Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage Server Administrator バージョン 9.1.2 ユーザーズガイド
- はじめに
- 設定と管理
- Server Administrator の使用
- Server Administrator サービス
- Server Administrator ログ
- Remote Access Controller の操作
- アラート処置の設定
- トラブルシューティング
- よくあるお問い合わせ(FAQ)

SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。
5 トラップ タブをクリックしてトラップのコミュニティを追加するか、トラップコミュニティのトラップ送信先を追加します。
a トラップのコミュニティを追加するには、コミュニティ名 ボックスにコミュニティ名を入力し、コミュニティ名 ボックスの横にある リストに追加 をクリ
ックします。
b トラップコミュニティのトラップ送信先を追加するには、コミュニティ名 ドロップダウンボックスからコミュニティ名を選択して、トラップ送信先 ボック
スの下の
追加 をクリックします。
SNMP サービス設定 ウィンドウが表示されます。
c ホスト名、IP または IPX アドレスボックス 内で、トラップ送信先を入力し、追加 をクリックします。
SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。
6 OK をクリックして、変更を保存します。
対応 Red Hat Enterprise Linux 環境のシステムで SNMP エージェントを設定す
る
Server Administrator は、net-snmp SNMP エージェントに提供される SNMP サービスを使用します。コミュニティ名を変更し、管理ステーションにトラッ
プを送信するように SNMP エージェントを設定することができます。OpenManage Essentials などの管理アプリケーションと適切に対話できるよう SNMP
エージェントを設定するには、次の項の手順を実行します。
メモ
: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
SNMP エージェントのアクセスコントロールの設定
Server Administrator によって実装されている管理情報ベース(MIB)ブランチは、オブジェクト識別子(OID)1.3.6.1.4.1.674 で識別されます。Server
Administrator を実行しているシステムを管理するには、管理アプリケーションがこの MIB ツリーのブランチへのアクセス権を確保している必要があります。
Red Hat Enterprise Linux および VMware ESXi オペレーティングシステムの場合、デフォルトの SNMP エージェント設定では、MIB ツリーの MIB-II シ
ステムブランチ(1.3.6.1.2.1.1 の OID で識別)にのみ public コミュニティへの読み取り専用アクセスが与えられます。この設定では、管理アプリケーションを
使用して、
Server Administrator や MIB-II システムブランチ外の他のシステム管理情報を取得したり変更したりすることはできません。
Server Administrator SNMP エージェントのインストールアクション
Server Administrator がインストール中にデフォルトの SNMP 設定を検知した場合、SNMP エージェント設定を変更して、パブリックコミュニティの MIB
ツリー全体で読み取り専用アクセスを提供しようとします。Server Administrator は、次の手順で SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmp/
snmpd.conf を変更します。
• 存在しない場合は、次の行を追加することにより、MIB ツリー全体のビューを作成します。view all included
• デフォルトのアクセス行を変更すると、パブリックコミュニティの MIB ツリー全体に読み取り専用アクセスのみが付与されます。Server Administrator は
次の行を探します。
access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none
• Server Administrator が上記の行を見つけた場合は、次の行に変更します。access notConfigGroup "" any noauth exact
all none none
メモ: Server Administrator が確実に SNMP エージェント設定を変更し、システム管理データに正しくアクセスできるようにするには、
Server Administrator のインストール後にその他の SNMP エージェント設定を変更することをお勧めします。
Server Administrator SNMP は、SNMP 多重化(SMUX)プロトコルを使って SNMP エージェントと通信します。Server Administrator SNMP が
SNMP エージェントと接続すると、SNMP エージェントにオブジェクト識別子を送信して、自身を SMUX ピアと識別します。オブジェクト識別子は SNMP
エージェントとして設定する必要があるため、存在しない場合は、インストール中に Server Administrator は SNMP エージェント設定ファイル /etc/
snmp/snmpd.conf
に次のラインを追加します。
smuxpeer .1.3.6.1.4.1.674.10892.1
設定と管理
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