Users Guide
RAID レベル仮想ディスク 状況 シナリオ 結果
を別の物理的な場所に再マッ
プします。これで問題が解決
します。
RAID 6 劣化(2 台の物理ディスクが故
障 / 欠落)
物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
コントローラはピアディスク
からデータを再生成できませ
ん。この結果、仮想ディスクの
不良ブロックが発生します。
RAID 6 準備完了 物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
コントローラは、ピアディスク
からデータを再生成して不良
ブロックに書き込みを送信し
ます。その後ディスクは論理
ブロックアドレッシング
(LBA)を別の物理的な場所に
再マップします。これで問題
が解決します。
不良ブロックのクリアに関する推奨事項
Storage Management では、不良ブロックの警告をクリアすることができます。不良ブロックをクリアするには、次の手順を推奨し
ます。
1. 検証 オプションを選択した状態で仮想ディスクのバックアップを行います。
次の 2 つのシナリオが発生する可能性があります。
• バックアップ操作が 1 つ、または複数のファイルで失敗する。この場合は、前回のバックアップからファイルを復元しま
す。ファイルを復元した後、手順 2 に進みます。
• バックアップ操作がエラーなしで完了する。これは、仮想ディスク上の書き込まれた部分に不良ブロックがないことを示し
ます。
この後も引き続き不良ブロック警告を受け取る場合、不良ブロックは非データ領域にあります。手順 2 に進みます。
2. 巡回読み取り を実行し、システムイベントログをチェックして新しい不良ブロックが検出されないことを確認します。
不良ブロックが引き続き存在する場合は、手順 3 に進みます。存在しない場合は、状態が解決しているので手順 3 に進む必要
はありません。
3. これらの不良ブロックをクリアするには、仮想ディスクの不良ブロックのクリア タスクを実行します。
この 仮想ディスクの不良ブロックのクリア 機能は、PERC H730P MX および PERC H745P MX に適用されます。
仮想ディスクプロパティおよびタスク
仮想ディスクのプロパティとタスクウィンドウを使用して、仮想ディスクについての情報を表示し、仮想ディスクタスクを実行し
ます。
オプションメニューで次を行います:
パーティションの更新:使用可能仮想ディスク用にオペレーティングシステムコマンドを使ってパーティションが作成されたら、
クリックして仮想ディスクパーティションデータを更新します。
仮想ディスクの作成ウィザードに進む:仮想ディスクの作成ウィザードを起動します。
仮想ディスクのプロパティ
仮想ディスクプロパティは、コントローラのモデルに応じて異なる場合があります。
表
27. 仮想ディスクのプロパティ
プロパティ 定義
ステータス これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度または正常性を示します。
— 正常 /OK
仮想ディスク 103