Users Guide

1. ツリビュで、仮想ディスクが存在するコントロラを特定します。仮想ディスク オブジェクトが表示されるまでコントロ
ラオブジェクトを展開します。
2. 仮想ディスクの タスク ドロップダウンリストボックスから 整合性チェック タスクを選し、 をクリックします。
冗長情報の再構築
お使いのコントロラがこの機能をサポトするかどうかを確認するには、対応機能」を照してください。
冗長仮想ディスクがある場合、エラのあった物理ディスクの容を新しいディスクまたはホットスペアに再構築できます。再構
築は通常の動作中に行うことができますが、パフォマンスが劣化します。
仮想ディスクの不良ブロックの管理
仮想ディスクの不良ブロックとは、1 台または複台のメンバ物理ディスクにある不良ブロックです。不良ブロックのある仮想デ
ィスクでのみ取り操作は失敗する場合があります。
Storage Management は重要アラト(2387)を生成し、仮想ディスク上に不良ブロックがあることを通知します。
仮想ディスクの不良ブロックは、コントロラがディスクのスキャンを必要とする操作を行うときに出されます。このアラ
が生成される可能性のある操作の例には次のようなものがあります。
整合性チェック
再構築
仮想ディスクフォマット
I/O
巡回み取り
物理ディスク不良ブロックのリカバリは、RAID レベルと仮想ディスクの態によって異なります。仮想ディスクが冗長構成の場合
は、コントロラは物理ディスク上の不良ブロックを回復できます。仮想ディスクが冗長構成でない場合は、物理ディスクの不良
ブロックが仮想ディスクの不良ブロックの原因になります。
26. 仮想ディスクの不良ブロックの生シナリオ例
RAID レベル仮想ディスク シナリオ 結果
RAID 0 劣化 物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
冗長性がないため、コントロ
ラはピアディスクからデ
を再生成できません。この結
果、仮想ディスクの不良ブロッ
クが生します。
RAID 5 準備完了 物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
コントロラは、ピアディスク
からデタを再生成して不良
ブロックに書きみを送信し
ます。その後ディスクは論理
ブロックアドレッシング
LBA)を別の物理的な場所に
再マップします。これで問題
が解決します。
RAID 5 劣化 物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
ドライブが 1 つ欠落している
ため、コントロラはピアディ
スクからデタを再生成でき
ません。この結果、仮想ディス
クの不良ブロックが生しま
す。
RAID 5 準備完了 2 台の物理ディスク上の同じ
場所に不良ブロックが 1 つあ
る。
コントロラはピアディスク
からデタを再生成できませ
ん。この結果、仮想ディスクの
不良ブロックが生します。
RAID 6 一部劣化(1 台の物理ディスク
が故障 / 欠落)
物理ディスク上に 1 つの不良
ブロックがある。
コントロラは、ピアディスク
からデタを再生成して不良
ブロックに書きみを送信し
ます。その後ディスクは LBA
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