Users Guide
• 物理ディスク 0:4:0
選択した物理ディスク
このページの 選択した物理ディスク のセクションには、選択したディスクが表示されます。この例では、2 台のディスクが選択さ
れています。
• 物理ディスク 0:0:0
• 物理ディスク 0:1:0
それぞれの RAID レベルには、選択する必要のあるディスク数についての明確な要件があります。RAID 10、RAID 50、RAID 60 に
は、各ストライプまたはスパンに含める必要のあるディスク数の要件もあります。
コントローラがファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS で、RAID 10、RAID 50 または RAID 60 を選択した場合、ユーザーインタフ
ェースに以下が表示されます。
• すべてのディスク — 全エンクロージャ内の物理ディスクのすべてを選択することができます。
• エンクロージャ — エンクロージャ内のすべての物理ディスクを選択できます。
メモ: すべてのディスク と エンクロージャ オプションでは、スパンを構成する物理ディスクを選択してから、そのスパンを編
集することができます。続行する前に、スパンを削除して、異なる物理ディスクでスパンを再度指定することができます。
• スパン当たりのディスク数 - 各スパンのディスクの数を選択できます(デフォルト = 2 台)。このオプションはファームウェア
バージョンが 6.1 以降の SAS コントローラでのみ使用できます。
メモ: このオプションは、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2/3) ページ インテリジェントミラーリング での
み使用できます。
メモ: ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラでは、RAID 10 はスパンごとに偶数のディスク数のみ、およ
び 32 台のディスクがあるスパンを最大 8 個サポートします。
メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 および PERC 10 ハード
ウェアコントローラ上のオプションパラメータ spanlength をサポートしません。
たとえば、それぞれ 6 台の物理ディスクを搭載したエンクロージャがコントローラに 3 台あるとします(利用可能なディスクの
合計数は 3 x 6 =18 台です)。各スパンにディスクを 4 台選択する場合、コントローラはスパンを 4 つ作成します(ディスク 18
台 ÷ スパンあたりディスク 4 台 = 4 スパン)。最後のエンクロージャに残った 2 台のディスクは RAID 10 には含まれません。
• シングルスパン仮想ディスクの作成に使用するディスク数 リストボックスを選択 - PERC コントローラ用に物理ドライブを 22
台または 26 台備えたシングルスパン仮想ディスクを作成することができます。このリストボックスオプションは、手順 1 で
RAID 10 を選択し、システムに物理ドライブが 22 台以上ある場合にのみ表示されます。
メモ: 仮想ディスクの作成ウィザード ページで選択された、仮想ディスクパラメータに適合した物理ディスクのみが表示さ
れます。
必要なコネクタと、対応する物理ディスクを選択し、続行 をクリックします。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3)
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/3) - <コントローラ名> のページに、選択した RAID レベルの属性概要が表示さ
れます。属性には、バスプロトコル、ストライプエレメントサイズ、読み取りポリシー、および選択した物理ディスクが含まれま
す。選択した RAID レベルには、仮想ディスク属性のデフォルト値(RAID レベルを除く)が推奨されます。
1. 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。
仮想ディスクの名前には英数字、スペース、ダッシュ、およびアンダースコアのみを使用できます。最大文字数はコントローラ
によって異なります。多くの場合、最大文字数は 15 文字です。
仮想ディスク名の始めと終わりにスペースを使用することはできません。仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を付けること
が推奨されます。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成されたアラートの区別が困難になります。
2. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク
容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
メモ: 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。
メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があります。
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