピンダウンされた状態の ID とドライブにおけるタスク実行の遅延を示すメッセージが表示されます。 専用ホットスペアの割り当て解除 1 専用ホットスペアとして現在設定されている
メンバーディスクの交換(手順 1/2) 1 コネクタ 表から交換する物理ディスクを選択します。 2 メンバーの交換操作に使用できるディスク 表から宛先ディスクを選択します。 注意: ホットスペアを宛先物理ディスクとして選択する場合、お使いの仮想ディスクに別のホットスペアを割り当てない限り、ホットスペ アのない状態となります。 メモ: ソースまたは宛先物理ディスクは 1 度に 1 台のみ選択できます。 3 Apply Changes(変更の適用)をクリックします。 メンバーディスクを交換せずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 物理ディスクの詳細 ページでは、メンバーディスクの交換 タスクの進行状況を表示できます。 メモ: PERC H330、H730、H730P、H740P および H840 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態 である場合、次のメッセージが表示されます。The below listed physical drive(s) are in the spun down state.
16 システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動 本項では、システム間で物理と仮想ディスクを移動させる方法について説明します。 トピック: • 必要条件 • SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 関連リンク SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 必要条件 SAS コントローラ 仮想ディスクは、同じテクノロジを使用しているコントローラにのみ移行可能です。たとえば、SAS コントローラ上の仮想ディスクは、SAS コントローラに移 行する必要があります。 関連リンク RAID コントローラテクノロジ - SATA および SAS SAS コントローラ • SAS コントローラでは、ひとつのコントローラから別のコントローラへ物理ディスクを移動し、さらに移動先のコントローラへ外部設定をインポートすること で、仮想ディスクを移行することができます。 • SAS コントローラのエンクロージャを移動するときは、エンクロージャを任意のコネクタ番号に移動させてから、移動先コントローラに外部設定をインポ ートすることができます。 関連リンク 外部設定操作 SAS 仮想ディスクの別のシステム
移行が完了します。これでストレージ管理を使用した仮想ディスクの管理が可能になりました。 164 システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動
17 ホットスペアでの仮想ディスクの保護 RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成すると、システムはディスクの故障中でも継続して機能することができます。この機能は、仮想ディスクに ホットスペアを割り当てることによって有効化できます。ディスクが故障すると、システムの動作を中断することなく、冗長データがホットスペアに再構築され ます。 トピック: • ホットスペアについて • ホットスペア保護ポリシーの設定 • 専用ホットスペアに関する考慮事項 • PERC S100 および PERC S300 コントローラ上のホットスペアに関する考慮事項 関連リンク 専用ホットスペアに関する考慮事項 専用ホットスペア保護ポリシー ホットスペアについて ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからデータを再構築するために使用できる未使用のバックアップ物理ディスクのことです。ホットスペアはスタンバイモード になります。冗長仮想ディスク内で使用されている物理ディスクが故障すると、割り当てられたホットスペアがアクティブ化され、システムを中断したりユーザ ーの介入を必要とすることなく、故障した物理ディスクと置き換
専用ホットスペア保護ポリシー 表 36. ホットスペアプロパティ プロパティ 定義 RAID レベル ホットスペア保護ポリシーの設定対象となる RAID レベルを示します。 最小ディスク数 選択した RAID レベルに専用ホットスペアとして割り当てる物理ディスクの 最小数を示します。 重大度レベル このポリシーの違反があった場合に生成されるアラートに割り当てる重大 度を表示します。 メモ: 仮想ディスクの状態は、このポリシーに指定する重大度レ ベルによって決まります。 関連リンク ホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーの設定 グローバルホットスペア保護ポリシー ホットスペア保護ポリシーのリセット 専用ホットスペアの保護ポリシーをリセットするには、RAID レイアウト をクリアします。 グローバルホットスペア保護ポリシー 表 37.
• SAS/iR および PERC H200 シリーズのコントローラでは、割り当てる事が可能なグローバルホットスペアは 2 台のみです。 • ホットスペア保護ポリシー違反のために仮想ディスクの状態が 劣化 または エラー として表示されている場合、状態を正常性と表示させるには保護 ポリシーで指定された数のホットスペアを割り当てます。 • PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラには、ホットスペア保護ポリシーは適用されません。 エンクロージャアフィニティの考慮事項 グローバル / 専用ホットスペアのエンクロージャアフィニティ設定は、バージョン 6.
18 ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade は、仮想ディスクをベースとしたソリッドステートドライブ(SSD)のランダムな読み取りパフォーマンスを改善するために使用します。ソリッドス テートドライブ(SSD)とは、ソリッドステートメモリを使用して永続的なデータを保存するデータストレージデバイスです。SSD では、I/O パフォーマンス (IOPS)やストレージデバイスからの書き込み速度が著しく向上します。ストレージコントローラを使用すると、SSD を使用して CacheCade を作成するこ とができます。CacheCade は、ストレージの I/O 操作のパフォーマンスを向上させるために使用されます。シリアル接続 SCSI(SAS)の SSD または Serial Advanced Technology Attachment(SATA)の SSD のいずれか使用して CacheCade を作成します。 次のシナリオで、SSD を使用した CacheCade を作成します。 • アプリケーションの最大パフォーマンス — 容量を無駄にすることなく高パフォーマンスを実現するた
5 実行 をクリックします。 CacheCade ページが表示されます。 関連リンク ソリッドステートドライブを使用した CacheCade CacheCade のプロパティ CacheCade ページには、各 CacheCade のプロパティ表が表示されます。 表 38.
関連リンク CacheCade のプロパティ CacheCade の管理 CacheCade のサイズ変更 CacheCade のサイズを変更するには、次の手順を実行します。 1 CacheCade ページで、サイズを変更したい CacheCace に移動し、タスク ドロップダウンメニューから サイズの変更...
19 トラブルシューティング 本項には、一般的な状況のトラブルシューティングの他、特定の問題に対するトラブルシューティング手順が記載されています。 トピック: • 一般的なトラブルシューティング手順 • 仮想ディスクのトラブルシューティング • 特定の問題の状況と解決方法 • PCIe SSD のトラブルシューティング 関連リンク 一般的なトラブルシューティング手順 仮想ディスクのトラブルシューティング 特定の問題の状況と解決方法 PCIe SSD のトラブルシューティング 一般的なトラブルシューティング手順 本項では、トラブルシューティングで使用できるコマンドや手順について説明します。対象トピックは以下のとおりです。 • 正しく接続されたケーブル • システム要件 • ドライバとファームウェア • ハードウェア問題の特定 • 故障したディスクの交換 • 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ • Microsoft Windows アップグレード問題の解決 正しく接続されたケーブル 電源コードとアダプタケーブルが正しく接続されていることを確認し
システム要件 システムがすべてのシステム要件を満たしているようにしてください。特に正しいレベルのファームウェアとドライバがシステムにインストールされていることを確 認してください。 関連リンク ドライバとファームウェア ドライバとファームウェア ストレージ管理は対応コントローラのファームウェアとドライバを用いてテストされます。正常に機能するには、コントローラに必要最低限のバージョンのファ ームウェアとドライバがインストールされている必要があります。最新バージョンはサポートサイトから取得することができます。 メモ: どのファームウェアとドライバがインストールされているかを確認するには、ツリービューで ストレージ オブジェクトを選択し、情報 / 設定 を クリックします。また、アラートログ で非対応のファームウェアとドライババージョンに関するアラートを確認することもできます。 最新の改良機能を活用することができるように、最新のサーバーシステム BIOS を定期的に取得して適用することも推奨されます。サーバーシステム BIOS の詳細については、システムのマニュアルを参照してください。 ハードウェア問題の特定
メモ: 冗長仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない場合は、「SMART アラートを受けた物理ディスクの交換」で説明されている手順 に従って故障したディスクを交換します。 関連リンク データの再構築 ディスクの交換 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクを交換するには、次の手順を実行します。 1 故障したディスクを取り外します。 2 新しいディスクを挿入します。新しいディスクには、故障ディスクのメモリ容量と同じ、またはそれ以上の容量があるようにしてください。一部のコントロ ーラでは、より大きなサイズのディスクを挿入しても、追加ディスク容量を使用できない場合が’あります。 仮想ディスクは冗長であるため、再構築が自動的に開始されます。 関連リンク コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 ホットスペアの割り当て 仮想ディスクにホットスペアがすでに割り当てられている場合、故障したディスクからのデータがすでにホットスペアに再構築されている可能性があります。こ の場合、新しいホットスペアを割り当てる必要があります。 関連リンク 専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除 グローバルホットスペ
ただし、この方法を使ってもデータをまったく回復できない場合があります。強制 オンライン は故障したディスクを修復しません。新しいデータを仮想ディス クに書き込もうとしないようにしてください。 ディスクから存続可能なデータを取得した後、前述の「冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換」または「非冗長仮想ディスクの一部に なっている故障ディスクの交換」で説明されているとおり、故障ディスクを交換してください。 関連リンク オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ 間違えて取り外した物理ディスクが、ホットスペアを持つ冗長仮想ディスクの一部である場合には、仮想ディスクは即時に、または書き込み要求時に自 動再構築されます。再構築の完了後、データは以前にホットスペアとして割り当てられたディスクに再構築されるため、仮想ディスクのホットスペアがなくな ります。この場合は、新規のホットスペアを割り当てます。 取り外した物理ディスクがホットスペアを持たない冗長仮想ディスクの一部である場合、物理ディスクを交換して再構築タスクを実行します。 物理ディスク
• 仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない — 仮想ディスクが冗長化されている場合に限り、次の手順を実行して再構築します。 • 故障した物理ディスクを取り外して交換します。新しいディスクで再構築が自動的に開始されます。 • ホットスペアを仮想ディスクに割り当ててから再構築を実行します。 • 小さすぎるホットスペア上で再構築しようとしている — 異なるコントローラには、異なるホットスペア用サイズ要件があります。 • ホットスペアが仮想ディスクから割り当て解除されている — この問題は、ホットスペアが複数の仮想ディスクに割り当てられており、それが別の仮想デ ィスク用の故障物理ディスクの再構築に使用されている場合、一部のコントローラで発生します。 • 仮想ディスクに故障または破損した物理ディスクが含まれている — この状況は 2083 のアラートを生成する場合があります。 アラートメッセージにつ いての情報は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 • 再構築率設定が低すぎる — 再構築率設定が非常に低く、かつシステムが多数の
最小サイズの仮想ディスクが Windows Disk Management で認識 されない Storage Management で最小許容サイズを使って仮想ディスクを作成した場合、初期化した後でも Windows Disk Management に認識されないこと があります。これは、Windows Disk Management が非常に小さい仮想ディスクを認識できるのは、仮想ディスクが動的である場合に限られるために起 こります。Storage Management を使用するときは、大きなサイズの仮想ディスクを作成することが推奨されます。 Linux を実行するシステムでの仮想ディスクエラー Linux オペレーティングシステムの一部のバージョンでは、仮想ディスクのサイズが 1TB に制限されています。1TB を超える仮想ディスクを作成すると、シス テムが次の不具合を起こす場合があります。 • 仮想ディスクまたは論理ドライブへの I/O エラー。 • アクセス不能な仮想ディスクまたは論理ドライブ。 • 想定したサイズよりも小さい仮想ディスクまたは論理ドライブ。 1TB の上限を超える仮想
• Storage Management で温度プローブ状態のアップデート前に遅延が生じる • Storage Management で再起動後にストレージデバイス表示の遅延が生じる • リモートシステムにログインできない • Microsoft Windows Server 2003 を実行するリモートシステムに接続できない • Mozilla ブラウザでの仮想ディスク表示エラーの再設定 • 物理ディスクがエンクロージャオブジェクトではなくコネクタオブジェクト下に表示される 物理ディスクがオフラインまたはエラー状態と表示される 物理ディスクは、破損していたりオフラインになっている場合、または削除されたか初期化された仮想ディスクのメンバーであった場合、エラー状態と表示さ れることがあります。このエラーは次の処置によって解決できる場合があります。 • ユーザーが状態を オフライン にした場合は、オンライン ディスクタスクを実行することによってディスクを オンライン 状態に戻します。 • ディスクによるコントローラとの通信を妨げるケーブル、エンクロージャまたはコントローラの問題がない
再構築中または仮想ディスクが劣化中にアラート 2146~2150 を受 信した場合 次の手順を実行します。 1 破損した物理ディスクを交換します。 2 新しい仮想ディスクを作成し、仮想ディスクを完全に再同期化させます。 再同期化が行われている間、仮想ディスクの状態は 再同期中 です。 3 データをバックアップから仮想ディスクに復元します。 入出力、整合性チェック、フォーマットなどの操作中にアラート 2146 ~2150 を受信した場合 再構築以外の操作を実行中にアラート 2146~2150 を受信した場合は、データ損失を防ぐために破損ディスクをただちに交換します。 次の手順を行ってください。 1 劣化した仮想ディスクを新しい(未使用の)テープドライブにバックアップします。 2 破損ディスクを交換します。 3 再構築を行います。 読み取りおよび書き込み操作で問題が発生する システムがハングする、タイムアウトする、または読み取りと書き込み書き操作でその他の問題が起きる場合、コントローラケーブルまたはデバイスに問題 がある可能性があります。 関連リンク 正しく接続されたケーブル ハードウェア
Windows が休止状態になった後で間違った状態とエラーメッセージ が表示される Windows の休止機能のアクティブ化は、Storage Management が間違った状態情報とエラーメッセージを表示する原因となる場合があります。この問 題は、Windows オペレーティングシステムが休止状態から回復すると解決されます。 Storage Management で温度プローブ状態のアップデート前に遅 延が生じる エンクロージャ温度および温度プローブ状態を表示するため、Storage Management は一定の間隔でエンクロージャファームウェアをポーリングして温度 および状態情報を取得します。一部のエンクロージャでは、エンクロージャファームウェアが現在の温度と温度プローブ状態を報告するまでに短い遅延が 生じます。これにより、現在のエンクロージャ温度および温度プローブ状態の表示前に遅延が発生する場合があります。 関連リンク 温度プローブの警告しきい値の変更 Storage Management で再起動後にストレージデバイス表示の遅 延が生じる Storage Management では、再起動後に
ブラウザの設定を変更することにより、このエラーメッセージが表示されないようにすることができます。このメッセージを無効化するには、次の手順を実行し ます。 1 編集 > プリファレンス を選択します。 2 プライバシーとセキュリティ をクリックします。 3 SSL をクリックします。 4 フォームデータを非暗号化ページから非暗号化ページへ送信する オプションの選択を解除します。 物理ディスクがエンクロージャオブジェクトではなくコネクタオブジェク ト下に表示される Storage Management は頻繁に物理ディスクの状態をポーリングします。物理ディスクがエンクロージャにある場合、SCSI エンクロージャプロセッサ(SEP) によって報告されたデータを使って、物理ディスクの状態が確認されます。 SEP が機能していない場合、Storage Management は物理ディスクの状態をポーリングできますが、それらをエンクロージャ内にある物理ディスクとして 識別することはできません。この場合、ツリー表示にあるコネクタオブジェクトの下に物理ディスクが表示され、エンクロージャオブジェクトの下には表示
解決方法: 1 サポートサイトから最新の PCIe SSD ドライバをダウンロードします。 2 Device Manager を開き、PCIe デバイスが黄色いマークを表示している その他のデバイス をダブルクリックします。 3 右クリックしてそのインスタンスにドライバをインストールします。 お使いの PCIe SSD で考えられるエラー状態の詳細については、システム固有のオーナーズマニュアルを参照してください。 トラブルシューティング 181
20 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、ストレージ環境でよく発生する状況を扱ったよくあるお問い合わせについて説明しています。 • 構築が上手くできない理由 • 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 • 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 • 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 • インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 • 接続されたコントローラの識別 • アラームをオフにする方法 • 最適 RAID レベルの特定方法 トピック: • 再構築が機能しない理由 • 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 • 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 • 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 • インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 • 搭載されているコントローラの識別方法 • アラームをオフにする方法 • 最適な RAID レベル 再構築が機能しない理由 詳細については、「再構築が機能しない」を参照してください。 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方
• エンクロージャ内のディスクについては、PCIe SSD の取り外し準備 タスクを使用してエンクロージャ内のディスクを見つけ、取り外す前に非アクティブ化 します。 • 仮想ディスクに含まれる物理ディスクでは、オフライン タスクを使ってディスクを取り外す前に非アクティブ化します。エンクロージャ内のディスクを特定で きない場合は、ディスクの LED を点滅させることができます。 関連リンク システム間の物理ディスクおよび仮想ディスクの移動 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ ホットスペアでの仮想ディスクの保護 オンラインまたはオフライン状態での物理ディスクの設定 物理ディスクの点滅および点滅解除 故障したディスクの交換 SMART アラートを受けた物理ディスクの交換 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方 法 詳細については、「誤った物理ディスクの取り外しからのリカバリ」を参照してください。 インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 コントローラのプロパティ情報には、コントローラにインストールされているファームウェアのバージョンが表示されます。ストレ
アラームをオフにする方法 ストレージコンポーネントの中には、エラー状態を示すアラームが備わっているものがあります。アラームをオフにするための詳細については、次を参照してく ださい。 • コントローラアラームをオフにする • コントローラアラームの無効化 • エンクロージャアラームの無効化 最適な RAID レベル 詳細については、「RAID レベルと連結の選択」および「RAID レベルと連結のパフォーマンス比較」を参照してください。 184 よくあるお問い合わせ(FAQ)
21 対応機能 対応機能はコントローラによって異なります。Storage Management のメニューに表示されるタスクとその他の機能は、コントローラがその機能をサポート するかによって異なります。本項では、コントローラがサポートする機能をリストしています。コントローラの詳細については、お使いのハードウェアのマニュア ルを参照してください。 メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプション ROM に表示される 順序と異なる場合があります。コントローラの順序が原因で制限が生じることはありません。 トピック: • PERC ハードウェアコントローラの対応機能 • PERC H200 コントローラの対応機能 • PERC ソフトウェア RAID コントローラの対応機能 • 非 RAID コントローラの対応機能 • エンクロージャとバックプレーンの機能 • SAS コントローラの対応最大構成 関連リンク PERC ハードウェアコントローラの対応機能 PERC H200 コントローラの対応機能
• コントローラタスク • バッテリタスク • コネクタタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • 仮想ディスクの仕様 • 対応 RAID レベル • 読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してください。 PERC ハードウェアコントローラ対応のコントローラタスク 表 39.
コントローラタ スク名 PER C H80 0 PE RC H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PER C H700 モジュ ラー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノリ シッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H740 P アダ プタ / ミニモ ノリシッ ク PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PERC H830 アダプ タ PERC H840 アダプ タ PERC FD33x D/ FD33x S コントローラの 再スキャン いい え いい え いいえ いいえ いいえ いいえ いい え いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 仮想ディスクの 作成 はい はい はい
コントローラタ スク名 PER C H80 0 PE RC H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 PER C H700 モジュ ラー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブ レード PERC H710P アダプ タ PER C H310 アダ プ タ/ ミニ ブレ ー ド/ ミニモ ノリシ ック PERC H730P アダプ タ/ミ ニモノリ シッ ク/ミ ニブレ ード / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク/ミ ニブレ ード PERC H740 P アダ プタ / ミニモ ノリシッ ク PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PERC H830 アダプ タ PERC H840 アダプ タ PERC FD33x D/ FD33x S 暗号化キーの 管理 はい はい はい はい はい はい いい え はい はい はい いいえ はい はい はい CacheCade の 管理 有 はい はい いいえ いいえ はい
PERC ハードウェアコントローラ対応のバッテリタスク 表 40.
PERC ハードウェアコントローラ対応の物理ディスクタスク 表 42.
物理デ ィスクの タスク 名 PE RC H80 0 PER C H81 0ア ダプ タ PERC PERC PERC H700 アダ H700 H710 ア プタ / 内蔵 モジュ ダプタ / ラー ミニブレ ード / ミ ニモノリ シック PER C H710 Pア ダプ タ ディスク いい のフォー え マット いい え いいえ いいえ いいえ クリア 有 いい え はい はい クリアの 有 キャンセ ル いい え はい メンバ はい はい ー交換 のキャン セル PERC H730P ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブレ ード PERC H740P アダプ タ/ミ ニモノリ シック PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PERC H830 アダプ タ PERC H840 アダプ タ PER C FD3 3xD / FD3 3xS いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いい
PERC ハードウェアコントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 43.
仮想ディスクの PE RC タスク名 H80 0 PE RC H81 0ア ダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モ ジュラー PERC H710 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H710P アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモノ リシック PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモノ リシック PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリシ ック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード PERC H740P アダプ タ / ミニ モノリシッ ク PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PE PERC RC FD33xD/ H84 FD33xS 0ア ダプ タ バックグラウンド はい 初期化(BGI) のキャンセル はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい 仮想ディスクの フォーマット いい え
仮想デ PER PE RC ィスクの C H80 H81 仕様 0 0ア ダプ タ PERC H700 アダ プタ / 内 蔵 / モジ ュラー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシッ ク PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリシ ック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H740P アダプ タ / ミニ モノリシ ック PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PERC H840 アダプ タ PERC FD33xD/ FD33xS 100MB 100M B 100M B 100 MB 100M B 100MB 100MB 100MB 100MB 100 MB 100MB 100MB ク最大 数 仮想デ 100 ィスクの M
仮想デ PER PE RC ィスクの C H80 H81 仕様 0 0ア ダプ タ PERC H700 アダ プタ / 内 蔵 / モジ ュラー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシッ ク PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリシ ック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H740P アダプ タ / ミニ モノリシ ック PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PERC H840 アダプ タ PERC FD33xD/ FD33xS RAID 1 の物理 ディスク 最大数 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 RAID 5 の物理 ディスク 最大数 32 32 32 32 32 32
仮想デ PER PE RC ィスクの C H80 H81 仕様 0 0ア ダプ タ PERC H700 アダ プタ / 内 蔵 / モジ ュラー PERC H710 ミニブ レード PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノ リシッ ク PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 アダプ タ/ミ ニブレ ード / ミニモ ノリシッ ク PERC H730P アダプ タ / ミニ モノリシ ック / ミ ニブレー ド / スリ ム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノ リシッ ク / ミニ ブレード PERC H740P アダプ タ / ミニ モノリシ ック PERC H330 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミニブレ ード / 内 蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PERC H840 アダプ タ PERC FD33xD/ FD33xS RAID 6 50 の物 理ディス ク最小 数 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 RAID 6 の物理 ディスク 最大数 32 32 32 32 32 該当な
RAID レ ベル PE RC H8 00 PER C H81 0ア ダプ タ PERC H700 アダ プタ / 内 蔵 / モジュ ラー PE RC H71 0ミ ニブ レー ド RAID 1 は い はい はい RAID 5 は い はい RAID 10 は い RAID 50 PERC H710 ア ダプタ / ミニモノ リシック PER C H71 0P アダ プタ PERC H310 ア ダプタ / ミニブレ ード / ミニモノ リシック PERC H730P ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミ ニブレー ド / スリム PERC H730 ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミ ニブレード PERC H740P ア ダプタ / ミニモノリ シック PERC H330 アダ プタ / ミニ モノリシッ ク / ミニブ レード / 内蔵 PER C H83 0ア ダプ タ PER C H84 0ア ダプ タ PER C FD33 xD/ FD33 xS はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい はい
読み 取り、 書き込 み、お よびキ ャッシ ュポリ シー PER C H80 0 PERC H810 アダプ タ PERC H700 ア ダプタ / 内蔵 / モジュラ ー PERC H710 アダプ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブレ ード PER C H710 Pア ダプ タ PERC H310 ア ダプタ / ミニブレ ード / ミ ニモノリ シック PERC H730P ア ダプタ / ミニモノリ シック / ミ ニブレー ド / スリム PERC H730 アダプ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブレ ード PERC H740P アダプ タ/ミ ニモノリ シック PERC PERC PERC PERC H330 H830 ア H840 ア FD33xD/ FD33xS アダプ ダプタ ダプタ タ/ミ ニモノリ シック / ミニブレ ード / 内蔵 はい はい はい はい いいえ はい はい はい いいえ はい はい はい (無 効) 書き込 はい みポリ シー ライト バック (有 効) はい はい はい はい はい いいえ はい
PERC ハードウェアコントローラでのエンクロージャサポート 表 47.
コントローラタスク名 PERC H200 バックグラウンド初期化率の設定 無 整合性チェック率の設定 無 再構成率の設定 無 コントローラの再スキャン 無 仮想ディスクの作成 有 ログファイルのエクスポート 無 外部設定のクリア 有 外部設定のインポート 有 外部設定のインポート / リカバリ 有 巡回読み取りモードの設定 無 巡回読み取りの開始 無 巡回読み取りの停止 無 コントローラレポート 巡回読み取りレポート 無 整合性チェックレポート 無 スロット占有レポート 有 物理ディスクファームウェアバージョンレポート 有 H200 コントローラ対応のバッテリタスク 表 49. H200 コントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 PERC H200 バッテリの修正 無 学習サイクルの開始 無 学習サイクルの遅延 無 H200 コントローラ対応のコネクタタスク 表 50.
H200 コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 51. H200 コントローラ対応の物理ディスクタスク 物理ディスクのタスク名 PERC H200 点滅 / 点滅停止 有 グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 最大 2 つのグローバルホットスペアまで対応 Prepare to Remove(取り外しの準備) 無 Of f line(オフライン) 無 Online(オンライン) 無 初期化 無 再構築 該当なし 再構築はコントローラによって自動的に開始されます。 再構築のキャンセル 無 無効ディスクセグメントの削除 無 ディスクのフォーマット 無 クリア 無 クリアのキャンセル 無 H200 コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 52.
仮想ディスクのタスク名 PERC H200 仮想ディスクタスク(任意)の削除 有 整合性のチェック 無 整合性チェックのキャンセル 無 整合性チェックの一時停止 無 整合性チェックの再開 無 バックグラウンド初期化(BGI)のキャンセル 無 仮想ディスクのフォーマット 無 仮想ディスクフォーマットのキャンセル 無 無効ディスクセグメントの復元 無 仮想ディスクの初期化 無 仮想ディスクの高速初期化 無 仮想ディスクの低速初期化 無 仮想ディスク初期化のキャンセル 無 H200 コントローラ対応の RAID レベル 表 53. H200 コントローラ対応の RAID レベル RAID レベル PERC H200 RAID 0 有 RAID 1 有 RAID 10 有 PERC H200 コントローラ用仮想ディスクの仕様 表 54.
仮想ディスクの仕様 PERC H200 ディスクグループあたりの仮想ディスク最大数 1 連結できる物理ディスクの最大数 該当なし RAID 0 の物理ディスク最大数 10 — アダプタ 10 — 内蔵 4 — モジュラー RAID 1 の物理ディスク最大数 2 RAID 5 の物理ディスク最大数 該当なし RAID 10 の物理ディスク最大数 10 — アダプタ 10 — 内蔵 4 — モジュラー RAID 50 の物理ディスク最大数 該当なし 連結できる物理ディスクの最小数 該当なし RAID 0 の物理ディスク最小数 2 RAID 1 の物理ディスク最小数 2 RAID 5 の物理ディスク最小数 該当なし RAID 10 の物理ディスク最小数 4 RAID 50 の物理ディスク最小数 該当なし RAID 6 の物理ディスク最大数 該当なし RAID 60 の物理ディスク最大数 該当なし RAID 6 の物理ディスク最小数 該当なし RAID 60 の物理ディスク最小数 該当なし 設定された状況下での最大ディスク数(仮想ディスクまたはホ
読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー PERC H200 先読み(有効) 無 先読みなし(無効) 無 書き込みポリシー 無 ライトバック 無 ライトスルー 無 ライトバックの強制(常時有効) 無 書き込みキャッシュ有効、保護 無 キャッシュポリシー 無 ディスクキャッシュポリシー 有 キャッシュ I/O 無 ダイレクト I/O 無 H200 コントローラでのエンクロージャサポート 表 56.
メモ: ソフトウェア RAID S130 コントローラに接続された物理ディスクでは、512 MB のディスク領域はデフォルトでメタデータ用に、コントローラ によって使用されます。 PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 58.
PERC ソフトウェアコントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 59. PERC S100、PERC S110、PERC S130、および S300 コントローラでサポートされる仮想ディスクタスク 仮想ディスクのタスク名 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 専用ホットスペアの割り 当てと割り当て解除 有 有 有 有 仮想ディスクの作成 有 有 有 有 仮想ディスク作成の詳 細設定ウィザード 有 有 有 有 仮想ディスク作成の簡 易設定ウィザード 有 有 有 有 名前の変更 有 有 有 有 点滅 / 点滅停止 無 有 有 無 再設定 有 有 有 有 ポリシーの変更 有 有 有 有 最後の仮想ディスクの 削除 有 有 有 有 仮想ディスクタスク(任 有 意)の削除 有 有 有 整合性のチェック 有 有 有 有 ディスクキャッシュポリシ ー 無 無 有 無 PERC ソフトウェア RAID コントローラ用仮想ディスクの仕様 表 60.
仮想ディスクの仕様 PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 PERC S140 最大ストライプサイズ 64 K 64 K 64 K 64 K 64 K 物理ディスクあたりの仮想 ディスク最大数 8 8 10 8 16 連結できる物理ディスクの 最大数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最 大数 8 4 10 8 8 RAID 1 の物理ディスク最 大数 2 2 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最 大数 8 4 10 8 8 RAID 10 の物理ディスク最 大数 4 4 10 4 4 連結できる物理ディスクの 最小数 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最 小数 2 2 2 2 2 RAID 1 の物理ディスク最 小数 2 2 2 2 2 RAID 5 の物理ディスク最 小数 3 3 3 3 3 RAID 10 の物理ディスク最 小数
RAID レベル PERC S100 PERC S110 PERC S130 PERC S300 PERC S140 RAID 60 いいえ 無 無 無 無 PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応の読み取り、書き込み、キ ャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 表 62.
• コントローラタスク • バッテリタスク • コネクタタスク • 物理ディスクタスク • 仮想ディスクタスク • エンクロージャサポート エンクロージャ対応のタスクについては、「エンクロージャおよびバックプレーンの機能」を参照してください。 非 RAID コントローラ対応のコントローラタスク 表 64.
非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク 表 65. 非 RAID コントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS バッテリの修正 いいえ いいえ 学習サイクルの開始 いいえ いいえ 学習サイクルの遅延 いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク 表 66. 非 RAID コントローラ対応のコネクタタスク コネクタタスク名 非 RAID SCSI 非 RAID SAS コネクタの再スキャン いいえ いいえ 非 RAID コントローラ対応の物理ディスクタスク 表 67.
非 RAID コントローラ対応の仮想ディスクタスク 表 68.
非 RAID コントローラでのエンクロージャサポート 表 69.
SAS コントローラの対応最大構成 表 71.
22 ストレージコンポーネントの正常性状態の特定 本項では、下位レベルのストレージコンポーネントの状態が、コントローラやその他の上位レベルのコンポーネント用に表示される複合状態に「ロールアッ プ」される方法を説明しています。これらの表に示される例は、すべてのシナリオを対象とするものではありませんが、所定のコンポーネントが正常、劣化、 故障状態にあるときに、状態がロールアップされる方法を示しています。 トピック: • 正常性状態のロールアップ - バッテリが充電中または切れている • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディスクが故障または取り外し済み • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内のすべての物理ディスクが外部状況 • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の一部の物理ディスクが外部状況 • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中 • 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが失敗 • 正常性状態のロ
正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディス クが故障または取り外し済み 表 73. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスクが故障または取り外し済み(エンクロージャを含まない) ストレージサブ システム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディス クが非対応、部分的または恒久的に劣化 表 74. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 ストレージサブ システム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内のすべての物 理ディスクが外部状況 表 75.
正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の一部の物理 ディスクが外部状況 表 76. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の一部の物理ディスクが外部状況(エンクロージャを含まない) ストレージサブ システム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが劣化、物理デ ィスクが故障または再構築中 表 77. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中(エンクロージャを含まない) ストレージサブ システム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが失敗 表 78.
正常性状態のロールアップ - 非対応のファームウェアバージ ョン 表 79. 正常性状態のロールアップ:非対応のファームウェアバージョン(エンクロージャを含まない) ストレージサブ システム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - エンクロージャ電源装置が故 障または電源接続が取り外された 表 80. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ電源装置が故障または電源接続が取り外された ストレージサブ システム コントローラ コネクタ エンクロージャ エンクロージャ 電源装置 仮想ディスク 物理ディスク 該当なし 該当なし 該当なし コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 正常性状態のロールアップ - エンクロージャファンの 1 つが 故障 表 81.
正常性状態のロールアップ - エンクロージャ EMM の 1 つ が故障 表 82. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ EMM の 1 つが故障 ストレージサブ システム コントローラ コネクタ エンクロージャ エンクロージャ EMM 仮想ディスク 物理ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 該当なし 正常性状態のロールアップ - エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生 表 83. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ温度プローブの 1 つに不具合が発生(エンクロージャを含まない) ストレージサブ システム コントローラ コネクタ エンクロージャ エンクロージャ 温度プローブ 仮想ディスク 物理ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 該当なし 正常性状態のロールアップ - エンクロージャへの両方の電 源接続を喪失 表 84.
正常性状態のロールアップ - 1 つ以上の物理ディスクが故 障 表 85. 正常性状態のロールアップ:1 つ以上の物理ディスクが故障 ストレージサブ システム コントローラ コネクタ エンクロージャ エンクロージャ の物理ディスク 仮想ディスク 物理ディスク コンポーネントの 状態 正常性ロールア ップ 該当なし 該当なし 正常性状態のロールアップ - 物理ディスクが再構築中 表 86.