Users Guide
RAID 0 の特徴
• n 個のディスクを、(最小ディスクサイズ)* n 個分のディスク容量を備えた 1 つの大容量仮想ディスクとしてまとめます。
• データは各ディスクに交互に保存されます。
• 冗長データは保存されません。1 つのディスクに障害が発生すると大容量仮想ディスクにもエラーが発生し、データを再構築す
る方法はなくなります。
• 読み書きのパフォーマンスが向上します。
RAID レベル 1(ミラーリング)
RAID 1 は冗長データを維持する最もシンプルな方式です。RAID 1 では、データは 1 つ以上の物理ディスクにミラー化(複製)されま
す。1 台の物理ディスクが故障すると、ミラーのもう一方からのデータを使用してデータを再構築することができます。
RAID 1 の特徴
• n + n 台のディスクを、n 台のディスク容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。Storage Management で現在サ
ポートされているコントローラでは、RAID 1 の作成時に 2 台のディスクを選択できます。これらのディスクはミラー化されるた
め、ストレージの総容量はディスク 1 台分に等しくなります。
• データは両方のディスクに複製されます。
• いずれかのディスクで障害が起きても、仮想ディスクの動作は中断されません。データは、障害が発生したディスクのミラーリ
ング先から読み取られます。
RAID の概念について 19