Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage Server Administrator バージョン 9.1.2 ユーザーズガイド
- はじめに
- 設定と管理
- Server Administrator の使用
- Server Administrator サービス
- Server Administrator ログ
- Remote Access Controller の操作
- アラート処置の設定
- トラブルシューティング
- よくあるお問い合わせ(FAQ)

シャットダウン
サブタブ:リモートシャットダウン | サーマルシャットダウン | Web Server のシャットダウン
シャットダウン タブでは、次の操作が可能です。
• オペレーティングシステムのシャットダウンとリモートシャットダウンのオプションを設定します。
• 温度センサーが警告またはエラー値を返したときにシステムをシャットダウンするサーマルシャットダウンの重大度レベルを設定します。
メモ: サーマルシャットダウンは、センサーがレポートする温度が温度しきい値を超えた場合にのみ発生します。センサーがレポートする温度
が温度しきい値を下回っても、サーマルシャットダウンは発生しません。
• DSM SA 接続サービス(Web サーバ)をシャットダウンします。
メモ: DSM SA 接続サービスがシャットダウンしても、Server Administrator はコマンドラインインタフェース(CLI)を通じて使用することが
できます。
CLI 機能の実行に、DSM SA 接続サービスは必要ありません。
ログ
サブタブ:ハードウェア | アラート | コマンド
ログ タブでは、次の操作が可能です。
• お使いのシステムのハードウェアコンポーネントに関連したすべてのイベントを一覧表示する、組み込みシステム管理(ESM)ログまたはシステムイベ
ントログ(SEL)の表示。ログファイルが容量の 80 パーセントに達すると、ログ名の隣にある状態インジケータアイコンが、正常状態( )から非
重要状態
( )に変わります。PowerEdge 第 11 世代システムでは、ログファイルの容量の 100 パーセントに達すると、ログ名の隣にある状態イン
ジケータアイコンが、重要状態( )に変わります。
メモ: 自動バックアップおよび ESM ログエントリのクリア 機能を有効にすると、ESM ログの自動バックアップを作成することができます。こ
の機能は、
PowerEdge サーバの第 10 世代と第 11 世代のみで使用できます。iDRAC は第 12 世代以降の PowerEdge システムに自動
バックアップと SEL ログのクリア機能を提供します。前述の場所で使用できるのはバックアップ XML ファイルの最新バージョンのみです。
• センサーやその他の監視するパラメータの変更に対する応答として、Server Administrator Instrumentation Service が生成したすべてのイベント一
覧のアラートログを表示します。
メモ: 各アラートイベント ID、およびその説明、重大度レベル、および原因に関しては、dell.com/openmanagemanuals で、『
Server
Server Administrator
メッセージリファレンスガイド』を参照してください。
• Server Administrator ホームページまたはコマンドラインインタフェースから実行した、各コマンド一覧が入ったコマンドログを表示します。
メモ: ログの表示、印刷、保存、E-メールでの送信方法については、「Server Administrator ログ」を参照してください。
アラート管理
サブタブ:アラート処置 | プラットフォームイベント | SNMP トラップ
アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。
• 現在のアラート処置設定の表示と、システムコンポーネントセンサーが警告値またはエラー値を返したときに実行するアラート処置を設定します。
• 現在のプラットフォームイベントフィルタ設定を表示し、システムコンポーネントセンサーが警告値またはエラー値を返したときに実行するプラットフォーム
イベントフィルタ処置を設定します。送信先の設定 オプションを使って、プラットフォームイベントのアラートが送信される先(IPv4 または IPv6 アドレ
ス)を選択することもできます。
メモ: Server Administrator は、グラフィカルユーザーインタフェースの IPv6 アドレスのスコープ ID を表示しません。
• インストルメント化されたシステムコンポーネントに対して現行の SNMP トラップを表示して、アラートしきい値レベルを設定します。選択したトラップ
は、システムが選択した重大度レベルで対応イベントを生成した場合にトリガーされます。
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Server Administrator サービス