Dell EMC Server Administrator Storage Management 9.1.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 Dell Inc. またはその子会社。無断転載を禁じます。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標 です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2018 - 09 Rev.
目次 1 概要............................................................................................................................................ 11 本リリースの新機能............................................................................................................................................................ 11 Storage Management をインストールする前に.............................................................................................................11 コントローラファームウェアおよびドライバのバージョン要件......................
RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ...........................................................................................27 アラームを使用したエラーの検知.................................................................................................................................. 28 設定変更を表示する際の時間の遅延.............................................................................................................................28 5 PCI Express ソリッドステートデバイスサポート....................................................................
仮想ディスクの作成....................................................................................................................................................48 コントローラアラームの有効化.................................................................................................................................48 コントローラアラームの無効化.................................................................................................................................48 コントローラアラームをオフにする............................................
10 エンクロージャとバックプレーン................................................................................................. 74 バックプレーン................................................................................................................................................................... 74 エンクロージャ................................................................................................................................................................... 74 MX5016s......................................
復帰可能なホットスペアを有効にする.................................................................................................................. 94 暗号消去の実行............................................................................................................................................................ 95 RAID 対応ディスクへの変換......................................................................................................................................95 非 RAID ディスクへの変換...........................................
仮想ディスクタスク - 再設定(手順 3/3)................................................................................................................ 115 低速および高速初期化.....................................................................................................................................................115 低速初期化の考慮事項............................................................................................................................................... 116 ディスクのフォーマットまたは初期化..................................
故障したディスクの交換.......................................................................................................................................... 126 一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマンドの使用........................................................127 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ........................................................................127 Microsoft Windows アップグレード問題の解決....................................................................................................127 仮想ディスクのトラブルシューティング............
PERC ハードウェアコントローラ対応の読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシ ュポリシー..................................................................................................................................................................... 140 PERC ソフトウェア RAID コントローラの対応機能................................................................................................. 140 PERC ソフトウェア RAID コントローラの対応機能...........................................................................................
1 概要 Server Administrator Storage Management は、システム上でローカルに接続された RAID および非 RAID ディスクストレージを設定す るための拡張機能を提供します。Storage Management では、すべての対応 RAID、非 RAID コントローラ、およびエンクロージャの ためのコントローラおよびエンクロージャ機能を単一グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフ ェース(CLI)から実行することを可能にします。GUI はウィザード型で、初心者ユーザー向け、および上級ユーザー向け機能を備え ています。CLI は機能が豊富でスクリプト可能です。Storage Management を使用することにより、データ冗長性の設定、ホットス ペアの割り当て、または故障した物理ディスクの再構築によってデータを保護することができます。Storage Management のユー ザーは、使用するストレージ環境と Storage Management を良く理解しておいてください.
Storage Management のインストールに必要最小限のファームウェアおよびドライバがないと、Storage Management はコントローラ の表示やその他の機能を実行できない場合があります。コントローラ上に非対応のファームウェアまたはドライバを検知した場 合、Storage Management はアラート 2131 および 2132 を生成します アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 対応コントローラ メモ: 『Server Administrator リリースノート』にリストされたファームウェアとドライバは、これらのコントローラの最小対応 バージョンを示しています。これ以降のファームウェアおよびドライババージョンもサポートされます。最新のドライバおよ びファームウェア要件については、サービスプロバイダにお問い合わせください。 Storage Management の本リリースでは次のコントローラがサポートされています。 対応 RAID コントローラ Storage Management は次
2 はじめに Server Administrator Storage Management は、ハードウェア RAID ソリューションを実装し、中小企業のストレージ環境を把握してい るシステム管理者を対象としています。 Storage Management は、お使いのシステムに接続されているストレージコンポーネントの設定を可能にします。これらのコンポー ネントには、RAID/ 非 RAID コントローラおよびコントローラに接続されるチャネル、ポート、エンクロージャ、ディスクが含まれ ます。Storage Management を使用することにより、BIOS にアクセスせずにコントローラ機能の設定と管理を行うことができます。 機能には、データ保護のための仮想ディスクの設定、RAID レベルとホットスペアの適用機能が含まれます。再構築、トラブルシ ューティング、しきい値設定など、その他多くのコントローラ機能も開始することができます。ほとんどの機能は、システムがオ ンラインのまま、要求の処理を継続しながら設定および管理することが可能です。 Storage Management はストレージコンポーネントの状態を
または https://:1311 ここで とは管理下システムの IP アドレスで、1311 はデフォルトのポートを示します。 メモ: ブラウザで有効な応答を受信するためには、アドレスフィールドに https:// (http:// ではない)を入力してください。 ユーザー権限 Server Administrator は、ユーザー、パワーユーザー、およびシステム管理者のユーザーグループを介してセキュリティを提供します。 各ユーザーグループは Server Administrator 機能に対する異なるアクセスレベルが割り当てられています。 すべての Storage Management 機能にアクセスするにはシステム管理者権限が必要です。システム管理者権限によって、ドロップ ダウンメニュータスクの実行、ウィザードの起動、および omconfig storage コマンドラインインタフェースのコマンドの使用が可 能になります。システム管理者権限がないと、ストレージコンポーネントの管理および設定は行うことができません。 ユーザーおよびパワーユーザー権限ではストレージ状態を
• • 状況依存ヘルプ — 各 Storage Management 画面には アイコンがあります。このアイコンをクリックして、表示された ページの内容を説明した、状況依存のオンラインヘルプを表示します。 目次 — 目次は、状況依存ヘルプにアクセスすると情報が表示されるページで利用できます。 共通ストレージタスク 本項では、よく実行されるストレージタスクについて説明します。 • 仮想ディスクの作成および設定(RAID 設定)。詳細については、次を参照してください。 • • • • 仮想ディスクへのホットスペアの割り当て — 仮想ディスクが RAID レベルを使用する場合、仮想ディスク内の物理ディスクが 故障した場合にデータを再構築するためのホットスペア(バックアップ物理ディスク)を割り当てることができます。 • • • 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード — このトピックは、簡易設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成する方法 について説明しています。簡易設定ウィザードの使用は、仮想ディスクを作成するための最も迅速な方法です。簡易設定ウ ィザードは初級ユーザーに適しています。 仮想ディス
3 RAID の概念について Storage Management は、ストレージ管理機能を提供するために Redundant Array of Independent Disks(RAID)技術を使用します。 Storage Management について理解するには、RAID についての概念のほか、システムにおいて RAID コントローラとオペレーティン グシステムがディスク容量をどのように認識するかについてもある程度把握しておく必要があります。 トピック: • • • • • RAID 可用性とパフォーマンスを高めるためのデータストレージの編成 RAID レベルと連結の選択 RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 非 RAID RAID RAID は、システム内に搭載または接続された物理ディスク上にあるデータのストレージを管理するためのテクノロジです。RAID の 重要な要素は、複数の物理ディスクのストレージ容量を組み合わせて単一の拡張ディスクスペースとして扱えるように、物理ディ スクをスパンする機能です。RAID の他の重要な要素として、ディスク障害の発生時にデータを復元するために使用でき
• • • • • ストライプサイズ — パリティディスクを含まない、ストライプによって消費される総ディスク容量。たとえば、ストライプは 64KB のディスク容量で、ストライプの各ディスクには 16KB のデータがあるとします。この場合、ストライプサイズは 64KB で ストライプエレメントサイズは 16KB です。 ストライプエレメント — 単一の物理ディスク上にあるストライプの一部分です。 ストライプエレメントサイズ — ストライプエレメントによって消費されるディスク容量。たとえば、ストライプは 64KB のデ ィスク容量で、ストライプの各ディスクには 16KB のデータが存在するとします。この場合、ストライプサイズは 16KB でスト ライプエレメントサイズは 64KB です。 パリティ — ストライピングとアルゴリズムを組み合わせて使用することによって維持される冗長データ。ストライピングを 行っているディスクの 1 つが失敗すると、アルゴリズムを使用してパリティ情報からデータを再構築することができます。 スパン — 物理ディスクグループのストレージ容量を RAID 10、50 または 60 の仮
• • • • • RAID レベル 50(RAID 5 セットにまたがったストライピング) RAID レベル 60(RAID 6 セットにまたがったストライピング) RAID レベル 10(ミラーセットにまたがったストライピング) RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 非 RAID 連結 Storage Management では、連結は 1 つの物理ディスクまたは複数の物理ディスクに分散するディスク領域にデータを保管すること を指します。1 つ以上のディスクにスパンする場合、連結によって、オペレーティングシステムは複数の物理ディスクを 1 つの物理 ディスクとして表示することができます。1 つのディスクに保管されているデータは、単純にボリュームとして認識されます。この ディスクは、1 つの物理ディスクだけで構成される仮想ディスクとして定義することもできます。 複数の物理ディスクに分散するデータはスパンされたボリュームと見なすこともできます。複数の連結されたディスクは、複数の 物理ディスクから構成された 1 つの仮想ディスクとして定義することもできます。 同じディスクの別の領域に分散する動的ボリ
RAID 0 の特徴 • • • • n 個のディスクを、(最小ディスクサイズ)* n 個分のディスク容量を備えた 1 つの大容量仮想ディスクとしてまとめます。 データは各ディスクに交互に保存されます。 冗長データは保存されません。1 つのディスクに障害が発生すると大容量仮想ディスクにもエラーが発生し、データを再構築す る方法はなくなります。 読み書きのパフォーマンスが向上します。 RAID レベル 1(ミラーリング) RAID 1 は冗長データを維持する最もシンプルな方式です。RAID 1 では、データは 1 つ以上の物理ディスクにミラー化(複製)されま す。1 台の物理ディスクが故障すると、ミラーのもう一方からのデータを使用してデータを再構築することができます。 RAID 1 の特徴 • • • n + n 台のディスクを、n 台のディスク容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。Storage Management で現在サ ポートされているコントローラでは、RAID 1 の作成時に 2 台のディスクを選択できます。これらのディスクはミラー化されるた め、ストレージの総容量はディ
• • • 読み取りパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは若干低下します。 冗長性でデータを保護します。 RAID 1 では冗長性なしでデータを保存するのに必要なディスク数の 2 倍のディスクを使用するため、ディスク容量の点ではより 高価です。 RAID レベル 5(分散パリティを用いたストライピング) RAID 5 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせて使用することでデータの冗長性を実現します。物理ディスクを パリティ専用に割り当てるのではなく、パリティ情報がディスクグループ内のすべての物理ディスクにストライピングされます。 RAID 5 の特徴 • • • • • n 個のディスクを(n-1)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 ディスクに障害が発生した場合でも仮想ディスクは機能し続けますが、劣化状態での動作となります。データは障害の発生して いないディスクから再構築されます。 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 冗長性でデータ
RAID 6 の特徴 • • • • • • n 個のディスクを(n-2)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。 仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障害が発生するまで機能します。データは障害の発生していないディスクから再構築され ます。 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 データ保護の冗長性は強化されます。 パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 6 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 50(RAID 5 セット全体にわたるストライピン グ) RAID 50 は、複数の物理ディスクにわたってストライピングします。たとえば、3 つの物理ディスクを使用して実装した RAID 5 デ ィスクグループが、さらに 3 つの物理ディスクを持つディスクグループを加えて続行すると、RAID 50 になります。 ハードウェアで直接サポートされていなくても RAID 50 を実装することは可能です。このような場合、複数の RAID 5
RAID 50 の特徴 • • • • • n*s のディスクを s*(n-1)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数 を、n は各スパンの中のディスク数を表します。 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 5 スパンの各ディスクに交互に保存されます。 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 標準 RAID 5 と同量のパリティ情報が必要です。 データはすべてのスパンにわたってストライピングされます。RAID 50 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 60(RAID 6 セット全体にわたるストライピン グ) RAID 60 は、RAID 6 として構成された複数の物理ディスクにわたってストライピングします。たとえば、4 つの物理ディスクを使 用して実装した RAID 6 ディスクグループが、さらに 4 つの物理ディスクのあるディスクグループを加えて続行すると、RAID 60 に なります。 22 RAID の概念について
RAID 60 の特徴 • • • • • • n*s のディスクを s*(n-2)ディスクの容量を持つ 1 つの仮想ディスクとしてグループ化します。ここで s はスパンの数を、n は 各スパンの中のディスク数を表します。 冗長情報(パリティ)は、各 RAID 6 スパンのすべてのディスクに交互に保管されます。 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。 冗長性の向上によって、RAID 50 よりも優れたデータ保護を提供します。 RAID 6 と同量に比例するパリティ情報が必要です。 パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 60 はディスク容量の点で高価になります。 RAID レベル 10(ストライプ化ミラー) RAB では、RAID レベル 10 は RAID レベル 1 の実装とみなされます。RAID 10 は物理ディスクのミラーリング(RAID 1)とデータスト ライピング(RAID 0)の組み合わせです。RAID 10 では、データは複数の物理ディスクにわたってストライピングされます。ストラ イピングされたディスクグループは、別の物理デ
RAID 10 の特徴 • • • • • n 個のディスクを(n/2)ディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。ここで n は偶数を表しま す。 データのミラーイメージは物理ディスクのセット全体にストライピングされます。このレベルでは、ミラーリングを通じて冗長 性が実現されます。 いずれかのディスクで障害が発生しても、仮想ディスクの動作は中断されません。データは、ミラーリングされていて障害の発 生していないディスクから読み取られます。 読み取りおよび書き込みパフォーマンスが向上します。 冗長性でデータを保護します。 RAID レベルと連結のパフォーマンスの比較 次の表は、最も一般的な RAID レベルに関するパフォーマンスの特徴を比較したものです。この表は、RAID レベルを選択する際の 一般的な指針です。使用する環境条件を評価した後で RAID レベルを選択してください。 メモ: 次の表には、Storage Management でサポートされているすべての RAID レベルが表示されているわけではありません。 Storage Management でサポートされるすべて
RAID レベル データの可用性 読み取りパフォ ーマンス 書き込みパフォ ーマンス 再構築パフォー マンス 必要な最小ディ スク数 使用例 RAID 5 良 連続読み取り: 良。トランザク ション読み取 り:大変良好 ライトバックキ ャッシュを使用 しない限り普通 普通 N + 1(N = ディス データベース、お クが最低限 2 台) よび読み取り量 の多いトランザ クションに使 用。 RAID 10 優秀 大変良好 普通 良 2N x X RAID 50 良 大変良好 普通 普通 N + 2(N = 最低限 中規模のトラン 4 台) ザクションまた はデータ量が多 い場合に使用。 RAID 6 優秀 連続読み取り: 良。トランザク ション読み取 り:大変良好 ライトバックキ ャッシュを使用 しない限り普通 不良 N + 2(N = ディス 重要情報。デー クが最低限 2 台) タベース、および 読み取り量の多 いトランザクシ ョンに使。用 RAID 60 優秀 大変良好 普通 不良 X x (N + 2)(N = 最低限 2 台)
4 ストレージ状態およびタスクへのクイックアク セス 本項では、お使いのシステムのストレージコンポーネントの状態または正常性を判定する様々な方法や、使用可能なコントローラタ スクを素早く起動する方法について解説します。 トピック: • • • • • • • • ストレージの正常性 ホットスペア保護ポリシー ストレージコンポーネントの重大度 ストレージプロパティおよび現在の動作 アラートまたはイベント RAID コントローラにおけるディスクの信頼性のモニタ アラームを使用したエラーの検知 設定変更を表示する際の時間の遅延 ストレージの正常性 ストレージダッシュボード には、各コントローラおよび低レベルストレージコンポーネントの総合的なステータスが表示されます。 たとえば、ストレージシステムの正常性がエンクロージャの低下によって障害を起こした場合は、エンクロージャの 正常性 と スト レージダッシュボード のコントローラの重大度には、警告の重大度を示す黄色の感嘆符が表示されます。ストレージダッシュボー ド のコントローラに警告または重要状態が表示される場合は、次の処置を実行して、原因を調べます。 • •
表 2.
アラームを使用したエラーの検知 ストレージコンポーネントの一部にはアラームが搭載されており、有効にすると、コンポーネントの障害発生時にアラートを送信し ます。 設定変更を表示する際の時間の遅延 ストレージの設定を変更すると、Storage Management は設定変更に応じて SNMP トラップをすぐに生成します。Storage Management MIB(管理情報ベース)もストレージの設定変更を反映してアップデートされます。しかし、最近のストレージ構成で MIB がアップデートされるまで最長で 5 分を要することがあるため、SNMP トラップを受け取ってから Storage Management MIB でクエリを実行して設定の変更を認識できるまで、最大 5 分の遅延時間が生じます。この遅延時間は、新しい仮想ディスクを作成 しているとき、または RAID 1-連結仮想ディスクでミラー解除やミラー分割を実行しているときに顕著にみられます。 28 ストレージ状態およびタスクへのクイックアクセス
5 PCI Express ソリッドステートデバイスサポート 本項では、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)ソリッドステートドライブ(SSD)、およびそれに関連するバックプ レーンやエクステンダカードなどのデバイスに対する Storage Management デバイス管理サポートの概要を説明します。 Storage Management では、PCIe SSD はツリービューのストレージの下に表示されます。Storage Management は PCIe SSD デバイス とそれらの様々なプロパティを報告します。 メモ: Storage Management は PCIe SSD サブシステムにおける RAID 管理または設定をサポートしません。 トピック: • • • • • • • PCIe SSD PCIe SSD の機能 PCIe SSD サブシステムプロパティ 物理デバイスのプロパティ 物理デバイスのタスク スロットカード内の PCIe SSD タスク PCIe SSD サブシステムの正常性 PCIe SSD Peripheral
プロパティ 説明 メモ: CLI コマンドでは、PCIe SSD サブシステム ID がコン トローラ ID として表示されます。 ステータス これらのアイコンは、PCIe SSD サブシステムの重大度または正 常性を示します。 - 正常 / OK - 警告 / 非重要 — 重要 / 失敗 / エラー 名前 サブシステムの名前が表示されます。 スロット ID PCIe SSD サブシステムが連結されたスロットが表示されます。 メモ: [該当なし]と表示された場合、ツリー ビューで[シ ステム] > [メイン] > [システム シャーシ] > [スロッ ト]の順にオブジェクトを選択し、 [情報]タブをクリック すると、スロット ID を確認できます。このタブの スロット ID プロパティには、正しい情報が表示されることもありま す。 サブシステムのステータスを表示します。以下の値がありま す。 状態 • • • 準備完了 — サブシステムは正常に機能しています。 劣化 — サブシステムに障害が発生し、劣化状況で動作して います。 故障 — サブシステムに障害が発生し、機能しなくなってい ます
プロパティ 説明 デバイスの寿命状況 PCIe SSD の寿命状況を表示します。デバイスの寿命状況は、次 の属性で決定されます: 寿命に対する使用済み割合 — この属性は、使用開始からの経過 時間(最高 3 年)または、書き込み合計バイト(TBW)のパー センテージによって決定されます。 書き込み保護進行 — この属性は、使用可能なスペアセクタ数の 減少状況によって決定されます。使用可能なスペアセクタ数が 元のプールの 10 パーセントを下回ると、ドライブは読み取り専 用モードになります。 デバイスの寿命状況の可能値: ドライブ正常性良好 — ドライブは TBW 仕様以内で使用され ています。ドライブの正常性は、使用可能なスペアブロックが 十分にあり、良好です。寿命に対する使用済み割合と書き込み 保護の進展の値が 100 パーセントを下回っている場合、ドライ ブの正常性は良好と言えます。 保証期限満期真近 — ドライブは指定された TBW に近づいて おり、保証期限満期が真近であることを示しています。ただし、 使用可能なスペアブロック数が読み取り専用モードに入るしき い値よりも上回っているため、ドライブ
プロパティ 説明 メモ: このオプションは Micron PCIe SSD、非揮発性メモリ Express(NVMe)PCIe SSD および SAS/SATA SSD に該当 します。 Firmware Revision(ファームウェアリビジョン) 物理デバイスのファームウェアバージョンを表示します。 Model number(モデル番号) PCIe SSD の PPID(Piece Part Identification)を表示します。 容量 デバイスの容量を表示します。 Vendor ID(ベンダー ID) デバイスのハードウェアベンダーを表示します。 Product ID(製品 ID) デバイスの製品 ID を表示します。 Serial No.
PCIe SSD の取り外しの準備 PCIe SSD は手順を踏んだホットスワップに対応しており、デバイスを搭載しているシステムの一時停止や再起動なしで、デバイス を追加および削除できます。 注意: 識別 LED パターン(点滅操作)は、安全な取り外し と同じ LED パターンです。取り外しの準備操作を開始するときは、 PCIe SSD を物理的に取り外す前に、PCIe SSD がシステムからアクセスできない状態であることを確認してください。 注意: データの損失を避けるため、デバイスを物理的に取り外す前に取り外しの準備タスクを行うことが必要です。 メモ: 所定のホットスワップは、対応オペレーティングシステムを実行する対応システムに PCIe SSD が取り付けられている場 合にのみサポートされます。PCIe SSD に対する設定が正しいことを確認するには、システムごとのオーナーズマニュアルを参 照してください。 メモ: PCIe SSD の 取り外しの準備 タスクは、VMware vSphere(ESXi)6.
2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 4. 物理デバイス オブジェクトを選択します。 5. クリアする物理デバイスの タスク ドロップダウンメニューから、暗号消去 を選択します。 6. 実行 をクリックします。 スロットカード内の PCIe SSD タスク スロットカード内の PCIe SSD では、次のタスクを実行できます。 スロットカード内の PCIe SSD タスクを実行するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウの[システム]ツリーで、[ストレージ]ツリー オブジェクトを展開してストレージ コンポー ネント オブジェクトを表示します。 2. [PCIe SSD サブシステム]オブジェクトを展開します。 3. [スロット内の PCIe SSD]オブジェクトを選択します。 4. [使用可能なタスク]ドロップダウン メニューからタスクを選択します。 5.
6 ストレージ情報およびグローバルタスク ストレージ 情報および グローバルタスク ウィンドウを使用して、システムのストレージコンポーネントまたはデバイスの高レベル 情報を確認します。これらのウィンドウでは、システムに接続された全コントローラに影響するグローバルタスクを起動すること もできます。 トピック: • • • ストレージプロパティ グローバルタスク ストレージコントローラのプロパティ ストレージプロパティ ストレージのツリー表示オブジェクトには、次のプロパティが含まれています。 表 5.
メモ: ストレージダッシュボード にある 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 リンクをクリックすることでこの操 作にアクセスすることもできます。 4. [実行]をクリックします。 次のオプションを表示した 残存する書き換え耐性の割合しきい値の設定 ウィンドウが開きます。 • • PCIe SSD のしきい値の設定(1~100)- すべての PCIe SSD のデフォルトしきい値を表示します。 SAS/SATA SSD のしきい値の設定(1~100)- すべての SAS/SATA SSD のデフォルトしきい値を表示します。 5. 使用可能なオプションのいずれか一方、または両方にしきい値を入力して、変更の適用 をクリックします。 メモ: 使用可能なオプションのどちらかに新しいしきい値を入力せずに 変更の適用 をクリックすると、エラーメッセージが 表示されます新しいしきい値を入力して 変更の適用 をクリックすると、タスクが正常に終了します。 6.
メモ: 使用可能なオプションのどちらかに新しいしきい値を入力せずに 変更の適用 をクリックすると、エラーメッセージが 表示されます。新しいしきい値を入力して 変更の適用 をクリックすると、タスクが正常に終了します。 6. 変更の適用 をクリックした後、Storage Management が新しいしきい値でシステムをアップデートします。タスクが完了する と、情報 / 設定 ウィンドウにリダイレクトされます。 メモ: 新しく入力されたしきい値は、Server Administrator をアップグレードした後も保持されます。 メモ: SSD の使用可能なスペアが設定されたしきい値を下回ると、アラートがログに記録され、アラートのタイプに基づい てその SNMP トラップが同様に受信されます。SNMP トラップの詳細については、dell.
プロパティ 定義 コネクタ数 コントローラーで使用可能なコネクターの数が表示されます。 各コネクタは物理ディスクまたはエンクロージャに接続できま す。コネクタは、コントローラのタイプに応じて SCSI チャネル または SAS ポートにすることができます。 再構築率 再構築率は、再構築が必要な場合に、障害のあるディスクの再 構築に専用で使用できるシステム上のリソースの割合です。詳 細については、「再構築率の設定」を参照してください。 アラーム状況 コントローラ上のアラームが有効化または無効化されているか どうかが示されます。 クラスタモード コントローラがクラスタ構成の一部であるかどうかを示しま す。 ストレージコンポーネント 接続されたコントローラの詳細に関しては、「コントローラ」を参照して下さい。 38 ストレージ情報およびグローバルタスク
7 コントローラ 本章は、Storage Management の対応コントローラおよびコントローラの機能について説明します。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • コントローラ RAID コントローラテクノロジ - SATA および SAS RAID コントローラ機能 コントローラ — 対応 RAID レベル コントローラ — 対応ストライプサイズ RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー PERC コントローラにおけるバックグラウンド初期化 非 RAID コントローラの説明 ファームウェアまたはドライババージョン コントローラの正常性 コントローラプロパティとタスク コントローラタスク システム設定のロックダウンモード 使用可能なレポートの表示 コントローラ ほとんどのオペレーティングシステムでは、ディスクから直接データの読み取りと書き込みを行わず、読み取りと書き込みの手順 をコントローラに送信します。コントローラは、システム内のハードウェアで、データの書き込みと取り出しを行うためにディスク と直接やり取りします。コントロ
RAID コントローラ機能 それぞれのコントローラには異なる機能があります。お使いのシステムに複数のコントローラが接続されている場合、各コントロ ーラの 情報 / 設定 ページに表示されるタスクが異なることがあります。 コントローラでは、読み取り、書き込み、およびキャッシュのポリシーの他、ホットスペアの処理方法が異なる場合もあります。 仮想ディスクの作成およびホットスペアの割当を行う場合はこれらの違いに注意するようにしてください。 次の項目は RAID コントローラの機能のいくつかを説明したものであり、より詳しい説明へのリンクが表示されています。コント ローラがサポートする機能については、「対応機能」を参照してください。 • • • • • • • • • ホットスペア — RAID コントローラでは、ホットスペアは故障したディスクのバックアップです。「ホットスペアでの仮想ディ スクの保護」を参照してください。 データの再構築 — 故障した物理ディスクが冗長仮想ディスクの一部である場合、その物理ディスクからデータを再構築できま す。「冗長情報の再構築」を参照してください。 仮想ディスク拡張 — 仮想ディ
• • 読み取りキャッシュ有効 — コントローラはキャッシュ情報を読み取って、要求されたデータがキャッシュに存在するかを検証 してからディスクからデータを取得します。まず最初にキャッシュ情報を読み取ることにより、読み取りパフォーマンスが高速 化します。これは、データがキャッシュに存在する場合、ディスクよりもキャッシュからより素早く取得できるためです。 読み取りキャッシュ無効 — コントローラはキャッシュではなくディスクから直接データを取得します。 書き込みポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 書き込みポリシーは、コントローラが書き込み要求完了信号を、データがキャッシュに保存された直後、またはディスクに書き込ま れた後のどちらの時点で送信するかを指定します。 • • ライトバック - データがキャッシュに入り、ディスクに書き込まれる前に、コントローラから書き込み要求の完了信号が送信さ れます。ライトバックキャッシングは、後続の読み取り要求がキャッシュから素早くデータを取得してからディスクから取得す るため、性能が向上します。ただ
ディスクキャッシュポリシー お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 メモ: ソリッドステートディスク(SSD)および SAS 12 Gbps アダプタは、キャッシュポリシー機能に対応していません。 ディスクキャッシュポリシー機能は、PERC ハードウェアコントローラに接続されている非 RAID SAS/SATA 物理ディスク(HDD)、 およびソフトウェア RAID S130 コントローラに接続されている RAID SAS/SATA 物理ディスクでサポートされています。この機能 は、コントローラモードに依存しないため、コントローラ RAID または HBA モードで実行中でも通常とおり機能します。 ディスクキャッシュポリシー を有効にして、仮想ディスクのすべてのメンバーの物理ディスクキャッシングポリシーを設定します。 この機能が有効の場合、物理ディスクは物理ディスクキャッシュにデータを書き込んでから物理ディスクに書き込みます。ディス クに書き込むよりキャッシュに書き込む方が処理が速いため、この機能を有効にするとシステムの性能が向上します。 PERC
非 RAID コントローラの説明 非 RAID SCSI および SAS コントローラは、SCSI および SAS デバイスをサポートする非 RAID コントローラです。これらのコント ローラは非 RAID であるため、仮想ディスクをサポートしません。これらの非 RAID コントローラと、それらに接続された SCSI およ び SAS デバイスは Storage Management で管理できます。 メモ: 対応機能はコントローラによって異なります。 非 RAID SAS コントローラ 次の非 RAID コントローラは、SAS(シリアルアタッチド SCSI)テクノロジを使用します。 • • HBA 330 MX HBA 330 MMZ ファームウェアまたはドライババージョン ファームウェアまたはドライババージョンウィンドウを使用して、コントローラのファームウェアおよびドライバの情報を表示しま す。ファームウェアおよびドライバの詳細に関しては、「Storage Management をインストールする前に」を参照して下さい。 関連概念 ファームウェアまたはドライバのプロパティ ファームウェアまたはドラ
プロパティ 定義 Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するシステムにのみ適 用できます。 メモ: 最新の storport ドライバをダウンロードするには、 support.microsoft.
プロパティ 定義 スロット ID コントローラが接続されているスロットが表示されます。 PowerEdge FD332 ストレージスレッドの場合、H745P MX およ び HBA 330 MMZ(MEZZANINE 1C) と表示されます。 メモ: システム > メイン > システムシャーシ > スロット の 順にオブジェクトを選択し、情報 タブをクリックしても、 スロット ID を特定できます。 State(状態) コントローラの状態が表示されます。以下の値があります。 • • • 準備完了 — このコントローラは正常に機能しています。 劣化 — コントローラに不具合が発生し、劣化モードで動作 しています。 故障 — コントローラに不具合が発生し、機能しなくなりま した。 Firmware Version(ファームウェアバージョン) コントローラにインストールされているファームウェアのバージ ョンが表示されます。 メモ: Storage Management は、ファームウェアバージョン を取得できない一部のコントローラについて 該当なし と表 示します。 必要最小限のファームウェアバー
プロパティ 定義 復帰可能ホットスペアとメンバー交換の許可 物理ディスクからホットスペアへ(予測エラーの場合)または ホットスペアから物理ディスクへ(劣化したディスクの交換の 場合)のデータの自動コピーを有効にします。詳細については、 「復帰可能なホットスペアを有効にする」を参照してください。 ロードバランス I/O 要求をルーティングするため、同じエンクロージャに接続さ れた両方のコントローラポートまたはコネクタを自動的に使用 する機能を提供します。このプロパティはコントローラのファ ームウェアバージョンが 6.
プロパティ 定義 • • 0% — コントローラでの優先順位は最低に指定され、システ ムパフォーマンスへの影響は最も低くなります。 100% — コントローラでの優先順位は最高に指定され、シス テムパフォーマンスへの影響はより大きくなります。 巡回読み取りの反復 巡回読み取りの反復 の回数が表示されます。巡回読み取りの詳 細については、「巡回読み取りモードの設定」を参照してくださ い。 クラスタモード コントローラがクラスタ構成の一部であるかどうかを示しま す。 永続的なホットスペア ホットスペアが永続的かどうかが表示されます。可能な値は次 のとおりです。 • • 有効 — ホットスペアドライブに対応するスロットは永続的 です。スロット内のドライブは、ホットスペアになる資格が あればホットスペアとして機能します。ドライブに外部デ ータが含まれていると、そのデータは上書きされます。 無効 — ホットスペアドライブに対応するスロットが永続的 ではありません。ドライブがスロットから取り外され、任意 のドライブが挿入されると、そのスロットはホットスペアと して機能しなくなります。ドライブをもう一度
• • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • コントローラアラームの無効化 コントローラアラームをオフにする コントローラアラームのテスト 再構築率の設定 設定のリセット コントローラログファイルのエクスポート 外部設定操作 外部設定のインポート 外部設定のインポートまたはリカバリ 外部設定のクリア バックグラウンド初期化率の設定 整合性チェック率の設定 再構成率の設定 巡回読み取りモードの設定 巡回読み取りの開始と停止 保存キャッシュの管理 コントローラプロパティの変更 物理ディスク電源の管理 暗号化キーの管理 RAID 対応ディスクへの変換 非 RAID ディスクへの変換 コントローラモードの変更 RAID0 の自動設定操作 仮想ディスクの作成 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード を起動するには、仮想ディスク作成 タスクを選択します。 コントローラアラームの有効化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照し
再構築率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構築率の設定 タスクにより、コントローラの再構築率を変更できます。 再構築中、物理ディスクの全内容が再構築されます。再構築率(0~100% に設定可能)は、故障した物理ディスクの再構築専用の システムリソースの割合を示します。0% では、コントローラでの再構築の優先順位は最下位となり、完了までにかかる時間は最長 ですが、システムパフォーマンスへの影響が最も低くなる設定です。再構築レートが 0% でも、再構築が停止されることはありま せん。 100% では、コントローラでの再構築の優先順位は最上位となり、完了までにかかる時間は最短ですが、この設定はシステムパフ ォーマンスへの影響が最も高くなります。 PERC コントローラでは、コントローラファームウェアも次のタスクのシステムリソースの割り当て制御に再構築率設定を使用しま す。 • • • • 整合性チェックの実行 バックグラウンド初期化「バックグラウンド初期化のキャンセル」を参照してください。 完全初期化 BIOS 設定に応じて、完全初期化
コントローラの設定をリセットせずに終了するには、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management での設定のリセットの検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 設定のリセット を選択します。 5.
外部設定操作 タスクは、コントローラが外部設定を検出した場合にのみ表示されます。このオプションを選択して 実行 をクリッ クし、外部設定プレビュー ページを表示します。 外部設定プレビュー ページでは、外部ディスクのプレビューが表示され、外部ディスクのインポート、リカバリ、クリアなどの操 作を行うことができます。ロックされた外部設定をインポートまたはクリアすることもできます。 ローカルキー管理(LKM) を使用してロックされた外部設定が検出された場合、関連付けられた 暗号化キー識別子 が表示され、 ドライブをロック解除するためのパスフレーズを入力するよう求められます。 外部設定のロック解除をせずにロックされていない外部設定のプレビュー、インポート、またはクリアへ進むには、省略 または 続 行 をクリックします。 外部設定をインポートまたはクリアしたくない、または対応する 暗号化キー識別子 に関連するパスフレーズを失くした場合は、そ の物理ディスクに 暗号消去 タスクを実行してください。 注意: 暗号消去タスクを実行すると、その物理ディスク上のすべてのデータが消去されます。 非対応の RAID レベルや不完全デ
プロパティ 定義 レイアウト 外部設定の RAID レベルが表示されます。 備考 外部仮想ディスクの情報を提供します。仮想ディスクをインポートできない場合は、エラーの 理由が表示されます。 • • • • • • 専用ホットスペア 最大数超過 — インポート用に選択した仮想ディスクの数は、対応ディスクの最大数を超 えています。 欠落した物理ディスクまたはスパン — インポートされる仮想ディスク内の 1 つ、または複 数の物理ディスクまたはスパンが欠落しています。 非対応 — 選択した RAID レベルをコントローラがサポートしていません。 孤立したドライブ — 物理ディスクが交換され、RAID ボリュームの一部ではなくなりまし た。設定をクリアする必要があります。 古い物理ディスク — インポートされる仮想ディスク内の物理ディスクには、古いデータが 含まれています。 一部外部 — 仮想ディスクが既存の設定の一部です。この仮想ディスク内の一部の物理デ ィスクが外部ディスクです。 外部ディスクが専用ホットスペアであるかを表示します。 このプロパティ情報に基づいて、外部設定をインポート、リカバリ、
仮想ディスクのデータはリカバリ後に非整合になる場合があります。外部設定のインポート / リカバリ タスクの完了後は仮想デ ィスクのデータを検証してください。 場合によっては、仮想ディスクデータが不完全なため、仮想ディスクをリカバリできないこともあります。 外部設定をインポートまたはリカバリするには、次の手順を実行します。 インポート / リカバリ をクリックして、コントローラに取り付けられた物理ディスク上の全仮想ディスクをインポートまたは回復 します。 外部設定をインポートまたはリカバリせずに終了するには、キャンセル をクリックします。 Storage Management での外部設定のインポートまたはリカバリの検索 方法 ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラの場合 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4.
外部仮想ディスク内の物理ディスク 外部仮想ディスク内の物理ディスク ページには、外部設定に含まれる物理ディスクと専用ホットスペア(存在する場合)が表示さ れます。 次の表では、外部設定内の物理ディスクのプロパティについて説明しています。 表 11.
プロパティ 定義 デバイスプロトコル Non-Volatile Memory Express(NVMe)などの物理デバイスのデバイスプロトコルを表示しま す。 認定済み ドライブに、サービス プロバイダーによってテストされ、完全に認定を得たファームウェアが あることを示します。サービス プロバイダーによって認定されていないドライブは、機能はし ますがサポートされないため、サーバーでの使用はお勧めしません。 メディア 物理ディスクのメディアの種類を表示します。可能な値は次のとおりです。 • • • HDD — ハード ディスク ドライブ。HDD は、磁性面を持つ高速回転プラッター上にデジタ ル符号化データを保存する不揮発性ストレージ デバイスです。 SSD — ソリッドステートドライブ。SSD は、ソリッドステートメモリを使用して永続的な データを保存するデータストレージデバイスです。 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを判断できません。 使用されている RAID ディスク容 コントローラー上の仮想ディスクで使用される物理ディスク容量を表示します。こ
プロパティ 定義 PCIe ネゴシエート済みのリンク 幅 物理デバイスの、現在のネゴシエーション後のリンク幅を表示します。 PCIe 最大リンク幅 物理デバイスの、可能リンク幅を表示します。 バックグラウンド初期化率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 バックグラウンド初期化率の設定 タスクは、バックグラウンド初期化タスク専用のシステムリソースの容量を変更します。 バックグラウンド初期化率は、バックグラウンド初期化実行専用のシステムリソースの割合を表し、0~100% に設定できます。0% では、コントローラでのバックグラウンド初期化の優先順位は最下位となり、完了までにかかる時間は最長ですが、システムパフ ォーマンスへの影響は最も低くなります。バックグラウンド初期化率 0% は、初期化が停止または一時停止されるという意味では ありません。 100% では、バックグラウンド初期化はコントローラに対して最優先になり、バックグラウンド初期化の時間が最短になりますが、 システムパフォーマンスに与える影響は最も大きくなります。 コントロ
コントローラプロパティの変更 ドロップダウンメニューからこのタスクを検索することもできます。 再構成率の設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構成率の設定 タスクは、再構成タスク専用のシステムリソースの容量を変更します。 再構成タスクでは、RAID レベルの変更または仮想ディスクの再構成の後に、仮想ディスクを再作成します。再構成率は 0% から 100% まで設定可能で、再構成タスクの実行専用に使用できるシステムリソースの割合を表します。0% では、再構成はコントロー ラに対して優先度が最も低くなり、完了まで最大の時間がかかり、システムパフォーマンスに与える影響が少なくなります。再構 成率 0% は、再構成が停止または一時停止されるという意味ではありません。 100% では、再構成はコントローラに対して最優先になり、再構成の時間が最短になりますが、システムパフォーマンスに与える影 響は最も大きくなります。 コントローラの再構成率の変更 1.
• • は、タスクの各反復が完了した後の指定期間内に再開され、システム上で継続的に実行されます。巡回読み取りタスクが 自動 モードで実行中にシステムが再起動した場合、巡回読み取りは 0 パーセント(0%)から再開します。巡回読み取りタスクを 自 動 モードに設定すると、ユーザーがタスクを開始または停止することはできません。自動 モードはデフォルト設定です。 メモ: 自動モードにおいて巡回読み取りタスクが実行される頻度に関する詳細は、お使いのコントローラのマニュアルを参 照してください。 手動 — 巡回読み取りの開始と停止 を使用して巡回読み取りタスクを開始および停止することができます。モードを 手動 に設 定しても巡回読み取りタスクは開始されません。巡回読み取りが 手動 モードで実行されている最中にシステムが再起動した場 合、巡回読み取りは再開されません。 無効化 — 巡回読み取りタスクはシステム上で実行されません。 Storage Management での巡回読み取りモードの設定の検索方法 1.
• • • • • • • • • • 再構築率 BGI 率 整合性チェック率 再構成率 エラー時の整合性チェックの中止 復帰可能なホットスペア 負荷バランス 予測エラー時のメンバーの自動交換 冗長パスビュー 永続的なホットスペア メモ: これらのプロパティは、コマンドラインインタフェースを使って設定することも可能です。詳細については、『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してください。 Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージダッシュボード ページで、使用可能なタスク ドロップダウンメニューから コントローラプロパティの変更 を選択し ます。 3. 実行 をクリックします。 Storage Management でのコントローラプロパティの変更の検索方法 2 1.
表 12.
3. 変更の適用 をクリックします。 メモ: サービス品質設定の有効化 オプションは、設定済みドライブのスピンダウン オプションが有効の場合にのみ有効化 されます。 Storage Management での物理ディスク電源の管理の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 物理ディスク電源の管理 を選択します。 5.
暗号化キーの作成と LKM の有効化 選択したコントローラで暗号化キーを作成するには、次の手順を実行します。 1. ローカルキー管理(LKM)を有効にする オプションを選択します。 2. 暗号化キー識別子 を入力します。 暗号化キー識別子 には、数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、英数字以外の文字、またはこれらの任意の組み合わ せを使用できます。 メモ: 暗号化キー識別子 と パスフレーズ のガイドラインについては、ページ上の アイコンをクリックしてください。 3. パスフレーズ を入力します。 パスフレーズ には最低 1 文字の数字、英字(大文字と小文字の両方が使用可能)、および英数字以外の文字(スペースを除く) を含める必要があります。 メモ: Server Administrator Storage Management では、パスフレーズ テキストボックスの下にパスフレーズ候補が表示 されます。 4.
暗号化対応コントローラでは、暗号化キーの管理 タスクによって LKM モードの暗号化を有効化できます。LKM を有効化すると、 暗号化対応コントローラで暗号化キーを作成してローカルに保存できます。暗号化キーの変更と削除も可能です。 メモ: このタスクは PERC H7x0 および H8x0 コントローラでのみ使用できます。 Storage Management の暗号化キーの管理タスク Storage Management の暗号化キーの管理タスクに移動するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開します。 2. ストレージダッシュボード > 使用可能なタスク ドロップダウンメニュー > 暗号化キーの管理...と移動します。 3. 実行 をクリックします。 Storage Management の暗号化キーの管理タスク — 方法 2 別の方法で Storage Management の 暗号化キーの管理 タスクに移動するには、次の手順を実行します。 1.
コントローラモードの変更 コントローラモードを RAID(Redundant Array of Independent Disks)、またはホストバスアダプタ(HBA)モードに変更することがで きます。コントローラモードを変更するには、次の手順を実行します。 メモ: このオプションは、PowerEdge RAID Controller 9(PERC 9)以降のハードウェアコントローラシリーズのみでサポート されています。 メモ: コントローラモードを RAID から HBA、または HBA から RAID に変更する場合、特定の機能が異なる場合があります。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで ストレージ を展開し、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. コントローラの プロパティ ページで 情報 / 設定 をクリックします。 4. コントローラタスク ドロップダウンメニューで、コントローラモードの変更...
自動設定操作は、設定と使用可能な 準備完了 状態の物理ディスクの数に応じて完了に時間がかかる場合があります。RAID0 の 自動設定 操作が成功するのは、アラートログ がアップデートされている場合のみです。詳細については、アラートログ をチェ ックしてください。 メモ: 準備完了 状態の物理ディスクが存在しない場合にこの手順を繰り返しても、RAID0 の自動設定操作はエラーメッセージ を表示することなく要求を自動的に無視します。アラート、およびアラートの対応処置の詳細については、dell.
表 14. システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポートされるコントローラタスク コントローラタスク 名 PERC H730P MX PERC H745P MX PERC HBA 330 MX PERC HBA 330 MMZ PERC S140 ログのエクスポート 有 有 無 無 無 巡回読み取りの開始 有 有 無 無 無 メモ: 巡回読み取りの開始タスクがコントローラでサポートされる場合、このタスクは、「システム構成のロックダウン」モード でもサポートされます。 システム設定のロックダウンモードがオンのときにサポート されるコントローラレポート 表 15.
仮想ディスクのタ PERC H730P MX スク名 PERC H745P MX PERC HBA 330 MX PERC HBA 330 MMZ PERC S140 点滅解除 有 有 有 有 有 メモ: RAID レベルに応じて、さまざまな PERC コントローラで 整合性チェック タスクが許可されます。 使用可能なレポートの表示 レポートを表示するには、次の手順を実行します。 1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラオブジェクトを選択します。 3. 情報 / 設定 をクリックします。 4. レポートの選択 ドロップダウンメニューからレポートを選択します。 5.
空の MX5016s のダイナミックマッピングはドライブに反映されません。 メモ: エンクロージャ名は MX5016s を挿入してすぐにスロット占有レポートに表示されません。挿入が完了して 10 分~15 分 が経過した後、またはサービスが再起動した直後に表示されます。 物理ディスクファームウェアバージョンレポートの表示 メモ: このオプションは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 物理ディスクファームウェアバージョンレポート は、現在のファームウェアと、現在使用可能なファームウェアおよびレガシードラ イブモデルのリストとを比較します。 メモ: HDD ファームウェアバージョンレポートを生成するには、ドライブのネゴシエート可能な速度とモデル番号が hddfwver.csv ファイルのエントリ索引用キーとして使用されます。ドライブのネゴシエート可能な速度がコントローラか ら取得できない場合は、ドライブのモデル番号が hddfwver.
プロパティ 定義 Nautilus EFI Nautilus はオフラインのファームウェアアップデートに使用するツールです。 Nautilus EFI は対応サーバの第 11 世代で機能するツールのバージョンです。 このツールは、複数ドライブタイプの 1 回のスキャンでのアップデート、お よび procedure boot のアップデートを行い、USB キーから実行されます。 Nautilus EFI 列にパーツ番号が入力されている場合、そのドライブは第 11 世 代のサーバに搭載されて出荷されています。ダウンロードすると、このツー ルは ドライブファームウェアのダウンロード の下に NautilusEFIAxx_ZPE.
8 PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコントロ ーラのサポート PowerEdge RAID Controller(PERC)シリーズのエンタープライズクラスコントローラは、強化されたパフォーマンス、より優れた信 頼性とフォールトトレランス、およびシンプル化された管理のために設計されており、堅牢なインフラストラクチャを作成し、サ ーバの稼働時間の最大化を援助するための強力かつ管理しやすい方法を提供します。PERC 9 および PERC 10 シリーズのハードウ ェアコントローラの導入により、ストレージソリューションの向上も実現します。 新しい PERC 9 および PERC 10 シリーズのハードウェアコントローラは、次のストレージ拡張機能をサポートします。 • • PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコントローラでの RAID レベル 10 仮想ディスクのサポート アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドライブのサポート メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプショ
• • • • • • • • • メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 および PERC 10 ハード ウェアコントローラ上のオプションパラメータ spanlength をサポートしません。 詳細設定ウィザード は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上での RAID レベル 10 仮想ディスクの作成でスパンの長さを選択す るオプションを提供しません。 PERC 9 ハードウェアコントローラの 簡易設定ウィザード で作成された RAID レベル 10 仮想ディスクのスパンレイアウトには、 PERC 9 ハードウェアコントローラのファームウェアによって推奨されたスパンレイアウトが使用されます。 メモ: Storage Management では、RAID レベル 10 の仮想ディスクの作成に、PERC 9 ハードウェアコントローラファーム ウェア推奨のスパンレイアウトが使用されます。 PERC 9 ハードウェアコントローラファームウェア推奨のレイアウトは、同じ物理ディスクのセットで同じです。 インテリジェントミラ
ホットスペアに関する考慮事項 — 4K セクタハードディスク ドライブ 以下は、PERC 9 ハードウェアコントローラでサポートされる 4KB セクタハードディスクドライブのためのホットスペア(専用また はグローバルホットスペア)に関する考慮事項です。 • • • 512B セクタハードディスクドライブで作成された仮想ディスク用の専用ホットスペアとして 4KB セクタハードディスクドライ ブを割り当てることはできません。その逆の場合も同様です。 作成された仮想ディスクが 512B セクタハードディスクドライブのみで構成されている場合、グローバルホットスペアとして 4KB セクタハードディスクドライブを割り当てることはできません。その逆の場合も同様です。 作成された仮想ディスクに 4KB セクタハードディスクドライブと 512B セクタハードディスクドライブがある場合、グローバル ホットスペアとして 4KB セクタハードディスクドライブを割り当てることができます。その逆の場合も同様です。 メモ: この処置を実行すると、警告メッセージが表示されます。 関連タスク • 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
9 BOSS-S1 RAID コントローラのサポート BOSS-S1 RAID コントローラは、OM 9.0.1 と互換性のあるすべてのオペレーティングシステム(ESXi シリーズの OS を除く)をサ ポートします。 BOSS-S1 RAID コントローラは、次の列挙操作と監視操作をサポートします。 • • • 物理ディスク(M.2 デバイス)はコントローラに直接接続されます 物理ディスク(M.2 デバイス)の列挙がサポートされます M.
10 エンクロージャとバックプレーン 物理ディスクはエンクロージャに収容、またはシステムのバックプレーンに接続することができます。エンクロージャはシステムに 外部接続されますが、バックプレーンとその物理ディスクはシステム内蔵です。 トピック: • • • • • バックプレーン エンクロージャ エンクロージャ管理 エンクロージャの空いているコネクタの特定 エンクロージャコンポーネント バックプレーン バックプレーン オブジェクトは、Storage Management ツリー表示でコントローラを展開することによって表示できます。Storage Management はバックプレーンおよび接続された物理ディスクの状態を表示します。バックプレーンはエンクロージャに似ていま す。バックプレーンで、コントローラのコネクタと物理ディスクはエンクロージャに接続されますが、外部エンクロージャに関連付 けられた管理機能(温度プローブ、アラームなど)はありません。 エンクロージャ Storage Management はさまざまなエンクロージャと、それらのコンポーネントの管理を可能にします。エンクロージャに収容され た
る場合、MX5016s の任意の個別スロットを計算ノードにマッピングすることができます。Storage Management では、MX5016s にハードドライブが存在するスロットのみを検出し、リストします。 メモ: このリリースではスロットレベルのマッピングをサポートします。 • エンクロージャマッピング:エンクロージャマッピングでは、Storage Management が完全なエンクロージャを検出し、リスト します。 メモ: MX5016s が特定の PowerEdge モジュラーサーバにマップされていない場合は、Storage Management はインベントリ を監視しません。 メモ: 動的割り当てまたは割り当て解除が実行される前に、空の MX5016s またはドライブの動的割り当てまたは割り当て解除 が存在していない場合は、Storage Management がスロット情報を列挙しません。 メモ: 完全に埋まっている PowerEdge MX7000 シャーシの場合、Storage Management システムがストレージコンポーネン トをロードために数分かかります。 エンクロージャと
プロパティ 定義 状態 エンクロージャまたはバックプレーンのステータスが表示されます。以下 の値があります。 • • • 準備完了 — エンクロージャまたはバックプレーンが正常に機能してい ます。 劣化 — エンクロージャに不具合が発生し、劣化モードで動作していま す。この状態はバックプレーンには該当しません。 故障 — エンクロージャまたはバックプレーンに不具合が発生し、機能し なくなっています。 コネクタ エンクロージャまたはバックプレーンに接続されたコネクタ数が表示され ます。この数値はコントローラハードウェアのコネクタ番号と一致します。 コネクタは、コントローラのタイプに応じて SCSI チャネルまたは SAS ポー トにすることができます。 エンクロージャ ID Storage Management によってエンクロージャに割り当てられたエンクロー ジャ ID が表示されます。Storage Management はシステムに付属している エンクロージャを 0 から順に番号付けます。この番号は、omreport コマ ンドによって報告されるエンクロージャ ID 番号と同じです。コマン
プロパティ 定義 バックプレーンパーツ番号 エンクロージャバックプレーンのパーツ番号が表示されます。 SAS アドレス SAS バックプレーンの SAS アドレスが表示されます。 分割バスパーツ番号 エンクロージャの分割バスモジュールのパーツ番号が表示されます。分割 バスは、エンクロージャ背面では単一の三角形記号で示されます。 エンクロージャパーツ番号 エンクロージャのパーツ番号が表示されます。 エンクロージャアラーム エンクロージャ上のアラームが有効化または無効化されているかどうかが 示されます。 エンクロージャおよびバックプレーンタスク ドロップダウンメニューのエンクロージャタスクを実行するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウの[システム]ツリーで、 [ストレージ]ダッシュボードを展開して[コントローラー]オブジ ェクトを表示します。 2. [コントローラー]オブジェクトを展開します。 3. [エンクロージャー]オブジェクトを選択します。 4. ストレージの[プロパティー]画面で[情報/設定]をクリックします。 5.
2. 新規アセット名 フィールドに新しいアセット名を入力します。 ストレージ環境を把握しやすい名前を指定することができます。たとえばアセット名で、エンクロージャに保管されているデー タのタイプやエンクロージャの場所を示すことができます。 3. 変更の適用 をクリックします。 変更を保存せずに終了する場合は、エンクロージャ情報ページに戻る をクリックします。 関連概念 アセットデータの設定 Storage Management でのアセットデータの設定の検索方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. エンクロージャオブジェクトを選択します。 4. 情報 / 設定 をクリックします。 5. エンクロージャタスク ドロップダウンメニューから アセットデータの設定 を選択します。 6.
• • • • • エンクロージャのエクスプレスサービスコードの識別 - エクスプレスサービスコードは、サービスタグを数字で表したものです。 テクニカルサポートに問い合わせる際、自動電話応答システムに数字のエクスプレスサービスコードを入力できます。エンク ロージャのエクスプレスサービスコードを特定するには、ツリービューでエンクロージャを選択し、情報 / 設定 をクリックしま す。情報 / 設定 には、エクスプレスサービスコードとその他のエンクロージャプロパティが表示されます。 物理ドライブの取り外し準備 - 物理ドライブの取り外し準備は物理ディスクコマンドです。「取り外しの準備」を参照してくだ さい。 トラブルシューティング - トラブルシューティング手順の詳細に関しては、「トラブルシューティング」を参照してください。 間違った物理ディスクの取り外し - 取り外す予定のディスクの LED 表示を点滅させることによって、誤った物理ディスクの取 り外しを防ぐことができます。「物理ディスクの点滅および点滅解除」を参照してください。 誤った物理ディスクをすでに取り外してしまった場合は、次を参照してください。 •
11 コネクタ コントローラには、ディスクを接続することが可能なコネクタ(チャネルまたはポート)が含まれます。エンクロージャ(外付けデ ィスク用)をシステムに接続してコネクタに外部からアクセスするか、またはシステムのバックプレーン(内蔵ディスク用)に接 続して内部でコネクタにアクセスすることができます。ツリービューのコントローラオブジェクトを展開することで、コントローラ のコネクタを表示できます。 トピック: • • • • チャネル冗長性 コネクタ正常性 コネクタのプロパティおよびタスク 論理コネクタのプロパティとタスク チャネル冗長性 異なるコントローラチャネルに接続された物理ディスクを使用する仮想ディスクを作成することができます。物理ディスクは、外 部エンクロージャまたはバックプレーン(内部エンクロージャ)にある場合があります。仮想ディスクが異なるチャネルに冗長デー タを維持している場合、これらの仮想ディスクはチャネル冗長です。チャネル冗長性とは、いずれかのチャネルに障害が発生して も、別のチャネルに冗長データが存在するため、データが失われないことを意味します。 チャネル冗長性は、仮想ディスク作成
プロパティ 定義 — 重要 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してくだ さい。重大度のうち警告または重要は、コネクタがエンクロージャなど の接続されているデバイスと通信できない状態を示します。接続され ているデバイスの状態をチェックしてください。詳細に関しては、「正 しく接続されているケーブル」および「ハードウェア問題の特定」を参照 してください。 名前 コネクタ番号が表示されます。 状態 コネクタの状態が表示されます。以下の値があります。 • • • 準備完了 — このコネクタは正常に機能しています。 劣化 — コネクタに障害が発生しており、劣化した状態で動作してい ます。 故障 — コネクタに障害が発生し、機能しなくなっています。 コネクタタイプ コネクタが RAID モードで動作しているのか、または SCSI モードで動作 しているのかが表示されます。コネクタは、コントローラのタイプに応 じて SCSI コネクタまたは SAS ポートになります。 末端 コネクタの末端タイプを示します。以下の値があります。 • • • • SCSI 率
プロパティ 定義 • • • コネクタタイプ 準備完了 — このコネクタは正常に機能しています。 劣化 — コネクタに障害が発生しており、劣化した状態で動作して います。 故障 — コネクタに障害が発生し、機能しなくなっています。 コネクタが RAID モードで動作しているかどうかが表示されます。コ ネクタは常に SAS コネクタです。 パスの正常性 コネクタのパスの正常性は、正常、警告、または重要として表されます。可能な値には、使用可能、劣化、または 故障 がありま す。 すべてのエンクロージャコンポーネント(EMM、ファン、物理ディスク、電源装置、および温度)が正常な状態にあることが判明 しているにもかかわらず、エンクロージャの正常性が劣化と表示される場合は、そのエンクロージャの 情報 / 設定 サブタブを選択 して パスエラー の詳細を表示します。 コネクタの冗長パスビューのクリア 冗長パスビューが必要でない場合は、コネクタポートをエンクロージャから物理的に取り外してからシステムを再起動します。シス テムの再起動後もユーザーインタフェースには論理コネクタが引き続き表示されますが、状態は重要と
12 テープドライブ テープドライブには、データをバックアップできるテープバックアップユニット(TBU)が複数搭載されています。Storage Management は、データバックアップ用に使用される TBU を列挙します。特定のコントローラに関連付けられたテープドライブは、 コントローラ ページの テープドライブ で表示できます。 トピック: • テープドライブのプロパティ テープドライブのプロパティ 表 22.
13 RAID コントローラバッテリ 一部の RAID コントローラにはバッテリが使用されています。コントローラにバッテリがあれば Storage Management でツリービュ ーのコントローラオブジェクトにバッテリが表示されます。 停電が発生した場合、コントローラバッテリは、不揮発性キャッシュメモリ(SRAM)にはあってもディスクにはまだ書き込まれ ていないデータを保存します。バッテリは最低 24 時間のバックアップを提供するように設計されています。 RAID コントローラをサーバーに初めて取り付けるときは、バッテリの充電が必要な場合があります。 アラートメッセージの詳細に関しては、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 関連概念 バッテリのプロパティおよびタスク トピック: • • • バッテリのプロパティおよびタスク バッテリタスク Storage Management での学習サイクル遅延を探す方法 バッテリのプロパティおよびタスク バッテリについての情報を表示して、バッテリタスクを実行するには、バッテリのプロパティとタスクページを使
プロパティ 定義 最大学習遅延 バッテリの学習サイクルを遅延することができる日数および時間数の最大数を表示します。コ ントローラのファームウェアは自動的に、バッテリの学習サイクルを開始します。学習サイク ルの停止または一時停止はできませんが、遅延することができます。 バッテリタスク バッテリタスクにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーの下にある、ストレージ ダッシュボードを展開し、コントローラオブジェク トを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. バッテリ を選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。 5. 実行 をクリックします。 Storage Management での学習サイクル遅延を探す 方法 Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2.
14 物理ディスクまたは物理デバイス 物理ディスクまたは物理デバイスは、エンクロージャ内にあるか、コントローラに接続されています。RAID コントローラでは、物 理ディスクまたはデバイスを使って仮想ディスクを作成します。 トピック: • • • • • • • 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライン システムへの新しいディスクの追加 SMART アラートを受けた物理ディスクの交換 その他のディスク手順 物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスのタスク 物理ディスクタスク 物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガ イドライン 交換用ディスクが、ストレージエンクロージャ内の物理ディスクまたはデバイスと常に同じモデルであるとは限りません。ディス クを交換する際は、次のガイドラインに従ってください。 • • • • • アレイ内のドライブは、同じ容量またはそれ以上の容量のドライブと交換してください。 ドライブを交換する際は、バス速度を考慮してください。同じアレイ内で、バス速度が同じまたはそれ以上のドライブの交換 がサポートされています。同じアレイ内
2.
物理ディスクまたは物理デバイスのプロパティ 物理ディスクまたは物理デバイスについての情報を表示して物理ディスクまたは物理デバイスを実行するには、物理ディスクまた は物理デバイスのプロパティのページを使用してください。 メモ: 物理デバイスは PCIe SSD のみに該当します。 表 24.
プロパティ 定義 • • • • • • • • ます。たとえば、SAS ディスクを SATA ディスクで、あるいは SATA ディスク を SAS ディスクで再構築することはできません。 取り外し済み — 物理ディスクまたはデバイスが取り外されています。この状 況は、仮想ディスクの一部である物理ディスクにのみ該当します。 クリア — クリア タスクが物理ディスクまたはデバイスで実行されています。 物理ディスクまたはデバイスが低速初期化されている仮想ディスクのメンバー の場合も、物理ディスクまたはデバイスによって クリア 状況が表示されること があります。詳細に関しては、「物理ディスクのクリアとクリアのキャンセルの 実行」および「低速および高速初期化」を参照してください。 SMART アラートが検知されました — 物理ディスクまたはデバイスで SMART アラート(予測エラー)が検出されています。物理ディスクまたはデバイスは故 障する可能性があり、交換する必要があります。この状況は、非 RAID コント ローラに接続された物理ディスクまたはデバイスに該当します。 不明 — 物理ディスクまたは
プロパティ 定義 ては、「RAID コントローラにおけるディスク信頼性の監視」を参照してください。物 理ディスクの交換の詳細については、「SMART アラートを受信する物理ディスクの 交換」を参照してください。 アラートログを見直し、SMART 予測エラーに関するアラートを物理ディスクまたは デバイスが生成していないかどうかも確認してください。これらのアラートは SMART アラートの原因の識別に役立ちます。次のアラートは SMART アラートの応 答として生成されます。 • • • • • • • 2094 2106 2107 2108 2109 2110 2111 アラートメッセージの詳細については、『Server Administrator メッセージリファレン スガイド』を参照してください。 進行 物理ディスクまたはデバイス上で実行中の操作の進行状況が表示されます。 暗号化対応 物理ディスクまたはデバイスが自己暗号化ディスク(SED)かどうかが表示されま す。可能な値は はい と いいえ です。 暗号化済み 物理ディスクがコントローラに対して暗号化されているかどうかが表示されます。 可
プロパティ 定義 ホットスペア ディスクがホットスペアに割り当てられているかどうかが表示されます。このプ ロパティは、非 RAID コントローラに取り付けられた物理ディスクには 適用されま せん。 Vendor ID(ベンダー ID) ディスクのハードウェアベンダが表示されます。 製品 ID デバイスの製品 ID を表示します。 Firmware Revision(ファームウェアリビジ 物理デバイスのファームウェアバージョンを表示します。 ョン) Serial No.
• • • • • • • • • • グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除 取り外しの準備 オンラインおよびオフラインの設定 データの再構築 再構築のキャンセル 物理ディスクのクリアおよびクリアのキャンセルの実行 復帰可能なホットスペアを有効にする 暗号消去の実行 RAID 対応ディスクへの変換 非 RAID ディスクへの変換 物理ディスクの点滅および点滅解除 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 点滅 タスクを使って、エンクロージャ内のディスクを見つけやすくするために LED を 1 つ点滅させることができます。このタスク は、故障したディスクを見つける際に役立ちます。 ほとんどのコントローラでは、点滅 タスクは 点滅解除 を選択するとキャンセルされます。点滅解除 を選択して 点滅 タスクをキャ ンセルするか、点滅が止まらない物理デバイスの LED を停止させます。 メモ: 点滅 および 点滅解除 タスクは、ホットスワップ物理ディスク(キャリア内のディスク)でのみサポートされています。 Broadcom PCIe U320 コン
データの再構築 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構築 タスクを使うと、冗長仮想ディスク内の物理ディスクに障害が発生したときにデータを再構築することができます。 メモ: ディスクの再構築には数時間かかることがあります。 再構築のキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再構築のキャンセル タスクを使用して進行中の再構築をキャンセルすることができます。再構築をキャンセルすると、仮想ディス クの状態は劣化のままになります。さらに別の物理ディスクに障害が発生した場合、仮想ディスクにも障害が発生し、データを失 う可能性があります。障害が発生した物理ディスクはすぐに再構築することをお勧めします。 メモ: ホットスペアに割り当てられている物理ディスクの再構築をキャンセルした場合、データを復元するには同じ物理ディス クの再構築を再初期化します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから別の物理ディスクをホットスペアに割り当てて も、新しく割り当てたホットスペアでデータは再構築されませ
物理ディスクをオンラインまたはオフラインにする 物理ディスクをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します。 1. オンラインまたはオフラインにする必要のある物理ディスクを確認します。このタスクを実行するとデータが損失することが あります。必要に応じてデータをバックアップします。物理ディスクを点滅させるには 点滅 をクリックします。 2. 準備ができたら オンライン または オフライン をクリックするか、前のページに戻る をクリックします。 Storage Management でオンラインまたはオフラインを見つけるには Storage Management でこのタスクを検索するには、次の手順を実行します。 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. コネクタ オブジェクトを展開します。 4. エンクロージャまたは バックプレーン オブジェクトを展開します。 5. 物理ディスク オブジェクトを選択します。 6.
復帰可能なホットスペアが有効で、かつ 物理ディスクで SMART を使用できる場合、コントローラファームウェアは仮想ディスク 内の SMART が有効なディスクからホットスペアへのデータの自動コピーを開始します。 メモ: 復帰可能なホットスペア タスクを使うには、必ずホットスペアを仮想ディスクに割り当ててください。 メモ: ディスクで SMART が有効でない、または 予測エラー時に自動交換 オプションが無効の場合は、失敗したディスクは自 動的に交換されません。 復帰可能なホットスペアを有効にする 復帰可能なホットスペアを有効にするには、以下の操作を行います。 1. コントローラプロパティの変更 ページで、復帰可能なホットスペアを有効にする および 予測可能な失敗でメンバーを自動的に 交換するを有効にします。 2. 変更の適用 をクリックします。 Storage Management からコントロールタスクを見つけるには 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2.
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 メモ: このタスクは PERC 10 コントローラではサポートされません。 非 RAID ディスクへの変換 このタスクにより、ディスクが 非 RAID ディスクに変換されます。ディスクを非 RAID ディスクに変換すると、そのディスクは未 設定の良好なディスクとは異なりオペレーティングシステムに認識され、ダイレクトパススルーモードでのディスクの使用が可能に なります。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 96 物理ディスクまたは物理デバイス
15 仮想ディスク 仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから作成されたストレージを意味します。仮想ディ スクは複数の物理ディスクから作成されますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。使用する RAID レベルによって、ディスク障害発生時に仮想ディスクが冗長データを保持したり、特定の性能属性を備えています。詳細に関 しては、「RAID の概念についての理解」を参照してください。 メモ: 仮想ディスクは RAID コントローラでのみ作成できます。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 仮想ディスクを作成する前の考慮事項 仮想ディスクの作成 仮想ディスクの再構築または移行 仮想ディスク再構成と容量拡張の開始とターゲット RAID レベル 冗長仮想ディスクの整合性の維持 冗長情報の再構築 仮想ディスクの不良ブロックの管理 不良ブロックのクリアに関する推奨事項 仮想ディスクプロパティおよびタスク 物理ディスク — 使用できるタスク 仮想ディス
• • • 仮想ディスクあたりのディスク数 コントローラごとの仮想ディスク数 仮想ディスクの最大サイズの計算 次の項目も参照してください。 • • • • RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー ホットスペアについて コントローラ - 対応ストライプサイズ 設定変更を表示する際の時間の遅延 メモ: 本マニュアルのほか、コントローラに付属のハードウェアのマニュアルにも目を通してください。このマニュアルととも にハードウェアのマニュアルを読むことで、コントローラの制限についてより深い理解を得ることができます。 コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項 この項に記載される考慮事項に加え、次のコントローラに関する「仮想ディスクごとの物理ディスク数」に説明されているコント ローラの制限事項にも留意してください。 • • • PERC H730P MX PERC H745P MX PERC S140 メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプション ROM に表示され
Storage Management サーバは、仮想ディスクの作成時にディスクグループの概念を実装します。機能的には、ある物理ディスクの グループが最初の仮想ディスクの作成に使用されると、そのディスクの未使用容量は、仮想ディスクを拡張するか、未使用容量内 に新しい仮想ディスクを作成するためのみに使用されます。これらの仮想ディスクは同じ RAID レベルになります。 また、既存の混在構成は影響を受けません。ただし、混在構成を作成することはできません。 仮想ディスクでの読み書き、再構築、およびディスクの削除を行うことができます。 以前のソフトウェア RAID バージョンから移行され、複数の RAID レベルで構成されたディスクセットでは、仮想ディスクを作成す ることはできません。 Linux を実行するシステムでの仮想ディスクに関する考慮事 項 Linux オペレーティングシステムのバージョンによって、仮想ディスクサイズは 1TB に制限されます。1TB 以上の仮想ディスクを作 成する前に、オペレーティングシステムがこの仮想ディスクサイズをサポートしているかどうかを確認してください。お使いのオ ペレーティングシ
SAS RAID コントローラ SAS コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルの作成に必要な最小物理ディスク数から提供される最大空 きディスク容量を基に、仮想ディスクの最大サイズを計算します。たとえば、RAID 5 を指定した場合は、3 台の物理ディスクを基 に最大仮想ディスクサイズを計算します。これは、仮想ディスク数が 3 台あれば RAID 5 を作成できるためです。 チャネル冗長仮想ディスク 仮想ディスクを作成する場合、異なるチャネルに接続されているディスクを使ってチャネルの冗長性を実装することができます。 この設定は、サーマルシャットダウンの対象となるエンクロージャ内のディスクに使用することができます。 メモ: チャネルの冗長性は、複数チャネを持ち外付けディスクエンクロージャに接続されているコントローラにのみ適用されま す。 仮想ディスクの作成 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 RAID 機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つ
表 25.
1. ツリービューで、仮想ディスクが存在するコントローラを特定します。仮想ディスク オブジェクトが表示されるまでコントロー ラオブジェクトを展開します。 2.
RAID レベル仮想ディスク シナリオ 状況 結果 を別の物理的な場所に再マッ プします。これで問題が解決 します。 RAID 6 劣化(2 台の物理ディスクが故 物理ディスク上に 1 つの不良 障 / 欠落) ブロックがある。 RAID 6 準備完了 物理ディスク上に 1 つの不良 ブロックがある。 コントローラはピアディスク からデータを再生成できませ ん。この結果、仮想ディスクの 不良ブロックが発生します。 コントローラは、ピアディスク からデータを再生成して不良 ブロックに書き込みを送信し ます。その後ディスクは論理 ブロックアドレッシング (LBA)を別の物理的な場所に 再マップします。これで問題 が解決します。 不良ブロックのクリアに関する推奨事項 Storage Management では、不良ブロックの警告をクリアすることができます。不良ブロックをクリアするには、次の手順を推奨し ます。 1.
プロパティ 定義 — 警告 / 非重要 — 重要 / 失敗 / エラー 詳細については、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。 Name(名前) 仮想ディスク名を表示します。 State(状態) 仮想ディスクの状態が表示されます。可能な値は次のとおりです。 • • • • • • • • • • • • 準備完了 - 仮想ディスクが正常に機能しています。 劣化 — 冗長仮想ディスクの物理ディスクはオンラインになっていません。 再同期中 — 整合性チェックが仮想ディスクで実行されています。 再同期中状況の間に仮想ディスクで 整合性チェックのキャンセル を実行すると、 仮想ディスクは 冗長性失敗 状況になる原因となります。 再同期の一時停止 — 仮想ディスクの整合性チェックが一時停止されています。 再生成中 — 仮想ディスク内の物理ディスクが再構築中です。 再構成中 — 仮想ディスクの設定が変更されています。仮想ディスクに含まれる物 理ディスクは新しい設定をサポートするように変更されています。 失敗 — 仮想ディスクの 1 つまたは複数のコンポーネントにエラーが発生し、機能が
プロパティ 定義 Device Name(デバイス名) このオブジェクトのオペレーティングシステムデバイス名が表示されます。 Bus Protocol(バスプロトコル) 仮想ディスクに含まれる物理ディスクが使用する技術を表示します。可能な値は次の とおりです。 • • Media(メディア) SAS SATA 仮想ディスク内にある物理ディスクのメディアタイプが表示されます。可能な値は次 のとおりです。 • • • HDD SSD 不明 — Storage Management は物理ディスクのメディアタイプを判断できません。 メモ: 仮想ディスクに HDD と SSD を混在させることはできません。また、仮想デ ィスクに SAS と SATA ドライブを混在させることもできません。 読み取りポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している読み取りポリシーが表示され ます。「RAID コントローラの読み取り、書き込み、キャッシュ、およびディスクキャッ シュポリシー」を参照してください。 書き込みポリシー コントローラが選択された仮想ディスクに使用している書き込みポリシーが表
• • • • • • • • • • • 整合性チェックの一時停止 整合性チェックの再開 仮想ディスクの点滅および点滅解除 仮想ディスクの名前変更 ミラーの分割 ミラーの解除 再構築のキャンセル 仮想ディスクポリシーの変更 メンバーディスクの交換 仮想ディスクの不良ブロックのクリア 仮想ディスクの暗号化 仮想ディスクの再設定 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 再設定 タスクでは、仮想ディスクのプロパティを変更することができます。たとえばこのタスクを使用して物理ディスクを追加し たり RAID レベルを変更することが可能です。 フォーマット、初期化、低速および高速初期化 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 フォーマット、初期化、低速初期化、または 高速初期化 タスクでは、仮想ディスク上のファイルの消去とファイルシステムの削除 を行うことができます。一部のコントローラでは、使用する前に仮想ディスクを初期化する必要があります。 バックグラウンドの初期化のキャンセル お使いの
整合性チェック タスクは、冗長(パリティ)情報の正確さを検証します。このタスクは冗長仮想ディスクにのみ適用されます。必 要なときは、整合性チェック タスクが冗長データを再構築します。仮想ディスクが失敗した冗長性状態にある場合、整合性チェッ クを実行することによって、仮想ディスクを準備完了状態に戻すことができる可能性があります。 整合性チェックのキャンセル お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックのキャンセル タスクは、進行中の整合性チェック操作を停止します。 整合性チェックの一時停止 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 整合性チェックの一時停止 タスクは、進行中の整合性チェックを一時停止します。 メモ: 整合性チェックの一時停止は、仮想ディスクの 状況 プロパティをただちに 再同期化一時停止 にアップデートします。進 行状況 プロパティは最大 3 秒まで進行し続ける場合があります。この遅延は、ポーリングタスクがタスク情報をクエリして表 示をアップデートするのに最大
ポリシーの変更 タスクでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更することができます。読み取 り、書き込み、およびキャッシュのポリシーへの変更は、選択した仮想ディスクにのみ適用されます。このタスクは、コントロー ラ上のすべての仮想ディスクのポリシーを変更するものではありません。 メンバーディスクの交換 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 メンバーディスクの交換 タスクは、メンバー設定の交換 オプションを提供することにより、仮想ディスクのメンバーである物理デ ィスクから別の物理ディスクにデータをコピーすることを可能にします。異なるアレイグループから複数のデータコピーを開始で きます。 仮想ディスクの不良ブロックのクリア お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスクの不良ブロックのクリア タスクでは、仮想ディスク上の不良ブロックをクリアすることができます。CLI コマンド omconfig clearvdbadblocks は、対象ドライブ上の不良ブ
• • • • • 続けます。この機能は、データの冗長性および良好な読み取り性能を提供しますが、書き込み性能が若干低下します。RAID 1 を使用するには、システムに 2 台以上の物理ディスクが必要です。 分散パリティを用いたストライピング用の RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを(n-1)台分のディスクの 容量を持つ 1 台の大容量仮想ディスクとしてグループ化します。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。こ の機能は、より良いデータ冗長性と読み取り性能を提供しますが、書き込み性能は遅くなります。RAID 5 を使用するには、 システムに 3 台以上の物理ディスクが必要です。 追加の分散パリティを用いたストライピング用の RAID 6 を選択します。この選択は、n 台のディスクを(n- 2)台分のディ スクの容量を持つ 1 台の大容量仮想ディスクとしてグループ化します。この仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障害時に も機能します。RAID 6 は、読み取り性能が向上しますが、書き込み性能は遅くなります。RAID 6 を使用するには、4 台以上 の物理ディスクがシ
仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード では、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシー、および仮想ディスクの RAID レベル、バスプロトコル、メディアタイプ、暗号化ディスクなどのパラメータを指定できます。物理ディスクとコントローラ コネクタを選択することもできます。詳細設定ウィザードを使用するには、RAID レベルとハードウェアについてよく理解しておく 必要があります。ウィザードで推奨仮想ディスク設定を選択する場合は、簡易設定ウィザード オプションを選択します。 仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」 も確認してください。 メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード を使用して仮想
• • 選択したディスクから活用できるディスク数を計算します。 • I/O パフォーマンスを向上させるためのスパン数の最大化 物理ディスク用のミラーの決定:ミラーは最大限の冗長性を確保するように決定されます。またアルゴリズムでは、ミ ラーに使用する物理ディスクをほとんど同じサイズのディスクと一致させようとします。ただし、インテリジェントミ ラーリング では冗長性よりもサイズが優先されます。 アルゴリズムは次の順序で候補ミラーを決定します。 • • • • • • エンクロージャと同じレベルで同じサイズのコネクタ全体 レベルは異なるがサイズが同じのエンクロージャ内のコネクタ全体 同じコネクタと同じサイズのディスクに接続されたエンクロージャ全体 許容範囲内のサイズ差がある物理ディスクを持つエンクロージャ内 エンクロージャと同じレベルで許容範囲内のサイズ差があるコネクタ全体 エンクロージャと同じレベルではないが、許容範囲内のサイズ差の物理ディスクを持ったエンクロージャ内のコネク タ全体 サイズ差が許容範囲外の場合は、ディスクはミラーリングされず、スパンからドロップされます。スパンの数とスパン内の ディスクの数
• 物理ディスク 0:4:0 選択した物理ディスク このページの 選択した物理ディスク のセクションには、選択したディスクが表示されます。この例では、2 台のディスクが選択さ れています。 • • 物理ディスク 0:0:0 物理ディスク 0:1:0 それぞれの RAID レベルには、選択する必要のあるディスク数についての明確な要件があります。RAID 10、RAID 50、RAID 60 に は、各ストライプまたはスパンに含める必要のあるディスク数の要件もあります。 コントローラがファームウェアバージョン 6.
選択した RAID レベルと仮想ディスクのサイズに応じて、このページに仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネクタ (チャネルまたはポート)が表示されます。 メモ: サイズ フィールドに、選択した RAID 設定に基づいた仮想ディスクのデフォルトサイズが表示されます。これには異 なるサイズを指定することができます。仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最 大値の範囲内である必要があります。場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想デ ィスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調 節します。 3. ストライプエレメントサイズ ドロップダウンメニューからストライプのサイズを選択します。ストライプサイズは、各ストラ イプが単一ディスク上で消費する容量を表します。 4.
メモ: 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があります。 メモ: PERC H730P MX および PERC H745P MX コントローラでは、選択した物理ドライブのいずれかがスピンダウン状 態である場合、スピンダウン状態にあるドライブの ID と、それらのドライブでのタスク実行に遅延があることを知らせる メッセージが表示されます。 メモ: PERC H730P MX および PERC H745P MX のコントローラでは、ディスクグループに使用可能な空き容量がある場 合、仮想ディスク容量を拡張することができます。仮想ディスクの容量を拡張するには、容量拡張 をクリックします。 2. 続行 をクリックして次のページに進むか、キャンセルする場合は ウィザードの終了 をクリックします。 Storage Management での再設定の検索方法 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3.
• RAID 10 仮想ディスクは、他の RAID レベルの仮想ディスクに変換することはできません。 • RAID 10 仮想ディスクの再設定は、物理ディスク台数が偶数の場合にのみサポートされます。 • RAID 10 仮想ディスクの再設定は、最大 32 のディスクにのみ許可されています。 • RAID 10 仮想ディスクの再設定操作は、32 ディスクでのシングルスパンにのみ該当します。 • RAID 10 仮想ディスクの再構成操作は、インテリジェントミラーリングではサポートされません。 メモ: RAID 10 パーシャル仮想ディスクでは、ディスクサイズまたは容量を増やす方法は 2 とおりのみです。 • パーセント値を大きくすることで、容量を拡張する。 • 元の RAID 10 仮想ディスクにディスクを追加する。 メモ: PERC9 コントローラで不均等スパンの RAID 10 を作成した後、PERC9 から PERC10 に RAID10 VD をインポート しようとすると、インポートが失敗します。 2.
物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存在する可能性がある場合は、低速初期化 タスクの実行 をお勧めします。このタスクは、不良ブロックを再マップし、すべてのディスクブロックにゼロを書き込むからです。 低速初期化の考慮事項 低速初期化 タスクは、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。低速初期化 タスクは物理ディスク上のメタデー タをアップデートし、すべての既存データおよびファイルシステムを消去します。 高速初期化 タスクと比較して、物理ディスクに問題があった、またはディスクに不良ディスクブロックが存在する可能性がある場 合は、低速初期化 タスクの使用をお勧めします。低速初期化 タスクは不良ブロックを再マップし、すべてのディスクブロックに ゼロを書き込みます。 低速初期化 タスクは一度に 1 台ずつ物理ディスクを初期化します。初期化中、各物理ディスクはクリア状態と表示されます。物理 ディスクがクリア状態にある間は、物理ディスクの クリアのキャンセル タスクを使用できます。物理ディスクで クリアのキャン セル タスクを実行すると、仮想ディスク全体およびすべてのメンバーの
仮想ディスクを削除する場合は、以下の考慮事項が適用されます。 • • • クラスタが有効になっているコントローラからの仮想ディスクの削除には、特定の考慮事項があります。 仮想ディスクを削除後は、システムの再起動が推奨されます。システムの再起動により、オペレーティングシステムがディスク 構成を正確に認識することを確実にします。 仮想ディスクを削除した直後に、削除したディスクと特性がすべて同じ新規仮想ディスクを作成した場合、コントローラは最初 の仮想ディスクが全く削除されなかったかのようにデータを認識します。このような状況では、新規仮想ディスクの作成後に古 いデータが必要なければ、仮想ディスクを再初期化します。 Storage Management での削除の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから 削除 を選択します。 5.
1. 読み取りポリシー、書き込みポリシー、および ディスクキャッシュポリシー ドロップダウンメニューから新しいポリシーを選択 します。 2. 変更の適用 をクリックします。 仮想ディスクポリシーを変更せずに終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。 Storage Management でのポリシーの変更の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスクオブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンボックスから ポリシーの変更 を選択します。 5.
Storage Management でのミラーの解除の見つけ方 1. Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開してコントローラオブジェクトを表示します。 2. コントローラ オブジェクトを展開します。 3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。 4. 使用可能なタスク ドロップダウンメニューから ミラーの解除 を選択します。 5.
仮想ディスクタスク - メンバーディスクの交換(手順 1/2) メモ: この機能はファームウェアバージョン 6.1 以降がインストールされた SAS および SATA コントローラでのみサポートさ れています。 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 メンバーの交換設定オプションを使用することによって、仮想ディスクのメンバーである物理ディスクから、別の物理ディスクに データをコピーすることができます。異なるアレイグループから複数のデータコピーを開始できます。 ソース物理ディスクは、仮想ディスクの一部であり、オンライン状態である必要があります。また、仮想ディスクが完全劣化して いないようにしてください。 メモ: また、メンバーディスクの交換 タスクを使用するには、復帰可能なホットスペア オプションを有効化する必要もありま す。 宛先物理ディスクは準備完了状態であり、書き込みが可能で、適切なサイズとタイプであるようにしてください。 メモ: 宛先物理ディスクは、使用可能ホットスペアも利用できます。 メンバーディスクの交換(手順 1/2) 1.
メンバーディスクを交換するには、次の手順を実行します(手順 2/2)。 1. 変更内容を確認します。ソース 物理ディスク 表にはソース物理ディスクの詳細が表示されます。宛先 物理ディスク 表には宛 先物理ディスクの詳細が表示されます。 2.
16 システム間の物理ディスクおよび仮想ディスク の移動 本項では、システム間で物理と仮想ディスクを移動させる方法について説明します。 トピック: • • 必要条件 SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 必要条件 SAS コントローラ 仮想ディスクは、同じテクノロジを使用しているコントローラにのみ移行可能です。たとえば、SAS コントローラ上の仮想ディス クは、SAS コントローラに移行する必要があります。 SAS コントローラ • • SAS コントローラでは、ひとつのコントローラから別のコントローラへ物理ディスクを移動し、さらに移動先のコントローラへ 外部設定をインポートすることで、仮想ディスクを移行することができます。 SAS コントローラのエンクロージャを移動するときは、エンクロージャを任意のコネクタ番号に移動させてから、移動先コント ローラに外部設定をインポートすることができます。 SAS 仮想ディスクの別のシステムへの移行 仮想ディスクとボリュームを 1 つのシステムから別のシステムに移行するには、次の手順を行います。 1. 物理ディスクの移動元のシステムの電源を切ります。 2.
17 ホットスペアでの仮想ディスクの保護 RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成すると、システムはディスクの故障中でも継続して機能することができます。こ の機能は、仮想ディスクにホットスペアを割り当てることによって有効化できます。ディスクが故障すると、システムの動作を中 断することなく、冗長データがホットスペアに再構築されます。 トピック: • • ホットスペアについて ホットスペア保護ポリシーの設定 ホットスペアについて ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからデータを再構築するために使用できる未使用のバックアップ物理ディスクのことです。 ホットスペアはスタンバイモードになります。冗長仮想ディスク内で使用されている物理ディスクが故障すると、割り当てられた ホットスペアがアクティブ化され、システムを中断したりユーザーの介入を必要とすることなく、故障した物理ディスクと置き換 えられたりします。故障した物理ディスクを使用している仮想ディスクに冗長性がない場合、データは恒久的に失われ(バックア ップがある場合を除く)、データを復元する方法はありません。 次の項では、ホットスペアを割り当てる手順が説明
グローバルホットスペア保護ポリシー 表 29.
18 トラブルシューティング 本項には、一般的な状況のトラブルシューティングの他、特定の問題に対するトラブルシューティング手順が記載されています。 トピック: • • • • 一般的なトラブルシューティング手順 仮想ディスクのトラブルシューティング 特定の問題の状況と解決方法 PCIe SSD のトラブルシューティング 一般的なトラブルシューティング手順 本項では、トラブルシューティングで使用できるコマンドや手順について説明します。対象トピックは以下のとおりです。 • • • • • • • 正しく接続されたケーブル システム要件 ドライバとファームウェア ハードウェア問題の特定 故障したディスクの交換 間違った物理ディスクを取り外してしまった場合のリカバリ Microsoft Windows アップグレード問題の解決 正しく接続されたケーブル 電源コードとアダプタケーブルが正しく接続されていることを確認します。システムに特定の仮想ディスクまたは非 RAID 物理デ ィスクに対する読み取り書き込み操作の問題がある場合(たとえば、システムがハングするなど)、エンクロージャまたはバックプ レーンにケーブ
ハードウェア問題の特定 ハードウェアデバイスに関する タイムアウト アラートを受信したり、それ以外にシステムに接続したデバイスにハードウェアエ ラーが生じていると考えられる場合は、次の操作を行って問題を確認してください。 • • ケーブルが正しく接続されているか確認します。 ケーブルが正しく接続されているにもかかわらず問題が発生する場合は、デバイスケーブルを外してからシステムを再起動して ください。システムが正常に再起動する場合は、デバイスの 1 つに欠陥がある可能性があります。ハードウェアについての詳細 は、ハードウェアデバイスのマニュアルを参照してください。 故障したディスクの交換 次の状況では、故障したディスクを交換する必要がある可能性があります。 • • 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 非冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換 故障したディスクが冗長仮想ディスクの一部である場合、ディスクの故障でデータが失われることはありません。ただし、追加の ディスクが故障するとデータ損失の原因となることがあるので、エラ
一部のコントローラにおける物理ディスクオンラインコマン ドの使用 お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。 適切なバックアップがなく、故障したディスクが オンライン 物理ディスクタスクをサポートするコントローラ上の仮想ディスクの 一部である場合、故障したディスクのドロップダウンタスクメニューから オンライン を選択してデータの取得を試行することがで きます。 オンラインコマンドは、故障ディスクをオンライン状態へ強制的に戻そうとします。ディスクをオンライン状態に強制できた場 合、個々のファイルを回復できる可能性があります。回復できるデータの量はディスクの損傷の度合いによって異なります。ファ イルのリカバリは、ディスクの損傷が限られている場合にのみ可能です。 ただし、この方法を使ってもデータをまったく回復できない場合があります。強制 オンライン は故障したディスクを修復しませ ん。新しいデータを仮想ディスクに書き込もうとしないようにしてください。 ディスクから存続可能なデータを取得した後、前述の「冗長仮想ディスクの一部になっている故障ディスクの交換」また
• • • • • • 故障した物理ディスクを取り外して交換します。新しいディスクで再構築が自動的に開始されます。 • ホットスペアを仮想ディスクに割り当ててから再構築を実行します。 小さすぎるホットスペア上で再構築しようとしている — 異なるコントローラには、異なるホットスペア用サイズ要件がありま す。 ホットスペアが仮想ディスクから割り当て解除されている — この問題は、ホットスペアが複数の仮想ディスクに割り当てられ ており、それが別の仮想ディスク用の故障物理ディスクの再構築に使用されている場合、一部のコントローラで発生します。 仮想ディスクに故障または破損した物理ディスクが含まれている — この状況は 2083 のアラートを生成する場合があります。 アラートメッセージについての情報は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。 再構築率設定が低すぎる — 再構築率設定が非常に低く、かつシステムが多数の操作を処理している場合、再構築に異常に長い 時間を要することがあります。 再構成がキャンセルされた — 開始した再構成は、別のユーザーによってキャンセル
1. データをバックアップします。 2. 仮想ディスクを削除します。 3. 1TB より小さい仮想ディスクを 1 つ、または複数作成します。 4.
この破損は、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を実行するときに検出されます。これらのアラートを引き起こ す可能性のある操作の例は次のとおりです。 • • • • 整合性チェック 再構築 仮想ディスクフォーマット I/O 再構築を行った結果、または仮想ディスクが劣化状態にある間にアラート 2146~2150 を受信する場合、バックアップから復元する ことなく破損ディスクからデータを回復することはできません。再構築以外の状況でアラート 2146~2150 を受信する場合は、デー タ回復が可能である場合があります。これらの状況のそれぞれについて次に説明します。 再構築中または仮想ディスクが劣化中にアラート 2146~ 2150 を受信した場合 次の手順を実行します。 1. 破損した物理ディスクを交換します。 2. 新しい仮想ディスクを作成し、仮想ディスクを完全に再同期化させます。 再同期化が行われている間、仮想ディスクの状態は 再同期中 です。 3.
Windows が休止状態になった後で間違った状態とエラーメッ セージが表示される Windows の休止機能のアクティブ化は、Storage Management が間違った状態情報とエラーメッセージを表示する原因となる場合が あります。この問題は、Windows オペレーティングシステムが休止状態から回復すると解決されます。 Storage Management で温度プローブ状態のアップデート前 に遅延が生じる エンクロージャ温度および温度プローブ状態を表示するため、Storage Management は一定の間隔でエンクロージャファームウェア をポーリングして温度および状態情報を取得します。一部のエンクロージャでは、エンクロージャファームウェアが現在の温度と温 度プローブ状態を報告するまでに短い遅延が生じます。これにより、現在のエンクロージャ温度および温度プローブ状態の表示前に 遅延が発生する場合があります。 Storage Management で再起動後にストレージデバイス表示 の遅延が生じる Storage Management では、再起動後に接続されているすべてのストレージデバイスの検
物理ディスクがエンクロージャオブジェクトではなくコネク タオブジェクト下に表示される Storage Management は頻繁に物理ディスクの状態をポーリングします。物理ディスクがエンクロージャにある場合、SCSI エンク ロージャプロセッサ(SEP)によって報告されたデータを使って、物理ディスクの状態が確認されます。 SEP が機能していない場合、Storage Management は物理ディスクの状態をポーリングできますが、それらをエンクロージャ内にあ る物理ディスクとして識別することはできません。この場合、ツリー表示にあるコネクタオブジェクトの下に物理ディスクが表示 され、エンクロージャオブジェクトの下には表示されません。 この問題は、Server Administrator サービスを再起動またはシステムを再起動することによって解決できます。Server Administrator サービスの再起動の詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 PCIe SSD のトラブルシューティング 次の項では、PCIe SSD に関するトラブルシュー
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、ストレージ環境でよく発生する状況を扱ったよくあるお問い合わせについて説明しています。 • • • • • • • 構築が上手くできない理由 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 接続されたコントローラの識別 最適 RAID レベルの特定方法 トピック: • • • • • • • 再構築が機能しない理由 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 物理ドライブの安全な取り外しまたは取り替え方法 間違った物理ドライブを取り外してしまった場合の回復方法 インストールされているファームウェアバージョンの特定方法 搭載されているコントローラの識別方法 最適な RAID レベル 再構築が機能しない理由 詳細については、「再構築が機能しない」を参照してください。 間違ったディスクの取り外しを防ぐ方法 取り外したいディスクの LED 表示を点滅させることによって、間違ったディスクの取り外しを防ぐことができます。L
インストールされているファームウェアバージョンの 特定方法 コントローラのプロパティ情報には、コントローラにインストールされているファームウェアのバージョンが表示されます。スト レージ ツリービューのオブジェクトから、システムに接続されているコントローラすべてのファームウェアバージョンを表示するこ とができます。また、この情報は、コントローラの 情報 / 設定 ページでも表示できます。 すべてのコントローラのファームウェアバージョンを表示するには、次の手順を実行します。 1. ツリービューで ストレージ オブジェクトを選択します。 2.
20 対応機能 対応機能はコントローラによって異なります。Storage Management のメニューに表示されるタスクとその他の機能は、コントロー ラがその機能をサポートするかによって異なります。本項では、コントローラがサポートする機能をリストしています。コントロー ラの詳細については、お使いのハードウェアのマニュアルを参照してください。 メモ: Storage Management に表示されるコントローラの順序は、ヒューマンインタフェース(HII)および PERC オプション ROM に表示される順序と異なる場合があります。コントローラの順序が原因で制限が生じることはありません。 トピック: • • • • • • • • • • PERC ハードウェアコントローラの対応機能 PERC ハードウェアコントローラ対応のコントローラタスク PERC ハードウェアコントローラ対応のバッテリタスク PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタスク PERC ハードウェアコントローラ対応の物理ディスクタスク PERC ハードウェアコントローラ対応の仮想ディスクタスク PERC ハードウェアコントロー
コントローラタスク名 PERC H730P MX PERC H745P MX 再構築率の設定 はい はい バックグラウンド初期化率の設定 はい はい 整合性チェック率の設定 はい はい 再構成率の設定 はい はい いいえ いいえ 仮想ディスクの作成 はい はい ログファイルのエクスポート はい はい 外部設定のクリア はい はい 外部設定のインポート はい はい 外部設定のインポート / リカバリ はい はい 巡回読み取りモードの設定 はい はい 巡回読み取りの開始 はい はい RAID から非 RAID への変換 有 いいえ 非 RAID から RAID への変換 有 いいえ メンバーの交換 はい はい 外部設定のインポートプレビュー はい はい エンクロージャのホットプラグ 無 いいえ コントローラプロパティの変更 はい はい インテリジェントミラーリング はい はい 無 いいえ ディスクキャッシュポリシー はい はい 保持キャッシュの管理 はい はい 暗号化キーの管理
表 31. PERC ハードウェアコントローラ対応のバッテリタスク バッテリタスク名 PERC H730P MX PERC H745P MX バッテリの修正 無 いいえ 学習サイクルの開始 無 いいえ 学習サイクルの遅延 無 いいえ PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタ スク 表 32. PERC ハードウェアコントローラ対応のコネクタタスク コントローラタスク名 PERC H730P MX コネクタの再スキャン PERC H745P MX いいえ いいえ PERC ハードウェアコントローラ対応の物理ディス クタスク 表 33.
PERC ハードウェアコントローラ対応の仮想ディス クタスク 表 34.
仮想ディスクの仕様 PERC H730P MX PERC H745P MX 仮想ディスクあたりのスパン最大数 8 8 スパンあたりの物理ディスク最大数 32 32 最小ストライプサイズ 64 K 64 K 最大ストライプサイズ 1MB 1MB ディスクグループあたりの仮想ディスク 16 最大数 16 連結できる物理ディスクの最大数 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最大数 32 32 RAID 1 の物理ディスク最大数 2 2 RAID 5 の物理ディスク最大数 32 32 RAID 10 の物理ディスク最大数 256 256 RAID 50 の物理ディスク最大数 256 256 連結できる物理ディスクの最小数 該当なし 該当なし RAID 0 の物理ディスク最小数 1 1 RAID 1 の物理ディスク最小数 2 2 RAID 5 の物理ディスク最小数 3 3 RAID 10 の物理ディスク最小数 4 4 RAID 50 の物理ディスク最小数 6 6 RAID 6 の物理ディスク最大数 3
PERC ハードウェアコントローラ対応の読み取り、書 き込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリ シー 表 37.
PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応のコントローラ タスク 表 38. PERC S140 コントローラ対応のコントローラタスク コントローラタスク名 PERC S140 仮想ディスクの作成 はい PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応の物理ディスク タスク 表 39.
PERC ソフトウェア RAID コントローラ用仮想ディスクの仕 様 表 41.
PERC ソフトウェア RAID コントローラ対応の読み取り、書き 込み、キャッシュ、およびディスクキャッシュポリシー 表 43.
21 ストレージコンポーネントの正常性状態の特定 本項では、下位レベルのストレージコンポーネントの状態が、コントローラやその他の上位レベルのコンポーネント用に表示される 複合状態に「ロールアップ」される方法を説明しています。これらの表に示される例は、すべてのシナリオを対象とするものではあ りませんが、所定のコンポーネントが正常、劣化、故障状態にあるときに、状態がロールアップされる方法を示しています。 関連概念 ストレージコンポーネントの重大度 トピック: • • • • • • • • • • • • • 正常性状態のロールアップ - バッテリが充電中または切れている 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディスクが故障または取り外し済み 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内のすべての物理ディスクが外部状況 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の一部の物理ディスクが外部状況 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中 正常性状態のロールアップ -
ストレージサ ブシステム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェ ア / ドライバ 仮想ディスク 正常性ロール アップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内の物理 ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 表 46. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスク内の物理ディスクが非対応、部分的または恒久的に劣化 ストレージサ ブシステム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェ ア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネン トの状態 正常性ロール アップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスク内のすべ ての物理ディスクが外部状況 表 47.
正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが劣化、物 理ディスクが故障または再構築中 表 49. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが劣化、物理ディスクが故障または再構築中(エンクロージャを含まない) ストレージサ ブシステム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェ ア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネン トの状態 正常性ロール アップ 正常性状態のロールアップ - 仮想ディスクが失敗 表 50. 正常性状態のロールアップ:仮想ディスクが失敗(エンクロージャを含まない) ストレージサ ブシステム コントローラ バッテリ コネクタ 物理ディスク ファームウェ ア / ドライバ 仮想ディスク コンポーネン トの状態 正常性ロール アップ 正常性状態のロールアップ - 非対応のファームウェ アバージョン 表 51.
正常性状態のロールアップ - エンクロージャ EMM の 1 つが故障 表 53. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャ EMM の 1 つが故障 ストレージサ ブシステム コントローラ コネクタ エンクロージ ャ エンクロージ ャ EMM 仮想ディスク 物理ディスク コンポーネン トの状態 正常性ロール アップ 該当なし 正常性状態のロールアップ - エンクロージャへの両 方の電源接続を喪失 表 54. 正常性状態のロールアップ:エンクロージャへの両方の電源接続を喪失 ストレージサ ブシステム コントローラ コネクタ エンクロージ ャ すべてのエン クロージャコ ンポーネント コンポーネン トの状態 正常性ロール アップ 該当なし 仮想ディスク 物理ディスク 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 正常性状態のロールアップ - 1 つ以上の物理ディスク が故障 表 55.
正常性状態のロールアップ - 物理ディスクが再構築 中 表 56.