Dell EMC OpenManage Server Administrator バー ジョン 9.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 12 Rev.
目次 1 はじめに...........................................................................................................................................................6 インストール...........................................................................................................................................................................6 本リリースの新機能..............................................................................................................................................................
シングルサインオン.........................................................................................................................................................27 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するシステム上のセキュリティ設定..................................28 Server Administrator ホームページ.................................................................................................................................. 29 モジュラーおよび非モジュラーシステムにおける Server Administrator ユーザーインタフェースの違い...........................
リモートアクセスデバイスユーザーの設定............................................................................................................................ 66 プラットフォームのイベントフィルタアラートの設定................................................................................................................ 66 プラットフォームイベントアラート送信先の設定.............................................................................................................67 7 アラート処置の設定................................................................................
1 はじめに Server Administrator は、統合されたブラウザベースのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)、およびオペレーティングシステムを使用したコマンドライン インタフェース(CLI)の 2 つの方法で、包括的な 1 対 1 のシステム管理ソリューションを提供します。Server Administrator は、システム管理者がローカ ルで、またはネットワーク経由でリモートでシステムを管理することを可能し、包括的な 1 対 1 のシステム管理を提供することにより、システム管理者がネッ トワーク全体の管理に集中できるようにします。Server Administrator のコンテキストでは、システムとはスタンドアロンシステム、接続されたネットワークス トレージが個別のシャーシにあるシステム、またはモジュラーエンクロージャにある複数のサーバーモジュールで構成されるモジュラーシステムを指します。 Server Administrator は次のような情報を提供します。 • 正常に動作しているシステムと問題があるシステム • リモートリカバリ操作が必要なシステム Server Ad
メモ: モジュラーシステムがある場合、シャーシに取り付けられている各サーバモジュールに Server Administrator をインストールします。 本リリースの新機能 OpenManage Server Administrator の新リリースに追加された主な機能は次のとおりです。 • Java Runtime Environment 8 アップデート 131 のサポート • Tomcat バージョン 8.5.15 にアップグレード • サポートされる最小 TLS バージョンは TLSv1.
• QLogic Dunkirk - 10– LP – 10Gb デュアルポート SFP Arrowhead ベース統合型ネットワークアダプタ QL41112HLCU-DL-BK(光モジュールな し) • QLogic Dunkirk - FH – 10/25Gb デュアルポート SFP28 Arrowhead ベース統合型ネットワークアダプタ QL41262HFCU-DL-BK(光モジュール なし) • QLogic Dunkirk – LP - 10/25Gb デュアルポート SFP28 Arrowhead ベース統合型ネットワークアダプタ QL41262HLCU-DL-BK(光モジュール なし) • QLogic Dundee - FH – 10Gb クワッドポート BT Arrowhead ベース統合型ネットワークアダプタ QL41164HFRJ-DL(光モジュールなし) • QLogic Dundee – LP - 10Gb クワッドポート BT Arrowhead ベース統合型ネットワークアダプタ QL41164HLRJ-DL(光モジュールなし) • QLogic Delra
ログ Server Administrator は、システムに対してまたはシステムによって発行されたコマンド、モニタされたハードウェアイベント、およびシステムアラートのログを 表示します。ログは、ホームページで表示したり、レポートとして印刷または保存したり、指定したサービス連絡先に電子メールで送信したりすることができ ます。 利用可能なシステム管理標準 Server Administrator では、次のシステム管理プロトコルがサポートされています。 • HTTPS • 共通情報モデル(CIM) • 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP) ご利用のシステムが SNMP をサポートしている場合、サービスをインストールし、オペレーティングシステムで有効にします。ご利用のオペレーティングシステ ムで SNMP サービスが利用できる場合は、Server Administrator のインストールプログラムは、SNMP のサポートエージェントをインストールします。 HTTPS は、すべてのオペレーティングシステムでサポートされています。CIM および SNMP のサポートは、オペレーティングシステムに
Server Administrator ホームページ Server Administrator ホームページは、設定および使用しやすいウェブブラウザベースのシステム管理タスクを、管理下システムまたは LAN、ダイヤルア ップサービス、またはワイヤレスネットワーク経由のリモートホストから提供します。Systems Management Server Administrator 接続サービス(DSM SA 接続サービス)が、管理下システムにインストールおよび設定されているとき、サポートされたウェブブラウザおよび接続を持つどのシステムからもリモート管 理機能を実行できます。さらに、Server Administrator ホームページでは包括的かつ状況に応じたオンラインヘルプが利用できます。 その他の必要マニュアル このガイドに加え、dell.
• 『Dell Management Console ユーザーズガイド』は、Dell 管理コンソールのインストール、設定、使用について説明しています。 • 『Dell Lifecycle Controller ユーザーズガイド』は、システムのライフサイクルに渡って、システムおよびストレージ管理タスクを行うための、Unified Server Configurator の設定および使用に関する情報を提供しています。 • 『Dell License Manager ユーザーズガイド』は第 12 世代サーバのコンポーネントサーバライセンスの管理に関する情報を提供しています。 • 『用語集』では、本書で使用される用語について説明されています。 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • Dell EMC Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals • Dell EMC OpenManage マニュアル — Dell.
2 設定と管理 Server Administrator は、ウェブベースおよびコマンドラインのインタフェース両方に対し、役割ベースのアクセス制御(RBAC) 、認証、および暗号化を使 用してセキュリティを提供します。 トピック: • 役割ベースのアクセスコントロール • 認証 • 暗号化 • ユーザー特権の割り当て 役割ベースのアクセスコントロール RBAC は特定の役割内のユーザーが実行できる操作を決定して、セキュリティを管理します。各ユーザーには 1 つ、または複数の役割が割り当てられて おり、各役割にはその役割内のユーザーが使用できるユーザー権限が 1 つまたは複数割り当てられています。RBAC によってセキュリティ管理は組織の 構造に密接に対応しています。 ユーザー権限 Server Administrator は割り当てられたユーザーのグループ権限に応じて、異なるアクセス権を与えます。ユーザー権限には、ユーザー、パワーユーザー、 管理者、昇格管理者の 4 つのレベルがあります。 表 2.
Server Administrator では、ユーザー権限でログインしたユーザーには読み取り専用のアクセス権、パワーユーザー権限でログインしたユーザーには読み 取りと書き込みのアクセス権、管理者 または 昇格管理者 権限でログインしたユーザーには読み取り、書き込み、管理のアクセス権が与えられます。 表 3.
が Server Administrator ホームページにアクセスしたときに、ソケット接続を介して転送されるユーザー資格情報やその他の機密データを、JSSE(Java Secure Socket Extension)を使用して保護します。 ユーザー特権の割り当て 重要なシステムコンポーネントを確実にセキュリティ保護するため、OpenManage ソフトウェアをインストールする前に、すべてのユーザーにユーザー権限を 割り当てます。新しいユーザーは、オペレーティングシステムのユーザー権限を使って OpenManage ソフトウェアにログインできます。 注意: 重要なシステムコンポーネントへのアクセスを保護するため、OpenManage ソフトウェアにアクセスできるユーザーアカウントのすべてにパ スワードを割り当てることができます。 注意: サポートされている Windows オペレーティングシステムに対するゲストアカウントを無効にして、重要なシステムコンポーネントへのアクセ スを保護します。リモートスクリプトがデフォルトのゲストアカウント名を使ってアカウントを有効にできないよう、ゲストアカウントの名前を変更
• ユーザー特権を持つユーザーの作成 • パワーユーザー特権を持つユーザーの作成 ユーザー特権を持つユーザーの作成 1 コマンドラインから次のコマンドを実行します: useradd -d -g ( はルート でない) メモ: が存在しない場合は、groupadd コマンドを使ってグループを作成してください。 2 passwdを入力し、 を押します。 3 プロンプトが表示されたら、新しいユーザーのパスワードを入力します。 メモ: 重要なシステムコンポーネントのアクセスを保護するには、Server Administrator にアクセスできる各ユーザーアカウントにパスワー ドを割り当てます。 新しいユーザーはユーザーというグループ特権を使って Server Administrator にログインできます。 パワーユーザー特権を持つユーザーの作成 1 コマンドラインから次のコマンドを実行します: useradd -d -g
表 5. Server Administrator に役割定義を追加するための例 Bob Ahost パワーユーザー + root Bhost システム管理者 + root Chost システム管理者 Bob *.aus.amer.com パワーユーザー Mike 192.168.2.3 パワーユーザー ファイルを保存して閉じます。 3 omarolemap ファイル使用のベストプラクティス omarolemap ファイルでの作業時に考慮するベストプラクティスは次のとおりです。 • omarolemap ファイルの次のデフォルトエントリは削除しないでください。 表 6. omarolemap ファイル使用のベストプラクティス root * Administrator +root * Poweruser * * User • omarolemap ファイルの許可とファイル形式は変更しないでください。 • には、localhost または 127.0.0.
対応 Windows オペレーティングシステム上でのゲストアカウントと匿 名アカウントの無効化 メモ: システム管理者権限でログインしている必要があります。 1 コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2 コンソールツリーで、ローカルユーザーとグループ を展開し、ユーザー をクリックします。 3 これらのユーザーのプロパティを表示するには、ゲスト または IUSR_system 名ユーザーアカウントをダブルクリック、または ゲスト または IUSR_シス テム名ユーザーアカウントを右クリックし、プロパティ を選択します。 4 アカウントが無効 を選択し、OK をクリックします。 アカウントが無効であることを示す、X の付いた赤い丸がユーザー名の上に表示されます。 SNMP エージェントの設定 Server Administrator は、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP—すべての対応オペレーティングシステムにおけるシステム管理標準)をサポートしま す。SNMP サポートは、オペレーティングシステムによって、またオペレーティングシステムがインストールされた方法によって、インストールさ
メモ: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 SNMP コミュニティ名の変更 メモ: Server Administrator から SNMP コミュニティ名を設定することはできません。コミュニティ名は、オペレーティングシステムの SNMP ツー ルを使用して設定してください。 SNMP コミュニティ名を設定することで、どのシステムが SNMP を使用してシステムを管理できるかが決まります。管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得するには、管理アプリケーションで使用される SNMP コミュニティ名が、Server Administrator のシステムで設定され ている SNMP コミュニティ名と一致する必要があります。 1 コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2 必要に応じて、同ウィンドウの コンピュータの管理 アイコンを展開します。 3 サービスとアプリケーション アイコンを展開して、サービス をクリックします。 4 リストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サ
6 OK をクリックして、変更を保存します。 対応 Red Hat Enterprise Linux 環境のシステムで SNMP エージェントを設定す る Server Administrator は、net-snmp SNMP エージェントに提供される SNMP サービスを使用します。コミュニティ名を変更し、管理ステーションにトラッ プを送信するように SNMP エージェントを設定することができます。OpenManage Essentials などの管理アプリケーションと適切に対話できるよう SNMP エージェントを設定するには、次の項の手順を実行します。 メモ: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 SNMP エージェントのアクセスコントロールの設定 Server Administrator によって実装されている管理情報ベース(MIB)ブランチは、オブジェクト識別子(OID)1.3.6.1.4.1.
メモ: IPv6 の場合は、com2sec6 notConfigUser default public という行を探します。また、ファイルにテキスト agentaddress udp6:161 を追加します。 3 この行を編集し、public を新しい SNMP コミュニティ名に置き換えます。編集後、新しい行は、com2sec publicsec default community_name または com2sec notConfigUser default community_name. のようになります。 4 SNMP 設定の変更を有効にするには、systemctl restart snmpd .
特定のリモートホストから Server Administrator を実行中のシステムへの SNMP アクセスを有効にするには、SNMP エージェント設定ファイル、/etc/ snmp/snmpd.conf を編集し、次のステップを実行してください。 1 rocommunity public 127.0.0.1 という行を探します。 2 この行を編集またはコピーして、127.0.0.
SNMP コミュニティ名の変更 SNMP のコミュニティ名を設定すると、どの管理ステーションが SNMP を介してシステムを管理できるかが決まります。管理アプリケーションで使用される SNMP コミュニティ名は、管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得できるように、Server Administrator を実行しているシステ ムで設定されている SNMP コミュニティ名と一致する必要があります。 Server Administrator を実行するシステムから、管理情報を取得するために使用されるデフォルトの SNMP コミュニティ名を変更するには、以下の手順 を行います。 1 SNMP エージェントの構成ファイル、/etc/snmp/snmpd.conf を開きます。 2 rocommunity public 127.0.0.1. という行を探します。 3 public を新しい SNMP コミュニティ名に置き換えてこの行を編集します。編集後、新しい行は、rocommunity community_name 127.0.0.1.
対応 Red Hat Enterprise オペレーティングシステムおよび SUSE Linux Enterprise Server を実行するシステムでのファイアウォール設 定 Red Hat Enterprise Linux/SUSE Linux のインストール中にファイアウォールセキュリティを有効にする場合は、すべての外付けのネットワークインタフェー ス上の SNMP ポートはデフォルトで閉じられます。OpenManage Essentials などの SNMP 管理アプリケーションが Server Administrator を検出して情 報を取得できるようにするには、少なくとも 1 つの外付けのネットワークインタフェースで SNMP ポートが開いている必要があります。Server Administrator で、どの外付けのネットワークインタフェースでもファイアウォールで SNMP ポートが開いていないことが検出された場合、Server Administrator は警告メッ セージを表示し、システムログにメッセージを記録します。 SNMP ポートは、ファイアウォールを無効にし、ファイアウォールです
ファイアウォール設定 SUSE Linux Enterprise Server で SNMP ポートを開くには、次の操作を実行します。 1 コンソールで次のコマンドを実行して SuSEfirewall2 を設定します:a.
3 Server Administrator の使用 Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップの Server Administrator アイコンをダブルクリックします。 Server Administrator ログイン 画面が表示されます。Server Administrator のデフォルトポートは 1311 ですが、このポートは必要に応じて変更できま す。システムプリファランスのセットアップ手順については、「Systems Management Server Administration 接続サービスおよびセキュリティ設定」を参照 してください。 トピック: • ログインおよびログアウト • Server Administrator ホームページ • オンラインヘルプの使用 • プリファランスホームページの使い方 • Server Administrator コマンドラインインタフェースの使い方 ログインおよびログアウト Server Administrator は次のログインタイプを提供します。 • Server Administra
Server Administrator 管理下システムログイン — デスクトップアイコ ンを使用 このログインは、Server Administrator Web Server コンポーネントがシステムにインストールされている場合にのみ使用できます。Server Administrator にログインしてリモートシステムを管理するには、次の手順を実行します。 1 デスクトップにある Server Administrator アイコンをダブルクリックします。 2 管理下システムの IP アドレス、システム名、または完全修飾ドメイン名(FQDN)をタイプします。 メモ: システム名または FQDN を入力した場合、Server Administrator Web Server ホストがシステム名または FQDN を管理下システ ムの IP アドレスに変換します。管理下システムのポート番号を、ホスト名:ポート番号、または IP アドレス:ポート番号フォーマットで入力 して接続することもできます。 3 イントラネット接続を使用している場合、証明書の警告を無視するを選択します。 4 Active Dir
Server Administrator セッションを終了するには、グローバルナビゲーションバーで ログアウト をクリックします。 メモ: Mozilla Firefox または Microsoft Internet Explorer のいずれかを使用して Server Administrator を起動すると、セキュリティ証 明書に関する問題を示す中程度の警告ページに表示される場合があります。システムのセキュリティを確保するには、新しい X.509 証明 書を生成するか既存の X.509 証明書を再使用する、または証明書チェーンを認証機関(CA)からインポートすることをお勧めします。 証明書に関するそのようなメッセージを表示しないようにするには、使用する証明書が信頼できる CA からのものである必要があります。 X.509 証明書管理の詳細に関しては、「X.
また、Server Administrator は他の製品(Dell EMC OpenManage Essentials など)でもログインページを介さずに直接 Server Administrator Web ページにアクセスできるように機能が拡張されています(すでにログインしており、適切な権限を持っている場合)。 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するシス テム上のセキュリティ設定 対応の Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するリモート管理システムから Server Administrator にログインするには、ブラウザのセキュ リティオプションを設定する必要があります。 ブラウザのセキュリティ設定によっては、Server Administrator が使用するクライアント側のスクリプトを実行できない場合があります。クライアント側のスク リプトを使用できるようにするには、リモート管理下システムで次の手順を実行します。 メモ: クライアント側のスクリプトを使用できるようにブラウザを設定していない場合、Server Administra
4 Javascript を有効にする でナビゲータが選択されていることを確認します。次の JavaScript を有効にする で、ナビゲータ のチェックボックスにチェッ クを入れます。 5 OK をクリックし新しい設定を保存します。 6 ブラウザを閉じます。 7 Server Administrator にログインします。 Server Administrator ホームページ メモ: Server Administrator 使用中に、Web ブラウザのツールバーボタン(戻る および 更新 など)は使用しないでください。Server Administrator のナビゲーションツールのみを使用してください。 いくつか例外がありますが、Server Administrator のホームページには 3 つの主な領域があります。 • グローバルナビゲーションバー は一般的なサービスへのリンクを提供します。 • システムツリーは、ユーザーのアクセス権限に基づいて、可視のシステムオブジェクトをすべて表示します。 • 処置ウィンドウには、ユーザーのアクセス権限に基づいて、選択されたシステムツ
図 1. Server Administrator ホームページの例 — 非モジュラーシステム 次の図は、モジュラーシステムに管理者特権でログインしたユーザー用の、サンプル Server Administrator ホームページのレイアウトを示します。 図 2.
モジュラーおよび非モジュラーシステムにおける Server Administrator ユーザーインタフェースの違い 以下の表では、モジュラーおよび非モジュラーシステムにおいて利用できる Server Administrator 機能を記載しています。 表 8.
• バージョン情報 をクリックすると、Server Administrator のバージョン情報と著作権情報が表示されます。 • ログアウト をクリックすると、現在の Server Administrator プログラムセッションが終了します。 システムツリー システムツリーは Server Administrator ホームページの左側に表示され、システムの表示可能なコンポーネントを一覧表示します。システムコンポーネン トはコンポーネントの種類によって分類されています。モジュラーエンクロージャ > システム / サーバモジュール のメインオブジェクトを展開したときに表示 されるシステム / サーバモジュールコンポーネントの主要カテゴリは、メインシステムシャーシ / メインシステム、ソフトウェア、および ストレージ です。 ツリーを展開するには、オブジェクトの左側にあるプラス記号( )をクリックするか、オブジェクトをダブルクリックします。マイナス記号( る場合、そこは展開済みのエントリでそれ以上展開できないことを示します。 )になってい 処置ウィンドウ システムツリーのアイテムをクリックすると、コ
説明 アイコン コンポーネントの正常性が不明です。 タスクボタン Server Administrator ホームページから開いたほとんどのウィンドウには、少なくとも次の 5 つのタスクボタンが含まれます: 印刷、 エクスポート、電子メー ル、ヘルプ および 更新。他のタスクボタンは、特定の Server Administrator ウィンドウに含まれます。たとえば、ログ ウィンドウには、名前をつけて保存 および ログのクリア タスクボタンが含まれます。 • 印刷( )をクリックすると、開いているウィンドウのコピーをデフォルトプリンタに印刷します。 • エクスポート( )をクリックすると、開いているウィンドウの各データフィールドの値が表示されたテキストファイルが生成されます。エクスポートファ イルは指定したロケーションに保存されます。データフィールドを区切る区切り文字のカスタマイズに関しては、「ユーザーの設定」および「システムプリフ ァランス」を参照してください。 • 電子メール( )をクリックすると、指定した電子メール受信者宛ての電子メールメッセージが作成されます。電子メールサーバおよびデ
図 3.
プリファランス タブでは、次の操作が可能です。 • ユーザーまたはパワーユーザー特権を持つユーザーのアクセスを有効または無効にします。 • アラートメッセージのフォーマットを選択します。 メモ: 考えられるフォーマットは、従来 と 拡張 のいずれかです。デフォルトのフォーマットは 従来で、レガシーフォーマットです。 • 自動バックアップを有効にして、ESM ログエントリをクリアします。 デフォルトでは、この機能は無効です。この機能を有効にすることによって、ESM ログの自動バックアップを作成することができます。バックアップが作成 された後、Server Administrator の ESM ログと iDRAC/BMC の SEL エントリがクリアされます。このプロセスは、ログが満杯になるたびに繰り返され ます。 バックアップは次の場所に保存されます。 Windows:\omsa\log\omsellog.xml Linux および ESXi: /var/log/openmanage/omsellog.
ユーザープリファランスをセットアップするには、次の手順を実行します。 1 グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。 プリファランス ホームページが表示されます。 2 一般設定 をクリックします。 3 事前に選択されている電子メールの受取人を追加するには、指定するサービス連絡先の電子メールアドレスを 宛先: フィールドに入力し、適用 を クリックします。 メモ: 任意のウィンドウで 電子メール( レスに送信します。 )をクリックし、そのウィンドウの HTML ファイルが添付された電子メールを、指定したアド メモ: Server Administrator サービスまたは Server Administrator がインストールされているシステムを再起動すると、Web Server の URL は失われます。omconfig コマンドを使用して、再度 URL を入力します。 ウェブサーバーのプリファランス 次の手順を実行して、ウェブサーバーのプリファランスを設定します。 1 グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。 プリファランス ホームページ
,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384, TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDH_ECDSA_WI
• 新しい X.509 証明書の生成、既存の X.509 証明書の再使用、または認証局(CA) からの証明書チェーンのインポートを行う。 • Server Administrator がインストールされているすべてのシステムがそれぞれ固有のホスト名を持つ。 プリファランス ホームページを使って X.509 証明書を管理するには、一般設定 をクリックし、ウェブサーバー タブをクリックしてから X.
Server Administrator Web Server の処置タブ Server Administrator Web Server を管理するためにログインすると、次の処置タブが表示されます。 • プロパティ • シャットダウン • ログ • アラート管理 • セッション管理 ウェブサーバーのアップグレード 注意: ウェブサーバのアップグレード後は、工場出荷時設定へのリセットができなくなります。工場出荷時設定にリセットするには、Server Administrator を再インストールしてください。 Apache Tomcat ウェブサーバは、omwsupdateutility を使用して、Server Administrator 機能に影響を与えることなく、必要に応じていつでもアップグ レードすることができます。このユーティリティでは、マイナーバージョンのウェブサーバへのアップグレードは可能ですが、メジャーバージョンへのアップグレードは サポートしていません。例えば、バージョン A x から A y へのアップグレードはサポートされますが、A x から B.
CLI の機能と使用における完全手順は、dell.
4 Server Administrator サービス Server Administrator Instrumentation Service はシステムの正常性をモニタし、業界標準のシステム管理エージェントによって収集された詳細な障害 およびパフォーマンス情報への迅速なアクセスを提供します。レポートおよび表示機能は、お使いのシステムを含む各シャーシの全体的な正常性状態の 取得を可能にします。サブシステムレベルでは、システムの主要箇所における電圧、温度、ファン RPM、およびメモリ機能を表示できます。概要ビューで は、お使いのシステムに関連する所有コスト(COO)すべての詳細な説明を表示することができます。BIOS、ファームウェア、オペレーティングシステム、お よびすべてのインストール済み Systems Management Software のバージョン情報も取得することができます。 また、システム管理者は Instrumentation Service を使用して次の重要タスクを実行することができます。 • 特定の重要なコンポーネントについて最小および最大値を指定します。この値はしきい値と呼ばれ、そ
システムまたはサーバモジュールツリーオブジェクトの管理 Server Administrator のシステムまたはサーバモジュールツリーには、管理下システムおよびユーザーのアクセス権限で Server Administrator が検出す るソフトウェアとハードウェアのグループに基づいて、表示可能なシステムオブジェクトがすべて表示されます。システムコンポーネントはコンポーネントタイプに よって分類されます。メインオブジェクト - モジュラーエンクロージャ - システム / サーバモジュール - を展開すると表示されるシステムコンポーネントの主 要なカテゴリには、メインシステムシャーシ / メインシステム、ソフトウェア、および ストレージ があります。 Storage Management Service がインストールされると、システムに実装されているコントローラやストレージに応じて、ストレージツリーのオブジェクトが展 開され、様々なオブジェクトが表示されます。 Storage Management Service コンポーネントの詳細に関しては、dell.
• 監視下のモジュラーシステムの Chassis Management Controller(CMC)に関する詳細情報を表示する。 Chassis Management Controller にアクセスして使用する Server Administrator ホームページから Chassis Management Controller ログイン ウィンドウを起動するには次の操作を行います。 1 モジュラーエンクロージャ オブジェクトをクリックします。 2 CMC 情報タブ、次に CMC ウェブインタフェースの起動 をクリックします。CMC ログイン ウィンドウが表示されます。 CMC に接続すると、モジュラーエンクロージャを監視および管理することができます。 システムまたはサーバモジュールプロパティ システムまたはサーバモジュール オブジェクトには、メインシステムシャーシ / メインシステム、ソフトウェア、および ストレージ の 3 つの主要システムコンポ ーネントグループがあります。Server Administrator ホームページでは、デフォルトでシステムツリービューに システム オブジェ
シャットダウン サブタブ:リモートシャットダウン | サーマルシャットダウン | Web Server のシャットダウン シャットダウン タブでは、次の操作が可能です。 • オペレーティングシステムのシャットダウンとリモートシャットダウンのオプションを設定します。 • 温度センサーが警告またはエラー値を返したときにシステムをシャットダウンするサーマルシャットダウンの重大度レベルを設定します。 メモ: サーマルシャットダウンは、センサーがレポートする温度が温度しきい値を超えた場合にのみ発生します。センサーがレポートする温度 が温度しきい値を下回っても、サーマルシャットダウンは発生しません。 • DSM SA 接続サービス(Web サーバ)をシャットダウンします。 メモ: DSM SA 接続サービスがシャットダウンしても、Server Administrator はコマンドラインインタフェース(CLI)を通じて使用することが できます。CLI 機能の実行に、DSM SA 接続サービスは必要ありません。 ログ サブタブ:ハードウェア | アラート | コマンド ログ タブでは、次の操作が可能です。 •
• • SNMP テストトラップ は、表示された設定済み宛先リストから選択された宛先にトラップを送信します。テストトラップを送信するには、Server Administrator SNMP コンポーネントがインストールされている必要があります。管理者は、OS SNMP サービス、または設定ファイルで IP アドレ ス /FQDN を設定して、トラップ宛先のリストを取得するようにしてください。 メモ: この機能は VMware ESXi ではサポートされていません。 SNMP トラップを有効にする では、チェックボックスとラジオボタンを使用してコンポーネントを設定することができます。ラジオボタンを選択すると 該当するチェックボックスの状態が変わり、ラジオボタンの選択を解除すると、同様に該当するチェックボックスの状態が変わります。 メモ: すべての潜在的なシステムコンポーネントセンサーのアラート処置は、お使いのシステムに存在しない場合でも、アラート処置 ウィンド ウにリストされています。お使いのシステムに存在しないシステムコンポーネントセンサーに対してアラート処置を設定しても効果はありませ ん。 メモ: Mi
• リムーバブルフラッシュメディア • スロット • 温度 • 電圧 メモ: 電源装置 オプションは PowerEdge 1900 では使用できません。電源装置モニタリングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホ ットスワップ可能な電源装置が取り付けられているシステムにのみ対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り付けられた 非冗長の電源装置には使用できません。 メインシステムシャーシまたはメインシステムプロパティ システム / サーバモジュールは、1 つのメインシステムシャーシで構成される場合と複数のシャーシで構成される場合があります。メインシステムシャーシ / メインシステムには、システムに不可欠なコンポーネントが含まれます。メインシステムシャーシ / メインシステム オブジェクト処置ウィンドウには、次の項 目が含まれます。 プロパティ サブタブ:正常性 | 情報 | システムコンポーネント(FRU)| フロントパネル プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • ハードウェアコンポーネントおよびセンサーの正常性または状態を表示します。リストされた各コンポーネントには、名前の横に
• 電源ボタンおよび非マスキング中断(NMI)ボタン(システムにある場合)という、管理下システムのフロントパネルボタンを有効または無効にしま す。または、管理下システムの LCD セキュリティアクセスレベルを選択します。管理下システムの LCD 情報は、ドロップダウンメニューから選択できま す。また、前面パネル サブタブからリモート KVM の標示セッションを有効にすることもできます。 バッテリ バッテリ オブジェクトをクリックすると、システムに取り付けられているバッテリの情報を表示できます。システムの電源がオフのときも、バッテリは時間および 日付を維持します。バッテリは、システムが効率的に再起動できるよう、システムの BIOS 設定を保存します。バッテリ オブジェクト処置ウィンドウには、ユ ーザーのグループ権限に応じて、 プロパティ タブおよび アラート管理 タブなどが表示されます。 プロパティ サブタブ:バッテリ プロパティ タブでは、システムバッテリについての現在の読み取り値および状態を表示できます。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理タブ では、次の操作が可
第 12 世代以降の PowerEdge システムでは、設定可能な BIOS 機能は特定のカテゴリにグループ化されています。カテゴリには、デバッグメニュー、シス テム情報、メモリ設定、プロセッサ設定、SATA 設定、起動設定、起動オプション設定、1 回限りの起動、ネットワーク設定、内蔵デバイス、スロット無効 化、シリアル通信、システムプロファイル設定、システムセキュリティ、およびその他の設定が含まれます。たとえば、システム BIOS 設定 ページでは、メモリ 設定 リンクをクリックすると、システムメモリに関連する機能が表示されます。設定は、対応するカテゴリに移動して表示または変更することができます。 メモ: 第 13 世代の PowerEdge システム では、一回限りの起動項目はサポートされていません。 設定可能な BIOS 機能は特定のカテゴリにグループ化されています。カテゴリには、デバッグメニュー、システム情報、メモリ設定、プロセッサ設定、SATA 設定、起動設定、起動オプション設定、ネットワーク設定、内蔵デバイス、スロット無効化、シリアル通信、システムプロファイル設定、システムセキュリテ ィ、およびそ
ファン ファン オブジェクトをクリックしてシステムファンを管理します。Server Administrator は、ファンの RPM を測定することで各システムファンの状態を監視し ます。ファンプローブは RPM を Server Administrator Instrumentation Service に報告します。 デバイスツリーからファンを選択すると、Server Administrator ホームページの右側ペインにあるデータエリアに詳細が表示されます。この ファンオブジェクト 処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ および アラート管理 タブがある場合があります。 プロパティ サブタブ:ファンプローブ プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • システムのファンプローブの現在の読み取り値を表示して、ファンプローブ警告しきい値の最大値と最小値を設定します。 メモ: 一部のファンプローブフィールドは、システムで使用されているファームウェアの種類が BMC か ESM かによって異なります。一部のしきい 値は BMC をベースとしたシステムでは編集できません。 • ファ
表 10.
サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。 • 現在のアラート処置設定の表示と、メモリモジュールが警告値またはエラー値を返したときに実行する、アラート処置の設定を行います。 • 現在の SNMP トラップアラートしきい値を表示し、メモリモジュールのアラートしきい値レベルを設定します。選択した重大度レベルのイベントをシステ ムが生成した場合に、選択したトラップがトリガされます。 ネットワーク ネットワーク オブジェクトをクリックして、システムの NIC を管理します。Server Administrator はシステムにある NIC それぞれの状態をモニタして、リモー ト接続が切断されないようにします。Server Administrator は NIC の FCoE および iSoE 機能を報告し、NIC チーミングがシステム上ですでに設定済 みの場合は、それらの詳細も報告します。複数の物理 NIC を、管理者が IP アドレスを割り当てることができる単一の論理 NIC にチーミングすることがで きます。チーミングは NIC ベンダーツールを使用して設
電源管理 メモ: 電源装置モニタリングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホットスワップ可能な電源装置が取り付けられているシステムにのみ 対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り付けられた非冗長の電源装置には使用できません。 監視 サブタブ:消費量 | 統計 消費量 タブでは、システムの電力消費量情報をワットと BTU/hr で表示できます。 BTU/hr=Watt X 3.
• 各電源装置要素について、ファームウェアバージョン、定格入力ワット数、および最大出力ワット数などの状態をチェックします。定格入力ワット数属 性は、第 11 世代以降の PMBus システムでのみ表示されます。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理タブでは、次の操作が可能です。 • 現在のアラート処置設定の表示と、システム電源が警告値またはエラー値を返したときに実行するアラート処置の設定を行います。 • IPv6 アドレスのプラットフォームイベントアラートの宛先を設定します。 • システム電力ワット数に対して現行の SNMP トラップを表示して、アラートしきい値レベルを設定します。選択したトラップは、システムが選択した重 大度レベルで対応イベントを生成した場合にトリガーされます。 メモ: システムのピーク電力トラップは重大度が情報のイベントのみを生成します。 プロセッサ プロセッサ オブジェクトをクリックして、システムのマイクロプロセッサを管理します。プロセッサとは、システム内で計算を担う主要なチップであり、計算やロジ ック機能の実行、その解釈を統括してい
デフォルトにリセット をクリックすると、すべての属性がシステムのデフォルト値にリセットされます。 サブタブ:LAN | シリアルポート | シリアルオーバー LAN | 追加設定 構成 BMC/iDRAC を設定する場合、設定 タブで、LAN 上の BMC/iDRAC、BMC/iDRAC のシリアルポート、およびシリアルオーバー LAN 接続の BMC/ iDRAC を設定できます。 メモ: 追加設定 タブは、iDRAC 搭載システムでのみ表示されます。 DRAC が設定されている場合、設定 タブでネットワークプロパティを設定できます。 追加設定 タブでは、IPv4/IPv6 プロパティを有効または無効にできます。 メモ: IPv4/IPv6 の有効化または無効化は、デュアルスタック環境でのみ可能です(IPv4 と IPv6 スタックがロードされている場合)。 ユーザー サブタブ:ユーザー ユーザー タブでは、リモートアクセスユーザーの設定を変更できます。Remote Access Controller ユーザーの情報の表示、ユーザーの追加、設定が可 能です。 リムーバブルフラッシュメディア 内蔵 SD モ
プロパティ タブでは、各スロットと取り付けられたアダプタについての情報を表示できます。 温度 温度 オブジェクトをクリックして、お使いのシステムの内部コンポーネントへの熱損傷を防止するために、お使いのシステムの温度を管理します。Server Administrator は、お使いのシステムのシャーシ内のさまざまな場所の温度をモニタして、シャーシ内の温度が高くなりすぎないようにします。 温度 オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に応じて プロパティ タブと アラート管理 タブが表示されることがあります。 サブタブ:温度プローブ プロパティ タブで、システムの温度プローブの現在の読み取り値と状況を表示したり、温度プローブの警告しきい値の最大および最小値を設定すること ができます。 メモ: いくつかの温度プローブフィールドは、システムにあるファームウェアタイプ(BMC や ESM など)によって異なります。BMC ベースのシス テムでは、編集できないしきい値があります。プローブしきい値を割り当てる際、Server Administrator は入力する最小または最大値を最も 近い割当可能値に四捨
ソフトウェア ソフトウェア オブジェクトをクリックすると、オペレーティングシステムやシステム管理ソフトウェアなど、管理下システムの重要なソフトウェアコンポーネントの 詳しいバージョン情報が表示できます。 ソフトウェア オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、 プロパティ タブなどが表示されま す。 サブタブ:概要 プロパティ プロパティ タブでは、モニタされているシステムのオペレーティングシステムとシステム管理ソフトウェアの概要を表示できます。 オペレーティングシステム オペレーティングシステム オブジェクトをクリックすると、お使いのオペレーティングシステムに関する基本情報が表示されます。オペレーティングシステムオブ ジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に基づいて プロパティ タブが表示されます。 プロパティ サブタブ:情報 プロパティ タブでは、オペレーティングシステムの情報を表示できます。 保管時 Server Administrator は、Storage Management Service を提供します。 Storage Management Service
使用可能なプ リファランス ホームページオプションは次のとおりです。 • 一般設定 • サーバーシステム管理者 一般設定 一般設定 オブジェクトをクリックすると、選択した Server Administrator 機能のユーザーと DSM SA 接続サービス(Web サーバ)の環境を設定できま す。一般設定 オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に応じて ユーザー タブと Web サーバ タブがあります。 サブタブ:プロパティ ユーザー ユーザー タブでは、ホームページの外観や 電子メール ボタン用のデフォルト電子メールアドレスなどのユーザー設定を設定できます。 • Web サーバ • サブタブ: プロパティ | X.
5 Server Administrator ログ Server Administrator を使用すると、ハードウェア、アラート、およびコマンドなどのログを表示して管理できます。すべてのユーザーが Server Administrator ホームページまたはコマンドラインインタフェースからログにアクセスして、レポートを印刷できます。ログをクリアするには管理者権限でログイ ンし、ログを指定のサービス連絡先に電子メールで送信するには管理者権限またはパワーユーザー権限でログインする必要があります。 コマンドラインからのログの表示およびレポートの作成については、dell.
Server Administrator ログ Server Administrator では次のログを提供しています。 • ハードウェアログ • アラートログ • コマンドログ ハードウェアログ Dell 第 11 世代 PowerEdge システムでは、ハードウェアログを使用してシステムのハードウェアコンポーネントの潜在的な問題を見つけます。ハードウェア )に変わります。システムによって、組み込みシステム管理 ログステータスインジケータは、ログファイルが容量の 100 パーセントに達すると重要状態( (ESM)ログとシステムイベントログ(SEL)の 2 種類の異なるハードウェアログがあります。ESM ログと SEL はそれぞれ、システム管理ソフトウェアにハー ドウェアのステータスメッセージを送ることができる、一組の組み込み指示です。ログに一覧表示された各コンポーネントには、名前の横にステータスインジ ケータアイコンがあります。次の表に、ステータスインジケータを示します。 表 12.
アラートログ メモ: アラートログで無効な XML データ(例えば選択されたデータ用に生成された XML データの形式が正しくない場合)が表示された場 合、ログのクリア をクリックするとログ情報が再度表示されます。 メモ: アラートログファイルのサイズは制限されます。最大アラートログをキャプチャするには、オペレーティングシステムのすべてのログフィルタを 有効にします。 アラートログを使って、さまざまなシステムイベントをモニターします。Server Administrator はセンサーおよびその他のモニターされたパラメーターの変化に 対応してイベントを生成します。アラートログに記録された各ステータス変更イベントは、特定のイベントソースカテゴリのイベント ID と呼ばれる固有の識 別子と、そのイベントを説明するイベントメッセージで構成されています。イベント ID とメッセージはイベントの重大度と原因を個別に解説し、イベントのロ ケーション、モニターされたコンポーネントが以前の状態など、関連情報を提供します。 アラートログにアクセスするには、システム をクリックし、ログ タブをクリックしてから、アラート をクリッ
6 Remote Access Controller の操作 システムベースボード管理コントローラ(BMC)/Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は、システムボード上のさまざまなセンサーと通 信して重要なイベントを監視し、一定のパラメーターが事前設定されたしきい値を超えたときにアラートとログイベントを送信します。BMC/iDRAC は、業 界標準のインテリジェントプラットフォーム管理インタフェース(IPMI)仕様に対応しており、システムをリモートで設定、監視および復旧することができま す。 メモ: Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は、第 10 世代以降の PowerEdge システムでサポートされています。 DRAC は、システムのリモート管理機能、クラッシュしたシステムのリカバリ、電源制御機能などを提供するシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアソリ ューションです。 システムのベースボード管理コントローラ(BMC)/Integrated Dell Remote Access Contr
Server Administrator を使用すると、リモート、インバンドでイベントログ、電源制御、およびセンサーステータス情報にアクセスでき、BMC/iDRAC を設 定する機能が利用できます。BMC/iDRAC と DRAC を Server Administrator グラフィカルユーザーインタフェースから管理するには、メインシステムシャ ーシ / メインシステム グループのサブコンポーネントである リモートアクセス オブジェクトをクリックします。 次のタスクを実行できます。 • 基本情報の表示 • リモートアクセスデバイスの LAN 接続使用の設定 • リモートアクセスデバイスのシリアルオーバー LAN 接続使用の設定 • シリアルポート接続用リモートアクセスデバイスの設定 • iDRAC の追加設定 • リモートアクセスデバイスユーザーの設定 • プラットフォームのイベントフィルタアラートの設定 システムでリモートアクセス機能を提供しているハードウェアに基づいて、BMC/iDRAC または DRAC の情報を表示できます。 BMC/iDRAC と DRAC のレポートお
• SOL 有効 • MAC アドレス IPv4 アドレス • IP アドレスソース • IP アドレス • IP サブネット • IP ゲートウェイ IPv6 アドレス • IP アドレスソース • IPv6 アドレス 1 • デフォルトゲートウェイ • IPv6 アドレス 2 • リンクのローカルアドレス • DNS アドレスソース • 優先 DNS サーバー • 代替 DNS サーバー メモ: リモートアクセス タブの 追加設定 で IPv4 と IPv6 アドレスプロパティを有効にした場合にのみ、IPv4 と IPv6 アドレスの詳細を表示でき ます。 リモートアクセスデバイスの LAN 接続使用の設定 LAN 接続を通して通信するリモートアクセスデバイスを設定するには、次の操作を行います。 1 モジュラーエンクロージャ > システム / サーバーモジュール > メインシステムシャーシ / メインシステム > リモートアクセス オブジェクトの順にクリッ クします。 2 設定 タブをクリックします。 3 LAN をクリックします。 LAN
• プライマリーネットワークおよびフェイルオーバーネットワークのオプション 第 12 世代システムでは、リモート管理(iDRAC7)NIC のプライマリネットワークオプションは、LOM1、 LOM2、LOM3、LOM4、および Dedicated となっており、フェイルオーバーネットワークオプションは、LOM1、 LOM2、LOM3、LOM4、All LOMs、および None となっています。 メモ: Dedicated オプションは、iDRAC7 Enterprise ライセンスが存在し、有効である場合に使用可能になります。LOM の数は、システ ムまたはハードウェアの設定によって異なります。 5 • IPMI オーバー LAN を有効にする • IP アドレスソース • IP アドレス • サブネットマスク • ゲートウェイアドレス • チャネル特権レベルの制限 • 新しい暗号化キー 次の VLAN 設定詳細を設定します。 メモ: VLAN 設定は iDRAC のシステムには該当しません。 6 7 • VLAN ID を有効にする • VLAN ID •
• フロー制御 • チャネル特権レベルの制限 5 変更の適用 をクリックします。 6 ターミナルモード設定 をクリックします。 ターミナルモード設定 ウィンドウでは、シリアルポートのターミナルモード設定を指定できます。 ターミナルモードは、インテリジェントプラットフォームインタフェース管理(IPMI)のメッセージ用に、シリアルポートで ASCII 文字によって出力するため に使用します。ターミナルモードは、限られたいくつかのテキストコマンドにも対応して、テキストベースのレガシー環境をサポートしています。この環境 は、単純なターミナルやターミナルエミュレータを使用できるように設計されています。 7 既存のターミナルとの互換性を強化するには、次のカスタマイズを指定します。 • ライン編集 • 削除制御 • エコー制御 • ハンドシェイク制御 • 新しいラインシーケンス • 新しいラインシーケンスの入力 8 変更の適用 をクリックします。 9 シリアルポート設定ウィンドウに戻る をクリックすると、シリアルポート設定 ウィンドウに戻ります。 リモートアクセスデバイスの
3 追加設定 をクリックします。 4 IPv4 と IPv6 のプロパティを 有効 または 無効 に設定します。 5 変更の適用 をクリックします。 メモ: ライセンス管理の詳細に関しては、dell.
メモ: システム電源プローブ警告 と システム電源プローブエラー は、Server Administrator を使用して設定できますが、PMBus サポー トのない PowerEdge システムではサポートされていません。 4 シャットダウン処置を実行するか選択した処置のアラートを生成するプラットフォームイベントを選択し、プラットフォームイベントの設定 をクリックしま す。 プラットフォームイベントの設定 ウィンドウでは、システムがプラットフォームイベントに反応してシャットダウンした場合の処置を指定できます。 5 次の処置の 1 つを選択します。 • なし • システムの再起動 オペレーティングシステムをシャットダウンし、システムのスタートアップを開始して、BIOS チェックを行い、オペレーティングシステムをリロードします。 • システムの電源を切る システムの電源をオフにします。 • システムの電源を入れ直す 電源のシステムをオフにしたり、一時停止したり、電源をオンにするほか、システムを再起動します。パワーサイクルは、ハードドライブなどのシステ ムコンポーネントを再初期化する場合に便利
7 68 プラットフォームイベントページに戻る をクリックすると、プラットフォームイベントフィルタ ウィンドウに戻ります。 Remote Access Controller の操作
7 アラート処置の設定 対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムが実行されるシ ステムにおけるアラート処置の設定 イベントにアラート処置を設定する場合は、処置でサーバにアラートを表示するよう指定できます。この処置を実行するには、Server Administrator がメ ッセージを /dev/console に送信します。Server Administrator システムが X Window System を実行している場合、メッセージは表示されません。X Windows System を実行中の Red Hat Enterprise Linux システムでアラートメッセージを表示するには、イベントが発生する前に xconsole または xterm -C を起動する必要があります。X Windows System を実行中の SUSE Linux Enterprise Server システムでアラートメッセージを表示するに は、イベント発生前に xterm -C などの端末を起動する必要があります。
対話型サービス検出 を有効にするには、以下の手順に従います。 1 Modifying the NoIteractiveServices 1 Regedit を開きます。 2 HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Windows\ に移動します。 3 NoIteractiveServices を右クリックして、変更 をクリックします。 4 値のデータ に 0 を入力し、OK をクリックします。 5 Regedit を閉じます 6 ユーザーをグループに追加するには、グループ ドロップダウンメニューからグループ名を選択し、追加 をクリックします。 7 OK をクリックします。 2 Enabling the Interactive Service Detection 8 Services.
イベント 説明 プロセッサ警告 プロセッサがピークパフォーマンス以下または速度以下で動作しています。 プロセッサ障害 プロセッサが故障しました。 プロセッサ不在 プロセッサが取り外されました。 PS/VRM/D2D 警告 電源装置、電圧調整モジュールまたは DC から DC への変換機は障害が差し迫った状態です。 PS/VRM/D2D エラー 電源装置、電圧調整モジュールまたは DC から DC への変換機が故障しました。 ハードウェアログが一杯または空 ハードウェアログが満杯か空であり、システム管理者の注意が必要です。 自動システムリカバリ システムがハングしているか、応答しておらず、自動システム回復によって設定された処置を実行し ています。 システム電源プローブ警告 電力消費量が障害しきい値に近づいています。 システム電源プローブ障害 電力消費量が許容上限を超え、障害が発生しました。 リムーバブルフラッシュメディア不在 リムーバブルフラッシュメディアが取り外されました。 リムーバブルフラッシュメディア障害 リムーバブルフラッシュメディアは障害が差し迫った状態で
8 トラブルシューティング 接続サービスエラー Red Hat Enterprise Linux では、SELinux is set to enforced mode 場合、Dell Systems Management Server Administrator(SM SA)接続サービスが起動に失敗します。次の手順のいずれかを実行して、このサービスを起動してください。 • SELinux を Disabled モードまたは Permissive モードに設定します。 • SELinux の allow_execstack プロパティを ON 状態に変更する。次のコマンドを実行します。 setsebool allow_execstack on • SM SA 接続サービスのセキュリティコンテキストを変更します。次のコマンドを実行します。chcon -t unconfined_execmem_t /opt/ dell/srvadmin/sbin/dsm_om_connsvcd トピック: • ログイン失敗のシナリオ • 対応 Windows オペレーティングシステムで Server Admini
対応 Windows オペレーティングシステムで Server Administrator のインストールエラーを修正する 再インストールを強制し、次に Server Administrator のアンインストールを実行するとインストールの不具合を修正できます。 再インストールを強制するには: 1 インストールされている Server Administrator のバージョンを特定します。 2 support.dell.com から、該当するバージョンのインストールパッケージをダウンロードします。 3 srvadmin\windows\SystemsManagement ディレクトリから SysMgmt.msi を見つけます。 4 コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、再インストールを強制します。 msiexec /i SysMgmt.
サービス名 説明 障害の影響 リカバリメカニズム 重大度 メモ: Server Administrator は、重複した SNMP トラップ、またはログ重複イベントをアラートログページまたはオペレーティングシステムロ グファイルに送信する場合があります。重複トラップおよびイベントは、Server Administrator サービスが手動で再起動された場合、また はオペレーティングシステム再起動後に Server Administrator サービスが起動するときにデバイスセンサーが引き続き異常状態を示す場 合にログに記録されます。 メモ: インベントリコレクタは、Dell Update パッケージを使った Dell コンソールのアップデートに必要です。 メモ: インベントリコレクタ機能のいくつかは、Server Administrator(64 ビット)でサポートされていません。 Windows:SM SA Data Manager Linux: dsm_sa_datamgrd (dataeng サービス下でホス トされています)(このサービ スは管理下システム上で実 行されます。) システムの
9 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項には、Server Administrator に関してよくあるお問い合わせ(FAQ)を掲載しています。 メモ: 以下の質問は、このリリースの Server Administrator に特定のものではありません。 1 Server Administrator をインストールするのに必要な最低許可レベルは何ですか? Server Administrator をインストールするには、管理者レベルの権限を持っている必要があります。パワーユーザーおよびユーザーには、Server Administrator をインストールする権限がありません。 2 自分のシステムに適用できる Server Administrator の最新バージョンを知るにはどうしたらいいですか? support.dell.
アップデートのスケジュール時または実行時に求められた管理者レベルの資格情報を使って、ターゲットシステム上のドライブに対する管理用(ドラ イブ)共有が確立され、他の場所(別のネットワーク共有など)からコピーされているファイルはターゲットシステムにコピーされます。その後 WMI 関 数が呼び出されて、ソフトウェアアップデートを実行します。 クライアント / ワークステーションには Server Administrator がインストールされていないため、ターゲットで OpenManage Client Instrumentation を実行するときには CIM 検出が使用されます。 ネットワークプリンタやその他の多くのデバイスでは、デバイスとの通信(主として検出)には SNMP が標準として使用されています。 EMC ストレージなどのデバイスには専有プロトコルがあります。この環境に関する情報の一部は、使用しているポートを参照して収集できます。 8 SNMP v3 をサポートする予定はありますか? いいえ、SNMP v3 をサポートする予定はありません。 9 ドメイン名に下線文字を含めると Server Ad