Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage Server Administrator バージョン 9.1.2 ユーザーズガイド
- はじめに
- 設定と管理
- Server Administrator の使用
- Server Administrator サービス
- Server Administrator ログ
- Remote Access Controller の操作
- アラート処置の設定
- トラブルシューティング
- よくあるお問い合わせ(FAQ)

表 10. 状態の可能値とプローブの原因値
状態値 原因値
劣化 ユーザー設定
不十分な電力容量
不明の原因
正常 該当なし
イントルージョン
イントルージョン オブジェクトをクリックすると、システムのシャーシイントルージョンの状態を管理できます。Server Administrator では、システム内の重要
なコンポーネントへの不正アクセスを防ぐセキュリティ対策として、シャーシへのイントルージョンの状態をモニタします。シャーシイントルージョンは、システム
のシャーシが開かれている、あるいは開かれたことを示します。
イントルージョン オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパ
ティ タブおよび アラート管理 タブなどが表示されます。
プロパティ
サブタブ:イントルージョン
プロパティ タブでシャーシイントルージョンの状態を表示できます。
アラート管理
サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ
アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。
• 現在のアラート処置設定の表示と、イントルージョンセンサーが警告値またはエラー値を返したときに実行する、アラート処置の設定を行います。
• 現在の SNMP トラップアラートしきい値を表示し、イントルージョンセンサーのアラートしきい値のレベルを設定します。選択した重大度レベルのイベン
トをシステムが生成した場合に、選択したトラップがトリガされます。
メモリ
メモリ オブジェクトをクリックすると、システムのメモリデバイスを管理できます。 Server Administrator では、監視中のシステムに存在する各メモリモジュー
ルのメモリデバイス状態を監視します。
メモリデバイスの事前エラーセンサーは、ECC メモリ修正数のカウントによってメモリモジュールを監視します。また、
システムでサポートされていれば、メモリ冗長性情報も監視します。メモリ オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、 プロパティ
タブや アラート管理 タブなどが表示されます。
プロパティ
サブタブ:メモリ
プロパティ のタブで、メモリの冗長性状態、メモリアレイの属性、総容量、詳細、メモリデバイスの詳細、状態を表示できます。メモリデバイスの詳細で
は、デバイスの状態、デバイス名、サイズ、種類、速度、ランク、エラーなどのコネクタ上のメモリデバイスの詳細がわかります。ランクとは、各デュアルインライ
ンメモリモジュール(DIMM)ごとに 64 ビットのデータを含むダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)デバイスの列です。ランクの可能な値は、シング
ル、デュアル、クアッド、オクタル、ヘキサ です。ランクでは、DIMM のランクを表示し、サーバ上の DIMM の保守に役立ちます。
メモ
: スペアバンクメモリが有効になっているシステムが冗長性喪失状態に入った場合、どのメモリモジュールが原因か明らかでない場合があり
ます。交換する DIMM を特定できない場合は、ESM システムログの検出されたスペアメモリバンクに切り替えというエントリを参照し、 エラー
が発生したメモリモジュールを見つけてください。
アラート管理
サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ
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