Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage Server Administrator バージョン 9.1 ユーザーズガイド
- はじめに
- 設定と管理
- Server Administrator の使用
- Server Administrator サービス
- Server Administrator ログ
- Remote Access Controller の操作
- アラート処置の設定
- トラブルシューティング
- よくあるお問い合わせ(FAQ)

Server Administrator では、ユーザー権限でログインしたユーザーには読み取り専用のアクセス権、パワーユーザー権限でログインしたユーザーには読み
取りと書き込みのアクセス権、
管理者 または 昇格管理者 権限でログインしたユーザーには読み取り、書き込み、管理のアクセス権が与えられます。
表 3. Server Administrator サービスの管理に必要な権限
サービス 必要なユーザー権限レベル
表示 管理
計装 ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇格管理
者
パワーユーザー、管理者、昇格管理者
リモートアクセス ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇格管理
者
管理者、昇格管理者
ストレージ管理 ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇格管理
者
管理者、昇格管理者
認証
Server Administrator 認証スキームを使用すると、正しいアクセスタイプが正しいユーザー権限に割り当てられます。さらに、コマンドラインインタフェース
(CLI)が起動すると、Server Administrator 認証スキームが現在のプロセスが実行されているコンテキストを検証します。この認証スキームを使うことによ
り、Server Administrator ホームページと CLI のいずれからアクセスした場合でもすべての Server Administrator 機能が正しく認証されます。
Microsoft Windows 認証
対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムの場合、Server Administrator の認証に、統合 Windows 認証(旧称 NTLM)が使用されます。
この認証システムは、
Server Administrator のセキュリティをネットワークの全体的なセキュリティスキームに組み込むことができます。
Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server
認証
対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、Server Administrator がプラグ認証可能モジュ
ール(PAM)ライブラリに基づいてさまざまな認証方法を使用します。ユーザーは、異なるアカウント管理プロトコル(LDAP、NIS、Kerberos、および
Winbind)を使って、ローカルまたはリモートに Server Administrator にログインできます。
VMware ESXi Server 認証
ESXi Server は、vSphere/VI Client またはソフトウェア開発キット(SDK)を使って ESXi ホストにアクセスするユーザーを認証します。ESXi のデフォルト
インストールでは、認証にローカルパスワードデータベースが使用されます。Server Administrator の ESXi 認証トランザクションも、vmware-hostd プロ
セスとの直接インタラクションです。サイトで認証が効率的に機能するよう、ユーザー、グループ、許可、および役割の設定、ユーザー属性の設定、自分
の証明書の追加、および
SSL を使用するかどうかの決定などの基本タスクを実行します。
メモ
: VMware ESXi Server オペレーティングシステムが稼動しているシステム上で Server Administrator にログインするには、どのユーザーも
管理者権限が必要です。役割の割り当てについては、VMware のマニュアルを参照してください。
暗号化
管理下システムを識別し保護するため、Server Administrator には SSL(Secure Socket Layer)技術を使用したセキュア HTTPS 接続を使ってアク
セスします。対応の Microsoft Windows、Red Hat Enterprise Linux、および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、ユーザー
設定と管理
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