Users Guide
自動設定操作は、設定と使用可能な 準備完了 状態の物理ディスクの数に応じて完了に時間がかかる場合があります。RAID0 の
自動設定 操作が成功するのは、アラートログ がアップデートされている場合のみです。詳細については、アラートログ をチェ
ックしてください。
メモ: 準備完了 状態の物理ディスクが存在しない場合にこの手順を繰り返しても、RAID0 の自動設定操作はエラーメッセージ
を表示することなく要求を自動的に無視します。アラート、およびアラートの対応処置の詳細については、dell.com/
openmanagemanuals で、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。
システム設定のロックダウンモード
「システム設定のロックダウンモード」は、設定可能なオプションをお客様に提供し、これを有効にした後は、その特定のシステム
設定が一部の例外を受け入れないようにします。通常この設定は、ドメイン内の他のシステムと共に特定のレベルにプロビジョニ
ングされた後に使用され、このモードを有効にすることで、長期的な運用において見られることが多いシステムの誤差を軽減しま
す。
サーバが「システム設定のロックダウン」モードの状態では、OMSS GUI または CLI のいずれかから設定操作を開始することはでき
ません。このモードを設定する場合、一部の列挙またはレポート操作を除き、OMSS でほとんどの操作を実行できません。
iDRAC GUI から、ロックダウンモードを有効にすることができます。ロックダウンモードを有効にするためには、iDRAC ページの
その他のアクション ドロップダウンメニューから システムロックダウンモードをオンにする オプションを選択する必要がありま
す。変更が OMSS GUI で使用可能になるまでしばらく時間がかかる場合があります。
メモ: OMSS は、GUI または CLI のいずれかによるロックダウンの構成または設定をサポートしていません。システム設定の
ロックダウンモードを有効にするには、iDRAC GUI または同様のアプリケーションにアクセスする必要があります。
メモ: システムのロックダウンモードをオンに設定した後にデータ管理 / エンジンサービスを再起動すると、直ぐに OMSS ペ
ージに反映されます。必要に応じて、再起動の後に OMSS GUI を更新する必要があります。
OMSS CLI:システムが「システム設定のロックダウン」モードにあるとき、GUI で使用可能またはサポートされているタスクのみ
が OMSS CLI で使用可能またはサポートされます。サポート対象外の操作を実行しようとすると、次のエラーメッセージが表示され
ます。
‘Error! System Configuration Lockdown mode is turned ON. Configuration actions cannot be
performed in this mode. Operation failed!!!’
システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポート
されるグローバルタスク
表 13. システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされるグローバルタスク
グローバルタス
ク名
PERC H730P MX PERC H745P MX PERC HBA 330 MX PERC HBA 330
MMZ
PERC S140
アラートログの
チェック
有 有 有 有 有
ホットスペア保
護ポリシーの設
定
無 無 無 無 無
RRWE しきい値
の設定
無 無 無 無 無
使用可能なスペ
アしきい値の設
定
無 無 無 無 無
システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポート
されるコントローラタスク
コントローラ 65